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岩手県
【トピック】2006/02/20 水沢市と江刺市、胆沢郡前沢町、胆沢町、衣川村が合併して誕生

------------- 旧水沢市のデータ ------------
【いわれ】水沢は地名はすでに南北朝頃の文献に見出されるが,呼び名の由来は明らかではない。 徳川中期の「封内風土記」には「むかしこの地無限の大湫(しゅう)あり,而して沢水巷に満つ,故にこの地を水沢という」と水の豊富なことからこの地名がついたと記載されているが,この説も明らかでない。
【シンボル】花(シダレザクラ),木(モミジ) 鳥(ヒバリ)
水沢市風景 水沢市風景 水沢市風景
【日本一】正法寺本堂のかやぶき屋根(210坪(約690u)は最大)
     黒石寺薬師如来座像の体内銘仏(貞観4年(862年)は最古)
     胆沢城跡の漆紙文書(古文孝経の写本は最古)
水沢市風景 水沢市風景 水沢市蔵風景
     日本初の公民館(公民館の名称を使った建物の第1号)
     国立天文台水沢観測センター(日本唯一の地球回転研究観測施設)
     東北新幹線で初の請願駅「水沢江刺駅」
水沢市風景 水沢市風景 水沢市風景
     日本唯一のアコーディオンプリーツマシン製造(株)東洋工場
     鋳物製風鈴の生産量
     ジャンボ鉄瓶(直径2.5m,深さ80cm,重さ5トン)
【観光】
    日高火防祭(「日高囃」の屋台囃子。300年の伝統を誇る旧藩政時代からの火防祭り。着飾った少女たちが優雅な音曲に奏でるけんらん豪華な屋台が町を練り歩く。実施日4月21日から22日)
    子ども騎馬武者行列(駒形神社の春の例祭。かっちゅうに身を固めた子ども達の乗る馬が町を練り歩く。源頼義,義家親子の故事にちなんで。実施日5月3日)
    夏祭り(七夕祭り,水沢ざっつぁか,子どもみこし,灯ろう流し,花火大会など。実施日8月9日から11日)
    寿安祭(後藤寿安の遺徳をいのび,五穀豊穣を願う。実施日5月下旬と9月11日)
    黒石寺蘇民祭(災厄を払い,五穀豊穣を願う祭り。裸の男達が蘇民袋を取り合うクライマックスは早暁まで繰り広げられる。実施日旧暦1月7日)
    黒石寺木造薬師如来坐像(国指定重要文化財)
    黒石寺木造僧形坐像(国指定重要文化財)
    正法寺本堂・庫裡・惣門(国指定重要文化財)
    正法寺本堂のかやぶき屋根
    日高神社本殿(国指定重要文化財)
    胆沢城跡(国指定史跡)
水沢市風景 水沢市風景 北上川風景
    杉ノ堂大清水(岩手の名水二十選)
    駒形神社および水沢公園のヒガン系桜群
    水沢公園の桜(ヒガン系桜の古木群,樹齢280年〜350年)
    大畑小路の武家屋敷
    北上夜曲碑(作詞者菊池規(のりみ)が初恋の思いとともに詩想を練った北上川岸に建立)
    松尾芭蕉句碑
    正岡子規句碑
    菊池知勇歌碑
    高野長英碑
    高野長英生誕の地碑
    高野長英旧宅(国指定史跡)
    高野長英記念館(長英の書簡、著訳書のほか獄中の書など)
    太宰翁碑
立町風景
    後藤新平記念館(新平の先駆的業績の資料や写真、著訳書など)
    斉藤實記念館(記念館と旧宅が誕生地に保存され多くの遺品と図書を展示)
    消防記念館(江戸時代から昭和初期にかけて使われた消防器具や車を展示)
    水沢市伝統産業会館(南部鉄器の歴史や製造工程のモデルなどを展示)
    胆沢城跡収蔵庫(城跡からの出土品を展示)
    南岩手物産館(南岩手の物産と観光を一堂に展示,紹介,水沢江刺駅構内)
    水沢市公民館(後藤伯記念公民館。昭和16年に「公民館」の名称を日本初めて使用)
    国立天文台水沢観測センター(日本唯一の地球回転研究観測施設)
    水沢競馬場(地方競馬を開催)
    木村栄記念館(緯度観測所の開所当時の建物を保存)
    高山掃部長者物語(長者の妻は欲のため大蛇に化身し、人々を苦しめるが、いけにえになろうとした小夜姫に神仏への信心を取り戻し元の姿になる)
    正法寺の七不思議(正法寺には昔から伝わる七不思議がある)
    八百屋お七と白粉地蔵(法泉寺にお七の恋人吉三が出家してお七がモデルの地蔵を背負ってきて、この地で供養したといわれる地蔵が安置されている)
【名産】水沢純情米
    水沢リンゴ
    南部鉄器(風鈴,鉄瓶,湯がま,きゅうす)
    きんらん皿
    正法寺わん
    もち料理
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【方言】あじゃら(荒々しい、乱暴な)
    おだつ(扇動にのる、有頂天になる)
    なじょにすべな(どうしようかな)
    わっつぁ(いたずら)
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【名称】高野長英記念館
【住所】岩手県水沢市中上野町1−9
【電話】0197−23−6034
【交通】JR東北本線水沢駅から徒歩10分
【開館】9:00〜16:30
【概要】昭和46年に開館
    幕末の先駆的蘭学者の生涯を展示
    肖像画
    書簡
    遺品
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【花名所】水沢公園・駒形神社
【花種類】ヒガンザクラ
【所在地】水沢市上野町
【花見頃】4月中旬
【交 通】JR水沢駅から徒歩10分
------------- 旧江刺市のデータ ------------
岩手県
【いわれ】奈良,平安時代に中央政府とえぞの国との境に当たり,えぞ側の最前線ということで,アイヌ語で前面を意味するエサシが地名となったといわれているが,定かではない。
【シンボル】花(レンゲツツジ),木(ケヤキ),鳥(カッコウ)
北上川風景  市内風景 江差駅前風景 歴史公園「えさし藤原の郷」
【日本一】毎年,市場の市場最高値を更新する江刺リンゴ
【観光】
    人首川沿いの風景(ひとかべかわ。トンガリ帽子の明治記念館(旧共立病院))
    種山高原からの眺望(宮沢賢治が愛した雄大な自然をもつ高原で,胆沢平野から奥羽山脈までを一望)
    平坦部に広がる区画整理された田園風景
    歴史公園「えさし藤原の郷」
    依田養商店
    市内にある約100蔵風景
    黒壁ガラス館
    匠の森「藤里木工」
歴史公園「えさし藤原の郷」 歴史公園「えさし藤原の郷」 歴史公園「えさし藤原の郷」 歴史公園「えさし藤原の郷」
    阿原山(春には桜、レンゲツツジと広々とした牧草地)
    向山公園からの眺望(市街地と豊かな緑を一望)
    明治記念館(菊田一夫の「鐘のなる丘」のモチーフとしての明治7年建築の洋風建造物から朝夕流れるメロディー。民俗資料の展示)
    愛宕神社
    伊手熊野神社蘇民祭り(酷寒の夜を徹して裸の男達が疫病よけの護符である蘇民袋を奪い合う。実施日1月14日から15日)
    江刺甚句祭り(市民総参加の祭り。実施日5月3日から4日)
    東北サイクルロードグランプリ(実施日9月第4日曜日)
    藤里の珪化木(1500万年前の第3期層の凝灰岩の中に立った形で埋もれている。末口の直径約1.3m主幹の先端部の様子から埋没部分を判断すると全長は10mを超すと推定。樹種はセコイヤメスギで第3期の頃には日本各地で大森林を成していた。この桂化木は岩手県内では根反(ねぞり)の大桂化木に次いで大きい)
歴史公園「えさし藤原の郷」全景
    木造兜跋毘沙門天立像(国指定重要文化財)
    旧後藤家住宅(国指定重要文化財)
    豊田城跡碑(豊田館跡)
    名牛和人号の碑(優良種雄牛であった「和人」)
    灯ろう流し(人首川。実施日8月16日)
    義経北行伝説(平泉から逃れ、市内を北上したという伝説があり、義経のものとされる笈(きゅう)・経文・太刀などが残る)
歴史公園「えさし藤原の郷」 市内風景 市内にある約100蔵風景 黒壁ガラス館
【名産】江刺リンゴ
    陸中牛(子牛として出荷され,松坂牛などの高級牛肉の素牛となる)
    卵(らん)めん(江戸時代,長崎から伝わった卵で練り上げためん。つけ汁を付けて食べる)
    岩谷堂ようかん(300年以上の伝統を持つ代表的な土産品。クリ,ゴマ,クルミなど各種)
    岩谷堂たんす(芸術性の高いたんす)
【発祥】わい化りんご栽培
【方言】しょす(恥ずかしい)
    もじえ(気の毒、かわいそう)
    ねまる(座る)
    たどづぐ(つかまる)
    こだれる(着物などが乱れる、崩れる)
------------- 旧胆沢郡前沢町のデータ ------------
岩手県胆沢郡
【いわれ】前沢という地名は,鎌倉時代の初期史実に見えるが,由来はよくわからない。小前沢説,駒胆沢説などがある。それぞれ「こまえさわ」,「こまいさわ」,「まえいさわ」が「まえさわ」となったと考えられる。
【シンボル】花(ツツジ),木(桜),鳥(キジ)
【日本一】肉質日本一の前沢牛
【観光】
    束稲山,音羽山,経塚山からの眺望 
    ふれあいセンター(固定席660席で音響,照明重視のホール)
    お物見公園(岩手県内でも有数の桜の名所。200本の桜並木)
    月山キャンプ場(アカマツ林に包まれている自然を生かしたキャンプ場)
    経塚山(ツツジの名所で眺望も素晴らしい)
    桜梅の里(チェリーロード)
    俳句の里
    前沢牛の里
    牛の博物館(国内外から集めた牛に関する資料を展示)
    前沢熊野神社の例祭(300年以上の歴史を誇る安全祈願祭。実施日4月9日)
    月山神社の例祭(献ぜん行列を行い,五穀豊穣,商売繁盛を祈願するとともに神に感謝する。実施日4月29日)
    六日入白山神社・献ぜんの儀(献ぜん行列を執り行い五穀豊穣を願う。実施日旧暦8月1日)
    前沢町春祭り(県南地方の春祭りのトップを飾る祭り。豪華な山車やござえんちゃ踊りでにぎわう。実施日4月中旬)
    束稲山つつじ祭り(登山マラソンや写生大会、宝探しなど。実施日5月中旬)
    前沢夏祭り(盆踊り、花火大会。実施日8月16日)
    前沢牛祭り(広い芝生の上で日本一の前沢牛の焼き肉を賞味。ちびっこ相撲やのど自慢大会のイベントも。実施日9月上旬)
    東日本前沢マラソン(東北最大規模。実施日11月上旬)
    イロハモミジ(幹回り5m10cmのものと,3m30cmのもの2本。樹齢はそれぞれ550年,270年)
    五百羅漢像(西岩寺、久成寺)
    釈迦像
    十一面観音(霊札寺)
    旧後藤家住宅
    千手観音(西館観音堂)
    まえさわクジラ化石(茂木家)
    大内貞太郎の歌碑
    大久保輔八翁の碑
    佐々木千代治翁顕彰碑
    千田左馬・遠藤大学記念の碑
    聖徳太子堂(前沢町大桜地区。尊像が安置されているこの像は、このお堂を守り続けている鈴木家の最年長の男子一人のほか、家族といえども拝むことが出来ず、もしこれを見ると目がつぶれると言い伝えられ、まったく未公開で門外不出の像)
【名産】前沢牛(肉質日本一)
    べっこうにんにくわ漬け(ニンニクをまるごと醤油漬けにしたもの)
    伊達しぼり
    前沢リンゴ
【方言】わねる(ふざける)
    あぐど(かかと)
    おしょす(恥ずかしい)
    しゃね(仕方がない、知らない)
    きゃね(悪い、具合が悪い)
------------- 旧胆沢郡胆沢町のデータ ------------
岩手県胆沢郡
【いわれ】坂上田村麻呂の奥羽平定の際,胆沢城が築かれたのが「いさわ」の地名の由来であり,明治維新後当地方が胆沢県となったことも本町の町名の由来とされている。
【シンボル】花(ヤマユリ),木(ユキツバキ) 鳥(ヤマドリ)
【日本一】高山植物の宝庫「焼石連峰」(栗駒国定公園)
     日本一のジャンボ福俵(直径2.5m,重さ5トン)
     日本一のジャンボうす(直径2.4m,高さ2m)
     石渕ダム(わが国初のロックフィル多目的ダム)
     緑が濃く,果肉が厚い胆沢ピーマン
【観光】
    散居の町(北上川支流胆沢川によって開けた扇状地に水田が広がりその中に浮かぶ小島のように点在するのどかな農村風景)
    焼石連峰の大自然と石渕ダム湖周辺 
    尿前渓谷(柱状節理の絶壁,特に紅葉のシーズンは最高)
    徳水園(胆沢平野の美田を潤す大円筒分水施設がある庭園)
    角塚古墳公園(日本最北端にある前方後円墳(国指定史跡)。古代イメージの公園)
    鹿合館跡公園(山城跡を公園にした。胆沢平野を一望できる)
    ダム下流展望公園(1999年10月7日開館。胆沢ダム建設の工事現場を見渡せる地にマンサクやブナなど35種90本を移植し整備)
    胆沢町文化創造センター(ホール,図書館,郷土資料館の機能を併せた総合的な芸術文化の振興拠点施設)
    温泉(泉源3ヶ所。ひめかゆ温泉,おあご温泉)
    クアパーク焼石
    国道397号線の桜並木(国道両側約8km。徳水園付近と上愛宕の桜並木をライトアップ。総延長約3kmに及ぶ、光がおりなす幻想的な世界)
    ほおの木沢剣舞
    クライン・ボトル(Klein・Bottle)(このボトルは、外面をなぞっていくと内面へ、さらになぞってゆくとまた外面へとたどりつくという不思議な壺です。ドイツの有名な数学者クライン(1849〜1925)は、トポロジー(位相幾何学)という連続性に関する数学の部門でクライン・ボトルを考え出しました。大野貢氏によって世界で初めて完璧なものが作られ、いまでは「大野・クライン・ボトル」と呼ばれ、米国のスミソニアン博物館をはじめ世界各地の博物館等に展示されておりその数200あまり、日本ではわずか数個しかない。)
    焼石連峰山開き(国定公園焼石連峰の登山安全祈願、釣り大会など。実施日5月最終日曜日)
    いさわ夏祭り(踊りの広場、与市、田園花火大会。実施日8月中旬)
    焼石マラソン大会(焼石連峰の秋を満喫しながら走る。実施日10月10日)
    全日本農はだての集い(農村伝統文化を再認識するわらと火の祭り。日本一の大うすと大福俵がシンボル。実施日2月第2土曜日)
    胆沢町民劇場(ふるさとの民話、伝説を素材にシナリオからスタッフ、キャストまですべて町民参加の手作り舞台。実施日3月中下旬)
    焼石連峰に残雪でハルの文字が現れる情景(4月下旬)
    虫追い(若柳市野々地区の伝統行事。6月下旬)
    猿岩ユキツバキ群落(石渕ダム湖岸猿岩に群生)
    ブナ原生林(町西部山岳地帯)
    若柳ヒメカユウ群落(ミズバショウに似ている)
【名産】いさわ牛ステーキ
    漆器(秀衡塗)
    わら細工民芸品(福俵)
    ピーマンうどん(特産の胆沢ピーマンの粉末入り)
    ピーマンまんじゅう(ピーマン顆粒が皮にまぶしてある)
    ブルーベリーまんじゅう(ブルーベリー入り)

------------- 旧胆沢郡衣川村のデータ ------------
岩手県胆沢郡
【いわれ】衣川で最も高檜能山五輪上の谷に天女が舞い降りて,天の羽衣を乾かしたという伝説に由来するものである。
【シンボル】花(リンドウ),木(杉),鳥(キジ)
【観光】
    恵まれた自然とロマン漂う豊かな歴史と伝説(前九年の役の古戦場)
    のどかな農山村の夕暮れ(カエルやセミなど虫が鳴く声は自然豊かでのどかな農山村であればこそ,すばらしい音色である)
    星空がきれいに見える星空の広場
    衣川悠久ファーム(東北ニュージーランド村)
    史跡100ヶ所
    国民宿舎サンホテル衣川荘から望む衣川の田園風景
    ブナの原生林が茂る国見平から見下ろす胆沢平野
    2600本の桜による桜並木(延長17km)
    弁慶綱引き大会(弁慶にまつわる力自慢比べ,30地区で力を競う。実施日9月)
    武蔵坊弁慶立ち往生の地
    長者ヶ原廃寺跡
    木造薬師如来坐像
    金銅阿弥陀如来坐像懸仏
    木造地蔵菩薩坐像(地蔵堂)
    木造孝養太子立像(安祥寺)
    川西大念仏剣舞
    衣川村収蔵庫懐徳館(衣川に伝わる古文書,民俗資料などを収集し展示している)
    星空に関する作文コンクールを開催(衣川星を見る会)
    アストラカー(星を見るための機材を搭載した村自慢の車)
【名産】はと麦しょうちゅう
    阿都麻焼(衣川ゆかりのけさ御前の幼名を冠し,粉ひき,絵付きで食器を主体にした焼き物)
    はと麦めん
    はと麦菓子
    シメジ,シイタケ(良質で味も良い)