西和賀町(にしわが)検索

岩手県和賀郡
【トピック】2005/11/01 湯田町と沢内村が合併して誕生

------------- 旧湯田町のデータ ----------------
【いわれ】広く湯のわく土地,湯のある所という意味から「湯田」という呼び名が起こったといわれる。
【シンボル】花(ツツジ),木(ブナ) 鳥(ヤマドリ)
【日本一】わら人形(厄払いの人形で,高さ5m,幅4mと大きさが日本一)
     小さな公立美術館(木造平屋建て20畳敷きほどの規模で郷土出身画家の作品を展示。規模の小ささが日本一)
     遅出しイチゴ,リンドウの品質
     温泉付き体育館(温泉の付いている体育館は日本唯一)
【観光】
    下前風景林(ブナ原生林の中に大小の滝が点在している)
    未来の森(天然記念物「湯川沼」の周辺に,ブナ,ナラの原生林がある)
    南本内岳からの眺望(岩手山,鳥海山などを一望)
    錦秋湖(和賀川にある人造湖で春の新緑,秋の紅葉が美しい)
    自然(開発の手が加えられていない自然が多い。町全体が標高240m以上の高地で90%が山林で占められている)
    温泉(5地区40軒,ほっとゆだ,砂ゆっこ)
    ほっとゆだ(JRの駅と町の公衆浴場の合築)
    砂ゆっこ(砂場付きの公衆浴場)
    屋内温泉プール(25m公認コース)
    湯本博物館(個人で収集した生活用具数千点のコレクションを展示)
    湯田町歴史民俗資料館(考古,文書,鉱山,温泉,民俗などの資料)
    湯田町立川村美術館(川村勇画家の作品を中心に展示)
    悠々館(高齢者の冬期アパート)
    錦秋湖マラソン(30km、ハーフ、10kmの種目。実施日5月最終日曜日)
    渓流釣り(町内全ての河川で行うことが出来る。イワナ,ヤマメなど)
    あやめ祭り(本州で一番遅い時期に行われる。実施日7月中旬)
    雪祭り(雪像つくりや雪上競技などを楽しむ。実施日2月最終土日曜日)
    和賀川ゴムボート川下り大会(ゴムボートで6.5kmの川下り,タイムを競う。実施日7月第2日曜日)
    湖水祭り(錦秋湖を活用した花火大会,歌謡ショーなど。実施日5月最終土曜日)
    白木野人形送り(さむらい姿で男性のシンボルを突き出したわら人形を地区外れの木にくくる。実施日1月19日)
    女神霊泉 
    当楽峡 
    大台野遺跡 
    越中畑御番所跡
    利助大モミの木(胸高周囲6m高さ42m樹齢約400年。湯田町草井沢地区)
    一里塚(町内3ヶ所)
    長松垢離(こり)とり(ふんどし1枚で近くの沢に入り,苦難に耐え厳しい父祖の業を引き継ぎを山神に誓う儀式。実施日旧暦12月12日)
    厄払い(厄を払う人形を地区の外れまで送り、木にくくりつけると地区内に悪い病気が入ってこない風習)
    湯川沼の浮島(山頂の直径87mの沼に,浮き草で出来た島が10個ほど浮いている。直径1m〜5m)
    正岡子規句碑(町内3ヶ所。明治26年に町内に投宿した際の句碑)
    首切り地蔵(孫作地蔵尊。250年ほど前、暮らしに困った人たちが藩の許可なくケヤキの名木を盗伐しその罪を一身に背負い打ち首になった孫作という人を供養した地蔵尊)
    矢つくし沢(前九年の役で安倍貞任と源義家が激戦を繰り広げた地にある小河川で両軍とも矢がなくなるまで戦った所と言われる)
【名産】牛乳,ヨーグルト(飲むヨーグルト,生乳100%のプリン)
    けい砂(上水道などの濾過,ゴルフ場バンカーなどに利用する砂で,粒子が細かく白色である)
    マイタケ(通年生産される)
    厄払いのわら人形
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【方言】いっぺ(たくさん)
    んだ(そうです、その通りです)
    おっかね(恐い、恐ろしい)
    まねる(座る)
    やじまげだ(困った)
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【名称】湯田町立川村デッサン館
【住所】岩手県和賀郡湯田町39−142−1
【電話】0197−82−2045
【交通】北上線ほっとゆだ駅から徒歩2分
【開館】9:00〜16:30(5月から11月のみ)
【概要】平成4年に開館
    町出身の川村勇画伯のデッサンを中心に展示
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【名称】湯田町立川村美術館
【住所】岩手県和賀郡湯田町40−40−56
【電話】0197−82−2045
【交通】北上線ほっとゆだ駅から徒歩2分
【開館】9:00〜16:30(5月から11月のみ)
【概要】昭和60年に開館
    町出身の川村勇画伯の油絵を中心に展示
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【名称】湯田町歴史民俗資料館
【住所】岩手県和賀郡湯田町40−40−56
【電話】0197−82−2045
【交通】北上線ほっとゆだ駅から徒歩2分
【開館】9:00〜16:30(5月から11月のみ)
【概要】昭和53年に開館
    大台野遺跡出土品を中心
    考古,民俗,古文書資料展示

------------- 旧沢内村のデータ ----------------
岩手県和賀郡
【いわれ】藩政時代,本村を沢内通りと称しており,明治22年の市町村制施行に伴い,沢内通り6か村をもって沢内村とした。
【シンボル】花(カタクリ),木(ブナ) 鳥(カッコウ)
【日本一】真夏に開催する雪氷祭り
     碧祥寺博物館所蔵のマタギ(狩人)狩猟用具は国の重要有形民俗文化財
【観光】
    奥羽山脈の山懐に抱かれたのどかな農村
    和賀岳周辺のブナ原生林 
    村内全域に見られるカタクリの群生(雪国に春を告げる早春の花) 
    村内に点在するミズバショウ群落
    雪国文化研究所(雪に関する情報を収集し,雪国文化の伝承と発掘を行う)
    碧祥寺博物館(雪国の習俗,文化を伝える民俗博物館。マタギ狩猟用具は国の重要有形民俗文化財)
    真夏の雪氷祭り(冬期から蓄えた雪氷を利用して,真夏に開催する雪祭り。実施日8月中旬)
    沢内甚句全国大会(民謡沢内甚句の全国大会。実施日9月23日)
    十五夜の豆ぬすみ(十五夜に各家庭が御供えした豆や菓子などを子どもたちが盗んで歩く。どの家庭でも子どもたちが盗みやすい縁側などにお供え物を置き、子どもたちのやってくる家には福が宿ると言い伝えられている)
    およね伝説(凶作が重なり、南部藩に対して年貢が納められなくなり、村一番の器量よしといわれたおよねという娘が人身御供となり藩公へ輿入れし村の危機を救ったという悲話)
    ふるさと太鼓の響き(和太鼓)
【名産】山菜やキノコの缶詰
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【方言】はがおり(早朝、朝一番)
    もじょねぇ(ごちゃごちゃで)
    ごしゃぐ(怒る)
    だぇんの(大きい)
    たもづぐ(つかまる)
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【名称】碧祥寺博物館
【住所】岩手県和賀郡沢内村太田
【電話】019785−3330
【交通】北上線ほっとゆだ駅から盛岡,川舟行きバスで太田下車,徒歩2分
【開館】9:00〜17:00
【概要】昭和44年に開館
    宗教法人
    マタギ資料を中心にした民俗資料