栗原市(くりはら)検索

宮城県
【トピック】2005/04/01 栗原郡築館町、若柳町、栗駒町、高清水町、一迫町、瀬峰町、鶯沢町、金成町、志波姫町、花山村が合併して誕生

------------- 旧栗原郡築館町のデータ -----------
【いわれ】町史のなかでも不明とされており,調査中。
【シンボル】花(キンモクセイ),木(イチョウ) 鳥(なし)
【日本一】前期旧石器時代の最古の遺跡「高森遺跡」
【観光】
    高森遺跡(日本最古の遺跡)
    ラムサール条約指定登録地「伊豆沼,内沼」(ハクチョウの飛来地。内沼周辺に3000羽。鳥類およびその生息地として国指定天然記念物)
    藩政時代の物々交換に始まったといわれる杉薬師の縁日に開かれるかわら市
    栗原文化会館(残響可変装置,どんちょう)
    総合運動公園
    町民の憩いの森
    栗原民俗資料館
    杉薬師瑠璃殿(国指定重要文化財)
    木造薬師如来坐像(国指定重要文化財)
    木造増長天王立像(国指定重要文化財)
    木造持国天王立像
    木造延命地蔵尊立像
    銅像阿弥陀如来立像
    木造毘沙門天立像
    城生野神楽鶏舞
    姥杉(双林寺境内の樹齢1200年余の宮城県一の大杉)
    姥杉しめ縄奉納(12月)
    薬師祭り(お姫様を乗せた御所車を中心に侍女,山伏などの行列の再現。動く平安絵巻。実施日9月第4日曜日)
    伊豆沼・内沼はす祭り(湖上に咲く満開のハスの花を遊覧船で鑑賞。お盆に巨大魚とデスマッチなどの催事。実施日8月)
    かわら市(薬師通り。藩政時代の物々交換に始まった市。実施日3月20日から21日と5月8日から9日、10月8日から9日)
    どんと祭(実施日1月14日)
    伊治城跡(767年の城さく)
    荒田沢公園
    薬師ヶ丘公園の桜(約200本。4月中旬)
    照越ダム周辺の桜(約200本)
    みちのく神楽大会(8月)
    七夕祭り(8月)
    ふるさと祭り(11月)
    薬師のツブ(薬師山のそばの池にツブがたくさん住んでおり薬師山の火事の時、ツブが薬師如来を火から守ったという)
    長者っぱら(長者っぱらに一人のお姫様がおり、毎夜立派な若侍が忍び、正体を突き止めるため跡をつけたら魔縁であった)
    杉薬師の縁起(孝謙天皇の病気を占ったところ、奥州の大杉を切ったが、切り口から真っ赤な血が流れ、再び占ったところ縄を切り口に詰めた)
    キツネの話(「王橋おせん」というキツネがおり、魚に化けて村人をだました)
【名産】梅干し
    手作りハム
    伊豆沼漬け
    薬師みそ
    菓子「姥杉」
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【方言】すが(氷)
    おしょすい(恥ずかしい、おかしい)
    ごしょく(怒る)
    おしょる(折る)
    わっぱが(早く、迅速に、持ち分を決める)
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【花名所】伊豆沼
【花種類】ハス
【所在地】栗原郡築館町
【花見頃】7月下旬から8月中旬
【交 通】JR東北新幹線栗駒高原駅から車2km
------------- 旧栗原郡若柳町のデータ -----------
宮城県栗原郡
【いわれ】安永の御書上に「慶長3年元町成立以谷地要害村といった」と記されている。若柳としての呼称は,寛永18年の領内総検地以後であるといわれている。
【シンボル】花(桜),木(なし),鳥(なし)
【日本一】伊豆沼に飛来する冬の渡り鳥の数(ハクチョウ,ガン,カモ類)
     夏の伊豆沼に群生するハスの花
     迫川を会場に開催される夏祭りの大流灯
【観光】
    伊豆沼の雁行,迫川で羽根を休めるハクチョウの優美な姿(ラムサール条約指定登録地、国指定天然記念物)
    伊豆沼のハスの咲き誇る風景 
    伊豆沼はす祭り(東洋一といわれるハスの群生地にちなむ祭りでハスの花,実の即売もある。実施日8月中旬)
    わかやなぎ白鳥祭り(渡り来るハクチョウの歓迎を込めて迫川河川公園で、野だてや物産展。実施日11月初旬)
    わかやなぎ夏祭り(宮城の祭り百選。夏の夜を彩る灯ろう流しと花火大会。実施日8月13日から16日)
    親柱,高欄,照明に地域個性を縦横に盛り込んだ若柳大橋
    無電柱,グリーンモール,ポケットパークなどを盛り込んだゆとりのショッピングタウン中町
    サンクチュアリセンター(伊豆沼の自然に触れる野鳥と植物のライブラリーセンター)
    迫川河川公園の公衆トイレ(トイレとは絶対思えないモダンな建物。展望台,各種野外活動ステージとしても利用できる)
    ササ舟大競争(ささ舟を模した7人乗りの小舟による迫川の上り下りの計1kmのレース)
    ハクチョウの鳴き声(哀愁を帯びてもの悲しさを感じさせる)
    ハスの開花時の音(朝もやのなか、伊豆沼にこぎはいるとポン、ポンというハスの開花の際のかすかな音が聞こえる)
    石尊様の裸祭り(石尊神社。宮城の祭り百選。火伏せの伝統行事。実施日3月中旬)
    子々麻ヶ墓と醍醐ヶ池(北畠顕家にまつわる悲話伝説。五輪の塔がある。南北朝時代、鎮守府将軍北畠顕家は和泉の石津で戦死した。その後顕家の妻は病没し、子々麻・醍醐の姉弟は母の生家(岩手県花泉町)を目指して北へ旅したが、ここ若柳の地で力尽きて醍醐に入水。姐の子々麻もあとを追うという悲話)
    弥助囃子(哀愁を帯びた旋律)
    桜の碑(迫川堤防の桜の由来)
    松尾芭蕉句碑
    柳徳寺のカツラ(推定樹齢530年)
    平野神社のめおとイチョウ(樹齢約650年)
    熊野神社の大杉(推定樹齢800年)
    峯のコウヤマキ(推定樹齢350年)
    板倉せきと蔵(用水の板倉せきに映る蔵、水辺の町にふさわしい景観を形づくっている)
【名産】若柳あめ(藩政時代から続く独特の製法による伝統のあめ)
    若柳地織(宮城県伝統工芸品)
    伊豆沼れんこん
    伊豆沼エビ
    栗駒そば
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【方言】がおる(疲れる)
    さっぱで(全部)
    めちゃこい(小さい)
    でほで(大きい)
    かだひた(片一方)
------------- 旧栗原郡栗駒町のデータ -----------
宮城県栗原郡
【いわれ】昭和30年4月1日,地理的,経済的などの面で交流をもつ,1町5か村が合併して誕生。そこに住む人々に生活と文化をはぐくんでくれた郷土の山,栗駒山にあやかり栗駒町と命名。
【シンボル】花(シャクナゲ),木(クリ) 鳥(なし)
【日本一】栗駒山の秋の紅葉の美しさ
     南部神楽の保存団体数(大小12団体,小学校6団体)
     ササニシキのうまさ
【観光】
    栗駒国定公園(四季折々の景観を楽しむことが出来る)
    荒砥沢渓谷(宮城新観光名所百選) 
    栗駒山からの眺望(鳥海山、月山、岩手山などを一望)
    深山牧場からの栗駒山眺望(目の前に迫る栗駒山は圧巻)
    栗駒山の秋の紅葉(じゅうたんを敷き詰めたような一面の紅葉)
    川台渓谷(新緑,紅葉,雪景色とその景観は最高)
    ハラミ坂自然散策路(ブナ林のなかを散策)
    御沢登山コースの石飛八里(花畑と変化が楽しめる)
    世界谷地原生花園(6月下旬から7月上旬に咲くニッコウキスゲ、ワタスゲの群落)
    東北ばん馬競技大会(東北各県から100頭ほどのばん馬が出場,約300kg〜1000kgの重さのそりを引き,人馬一体の戦いを展開。実施日3月中旬日曜日)
    山車祭り(300余年の歴史を誇る本町最大のイベント。豪華絢爛な9台の山車が繰り出す。みこしの大乱舞なども出場。実施日7月最終土日曜日)
    ふるさと祭り(郷土の伝統神楽の競演,花火大会など。実施日8月15日)
    東北お囃子競演大会(東北各県から創作太鼓,伝統太鼓20組ほど出演。実施日9月中旬)
    東北神楽大会(岩手県南、宮城県北の南部神楽団体が出演し舞いや声(こわ)などを競う。実施日9月上旬)
    栗駒山山開き(標高1628m。国定公園栗駒山の宮城、岩手、秋田、山形4県合同による夏山開き。実施日5月第3土日曜日)
    お駒様御巡幸(町内沼倉地区の伝統行事。駒形根神社の祭礼。4年に一度。実施日5月下旬日曜日)
    町民武道祭(柔道、剣道、相撲など。実施日11月3日) 
    栗駒火祭り(どんど祭。正月用飾りを燃え上がらせる神火に投げ入れ無病息災を祈る。実施日1月15日)
    行者滝 
    栗駒湖 
    栗原寺 
    文字番所 
    島矢ヶ崎古墳群
    清水寺庭園
    阿部みどり女句碑
    松本丁雨句碑
    土井晩翠歌碑
    公民館史料展示室(中国の美術工芸品などの展示)
    閑寂なブナ原生林の中にさえずる野鳥の鳴き声
    世界谷地の花畑に吹くさわやかな風の音と野鳥の声
    「山車祭り」に子ども達が一斉に演奏するお囃子の壮快な音
    町営駒の湯キャンプ場(キャビン,バンガロー,テニスコートなどの総合的な施設。近くに温泉もある)
    音羽山清水寺の勧請(坂上田村麻呂にかかわる伝説が残る)
    桜馬場(仙台藩営調馬所で馬市の歴史があり、明治天皇御用馬金華山号などの名馬を多く産した。道幅も広く、馬市でにぎわった昔の面影を今に残す町並み)
    岩ヶ崎の町並み(屋敷の並びや道路、せきなどが整い城下町の姿を今に伝える)
    御駒精進(栗駒山の里宮、駒形根神社の神霊をまつる伝統的な風習。1晩目は精進潔斎で過ごし、2晩目は酒を飲んで豪勢な料理に舌鼓を打ち過ごす)
    逆さ仏様(宝暦年間、無実の罪で捕らえられ、牢獄で自殺した中村家の家臣・太宰六郎左衛門の墓。遺言によりしかたなく逆さまに埋葬した。いつの頃からか選挙立候補者の当選祈願、受験者の合格祈願などの霊験あらたかな神として有名になった)
    真以牛寺の伝説(悪業の農夫が牛に変じてしまい、家族らが円光大師の像を拝み元の人間に戻したという話。この伝説の角と版木が寺の寺宝として存在する)
【名産】栗駒きねつきもち(みやこがね100%の純米もち)
    イワナ(養殖物,釣り堀で釣りも楽しめる)
    しめ飾り(正月用しめ飾り(わら工芸品),門松も生産)
    正あい染
    高原ダイコン,イチゴ(高冷地栽培で味も良い)
    木駒(きごま)
    南部栗駒神楽人形
    鶴ヶあめ
    栗駒漬け
    駒形漬け
    地酒
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【発祥】謡曲(大蔵流下懸。深谷流とも称する)
    秋重号(あきしげごう。宮城の名牛,生産者の狩野秋雄の秋を採った種馬)
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【方言】あじやら(乱暴、手荒にする)
    いずい(窮屈)
    うざにはぐ(難儀する、苦労する)
    おしょすい(恥ずかしい)
    おっぱずく(折る)
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【花名所】世界谷地
【花種類】ニッコウキスゲ
【所在地】栗原郡栗駒町
【花見頃】6月下旬から7月上旬
【交 通】栗原電鉄栗駒駅からバス1時間,徒歩30分

------------- 旧栗原郡高清水町のデータ -----------
宮城県栗原郡
【いわれ】高台に泉が涌くことから,天正年間に高泉と記して,たかしみずと名付けたと伝えられる。
【シンボル】花(スイセン),木(カツラ) 鳥(なし)
【観光】
    かわら市(牟良佐喜神社の祭典として文久3年から開かれている。かわら市は農業用具,生活必需品,農産物を陳列,即売。実施日3月29日から30日と10月29日から30日)
    奥州善光寺如来祭り(桜祭り。実施日4月) 
    高清水城跡(高清水城外濠公園)
    桂葉清水(かつらはしみず。「かつらっぱ清水」と町民に親しまれている高清水七清水の一つで、水質に優れ昔から日常の飲用水に、茶の湯用や酒造用に愛用。日本の名水百選)
    桂葉清水公園(町民の憩いの場)
    新堤自然公園
    善光寺まつり
    愛宕山
    小学校校舎(宇宙ステーションのような建物で屋上にプールがある)
    善光寺如来
    極楽寺印
    万人講供養石
    北条塔(北条一族の供養碑。鎌倉幕府北条の親族が建てた)
    千葉胤次顕彰碑
    12月29日は年末年始の食品や用具を売る日(高清水詰市)であったことからこの日は九日もちといって今でも餅はつかない風習
    夜泣き地蔵(この地蔵のずきんを借りて子どもにかぶせると夜泣きがピタリとやむといい、夜泣きする子を持つ親は寂しい夜道をお参りしたという。高清水町五輪地区に現存)
【名産】ずんだもち
    リンゴ
    覚満寺そば
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【方言】おしょしい(恥ずかしい)
    びっき(カエル)
    いずい(しっくり行かない)
    おばんです(こんばんわ)
    たろひ(つらら)
------------- 旧栗原郡一迫町のデータ -----------
宮城県栗原郡
【いわれ】一迫の「迫」は挟間とも書き,山や丘に挟まれた地形を言う。一迫というのは,もともと一迫川流域を広く指していう地名だった。奈良時代は清水の郷,その後一迫の郷と呼ばれた。
【シンボル】花(アヤメ),木(松),鳥(なし)
【日本一】30万株のアヤメが植栽されている山王あやめ園(13000u)
     10000uの南くりこま高原観光ゆり園(100種類50000球のユリ)
     日本で最初に出土した編布(あんぎん)
     日本一うまい一迫産のササニシキ
【観光】
    栗駒山麓に位置する分散型農村(水は清く緑豊かで自然環境に恵まれた人情味あふれる町)
    寒風沢のゆう水群 
    町内に散在する長屋門付き民家
    牛渕渓谷 
    姫松館からの眺望 
    自然の中での野鳥のさえずり
    みちのく縄文橋(風倒木を模して作ったドーム型の観光専用橋)
    山王考古館(縄文晩期の出土品を展示している)
    妙教寺山門(室町時代の建築手法を伝える) 
    山王史跡公園(アヤメなど30万株,公営としては日本一)
    政岡の墓(伊達騒動の幼君亀千代(4代藩主綱村)の乳母)
    山王あやめ園(山王史跡公園。30万株)
    南くりこま高原観光ゆり園(100種50000球のユリ)
    あやめ祭り(アヤメ、カキツバタ、ハナショウブが30万株。実施日6月中旬から7月中旬)
    みちのく鹿(しし)踊り大会(あやめ祭りの期間中。みちのくに伝わる鹿踊りを一堂に会して。実施日7月第1日曜日) 
    一迫ゆり祭り(10000uに100種類50000球が植裁、色とりどりのユリの花が咲き乱れる。実施日6月上旬から7月下旬)
    政岡祭り(伊達半4代藩主綱村の乳母・正岡の遺徳をしのぶ祭り。山車パレードや弓道大会、闘鶏、植木市など。実施日4月29日)
    春を呼ぶ裸たるみこし(厳寒の夜,若者達が裸でたるみこしを担ぎ無病息災などを願って威勢よく町を練り歩く。実施日2月3日)
    小僧不動滝みそぎ行事(地域一円の無病息災と家内安全,五穀豊穣を祈願して滝に打たれる寒中みそぎ,荒行である。実施日1月15日)
    金田火伏せ祭り(200年の伝統をもつ。4年に一度の開催。地区の防火、無火災を願って山車パレード。実施日4月第2日曜日)
    山王囲遺跡(藍胎漆器や編布などを出土。国指定重要文化財) 
    清水目八ッ鹿踊り
    輝井八ッ鹿踊り
    時雨塚(松尾芭蕉句碑。寛政12年建立)
    徳富蘇峰の七言絶句の詩碑
    吉沢運之助翁の歌碑
    黒沢良男歌碑
    菅原子峡・曽根冬郊の句碑
    妊娠中の婦人は葬列には加わらない風習(加わるときには鏡を懐に)
    大みそかの夜に子どもたちは一夜五十日といって一晩中寝ない風習
    姫松館の唐傘松(姫松館の断崖絶壁上に唐傘松がある。館が戦いで落ちようとしたとき、お姫様は傘を差して崖から飛び降りた)
    赤鳥居と片目のフナ(後三年の役で片目を負傷した武士が、赤鳥居の二つの堤で目を洗ったら全治した。めっこ沼と呼ばれるが、そこのフナは片目に)
    切られ地蔵(若宮の近くに化け姿を見せる地蔵さんがあった。無想流の達人に切られてからは人のために尽くす地蔵さんとなった)
    王沢と山神社(武烈天皇は追放されて姫松まで辿り着いた。これをまつって山神社とした。昭和40年まで氏子順番制で巡幸行事をした)
【名産】開運だるま
    民芸品ししおどり
    地酒(太閤,金竜,金の井)
    姫松窯,山王窯
    八ツ鹿太鼓(菓子)
    やきもち,しんこもち(もち菓子類)
    川口納豆
    一迫の菊
    へちま化粧水
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【発祥】8人制家庭バレーボール
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【方言】いずい(しっくりしない)
    おしょしい(恥ずかしい)
    じょんた(上手)
    しちくたま(邪魔)
    からせつね(うるさい)
------------- 旧栗原郡瀬峰町のデータ -----------
宮城県栗原郡
【いわれ】東北本線開業以来,瀬峰駅を中心に発展したことから町名もこの駅名に由来している。
【シンボル】花(フジ),木(桜),鳥(なし)
【観光】
    栗原郡の南の玄関口
    稲作を中心に畑作、畜産などの複合経営による農村地帯
    瀬峰一里塚
    奥州ゆるぎの松
    町民憩いの森(展望台)
    五輪堂山公園(野外ステージ)
    町内チビッコ相撲大会
    ママさんバレーボール大会
    北部少年剣道大会
    ふるさと・ふじこ線橋(JR瀬峰駅構内東西自由通路)
    茂平鉄砲(1発の弾でカモ3羽、ウサギ1羽、山芋1本、エビ5升の獲物を取った鉄砲撃ちの名人の話)
【名産】かぼちゃまんじゅう(かぼちゃの黄色がそのままの素朴な味)
    志そ巻き(シソの香りとみその風味)
------------- 旧栗原郡鶯沢町のデータ -----------
宮城県栗原郡
【いわれ】天喜,康平年中に,源頼義が阿部頼時,貞任父子討伐の際,敵とにらみ合いを続けていた折り,白いウグイスが飛んできて,頼義軍の旗ざおにとまって鳴き勝利を収めた。そこから鶯沢の町名が生まれた。
【シンボル】花(菊),木(梅),鳥(なし)
【日本一】石ぼっこ(石で作った子供のこけし)
     白鶯焼
     鶯の里木工品
【観光】
    新橋周辺からの栗駒山(鉄橋と桜と栗駒山) 
    金田森からの大展望 
    大土森からの眺望 
    金田森公園の梅園(水戸、仙台より移植した30種の梅) 
    白鶯太鼓(昭和58年2月にコミュニティ事業として結成。細倉鉱山にちなんだ発破太鼓や郷土を流れる二迫川の清き流れをイメージした二迫川清流太鼓など) 
    鶯沢神楽(秋祭りなどで豊かな響きを町内に聞かせる)
    細倉神楽(山伏や法印の神楽で南部神楽系)
    老人福祉センター(老人の憩いの場) 
    多目的研修センター
    細倉鉱山資料館(鉱山の歴史を後世に伝える)
    鶯沢町郷土資料館 
    細倉マインパーク(古くから亜鉛、鉛、銀の鉱山として知られてきたが閉山となった坑道を利用した観光坑道の栗駒山ろくの地底博物館)
    役場庁舎(木造鉄筋造りの青銅板ぶきの庁舎)
    ウグイスの里梅祭り(実施日4月下旬) 
    細倉マインパーク祭り(実施日6月第2日曜日) 
    八ツ鹿(しし)踊り(藩政時代梁川家お抱え鹿踊り) 
    どんと祭(実施日1月15日)
    夏祭り(盆踊り。実施日8月14日)
    八幡神社秋祭り(実施日8月15日)
    忠魂碑(満州事変などに参戦し再び故郷に帰れなかった人たちの慰霊碑)
    戦没者慰霊碑
    清水和兵衛紀功碑(細倉鉱山の基礎を築いた)
    土地改良完成記念碑(3ヶ所)
    栗駒山の種まき坊主(5月下旬)
    栗駒山の駒すがた(6月上旬)
    細倉山神社の大杉
    袋川原前の種まき桜
    日向菅原の種まき桜
    八沢関の上の白椴
    向原の大銀杏
    まんが洗い(田植えが終わると休む。近頃は温泉でまんが洗いをする)
    八朔の朔日ついたち(8月1日に餅をついて食べ農作業を休む)
    手箱石(松ヶ崎のたんぼの中にあり、昔、遊行上人がこの地で没したと言われ、雨乞い石と言われる)
    豊後沼(袋館の城主に一人娘の姫がいた。機織りが好きな姫で金の機織り機があった。落城の時、その機織りを持って沼に沈んだ。以来、この沼から機を織る音が聞こえる)
【名産】石ボッコ
    うぐいす漬け
    白鶯焼
    木工品
    マインまんじゅう
    シイタケ
    細倉當百(鉛硬貨。細倉で取れた鉛で造った貨幣。一枚で100文に相当)
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【方言】さなぶり(休日)
    ほでがす(その通りです)
------------- 旧栗原郡金成町のデータ -----------
宮城県栗原郡
【いわれ】金成の地の発祥は古く,平安時代まで遡る。この地は,元吾勝郷金田の荘と呼ばれ,この中心,金田の里が町名金成の起源とされ,産金を通じ,京都との関係も深かった。
【シンボル】花(ハギ),木(ケヤキ),鳥(なし) 虫(ホタル)
【日本一】天然記念物「沢辺のゲンジボタル」生息の北限
     黄金伝説の町らしく,町内に金の字の付く地名無数
【観光】
    小迫林道から見る県内第2の穀倉金成耕土
    金成耕土を走る,おもちゃのような栗原電鉄(私鉄)
    県重要文化財の旧金成小学校前のけやき並木(旧奥州街道の並木で樹齢約400年)
    金成町の「けやき会館」
    みちのく金成温泉「金成延年閣」(秀峰栗駒山と対話する形で小高い丘に建てられた京風の外観をした町の保養センター)
    人間輓場大会(人間が500kgの馬そりを引いて競争)
    小迫(おばさま)祭り(小迫の延年。源頼朝の奥州藤原攻め以前より伝わる祭りで国指定重要無形民俗文化財。源頼朝が平泉の藤原泰衡征討の帰途この地で那須与一の扇の的射に模した野祭りを行った。実施日4月第1日曜日)
    金成町朝市(年1度、お盆用品などが主に並べられる。実施日8月12日)
    金成町自作いかだ下り大会(町内を流れる三迫川で自作いかだ下りレース。実施日8月14日)
    金成町産業祭り(地場産業のPR。実施日11月中旬)
栗駒山  旧有壁本陣
    旧有壁宿本陣(奥州街道の本陣跡で建物は新築しているが街道に面した各戸の間取りなどに宿場の面影を残す。国指定史跡)
    金成正教会(ニコライ堂と呼ぶ。日本には珍しいロシア正教会)
    金成町歴史民俗資料館 
    日枝神社
    旧金成小学校校舎
    松尾芭蕉の墓(松尾芭蕉を慕う人々によって建立)
    沢辺のゲンジボタル(半夏生のころ、気温が高く湿度も高い夜に群れを成して乱舞する。国指定天然記念物)
    秋のスズムシの鳴き声(「あれ宮野沢辺の螢草むらに泣く鈴虫の声は金成」と奥州道中歌にも歌われ、実際鳴き声を楽しむため飼育している人が多い)
    ほっかぶり(手ぬぐいなどで頭からほおを包む。現在では屋外作業の際に老人がしている)
    炭焼き藤太(昔、炭焼き藤太は京都から嫁に来たおこや姫のくれた砂金袋の価値が分からず、カモを捕るために袋ごと沼に投げつけ、妻にしかられる。「あんなもの炭焼き小屋の裏にいくらでもある」という藤太の言葉にびっくりしておこや姫が見るとそこは砂金の山だった。藤太夫婦は金売吉次の両親と伝えられる)
    姉歯の松(「女官」になるため京に上る途中に亡くなった姉・朝日姫をしのんで妹・夕日姫が京へ上る途中、松の木を植えて墓標としたという悲話)
【名産】金成りんご
    金成みそ
    源氏螢せんべい
    地酒(萩の鶴)
    大久保窯(大久保焼き)
    キジ餅
【発祥】金成囃子(付近に伝わる各種の囃子の最も基になったものといわれる)
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【方言】あじゃら(乱暴)
    あばしえ(行きましょう)
    あっぺとっぺ(つじつまが合わないこと)
    おしょすい(恥ずかしい)
    がおる(弱い)
------------- 旧栗原郡志波姫町のデータ -----------
宮城県栗原郡
【いわれ】姫郷村,白幡村,梅崎村3か村が明治22年4月1日に合併した際,村社志波姫神社の社名にちなんで命名した。
【シンボル】花(コスモス),木(梅),鳥(なし)
【日本一】大水車「ヨッ日本一!」(直径10m,高さ11m)
     ササニシキのうまさ
【観光】
    駅を降りて,大水車の背後に遠く秀峰栗駒山を望む景観
    黄金に輝く水田のなかに浮かぶ緑の農村風景(平坦な田園都市)
    カリヨン公園の音楽(大水車「ヨッ日本一!」の回転に合わせて鳴り響くカリヨン,ミュージック「森の水車」)
    大水車「ヨッ日本一!」の水音(直径10m高さ11m水車の回転により5mの高さから落ちる水音は夏には涼しさを感じさせる)
    東北新幹線くりこま高原駅(約400台の無料駐車場) 
    こぶし大通り(北国に春を呼ぶコブシを街路樹とした幅22mの4車線道路で春先の白い花が美しく映える)
    志波姫神社(古代の北の守り伊治城の一の宮であった) 
    南部笹流大平神楽 
    壇の松(標高43.5m)
    水車祭り(古い水車の展示や花火大会、バーベキュー祭りなど。実施日8月14日)
    カリヨンフェスティバル(収穫祭として芋掘り体験、芋煮会など。実施日10月)
    志波姫神社例大祭(神楽を奉納、実施日旧6月28日)
    千葉卓三郎顕彰碑(明治時代の自由民権運動の高まっているなか、東京都五日市町において私擬憲法のなかでもきわめて民主的な「五日市憲法(204条)」を起草した。嘉永5年志波姫伊豆野に生まれた)
    駅前一帯に咲きそろうコスモスの花(9月)
    穂仁王風景(稲の棒掛け。幾何学的な模様を作る。10月上旬)
    迎え火・送り火(盆の8月13日麦わらを焚いて先祖の仏様を迎えるとともに15日には先祖が帰るので送り火をたく風習)
    お春地蔵(明和年間、巡礼姿の娘お春が病に倒れ、恋人とも会うことが出来ず、17歳の若い身空で死んだ。めい福を祈るために建てたお春地蔵は安産の地蔵とも言われ縄で縛るとお産が軽くて済むという。稲荷神社境内に現存している)
【名産】ササニシキ
    納豆(姫っこちゃん納豆,元気くん納豆)
    ハムソーセージ
    けやき工芸品
    はちみつ
    ジュンサイ
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【方言】そうだべっちゃ(そうだろう)
    ばっつ子(末っ子)
    ほどる(暖かい)
    べろ(舌)
    からこび(げんこつ)

------------- 旧栗原郡花山村のデータ -----------
宮城県栗原郡
【いわれ】み嶽山に繁茂するシャクナゲの花びらが,山麓の各沢を紅に染めて流れ,旅人を驚かしたと伝えられている。このようにシャクナゲを賞して「花山」の名が生まれた。
【シンボル】花(アズマシャクナゲ),木(ブナ) 鳥(なし)
【観光】
    ランプの温泉宿(秘境)
    寒湯(ぬるゆ)番所跡(秋田藩との境界に設置された仙台藩の番所。国指定史跡)
    国道398号線湯浜(ゆばま)街道展望台からの栗駒山
    アルペンローズの咲く村 
    千葉周作ゆかりの家(幕末の剣道の達人。花山村が出生の地と言われる)
    お鉄砲祭り(12人の鉄砲組が火縄銃を使って札砲を撃つ。正徳2年からの伝統的な祭り。実施日5月5日)
    み嶽山のシャクナゲ(北限の群生地)
    湖秋祭り(花山ダム湖畔を会場にしてステーキ祭りを中心としたイベント。実施日10月10日)
    み獄山のアズマシャクナゲ(北限の群生地。国指定天然記念物。5月上旬)
    女の年越し(1月14日にもちをつき祝う。この日、正月飾りを取り払い明神様に納める)
    年祝い(年重ね、厄払いと称して旧1月14日から15日に年祝いをする。厄年になった人の家に近隣所、親類知己を呼んで祝宴を行う)
    猿の腰掛け(おじいさんがわらび取りに出かけて道に迷い、一夜、猿に世話になったこっけいな話)
    み嶽とお駒の神々(奈良吉野から持ち帰ったシャクナゲがみ嶽山に繁茂した伝説)
【名産】とろろめし(ジネンジョをすって米飯に掛けて食べる料理)
    山の実ジャム
    ジネンジョ
    銀ざけ甘露煮
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【方言】つんだす(差し出す)
    あさっぱら(朝早い)
    こつごったい(くすぐったい)
    すける(手伝う)
    へらづく(おしゃべり)