岩手県九戸郡 【トピック】2006/01/01 九戸郡種市町(たねいち)と大野村が合併して誕生 -------------- 旧九戸郡種市町(たねいち)のデータ ----------- 【いわれ】種市の呼び方はアイヌ語の「長い岬の先」の意味ではないかと考えられるが,詳しいことはわかっていない。 【シンボル】花(ハマナス),木(南部アカマツ) 鳥(カモメ) 【日本一】ウニの生産量 【観光】 親潮と黒潮がぶつかり合う太平洋に弓なりに張り出す海辺の町 干出岩盤と呼ばれる沖合約100mのところに干潮時に露出する岩盤 久慈平岳頂上からの眺望(見渡す限りの水平線) 朝霧のなかの海岸線に咲き乱れるハマナス群落 リアス式海岸を思わせる中野地区の海岸線 海鳴りの音(打ち寄せる波が岩にたたきつけられる豪快な音) 岩手県北部栽培漁業センター(採る漁業から育てる漁業への中核施設で日本初のうに種苗生産施設) 種市町B&G海洋センター(マリンスポーツの拠点施設) 中野白滝(縣がい2段からなる大滝で30m以上の落差がある) 大谷温泉(ラジウム鉱泉の温泉で,その含有量は東北一ともいわれている) 江戸ヶ浜海浜祭り(潮干狩り,南部もぐりの実演など。真夏の最大のイベント。実施日7月下旬) 種市夏祭り(各地区から子どもみこしや郷土芸能、ナニヤドヤラ(盆踊り)の流し踊りなど。実施日8月17日) 岡谷稲荷神社例大祭(五穀豊穣,海上安全,無病息災などの神様として例大祭には多くの人でにぎわう。実施日5月15日) 角浜こま踊り 産業と文化の祭典(農林水産物の品評会や展示即売会。実施日11月上旬) 滝沢鶏舞 和座神楽 種市町立歴史民俗資料館(南部もぐりの道具や資料,その他町の歴史民俗資料多数展示) 1992年に白亜紀後期の鳥の羽毛(後羽)入り琥珀が世界で初めて発見 柳田国男碑 下町渓月歌碑 津波記念碑(9基) 潜水士を養成する種市高校での潜水実習風景 おしらさま遊び(旧正月(16日)いたこを連れて来て、おしらすさまぼろき(遊び)をする風習) 有家伝説(新古今集の選者の藤原有家に関する伝説で、現在、有家(うげ)の地名の由来となった話) 二万石権現(八戸二万石の殿様が領内の権現様を招待したとき、種市の権現様は下座であったが他をけ散らし上座についた話) 長石様の話(山うばが大きな石を背負い長い石の杖をついて浜平に来て置いていった。これが虫歯の神様になった話) 【名産】銘菓(南部もぐり・南部もぐりのヘルメットをかたどったもなか) 銘菓(うにの里・白あんの中に焼きうにの入ったまんじゅう) ほや仙人(ホヤの殻で作ったマスコット) 花折り昆布(だし昆布を祝儀用として水引帯をつけたもの) うに缶詰(取れたてのうにをボイル加工して缶詰) いちご煮缶詰(ウニとアワビの吸い物缶詰) 生,干ししいたけ グーズベリージャム及びドリンク 【発祥】南部もぐり(明治31年にその技術が伝えられ現在に至る) 【方言】かんずき(素潜り、素潜りをする人) ごんぼうほり(悪態をつく人) わんどうが(私たち) こー、かー、くー、けー(こっちへ来て、さあ、食べますか、食べなさい)-------------- 旧九戸郡大野村のデータ ----------- 岩手県九戸郡 【いわれ】大野の名称の起源は天然描写法で,野という地形語を付けたのではないかといわれ,「野」は山のすそ,緩傾斜の地帯を意味して「大」は広々とした,美しいという意味である。 【シンボル】花(リンドウ),木(アカマツ) 鳥(ヒバリ) 【日本一】村内の保育所,小,中学校に地元で作った木製の給食食器を導入 【観光】 総面積の75%を占める山林原野の山村 標高706mの久慈平岳からの八甲田連峰や三陸海岸の眺望 産業デザインセンター(創る,学ぶ,遊ぶ施設で木工食器や乳製品加工などの体験ができる) グランデール久慈カントリークラブ(アカマツが群生し,東に太平洋を望む丘陵地に位置し,雄大な自然を生かした造形,18ホール) 北奥羽ナニャドヤラ大会(旧南部藩領に伝わる盆踊り「ナニャドヤラ」を歌と太鼓,踊りで競い合う。実施日8月18日) 雷鳴神社例大祭(実施日8月17日〜19日) 久慈平岳つつじ祭り(実施日6月第1日曜日から1週間) おおの駒踊り 久慈平岳登山マラソン(頂上までの5kmのコース) 牧草の干し草採り風景(6月上旬) ヤマセ(偏西風。5月下旬から7月下旬) 久慈平岳登山道(5km)のオオヤマザクラ・ナナカマドなどの桜(2000本) 【名産】木工品 りんご りんごジュース シイタケ 豆腐田楽 手作りアイスクリーム 【方言】あっぱ(母) おんちゃ(おじ) さがしー(賢い) めらす(年頃の女性) せはしー(やかましい) |