鶴岡市(つるおか)検索

山形県
【トピック】2005/10/01 鶴岡市と東田川郡藤島町、羽黒町、櫛引町、朝日村、西田川郡温海町が合併

----------- 旧鶴岡市のデータ --------------
【いわれ】旧名を大宝寺と称していたが,関ヶ原の戦いの結果,庄内を納めることとなった山形城主最上義光が大宝寺城を鶴ヶ岡城と改めたことにより,鶴岡と呼ばれるに至った。
【シンボル】花(桜),木(庄内ガキ,ケヤキ) 鳥(なし)
鶴岡公園(桜の名所として有名な城祉) 旧藩校致道館(酒井藩9代目,忠徳が創設した学問所藩校) 旧藩校致道館(酒井藩9代目,忠徳が創設した学問所藩校) 
【日本一】庄内米ササニシキ(おいしい米の代表として全国的な人気)
     鶴岡公園(桜の名所として有名な城祉)
     寒ダラのどんがら汁(体のしんまで温まる冬の味覚の宝庫)
     天神祭(顔を隠して酒を振る舞う奇祭)
     高館山(森林浴の森百選となっている自然の宝庫)
旧藩校致道館(酒井藩9代目,忠徳が創設した学問所藩校) 市内風景 市内風景
【観光】
    鶴岡公園(堀の水に映える桜と明治,大正建築群が美しい市民の憩いの場)
    庄内空港(県内2番目の空港)
    金峰山(日本海,庄内平野を一望できる絶景の地。大フジ。国指定名勝)
    由良・白山島(島の緑と青い海,赤い橋が描くみごとな景観。海岸から100m沖合に橋の架かった島があり,「東北の江ノ島」ともいわれる)
    八乙女浦(出羽三山神社の開祖といわれる蜂子皇子と八人の乙女伝説ゆかりの地)
    高館山(日本海,庄内砂丘,庄内平野,山並みが一望できる景勝地であり自然の宝庫でもある)
    内川(川沿いの柳並木と朱塗りの三雪橋が美しい)
    内川沿いの憩いの場
    鶴岡駅前のシンボルモニュメントの時報(鶴岡や庄内地方の民謡が流れる)
    鶴岡市民プール(屋内温水プールは50mプールとしては9コース,25mプールとしては21コースがとれる両方が公認の全国でも有数のプール)
    湯野浜海岸と温泉(ウィンドサーフィン。全国的に見ても汚れの少ない海水浴場にあり,海水浴をしながら温泉も楽しめる)
    梅林公園(湯田川温泉近くに1500本の梅がある)
    湯田川温泉の旅館街(古くからの木造旅館街で江戸時代からの旅館もあり歴史を感じさせる)
    酒井氏庭園(国指定名勝) 
    旧藩校致道館(酒井藩9代目,忠徳が創設した学問所藩校)
    大宝館(大正4年(1915)に大正天皇即位を記念して落成されたオランダバロック様式の建物で郷土人物資料館として鶴岡出身の偉人を中心に展示)
    致道博物館(庄内藩御用家屋があった鶴ヶ岡城三の丸跡地で鶴岡の歴史,文化を知る上で貴重な各種資料を展示。国指定史跡)
    鶴岡カトリック教会天主堂(国指定重要文化財)
    旧西田川郡役所(国指定重要文化財)
    旧渋谷家住宅(国指定重要文化財)
    金峯山博物館(金峯山に関係する文化財、動植物の標本などを展示)
    庄内浜加茂水族館(日本海の貴重で珍奇な魚介類を飼育,展示)
    アマゾン資料館(アマゾンの民俗資料や動植物の標本を展示)
    出羽の雪酒造資料館(昔の酒造りの道具類や資料,古文書などを展示)
    荘内神社骨董蚤の市(毎月第2土曜日(毎年4月〜11月)鶴岡市馬場町 荘内神社表参道)
    庄内観光物産館(火の見櫓の外観に鼠小僧の人形がたつ土産物館)
    庄内産業振興センター(庄内の観光を総合案内,特産品を展示販売)
    善宝寺鉄道記念館(廃止線となった鉄道の資料などを展示)
    善宝寺(曹洞宗三大祈祷霊場。五重塔を配するこの寺は二龍神が祭られ航海の安全や大漁祈願を願う)
    水上八幡神社本殿(国指定重要文化財) 
    あつき民情「雪の降る町を」鶴岡祭り(名曲発想の地であることにちなんだ音楽祭を中心にした多彩な催し。実施日1月から2月)
    庄内花笠祭り(花笠音頭を踊りながら市内パレード。実施日8月10から11日)
    鶴岡ふるさと祭り(酒井家参勤交代の行列と言われる大名行列が古式豊かに市内を練り歩く。実施日8月14〜16日)
    庄内百万石祭り(庄内百万石の豊作に感謝する祭りで俵運び競争などのイベント。実施日11月1日から3日)
    庄内国際青年祭(外国人留学生が多数参加して地元の青年と交流。実施日7月下旬から8月上旬)
    いこいの村庄内(チューリップ園で多目的レクリエーション公園)
    熊野神社の大杉(幹囲10m,樹高45m,県内一の巨樹。国指定天然記念物)
    文下のケヤキ(根周11m,樹高28m,耳のある白い蛇が住み,見ると目がつぶれると伝えられる。国指定天然記念物)
    三瀬気比神社社叢(東北地方の日本海沿岸の原生状況を知る唯一の場である。国指定天然記念物)
    三瀬葉山ニッポンユビナガコウモリ群生地
    湯田川の乳イチョウ(枝から大小の乳柱を垂れ下げた巨木。お乳がよく出るようにとの参拝客も多い)
    出羽庄内釣りバカ会館 
    出羽庄内国際村(1994年4月開館。アマゾン民俗館を併設しアマゾン生活環境資料展示紹介)
    笹川流れ(国指定名勝天然記念物。日本海の白波が奇岩に砕け散るダイナミックなもの)
    全国で100番目に市制を施行した市
    天神祭(老若男女を問わず長襦袢、編み笠を付けて顔を隠して道行く人に酒を進めて歩く変わった祭り。実施日5月25日)
    大山犬祭り(犬が地域住民の苦難を救ったのを機に始まったもので大名行列と祭儀が古式豊かに行われる。実施日6月5日)
    安丹神楽(その昔、病魔の退散を祈って始められたもので神社の春祭りの日に披露される。実施日3月17日)
    松尾芭蕉句碑
    高山樗牛顕彰碑(鶴岡が生んだ明治の文豪)
    原敬句碑(大正初期の総理大臣で若い頃に鶴岡市内に宿泊)
    雪の降る町を歌碑
    学校給食発祥の地(明治22年(1889))
    農業電化発祥の地(明治35年(1902))
    日本海でのサーフィン発祥の地(昭和39年(1964))
    赤川河川緑地(河川敷のスポーツレジャー施設)
    小真木原公園(総合スポーツ公園)
    大山公園(市民憩いの場)
白山だだちゃ(郊外地で取れる枝豆。粒が大きくうまみも濃い) 絵ろうそく
【名産】御殿まり
    いずめこ人形
    絵ろうそく
    庄内ガキ(種がないのが自慢で,他種と比べて甘味も多い)
    民田ナス(市郊外地区だけで生産される小粒のナス。皮が薄くて柔らかい)
    砂丘メロン(日本3大砂丘の1つ,庄内砂丘地一帯で栽培。甘味も多い)
    白山だだちゃ(郊外地で取れる枝豆。粒が大きくうまみも濃い)
    漬物
    寒ダラのどんがら汁(寒ダラを頭,骨,肝臓などをすべて鍋に入れたみそ汁)
    むぎきり(うどんに似ているが,独特の歯ごたえと風味がある)
    竹塗漆器
【方言】こげ(こんなに)
    さっさど(早く)
    たまげる(驚く、びっくりする)
    なして(どうして、なぜ)
    のー(ねえ)語尾につけて同意を求める
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【名称】致道博物館
【住所】鶴岡市家中新町10−18
【電話】0235−22−1199
【交通】羽越本線鶴岡駅からバス15分
【開館】午前9時〜午後5時
【概要】庄内地方の歴史民俗が一目瞭然
    旧西田川郡役所(重要文化財)と旧鶴岡警察署庁舎、茅葺き屋根の民家・旧渋谷家
    致道の名前は庄内藩校の名前から名付けられた
    酒井家伝来太刀
    酒井忠次の甲冑などを展示
----------- 旧東田川郡藤島町のデータ --------------
山形県東田川郡
【シンボル】花(フジ),木(ケヤキ,ゴヨウマツ) 鳥(なし)
【日本一】庄内米
     獅子舞
     庄内がき
     藤島みそまんじゅう
【観光】
    藤島から見る鳥海山,月山 
    田園(黄金,緑のじゅうたん)
    都市街路の水仙,いちょう並木
    都市街路のイルミネーション 
    地吹雪の音風景 
    旧東田川郡役所(明治20年に完成した和洋折衷の貴重な建物)
    池神社山門(2つのかえるまたや天井絵などから桃山時代の造作とみられる)
    池神社例祭(古郡神楽。古郡地区の祭りで獅子舞の他、剣の舞、繰物卵、皿回しなども行う。実施日8月15日)
    綱渡り(藤島川全国綱渡り大会。水面から8m上に50mのロープを張って手でぶら下がってゴールまでの距離とタイムを競う。実施日8月上旬)
    綱渡り落下の時の悲鳴音風景
    雪中運動会(かるた取り,人間ばんば)
    ふじの花まつり
    獅子祭り(町指定無形文化財)
    長沼温泉(庄内の中央に位置する田園温泉)
    湯の沢温泉(出羽三山の登山口に近く,開湯以来千数百年も経ている)
    筍沢温泉(立川,羽黒町の境界に位置し,けが,打ち身などに特効があり,昔から名湯として知られている)
    添川根子杉(根元の周囲13.7m,地上1mの高さまで8本が癒着している)
    十文字開発記念樹(江戸時代初期,秋田の十文字から開拓に来て記念に植えた木)
    傘(からかさ)の松(高さ5m,地上1.3mの所で大きく2本に分岐してさらに5本に分岐する名木)
    両所神社社叢(樹高約38mの杉を最高に,85本の大木が神社を囲むように林立,樹齢約300年)
    両所神社獅子踊り(添川地区の祭りで大名行列、しし踊りが行われる。実施日8月18日)
    庄内ササニシキの産地
    夜にたんぼから聞こえてくるカエルの鳴き声音風景
    花と緑のふれあい祭り(フジの里としてフジの花盆栽や写真展など。実施日5月中旬の土日曜日)
    添川の馬引き(添川地区の中学生が木馬をリアカーに乗せて「馬見でくっちゃ」と叫びながら民家を回る。実施日12月14日)
    墓やっこ(楪(ゆずりは)地区の小学生から中学生の男子が墓参りの供物をもらい受ける。実施日8月中旬・お盆中心)
    独木船
    平形館跡
    石橋早生の発祥の地(庄内ガキの早生種)
    庄内45号発祥の地(ポストササニシキの新品種)
    土田竹童顕彰全国俳句大会(実施日9月上旬)
    さなぶり(田植え後に行う祝宴)
    あきぎょう(収穫後に行う祝宴)
    キツネと宝珠の玉(三ヶ沢のキツネが渡前の寺の小坊主に化けるときに使う宝珠の玉を取られてしまう話)
    寝大郎物語(怠け者の寝大郎が添川一番の大金持ちの八左衛門に婿入りして幸せに暮らす話)
    キツネとツブ(あんころ餅を独り占めしようとしたキツネがツブと競争したが負けてしまう話)
    やまんば(魚売りが売り物の魚をやまんばに全部食べられ、その仕返しをする話)
【名産】庄内ササニシキ
    庄内ガキ
    モロヘイヤ(モロヘイヤうどん)
    藤島まんじゅう
    卵油
    ささ巻き
【方言】でだう(身支度をする)
    あんつける(思い出す)
    でんぎぃり(全く)
    いいでぇほず(言いたい放題)
    なんづぎ(おでこ)

----------- 旧東田川郡羽黒町のデータ --------------
山形県東田川郡
【いわれ】3村合併により,古くから全国に名の知れた羽黒山から羽黒町と名づけられた。
【シンボル】花(ミズバショウ),木(杉)鳥(キジ),動物(牛) 果物(カキ)
【日本一】江戸以前構築された石段で日本一の羽黒山
     出羽三山神社に奉納された大ろうそく
【観光】
    羽黒山の杉並木(樹齢約400年。江戸以前に構築された2446段の石段と1.7kmの両側の並木。国指定特別天然記念物)
    羽黒山爺杉(樹齢約1000年,幹回り7.5m,樹高42m。国指定天然記念物)
    月山から眺める庄内平野 
    広々とした月山高原牧場 
    高山植物の宝庫・月山8合目の花畑(八合目から頂上一帯は国指定天然記念物) 
    羽黒山花祭り(出羽三山神社で家内安全、五穀豊穣を祈願して行われる。実施日7月15日)
    出羽三山歴史博物館(500面の銅鏡や250体の仏像)
    いでは文化記念館(出羽三山文化の殿堂。出羽三山の歴史や山岳宗教および民間信仰としての文化をわかりやすく展示している。滝上に映像を映し出す「滝の劇場」や映像シアターのほか,出羽三山と奥の細道,暮らしのなかの出羽三山,出羽三山文化遺産と芸能に関する貴重な資料や模型などを展示している)
    出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山。四季折々の情景が素晴らしい)
    出羽三山門前町手向の宿坊町風景
    羽黒山五重塔(平将門の創建といわれる高さ29.4mで三間五層柿葺素木造の東北地方最古の塔。国宝)
    羽黒山正善院黄金堂(建久4年(1193)源頼朝が平泉の藤原氏を討伐するために戦勝祈願で寄進建立。国指定重要文化財)
    羽黒山鐘楼堂(国指定重要文化財)
    玉川寺庭園(花の寺。蓬莱型回遊式庭園で国指定名勝)
    月山ビジターセンター(磐梯朝日国立公園出羽三山地域の自然を高山植物、昆虫、動物などを取り上げて紹介)
    庄内の米作り用具収蔵庫(江戸時代から昭和にわたる農具1800点余りを展示)
    松ヶ岡開墾場(国指定史跡) 
    松ヶ岡開墾記念館(明治8年(1875)に建立。明治時代の開墾資料や土人形、土鈴などを展示)
    松例祭(1333束のカヤで作った巨大なたいまつを17本の綱で引いて火をつけて焼き捨てる祭事。実施日:大晦日から元旦にかけて)
    山伏が吹くホラ貝の音風景
    羽黒山でさえずる鳥の声
    月山高原祭(実施日7月15日)
    八朔祭(実施日8月31日)
    雷電神社例大祭(高寺八講。実施日5月8日)
    奥の細道句碑
    羽黒派修験道の発祥の地
    庄内おばこ伝説(江戸時代も末期に近い頃に出羽三山参りの道者の群れでにぎわう羽黒街道、荒川村金沢林の外れに八兵衛という村人が営む茶屋があった。この茶屋は「おばこ茶屋」と呼ばれ大勢の道者が杖をとめて大層な繁盛ぶりを見せていた。それというのも八兵衛には「おばこ」という一人娘があってこの娘が雪国の女特有の白い肌、うりざね顔に福士額、黒々と輝くつぶらな瞳、雨に濡れたケシの花びらのような美しい娘であった。「あの娘の顔を拝まないでは三山参りに来た甲斐がない」と「おばこ茶屋」に立ち寄らない道者は一人もいなかったという。「おばこ」は後に琵琶湖に於いて同船者の危難を救うために投身、金沢山荒川寺にまつられているが、荒川寺は俗に「おばこ寺」と呼ばれている)
    南谷のカスミザクラ(幹周り5m幹の途中から二股に分かれている。国指定天然記念物)
    今井繁三郎美術収蔵館
【名産】羽黒米
    地酒
    庄内カキ
    かき酢漬け
    アスパラガス
    メロン
    漬物
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【名称】出羽三山歴史博物館
【住所】羽黒町手向羽黒山33
【電話】0235−62−2355
【交通】羽越本線鶴岡駅から羽黒山頂行きバスで50分
【開館】午前8時30分から午後4時30分
【概要】山岳信仰の霊山、羽黒山神社の宝物殿
    大正4年に宝物殿として開館
----------- 旧東田川郡櫛引町のデータ --------------
山形県東田川郡
【いわれ】室町時代以来,この地一帯を櫛引郷と称していたことによる。町内の古寺吉祥寺縁起に,その昔大梵寺(現鶴岡)城主武藤持氏公の病気平癒を願って,家臣,領民が大綱まで引きも切らず,まるでくしの歯を引くごとくこの地の街道を往来したと記録されている。
【シンボル】花(サルビア),木(カキ),鳥(なし)
   
【日本一】重量では日本一といわれる石彫モニュメント
【観光】
    研沢山(とざわやま)からの眺望(男鹿半島,飛島,日本海,鳥海山,庄内平野が眺められる)
    総合運動公園の石彫モニュメント(空にかける階段)
    総合運動公園(陸上競技場兼サッカー場、多目的広場、照明付き野球場、水上野外ステージ、ちびっこ広場、せせらぎ水路など)
    櫛引町郷土文化保存伝習館(黒川能伝習館。500年の伝統を誇る「黒川能」に関する資料や,重要文化財に指定された衣装を展示)
    黒川能(国重要無形民俗文化財。春日神社への信仰と共に氏子の農民に受け継がれてきた芸能で世襲制となっている)
    温泉入浴施設(1階と2階にぐるり180度展望のできる大浴場とクアハウス)
    王祇祭(500余年の歴史を誇る黒川能の中で最も重要な行事。上,下座がそれぞれ当屋において夜を徹して能を奉仕する。実施日2月1から2日)
    丸岡城跡 
    加藤清正墓碑
    水焔の能(野外能楽。水と焔が生み出す幽玄の世界。実施日7月30日)
    上山添皇太神社例大祭(奴振り。実施日8月15日)
    下山添八幡神社例大祭(やぶさめ。実施日9月5日)
    西荒屋ぶどう復興記念碑
    地租改正記念碑
    黒川能王祇祭のための豆腐焼き(1月中旬)
    さくらんぼ狩り(6月中旬)
    梨・リンゴ・ぶどう狩り(9月下旬から10月中旬)
    勝地の大杉(板井川、根回り7m高さ25m樹齢約400年)
    千年の松(黒川上、根回り4m幹周り4m樹高20m樹齢約900年)
    オオカミに食われた子ども(山に遊びに行った子どもがオオカミに食い殺され、その子の霊を慰めるために地蔵堂を建立。9月24日に祭りをやり夜こもりをするようになった話)
    しゃくずけで会った娘の話(釣り好きの若者が夜釣りをしていたときに美しい姉さまから赤川(隣村の集落)まで手紙を届けてくれと依頼されたが断った。その姉さまに会ったことを口止めされ立ち去る。だが、若者は見境もなく放言しその後3日目に死ぬ。間もなく大水の日、その水に乗った1匹の蛇が赤川まで下ったという話)
    義経の胸当て(弁慶や家来らに守られた義経、寺を建て坊主姿に身をやつして住み、寺の周りに深山掘を掘り厳重な備えをしていた。後に立ち去るときに義経はその堀に愛用の胸当てを沈めて行った。今でもその胸当ては鎮守様にまつられている)
   
【名産】漬物(しなべきゅうり。きゅうりを特製醤油で味付けし,漬け込んだもの)
    庄内ガキ(平種なしカキを渋抜き)
    ダダチャ豆(味の良い枝豆)
    甲州ぶどう
    かき茶(庄内ガキの若葉を手もみ茶にしたもの)
    黒川能人形
【方言】めっこい(かわいい)
    やばち(冷たくて濡れた状態)
    ねまる(正座する)
----------- 旧東田川郡朝日村のデータ --------------
山形県東田川郡
【いわれ】国立公園朝日連峰の麓にあり,朝日は昇天の勢いを表し,新村発展を象徴するものとして,朝日村と命名されたものである。
【シンボル】花(カタクリ),木(ブナ),鳥(なし)
【日本一】大網上村にある高さ3.65m,幅2.2mの庚申搭
     大鳥池に生息するタキタロウ
     村内3体保存されている即身仏(ミイラ仏)
     電源開発の村としてのダムの多さ
     山菜たらの芽の生産量
【観光】
    幻の魚「タキタロウ」が住むというロマンを秘めた大鳥池(全長1m50cmの巨大魚)
    巨大魚の里「タキタロウ」(大鳥池には怪魚が住み、その大なるは5尺,口はウサギに似て,味はクジラのごとし。里の人がここに近づくと嵐になるという。漫画「つり吉三平」で紹介)
    タキタロウ館(1994年5月開館。自然を体験、野生動物や淡水魚を飼育して自然のすばらしさを紹介)
    朝日連峰と大鳥池(原生林に囲まれた自然豊かな桃源郷)
    「語られぬ湯殿にぬらす袂かな」と芭蕉が詠んだ湯殿山奥の院
    国道112号線(月山花笠ライン)からの眺め
    村の花「カタクリ」が咲き誇るかたくり園
    日本の滝百選に選定された「田麦俣の七ツ滝」
    月山ダム周辺(春の緑,秋の紅葉)
    湯殿山スキー場(庄内一の規模を誇り,多彩なゲレンデ,設備を持つスキー場)
    湯殿山神社(出羽三山神社の1つ。社殿はなく巨岩からわき出る温泉神竜が御神体となっている)
    湯殿山(出羽三山の1つ。湯殿山とは神社の御神体である温泉とそこにある巨岩をさす。山名ではない)
    湯殿山温泉 
    田麦俣の多層民家(豪雪に耐え,急斜面に建てられた昔の人々の知恵が生きている住宅。現在は昔の民芸品などを展示している)
    バンジージャンプ(34m)
    森敦文庫(作家の故森敦の生原稿やゆかりの品を展示)
    森敦文学碑
    湯殿山大日坊(春日局も参拝した徳川将軍家ゆかりの寺院)
    注連寺(小説「月山」の舞台となった寺で森敦関係の資料展示)
    月山祭(作家の故森敦の芥川賞受賞作品「月山」を記念し,10数年前から注連寺で開催。実施日8月下旬)
    月山あさひ博物村(南米アマゾンの動植物を展示しているアマゾン自然館や,山ブドウ研究所,文化創造館の施設がある。ユニークなてんぐ面,作家森敦の原稿彫刻なども展示)
    雪上運動会(雪とぴあ。冬季間,雪の上で行われる綱引き大会、6m雪像、雪上花火、大幸灯祭り、コロ引き大レースなど。実施日2月中旬)
    サンチェアパーク 
    月山花笠ライン(山形県の西川町から朝日村を結ぶ国道112号線で,春の若葉や秋の紅葉が素晴らしい)
    タキタロウ祭り(イワナのつかみ取り大会、釣り大会、熊のバーベキューなど。実施日5月下旬)
    夏祭り(パレードや花火大会で真夏の夜を満喫。実施日8月10日)
    月山ワイン祭り(高原で特産の月山ワインを楽しむ祭り。実施日9月上旬)
    歴史ハイキング(旧六十里街道を白装束で歩きいにしえのロマンを訪ねるイベント。実施日10月中旬)
    産業文化祭り(芸術と収穫の秋を楽しむ。実施日11月上旬)
    大日坊の皇壇スギ
    セノカミ(子どもたちの正月行事で古くから行われている。新年を迎えるに当たって村に寄り来る災いを払う火祭り)
    池の平のシナノキ(根回り8m高さ25m、山の頂上にあり枝張りも壮大)
    乳イチョウ(根回り9m樹高27m推定樹齢500年)
    白滝不動尊のモミ(樹高20m。木の大きさと共に民間信仰を示す木)
【名産】月山ワイン(山ブドウを原料にしたナチュラルなワイン)
    かたくり染め(村の花「カタクリ」を使い,ネクタイ,スカーフ,ハンカチなどを染めた物)
    烏骨鶏卵(天然記念物である烏骨鶏,古来から健康食品として珍重されている)
    月山焼き
    アケビの甘露煮
    タキタロウボックス
    タキタロウ広場
    とちもち
    庄内しゃくし
【方言】やぢゃがね(だめ)
    てやぱやて(落ち着きがない)
    どんどかぶ(ごぶさた)
    かんじょ(便所)
    でって(本当に)

----------- 旧西田川郡温海町のデータ --------------
山形県西田川郡
【いわれ】一般的には川の中にゆう出する温泉で生みもぬるんだことに由来するといわれている。 なお,現在でも町の中心部の湯温海地内(温海川沿い)に,庄内3楽郷の1つとして知られる温海温泉がある。
【シンボル】花(マルバシャリンバイ),木(杉) 鳥(なし)
【観光】
    あつみ温泉(開湯1000年を越える。弘法大師の夢枕に童子が立ちその示現によって発見しとか傷ついた鶴が草むらから湧き出る湯に足を浸しているのを木こりが見つけて発見したとか諸説。ナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩泉で源泉温度68度) 
    おばこあつみライン(国道7号線。日本海沿いを夕日を浴びながら走る情景)
    日本海の荒磯に沈む夕日 
    立岩・塩俵岩(奇岩)
    湯煙にかすむ早朝の温泉街 
    当町の最高峰・摩耶山からの眺望(庄内地方が一望。山岳宗教の霊山で,新緑,紅葉も美しい)
    ふれあいセンター(700席の多目的ホールを中心とするイベントの拠点)
    物産直売所・しゃりん(名産特産を展示販売)
    観光わらび園
    鼠ヶ関マリーナ(海洋レジャー基地として人気)
    鼠ヶ関港(主に日本海近海で獲れた魚介類が水揚げ。冬のスケトウダラの水揚げ量が多い)
    あつみ温泉朝市(間口二間ほどの店が肩を寄せ合うように軒を並べる約260年余の伝統がある市。実施日4月1日から12月上旬)
    鼠ヶ関厳島神社春祭り(みこし流しで有名。弁天島にある厳島神社の例祭で雪解け水あふれる鼠ヶ関川に白装束の若衆がみこしと共に入り豊漁を祈願する。実施日4月14日から15日)
    さくらマラソン大会(温海川沿いの桜が咲き始める頃に行われる。実施日4月)
    全国大漁旗フェスティバル(実施日5月上旬)
    小国熊野神社例祭(大名行列で有名。弓、鉄砲隊、奴などを従えた行列が繰り出す。小国城跡。実施日5月3日)
    山五十川河内神社例祭(五穀豊穣を祈願し、山五十川歌舞伎・山戸能が奉納。実施日5月3日と11月23日)
    しゃりん孟宗まつり(実施日5月上旬)
    摩耶山春の登山会(実施日5月下旬)
    あつみ温泉ばら祭り(ばら公園を中心に花笠パレードやカラオケ大会など。実施日6月第2土日曜日)
    道の駅フェスティバル(実施日6月中旬)
    うまイカ干イカイカフェア(実施日6月中旬)
    月山夏スキー・日本海ヨットレース大会(実施日6月下旬)
    カラ竹まつり(実施日7月第1日曜日)
    サンセットビーチトライアスロン(鼠ヶ関海岸をメインにスイミング、バイク、マラソンの複合で51.5kmを競う。実施日7月中旬)
    鼠ヶ関海水浴場(海開きは7月10日)
    鼠ヶ関港まつり花火大会(実施日8月2日)
    山形・新潟県境祭り(隣家が新潟県という地理条件を生かして「県対抗大綱引き大会」が開かれる。実施日8月13日)
    夕陽能(実施日8月第4日曜日)
    鼠ヶ関花鯛舟釣り大会(実施日9月第3日曜日)
    あつみ温泉親善ゲートボール大会(実施日10月上旬)
    温海町駅伝大会(実施日10月10日)
    温海町しな織まつり(実施日10月第3土日曜日)
    摩耶山秋の登山会(実施日10月第3日曜日)
    金山・四の滝紅葉祭り(実施日10月下旬)
    鮭まつり(実施日10月第4日曜日)
    しゃりん寒鱈まつり(実施日2月上旬)
    温海川ダムと奥温海湖 
    念珠関跡(白河,勿来とともに奥羽3関の1つとされる関所跡で,名称は数珠のように岩が連なる弁天島に由来)
    念珠の松公園
    ばら公園(およそ90種3000本の色とりどりのバラが咲き誇る) 
    温海温泉一本木スキー場 
    小国地区の城下町風の通りの町並み 
    山五十川の玉杉(円型を成す樹勢。樹齢約1400年,樹幅35mと均整の取れた球形。国指定天然記念物)
    早田のオハツキイチョウ(扇状の葉の先端に実が付く奇種である。なお,「お葉付」の比率は年により違う。国指定天然記念物)
    摩耶山のヤマネ(ヤマネ科の一属一種の小動物。原生林とともに貴重である。国指定天然記念物)
    村上屋の肝珠の松(高さ3m余りの松だが,水平方向に伸びた支幹は30mにも及ぶ,クロマツ臥龍型の一型)
    マルバシャリンバイ自生地(バラ科の常緑低木。暖地系で当町が自生北限である)
    松尾芭蕉句碑
    与謝野晶子歌碑
    横光利一逗留の地説明板
    花頂山碑
    建部山比子碑
    漁り火風景(夏いか漁)
    赤カブの焼き畑風景(夏季)
    曹源寺のヒサカキ(2本のヒサカキが混生し癒着した奇種。推定樹齢300年)
    木野俣獅子踊り
【名産】温海こけし
    温海楽焼(カッパ焼き)
    しな織り製品各種
    バラ香水(香水,入浴剤)
    温海かぶ(赤かぶの一種)
【方言】んだ(そうだ)
    んね(そうじゃない、違う)
    んな(お前、あなた、君)
    んめ(うまい、おいしい)
    しょし(恥ずかしい)