加美町(かみ)検索

宮城県加美郡
【トピック】2003/40/1に中新田町、小野田町、宮崎町が合併して新自治体として誕生
【いわれ】?
【シンボル】花(?),木(?),鳥(?)

-------- 旧中新田町の情報 --------------
【日本一】バッハホールの音響
【観光】
    鳴瀬川の自然(せせらぎ)
    バッハホール(室内音楽ホールと周辺のカエルの鳴き声)
    縄文芸術館(縄文土器の展示,しょうゆ蔵を改装)
    東北陶磁文化館(近世陶磁を展示,酒蔵を改装)
    墨雪墨絵美術館
    中新田交流センター(旧小学校を全面改装。宿泊施設に改造 
    カントリーエレベーター(刈り取ったもみの乾燥貯蔵施設)
    火伏の虎舞(鎮火の祈りをこめた祭り,消防団の笛や太鼓に合わせ,子どもが2人1組で屋根や路上で踊る。実施日4月29日)
    アユの里祭り(あゆのつかみ取り、あゆづくしの料理を楽しむ。河川敷が会場。実施日8月第2土日曜日)
    城生柵の跡(奈良,平安時代の遺跡。国指定史跡)
    中新田映画祭(隔年でバッハホールで。実施日3月中旬)
    詩の噴大祭(詩を通して東北の芸術、文化、歴史を探る。実施日6月下旬)
    盆の墓参り(一般に行われている8月13日ではなく12日の夜に行う。商業の町として日中は商業に忙しかったため現在も夜に墓参りする)
    弥助囲(昔、この地に弥助という非常に泳ぎの上手な若者がいた。洪水の時なども恐れることなく濁流に身を躍らせながら流木などを拾うのを例とした。ある年の大洪水の時、いつものように丸太が流れてきたので彼はとびぐちを手にして丸太目がけて近より、馬乗りになってとびぐちを打ち刺したと同時にグラリとひっくり返り水中に振り落とされた。浮き出して再び丸太にすがろうとしたら、大きな蛇の腹だったので恐怖のあまり水にのまれておぼれ死んだ。村人はこれを憐れんで後世を弔いこの場所を弥助囲と名づけた)
【名産】アユ(活魚,アユのさんしょう炊き)
    地酒(瞑想水,真鶴,夢幻)
    刃物(包丁,草刈り鎌)
    バッハまんじゅう
    虎舞かりんとう
    ずんだもち
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【方言】おしょすい(恥ずかしい)
    びっき(カエル)
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【名称】縄文芸術館
【住所】宮城県加美郡中新田町字南町186−1
【電話】0229−63−5030
【交通】東北新幹線古川駅から宮城交通バスで中新田西町下車,徒歩10分
【開館】10:00〜16:30
【概要】昭和63年に開館
    詩人・宗左近氏の縄文土器,土偶のコレクションが中心
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【名称】中新田町立東北陶磁文化館
【住所】宮城県加美郡中新田町字南町108−1
【電話】0229−63−3577
【交通】東北新幹線古川駅から宮城交通バスで中新田西町下車,徒歩3分
【開館】10:00〜16:30(入館は16:00まで)
【概要】昭和62年に開館
    東北地方の近世陶磁器を収蔵,展示
    江戸後期から明治,大正時代にかけて庶民の暮らしのなかで使われた焼き物
    切込焼,堤焼,会津本郷焼,大堀相馬焼,相馬駒焼,平清水焼,白岩焼
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【名称】墨雪墨絵美術館
【住所】宮城県加美郡中新田町字西田1−33
【電話】0229−63−3617
【交通】東北本線古川駅から宮城交通バスで中新田西町下車,徒歩8分
【開館】10:00〜16:00
【概要】昭和62年に開館
    中新田町出身の河合敏雄(墨雪)の墨絵
    建物は明治初期の農家の家屋

---------- 旧小野田町の情報 ----------------------------
【観光】
    加美富士「薬莱(やくらい)山」海抜553mからの眺望(大崎平野を一望できる)
    湿原に群生しているミズバショウ
    薬莱山(本町のシンボルであり,加美富士とも呼ばれている。頂上には薬莱神社があり,見通しのよい日は太平洋も眺望できる)
    田植え祭り(稲作り豊作祈願の信仰行事)
    やくらい春祭り(桜の開花時期に歌祭り。実施日5月4日)
    ふれあいやくらい(高原マラソン大会、スターダストコンサート、べこっこ祭りなど。実施日9月15日から16日)
    小野田甚句大会(藩政時代から歌い継がれてきた町の代表的な民謡。実施日6月上旬)
    飯豊神社例大祭(実施日4月12日と9月12日)
    薬莱神社例大祭(実施日5月8日と11月23日)
    薬莱神社三輪流神楽(薬莱神社の祭典時に演じられる。1995/6/17に鎌倉八幡宮に奉納)
    松本家住宅(仙台藩六十二万石伊達家の重臣奥山家の家老職松本家が代々居住した家屋。国指定重要文化財)
    県立自然公園船形連峰御所山(山開きが5月最終土日曜日) 
    まい玉(12月28日のもちつきの日,ついたもちの一部をミズキの枝に細かく切って付ける。それに赤,黄,青などのせんべいで作った飾りなど付けて豊年満作を祈る)
    テツギョ(山形県境近くの小野田町と宮崎町にまたがる魚取沼にいる魚で,フナの種類で,ひれや鼻のところのひだがたいへん発達しており,色も黒や赤,白,またはこれらの色のまだらなど様々。国指定天然記念物)
    ミズバショウ(湿原に群生している)
    莱鳴太鼓のひびき(創作太鼓)
    やくらいっこ像
    大蛇沼(美女に変身した沼に住む大蛇を少年が退治する話)
    芋穴(伊達家の殿様が国中に命じて珍しいものを探させたところ、小野田の芋沢に大きいヤマイモがあることがわかった。家来が早速にそのヤマイモを掘ったところ太さは大人2人でようやく手が届くほど、長さは全く見当がつかないほどだった。大名たちにごちそうしたところ大変美味しいと喜ばれた。ヤマイモを掘った跡を芋穴という)
【名産】ずんだ大福(枝豆をつぶし甘味を入れ,それをもちで包む)
    コゼナ(コゼナダイコンと呼ばれ,茎の部分を漬け,野沢菜風)
    ブルーベリージャム
    手作りみそ
    和菓子莱鳴太鼓
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【方言】あざっこねぇ(思慮が浅い)
    いごったい(のどがイガイガする)
    うんざにはく(難儀する)
    おしょすい(恥ずかしい)
    えんなかあわせ(3等親内の結婚)

---------- 旧宮崎町の情報 ----------------------------
【日本一】和牛(戦前から盛んであった畜産経営)
     東北最古の磁器,切込焼
     滅菌のいらない上水道の水
     澄んだ空気に,外光の入らない星空
【観光】
    陶芸の里(なぞに包まれた東北最古の磁器「切込焼」を核に地域活性の拠点。切込焼発祥の地に,自然と調和した展示館と,陶芸教室や伝統芸能継承のための文化保存伝習館などがある)
    陶芸太鼓(炎と土をアレンジした創作太鼓)
    四季折々の美しい自然 
    熊野神社の例祭(実施日旧暦3月15日に近い日曜日)
    みちのくエビネ展(実施日5月4日から5日)
    陶芸の里祭り(実施日4月28日から5月5日)
    切込焼記念館(焼き物を展示)
    和牛の郷
    まほろばの道(これこそ自然の音)
    わき水(わきいでる水の音は外界の雑音を一切遮断)
    切込焼 
    東山遺跡 
    大黒森古墳 
    焼け八幡(裸になった若者が神と化し,へそび(かまどのすす)を付け小屋を燃やし,五穀豊穣と火伏せなどを祈願する。実施日1月14日から15日)
    切込の墨付け(厄払いと火伏せを若者が裸になって行う。実施日旧暦1月15日)
    小泉の水祝儀(前年結婚した夫婦の無病息災と,額に墨で「火」の文字を書き火伏せを行う。実施日旧暦2月2日)
    魚取沼のテツギョ(原生林に囲まれた魚取沼に生息している。フナに似た尾びれの長い魚。国指定天然記念物)
    宮崎地方の平家伝説(町から奥羽山脈深く16kmも入り込んだ所に寒風沢と大平の2つの部落があるが、いずれも平家の落人昭盛(寒風沢)・孝盛(大平)の兄弟を祖としていると伝えられている)
    ナメトコ沢の古ダヌキ(文政の頃、ナメトコ沢を越える寒風沢道脇に夜になるといつも小豆洗いの音を出す古ダヌキがいて通行人を脅したという)
    たかもり山の泣き御前(平家の落人孝盛が平家一門のめい福を祈り北川内の森で炭焼きをしていたが、毎晩深夜になると焚き火の煙の中に高貴な姫君が現れたという)
    梵天森の伝説(宮崎鉱山は昔からすべての鉱物が産出する不思議な山と言われた)
【名産】はとむぎうどん
    焼き物(切込焼)
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【発祥】東北最古の磁器「切込焼」
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【方言】んだっちゃね(そうですね)
    わがんねっちゃ(分かりません)
    おだずな(ふざけるな)
    しゃっこい(冷たい)
    ほうすか(そうですか)
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