宮城県 【トピック】2005/04/01 桃生郡矢本町と鳴瀬町が合併して誕生 ---------- 旧桃生郡矢本町のデータ ------------ 【いわれ】鎌倉時代,平泉で討ち死にした九郎判官義経畜養のタカ8羽が矢本に飛来したということが,現在の地名の由来とされている。当時タカを数える場合,本(もと)を使っており,タカ8羽が8本(八本(やもと))のタカとなる。 【シンボル】花(サルビア),木(クロマツ) 鳥(なし) 【日本一】公設の地区民集会施設(鉄筋コンクリートまたは木造,32ヶ所) 【観光】 滝山公園の千本桜(4月) 大塩小学校の桜 大塩小学校のコウヤマキ(校門近くにある樹高18m周囲3m樹齢約800年の老木) 滝山公園からの眺望(東に金華山,石巻に続く市街地,南に太平洋,西に松島を一望) 県内唯一の県立都市公園矢本海浜緑地およびサイクリングロード 矢本フラワーストリート 月観の松(金売吉次が月を観賞したという。四方に向け分岐し,枝葉は繁茂垂れ下がり地上に達する。樹高15m,周囲3.8m,樹齢1000年) 三交のケヤキ(本樹と根を同じくしているモミの木2本をケヤキが抱えて1株のごとく見える。樹高40m周囲7m樹齢約1000年) 新山神社のうば杉(神社より5mの所にあり樹高30m周囲9m樹齢約1100年) 矢本運動公園 航空祭(航空自衛隊松島基地。前日祭と当日祭に分かれる。前日祭は子どもみこし、山車祭り。当日祭はブルーインパルス展示飛行など。実施日8月最終土日曜日) 滝山桜祭り(千本桜に訪れる花見客はシーズン中10000人を越えカラオケ大会、郷土芸能などが披露。実施日4月初旬から中旬) サルビアフェスタinやもと(矢本フラワーストリートをはじめ約20000本のサルビアを植裁。植木市や子ども広場で賑わう。実施日6月中旬) クロスカントリー大会(小学生からお年寄りまで健脚を競う。実施日1月) 5人講演会(毎年、芸能、スポーツなど幅広い分野の著名人を5人招き開いている文化講演会) 大曲浜獅子舞(二百数十年の伝統と歴史をもち,浜祭りなどに悪鬼退散の意味で初春に舞われる。実施日1月2日) 道地神楽(南部神楽の流れをくむもので,法印神楽や山伏神楽を見まね聞きまねして独自の神楽に作り上げたもの。実施日2月) 鹿妻鹿踊り(100年以上の伝統芸能を地区の保存会が中心となって小学生らの手によって復活。実施日4月19日と9月19日) 柳ノ目獅子舞(無病息災を祈願し,各家庭を回りながら舞う。実施日1月15日) 平田原貝塚 餅田貝塚 小分木貝塚 矢本横穴古墳群 矢本町立大塩民俗資料館 大槻俊斉記念碑(東大医学部の前身である西洋医学書初代頭取として江戸で初めて種痘に成功した蘭方医) 建治の碑 矢本家重層門 シカの親子の恩返し(魚をもらった恩返しにとシカの親子連れが街道を荒らしている泥棒を懲らしめる話) 赤い井戸の薬水(足にけがをしたキツネが助けてくれた親孝行の猟師へのお礼に「赤く濁った池の水で湯を沸かし風呂に入れば病気が治る」と教えて病気の母親が元気になった話) 【名産】ノリ(大曲浜産のノリは非常に良質で贈答品に最適) 地酒 野菜 漬物(たくあん) 菓子(手作りせんべいなど) カラスエッチング(ガラスの持ち味に切り絵模様がマッチして矢本名物) 梅ジャム ------------------- 【方言】べっこばり(少しだけ) ごしゃぐ(怒る) なずする(どうする) とぜんだ(暇だ) ちょす(触る、触れる)---------- 旧桃生郡鳴瀬町のデータ ------------ 宮城県桃生郡 【いわれ】3村合併の際,町内を流れる1級河川「鳴瀬川」の名をとり町名とした。 【シンボル】花(ハマナス),木(マツ) 鳥(ウミネコ) 【日本一】嵯峨渓 里浜貝塚 【観光】 嵯峨渓の岩肌と松の姿(日本3大渓の1つ) 大高森からの360度の眺望(松島4大観随一と言われる) 太平洋からの朝日(奥松島の朝焼け) 奥松島の潮騒(特別名勝「松島」の一角を占め、野蒜(のびる)、宮戸地区は奥松島と呼ばれ観光客でにぎわう。特に3大渓の「嵯峨渓」は松島湾内の島影とは対照的に荒々しい雄壮な男性的景観を誇り、小舟で巡る嵯峨渓は絶景) 奥松島縄文村 宮戸小学校資料館 根古八幡神社のモミ(樹齢500年,地上1.5m,幹回り4.6m,高さ約30m) 潮干狩り 海水浴 国内有数の貝塚群(里浜貝塚) 野蒜築港跡(のびる) 国際トライアスロン大会(実施日6月下旬) ビーチバレーボール大会(野蒜(のびる)海岸。実施日7月中旬から下旬) えんずのわり(旧正月の鳥追い行事で小学校高学年児童による旧正月の行事。実施日1月14日) 鳴瀬流灯花火大会(実施日8月20日) 儀兵衛・多十郎オロシヤ漂流記念碑(日本最初の世界1周者) お潮ご難(浜市地区で690年前から20年に一度行われている伝統的な祭り。宮崎町熊野神社の御神体を海の水で清める) わたまし(家屋の新築祝い) うれし崎(漆崎。弁慶が義経にここで追いついて、うれし涙を流したことからこの地名が付いた) お筆ムロ(護良親王が宮戸に流れ着いたとき持っていた筆を土に挿したところ、根が付いてこの木になったという) ムロの木(イブキビャクシンのことで目通り幹周り6m高さ約10m樹齢約700年) 定林寺のイチョウ(地上1.5m幹周り4.2m高さ約30m) 根古八幡社の社叢(推定樹齢500年) 【名産】アサリ(県下有数の東名浜を抱え,県内外から多くの潮干狩り客でにぎわう) ノリ(奥松島周辺の外洋で養殖し,塩竈神社ののり品評会で毎年上位) 生カキ(奥松島周辺の海洋で養殖し,一口サイズの大きさ) 焼きのり ---------------- 【方言】こち(東風、この風が吹くと海が荒れる) なれ(西風、この風が吹いても大丈夫) |