気仙沼市(けせんぬま)検索

宮城県
【トピック】2006/03/31 気仙沼市と本吉郡唐桑町(からくわ)が合併
【トピック】2009/09/01 気仙沼市と本吉郡本吉町(もとよし)が合併

------------ 旧気仙沼市のデータ ------------
【いわれ】古くは計仙麻(けせま,けせんま)であり,アイヌ語のケセモイ(最端の港の意味)の転化といわれている。「三代実録」(延喜元年)に,計仙麻大島神社とあるのが文献上の最初。
【シンボル】花(ヤマツツジ),木(クロマツ) 鳥(ウミネコ)
   
【日本一】
     優秀な漁船乗組員の輩出
     遠洋漁船の船籍
     サメの水揚げ(ふかひれ加工)
     イカの塩辛加工
【観光】
    大島亀山からのリアス式海岸360度の眺望(日本百景)
    大島(東北最大の離島で,ツバキの島,常春の島)
    徳仙丈山のヤマツツジの群生
    小田の浜,お伊勢浜など海水浴場の白砂青松
    竜舞崎,岩井崎など太平洋に突き出す断崖絶壁,奇岩
    気仙沼港に係留される多数の漁船の居並び
    十八鳴浜(くぐなりはま)の鳴り砂(日本で初めて学会に紹介。踏むと「クックッ」「キュッキュッ」と鳴る) 
    漁船係留岸壁・海の道(波模様の舗装路やいか釣り船をイメージしたデッキで出漁を見送るユニークなデッキ)
    魚市場の競りの声(年中活況を呈しマグロなどの配列は圧巻) 
    早朝の内湾を飛び交うウミネコの鳴き声
    朝市(毎週日曜日、海の幸、山の幸がいっぱい)
    岩井崎(陸中海岸国立公園の南玄関,潮吹き岩,化石の宝庫)
    みなと祭り(気仙沼湾,臨港道路,市街地を中心に,海上うんづら,とら舞い,山車,手踊りパレードなど。実施日8月第1日曜日)
    つばきマラソン(ツバキの島・大島で健脚を競う。実施日4月第3日曜日)
    岩井崎プロムナードセンター(1999年3月25日開館。映像シアターで観光地,気仙沼の魅力を紹介。沿岸に生息する小魚や海藻などのミニ水族館。)
    5・5あんばはん(市民の山,安波山(あんばさん)の祭典。実施日5月5日)     産業祭り(海、山の豊富な物産が気仙沼市魚市場に集合。実施日10月第3日曜日)     荒磯祭り(気仙沼市、波路上(はじかみ)地区の物産即売。冬の三陸の海の幸がいっぱい。カキの試食コーナーも人気。実施日11月23日)     羽田神社・お山がけ(数え年7歳の男子の成長祈願登山で,羽田神社奥の院のある山頂を目指す。数百年の歴史をもつ。実施日旧暦8月15日から16日)     早稲谷の鹿(しし)踊り(甘酒地蔵尊の祭典に奉納される,8頭のシカと化け坊主(道化)が踊り跳ねる。実施日旧暦6月24日)     どんと祭(小正月の前夜、正月の松飾りを納め神社境内で焼く。実施日1月14日)     羽田神社の太郎坊,次郎坊の杉(樹高は太郎坊約46m,次郎坊約44m)     岩井崎石灰岩化石(ボウスイチュウ,サンゴ,アンモナイト,ウミユリなど古生代ペルム紀化石産地の標準地)     平八幡神社の大サワラ(樹高25m,内外の6本,自然分布上の北限帯でありながら巨木が多数)     想い出の松(樹齢600年,樹高約30mのアカマツ。大小の枝が巨大な美傘状をなす)     補陀寺六角堂     観音寺観音堂厨子     宝鏡寺楼門     観音寺木造阿弥陀如来坐像     新城の田植え踊り     塚沢神楽     磯草貝塚     塚沢横穴古墳群     落合直文歌碑     土井晩翠歌碑     尾形紫水歌碑     熊谷武雄歌碑     川原で芋煮会風景(10月)     なまこどり(小正月行事。ナマコを包んだ俵をたたきつけながら少年達が練り歩く)     羽田神社の太郎坊・次郎坊の杉(樹高は太郎坊が約46m、次郎坊が約44m)     岩井崎石灰岩化石(ボウスイチュウ、サンゴ、アンモナイト、ウミユリなどの古生代ペルム紀化石産地)     平八幡神社の大サワラ(樹高25m内外6本)     想い出の松(樹齢約600年、樹高約30mのアカマツで大小の枝が巨大な美傘状をなす)     皆鶴姫(源義経の愛した美女。義経のために兵学書を盗み、鞍馬寺の別当鬼一法眼の怒りを買い、流されて気仙沼で遭難)     門兵衛(鉄砲の名人。大蛇の目を撃つと雷鳴と豪雨が起こり川が氾濫。大蛇はのたうちながら、海まで流されてしまった)     万吉ころばし(化かされた万吉が狐に仕返しをすると、キツネはその復讐に酔った万吉を崖から突き落とし殺してしまった)     あざら法師(力持ちの山伏。郷土食あざら(白菜、メヌケ、酒粕を煮込んだもの)はこの法師の名に由来する) 【名産】     イカの塩辛     かつお節     ふかひれスープ ------------------------ 【方言】までに(ていねいに)     ごせやぐ(腹を立てる)     おだず(ふざける)     ずんねぇ(感心なことだ)     ぼっぽらぼっと(突然に)
------------ 旧本吉郡唐桑町(からくわ)のデータ ------------
宮城県本吉郡
【いわれ】往古にクワの木を積んだ唐船が,この地に漂着したとの伝説に由来する。また,アイヌ語だとする説もある。
【シンボル】花(ツバキ),木(松),鳥(カモメ) 魚(ネウ(アイナメ))
【日本一】海産物の味(アワビ,ホタテ,カキ,ワカメ,ウニ,ホヤ)
     畑作物(ダイコン,青畑マメ,リンゴ他)
     漁船員の人口比率(7割の家庭に漁船員がいる)
     唐桑御殿(入母屋造り,赤がわらの2階建て)
【観光】
    巨釜(おがま)・半造・御前岬のリアス式海岸を有する男性的な景観
    海岸全てが大理石の大理石海岸
    早馬(はやま)山からの360度のパノラマ
    遊覧船から見る唐桑半島の景観美(陸中海岸国立公園の南玄関口として有名)
    唐桑御殿が並ぶ景観美(海の男のあかしとして自分に贈る最高の勲章)
    ビジターセンター「津波体験館」(日本唯一の施設)
    小鯖港(こさば)・鯖立港(しびたち)・宿浦港・大沢港のひなびた風景
    国民宿舎「からくわ荘」(唐桑の特産品料理が味わえる)
    御崎(おさき)観光港(整えられたきれいな港)
    舞根(もうね)カキ研究所(世界に誇れる研究施設)
    味(三陸の新鮮な海の幸,山の幸が楽しめる)
    御崎観光港祭り(海産物の特売と洋上イベント・まぐろ解体ショー、芸能など。実施日5月3日)
    リアスかき祭り(11月15日、田楽や鍋、炭焼きなど牡蛎づくし料理を満喫出来る、鮮魚市や郷土芸能披露、大抽選会なども。JR鹿折唐桑駅からバスで町民運動場で)
    御崎さん(御崎神社の祭典。どんと祭や芸能、民芸品(はじき猿、サッパ舟、風車など)の即売。「一点参り」として小正月の夜に若者たちの裸参りがある。浴衣一枚で参拝して縁起物のサッパ舟を買って帰る。実施日1月14日から15日)
    早馬神社御興船祭り(大漁、豊作を願ってみこし船が出される。実施日旧暦9月19日)
    賀茂神社祭典(賀茂神楽が奉納。実施日11月3日)
    唐桑臨海劇場(旧かつお節工場を利用した手作り劇場で演劇公演や手作りコンサートなどがある真夏のカーニバル。実施日7月下旬)
    出入港の船の音風景(勇ましい男たちのロマンと喜びの音)
    太平洋の荒波が岩に打ち寄せる音風景(全世界のメッセージの音)
    島崎藤村の「やしの実」のメロディーで町民に親しまれている時報の音風景
    盆船流し(送り盆にわらで船を作り供物を乗せて海に流す)
    オシラ様(オシラ仏の信仰)
    上二本杉・下二本杉(樹齢約800年高さ28m)
    ビャクシン(馬場充朗所有。樹齢約500年幹周り3mの伊吹)
    くぐいのムジナ(悪さをするムジナを退治するという話でこのムジナが描いたと言われる掛け軸が残されている)
    綱木地蔵(綱木峠で旅人が山犬に襲われ妻子を失った夫と村人が悪獣退散を込めて地蔵を建立した)
    延命地蔵(人に悪さをするムジナの指を切り落としたところ延命地蔵の指がなくなっていた)
    逆さ杉(不始末から殿様に生き埋めの刑になり、そこに植えられた杉が悲しい娘の泣き声を出すという)
【名産】海産物(ウニ,アワビ,カキ,ホタテ,鮮魚その他)
    民芸品(はじき猿,風車,サッパ舟,アワビ稚貝の貝細工)
    つばき油
    畑作物
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【方言】あげつ(トンボ)
    あづだす(思い出す)
    あつこと(心配する)
    おしょうし(恥ずかしい)
------------ 旧本吉郡本吉町(もとよし)のデータ ------------
【いわれ】3町村の合併により,旧町村名を使用しないことを基本とし,歴史的に本吉金の主産地であったこと,本吉郡という郡名もあったため,本吉町と決定。
【シンボル】花(ハマナス),木(松),鳥(ウグイス)
【日本一】徳仙丈山のツツジ群生
【観光】
    北上山系の美しい支脈と雄大な太平洋に臨む多様で素晴らしい自然環境と歴史のある町
    小泉,大谷両海水浴場を有する雄大なリアス式海岸(遠浅波静かで水質も日本有数。一年中ロングライディングのサーフィンも楽しめる海岸の海水浴場)
    徳仙丈山の360度パノラマ展望(5月にはツツジが全山に咲く)
    田束山(古来信仰の山とされ,山岳仏教の聖地であった。山頂には11基の経塚群が発掘されている。展望台,石像公園,しあわせの森公園,つつじ園など)
    本吉町民総合体育館・漁村美術館(県北一の規模を誇る総合体育館でロビーに日輝会寄贈の絵画が展示)
    本吉町営放牧場(緑の草原がどこまでも広がる牧場には牛が放し飼いされている)
    ミルク&ビーフフェスティバル(コスモスが咲く放牧場で開催)
    田束山・徳仙丈山つつじ祭り(山頂一帯に色づくヤマツツジと360度のパノラマ。実施日5月中旬から6月上旬)
    本吉夏祭り(町民のコミュニケーションの場。実施日7月下旬)
    浜街道をわらじ姿で歩こう(伝説に彩られた街道や美しい海岸をわらじ姿で歩き昔日をしのぶ。実施日10月中旬)
    本吉町はまなすフェスティバル(町特産品の展示即売。実施日11月初旬)
    山田大名行列(文政4年の悪疫退散祈願として行われ、伝統行事。歴史絵巻が展開される。実施日10月中旬)
    小泉川灯ろう流し(小泉川に流れる灯ろう流し。夜空を彩る打ち上げ花火など幻想的情景。実施日8月16日)
    大谷・小泉海水浴場(海開きが6月上旬。遠浅で波静かで水質も日本有数。一年中ロングライデングのサーフィンも楽しめる海岸もある)
    田束山経塚群
    釈迦如来坐像(浄勝寺)
    釈迦牟尼仏坐像(峰仙寺)
    番屋入れ(定置網の作業始め。4月上旬)
    端午の節句(前日、ショウブとヨモギを軒に挿して厄除けにする。しょうぶ湯をたてて入る。そのしょうぶを頭に巻けば頭痛がしない)
    御大師講(果報団子・煮つぶし。汁にだんごを入れハギのつえ1本とハギの小ばし2本を添えて神前に供える。だんごの中にハギの木を3つ小さく切って入れ、食べ当て果報を当てる)
    曲要のほうき松(推定樹齢250年、幹周り4m枝張り18m)
    役場の傘松(推定樹齢300年、幹周り2m枝張り最大東側9m高さ8m)
    今朝磯のイブキ(推定樹齢350年、幹周り2.5m枝張り東西7m南北9m高さ12m)
    ウナギとコイの恋愛(昔、熊ン堂渕に大ウナギが住んでいて風の便りに、泉沢堤に美しい大コイの主が住んでいることを聞き、大水を利用して会いに行った。大ウナギとコイはお互いに恋い焦がれ、堤の底から熊ン堂の底までトンネルを掘り、逢瀬を楽しんだという。今でもこの渕は底なしという)
【名産】マンボウグッズ
    海産物(潮うに,刺身ほや,ワカメ,コンブ,生ほたてなど)
    シイタケ
    生しいたけ
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【方言】おだず(ふざける)
    のさばる(甘える)
    やくでぇ(わざと)
    うざはねく(苦労する)
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【花名所】小泉海岸
【花種類】ハマナス
【所在地】本吉郡本吉町
【花見頃】7月上旬から中旬
【交 通】JR陸前小泉駅から徒歩5分
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【花名所】大谷海岸
【花種類】ハマナス
【所在地】本吉郡本吉町
【花見頃】7月上旬から中旬
【交 通】JR陸前大谷駅から徒歩5分