宮城県 【いわれ】川の辺の低湿地という意味の「か(川)・くた(低湿地)」であろうといわれている。角田の地名が文献で初めて見られるのは,天文22年(1553年)の「伊達晴宗公采地下賜録(さいちかしろく)」で「角田郷」と書いてある。 【シンボル】花(リンドウ),木(カシ),鳥(なし) 【日本一】アイデアで勝負する「阿武隈川いかだ下り大会」 子どもの手作り七夕と竿灯ちょうちんによる「金津七夕祭り」 宇宙開発研究 HーUロケット実物大模型 【観光】 阿武隈山地に囲まれた小盆地 伊達家一門筆頭の石川氏の城下町 明治・大正建築の商家の残る町並み 四方山(しほうざん)からの眺望(東は太平洋から西は蔵王山まで360度が一望できる。春にはツツジ、秋には紅葉が楽しめる) 斗蔵山の自然環境(うっそうとしたウラジロガシの原生林とひっそりとたたずむ朱塗りの斗蔵寺観音堂がいかにも霊場の山を感じさせる) 斗蔵山野鳥の森(ウラジロガシの原生林を登り山頂に着くと奥羽三十三観音4番札所斗蔵寺観音堂がある。「おとくらさん」として親しまれているこの山はシジュウカラ、モズ、ホオジロなど数多くの野鳥の声を聞くことが出来る野鳥の宝庫) 阿武隈川(東北第2の大河の悠然とした流れ) 長泉寺の鐘(市民に親しまれている時の鐘) 角田城跡の桜満開(春祭り。4月中旬) 桜堤の桜並木(阿武隈川の堤防1.8km) 手代木沼と果樹団地 航空宇宙技術研究所角田支所および宇宙開発事業団角田ロケット開発センター(わが国の宇宙開発研究のメッカで,次期国産大型ロケットHーUの主力エンジン開発研究と宇宙往還機スペースプレーンの開発研究) 台山公園(市街地を見下ろす高台に位置し,史跡を生かしながら野外音楽堂,多目的広場,子ども広場などが整備。シンボルタワーHーUロケット実物大模型,展望台) 角田中央公園(仙南地域随一の総合運動公園で陸上競技場、テニスコート、プールなど整備) 角田市郷土資料館 高倉農村公園(国指定重要文化財高蔵寺阿弥陀堂と旧佐藤家住宅を取り込んで,史跡公園風に造られている) 高蔵寺阿弥陀堂(国指定重要文化財。東北3大阿弥陀堂の1つ。平安時代末期に藤原秀衡の妻が建立したと伝えられる。本尊の木造阿弥陀如来座像,隣接に旧佐藤家住宅) 高蔵寺阿弥陀如来坐像(国指定重要文化財) 旧佐藤家住宅(国指定重要文化財) 梁瀬浦遺跡(国指定史跡) 称念寺阿弥陀如来坐像 小針薬師堂木造薬師如来坐像 吉ノ内古墳 文永12年銘供養碑 吉野臥城詩碑 角田市郷土資料館 大槻義彦早稲田大学教授の出身地(火の玉を研究している「火の玉博士」) 阿武隈川いかだ下り大会(手作りいかだで14kmをのんびりと下る。趣向を凝らしたいかだが勝負。実施日7月第3日曜日) かくだふるさと夏祭り(美しい自然と情緒豊かな角田への思いを人々の心によみがえらせる祭り。七夕飾りや露店。実施日8月14日から15日) 阿武隈リバーサイドマラソン大会(総合運動公園を会場に阿武隈川堤防を1周するハーフマラソン。雄大な川の流れと蔵王連峰を眺めながら走る。実施日11月第1日曜日) 天神社春季大祭(天神社角田町内の産土神。祭礼には本みこしや子どもみこしが出て賑わう。実施日4月25日9 金津七夕祭り(藩政時代から続く子ども中心の七夕祭りで、子ども手作りの七夕飾りのなかを拍子木と竿灯を持った子ども達が列を成して古歌を唱えながら練り歩く。実施日8月6日) 農協祭(収穫を祝い感謝する祭り。農産物の品評会や即売会。実施日11月第3土日曜日) どんと祭裸参り(1月15日) 諏訪神社の筒がゆ神事(1月15日の夜に行われる神事でその年の作柄を占う。目録は農家に配られる) 高蔵寺のカヤの群生林(樹齢約300年のカヤが50本余り) 高蔵寺の大杉(阿弥陀堂に向かって左右にある) 毘沙門堂のカヤ(太さ6m樹高32m) 八幡神社の大スギ 妙立寺の大フジ(分岐状態で幹の太さ145cm、大房の薄紫の花を咲かせる) 幽霊梵鐘(称名寺に、幽霊が寄進と伝えられる鐘がある。某仙台藩士が情婦とかつて妻を殺し家に入れた。殺された妻は幽霊になってその家に入ろうとするが、門には神符が貼ってあって入れない。幽霊は村人に頼んで神符をはがしてもらい、情婦の部屋に入って責め殺すことが出来た。幽霊は村人に冥福のためにと黄金幾枚かを与え、梵鐘寄進を託した。青銅中にその黄金を混入させ鋳造された梵鐘は数次の火災にも少しも音色を変えずに今に至る。元禄6年の銘) 【名産】純米酒「スペースろまんかくだ」(純角田産のササニシキを用いた高級純米酒) 黒豚ハム 梅干し(塩分を極力押さえ,シソをふんだんに使用した伝統的な製法で鮮烈な赤が食欲をそそる) 梅花の里(梅のシロップ漬けが入った生菓子) ナガイモ 納豆 ---------------------------------------------------------------------------- 【方言】んだないん(そうですね) かんつける(他人に罪などをなすりつける) がざまる(要領よく立ち回る) ごしぱらやげる(腹が立つ) ほでなす(どうでもよくいい加減な様、馬鹿) ---------------------------------------------------------------------------- |