亘理町(わたり)検索

宮城県亘理郡
【いわれ】亘理という地名は,続日本紀(延暦16年完成)に初めて登場するが,これによると養老2年(718年)5月2日の条に日理(わたり)と記されていて,この日理が現在の亘理であるといわれている。
【シンボル】花(サザンカ),木(クロマツ),鳥(なし)
【観光】
    鳥の海周辺(藩政の時代まで殿様が,たか狩りや浜料理を楽しんだ所で「御狩場」と呼ばれていた。現在でも鳥の海はハゼやカレイ,アイナメなどが住み着き,釣り人たちを楽しませている。また,カモやシギ,チドリなどの鳥たちも季節毎にやってきて自然の良さを醸し出している)
    称名寺のシイ(北限地としては巨大なシイの木。樹齢700年,幹回り11.3m,高さ32m。名木百選。国指定天然記念物)
    亘理神社春祭り(伊達成実公の遺徳をしのんで開かれる。実施日4月中旬)
    亘理港祭り流灯花火大会(古く藩政時代から海難水没者の施餓鬼供養、法要のため。実施日8月16日) 
    阿弥陀如来立像(称名寺)
    伊達成実霊屋
    伊達家歴代墓所
    牛袋法印神楽
    亘理獅子舞
    亘理枡取り舞
    島の海潮干狩り(観光シーズンの到来。実施日3月下旬から5月末)
    荒浜海水浴場海開き(実施日7月中旬)
    あんにゃとしゃでこ(兄と弟。欲を出して兄の分までおやつを食べた弟が「ぽっとさけたか、ぽっとさけたか」と鳴きながら鳥になって飛んでいったという話)
    お天王様とキュウリ(逢隈牛袋地区にはお天王様と呼ばれる鎮守様があるが、戦いの時、きゅうり畑に隠れて一命が助かったことから、その地区ではキュウリを作らなくなった。しかしその後、神主のお祓いを受けて作り始め今ではハウス栽培が盛ん)
【名産】イチゴ(東北随一の生産を誇るまでに発展して地域活性化の拠点となる作物,施設園芸ハウス栽培が盛ん)
    りんご
    ささかまぼこ
    梅ようかん
    いちごようかん
    りんごジュース
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【発祥】はらこ飯(さけはらこ飯の由来は,仙台藩主政宗公が貞山堀の工事臨検の際に,亘理藩の荒浜漁民がサケの身とはらこをごはんに炊き込んで献上したところ,たいへん喜び側近に吹聴したのが世に知れ伝わった)
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【方言】そうげ(そうですか)
    おどげでね(大変だ)
    のっぱぐる(乗り遅れる)
    かっちゃらがす(かき回す)
    やっしゃね(嫌気がさしてきたときに使う言葉)
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