二戸市(にのへ)検索

岩手県
【トピック】2006/01/01 二戸市と二戸郡浄法寺町(じょうほうじ)と合併

--------- 旧二戸市のデータ -------------
【いわれ】昔の牧場制度時代の名残で,三戸南部の居城である三戸を中心に領内を東西南北の4つに分け,南を一戸,二戸,西を四戸,五戸,北を六戸,七戸,東を八戸,九戸の9つに区別した。
【シンボル】花(ヤマザクラ),木(アカマツ) 鳥(カッコウ)
【日本一】清酒(南部美人)のうまさ
     南部せんべい(南部せんべいといわれるものでは全国で生産)のうまさ
【観光】
    県立自然公園「馬仙峡」(高さ180mの男神岩160mの女神岩があり,秋の紅葉は素晴らしい)
    男神岩(県立自然公園)からの市内の眺望
    県立自然公園「折爪岳」からの眺望(岩手山,八甲田連山,太平洋など)
    市民文化会館(馬渕川沿いに建設され,馬渕川公園があるなど自然景観に恵まれている)
    市営大平野球場(両翼97m,中堅121m,2100人収容の内野スタンド。夜間照明が設けられている)
    馬渕川公園(馬渕川の河川敷に設置され,テニスコート,ゲートボール場,せせらぎ広場,あゆ釣り場など)
    金田一温泉(ざしきわらしが出る旅館がある。劇団四季のミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」の舞台となった)
    ざしきわらし(金田一温泉に出るという旅館があり、5から6歳の子どもの精霊で旧家に住み、家運をもたらすと言われている)
    二戸市歴史民俗資料館(二戸市の民俗資料を収集展示) 
    浪打峠の交叉層(旧陸羽街道,末の松山地内の浪打峠海抜302mの所にある。多数の貝殻破片が地層の面に沿って美しく縞のように並び,明らかに浅海たい積層の特徴を示している。国指定天然記念物)
    九戸城跡(国指定史跡) 
    古戦場フェスティバル(九戸政實の乱400年を記念して古戦場シンポジウムなど。実施日9月6日7日)
    馬渕川公園祭り(花火大会、ジャンボのり巻き大会など。実施日8月第1土日曜日)
    金田一温泉祭り(金田一温泉プールにおいて。実施日7月下旬)
    二戸祭り(450年もの昔から受け継がれてきた秋祭り三社大祭で,中日には二戸大作太鼓や二戸ふるさと音頭が行われる。実施日9月第1土日曜日)
    虫追い祭り(江戸時代より続いてきた農山村の五穀の豊作,悪虫退散,悪病よけのお祭り。実施日7月24日)
    さいとぎ(その年の農作物の出来具合を占う行事で,まきを積み上げて火をつけその炎によって占う。実施日旧暦1月6日)
    掘野史跡
    一里塚
    稲荷文庫
    槻蔭舎
    「荒城の月」詞碑
    金田一京助歌碑
    渡辺喜恵子「馬淵川」碑(直木賞受賞)
    国分謙吉碑
    小坂馬山詩碑
    ローマ字「九戸城懐古詩」碑
    九戸の乱供養碑
    小保内定身先生之碑
    小田嶋熊吉翁の碑
    明神ヶ渕(男神と女神は恋仲であったが、男神は容姿の美しい朝日観音に心変わりしたため、女神は大蛇に変身し、馬淵川に身を投じて明神ヶ渕の主となった。日暮れになると妙齢な美女に身を変え里人に恐れられていた)
【名産】リンゴ(県内有数の産地。リンゴ立ち木オーナー制もある)
    アユ(観光やなあり)
    南部板ふ(おつゆの具として欠かせない)
    ティラピア(温泉水を利用した養殖は全国でも珍しい)
    竹製品(昔ながらの竹細工はこの地区の伝統製品)
    清酒(南部美人)
    南部せんべい
    プラム工芸(木工製品)
    南部きりまくら
    はちみつ
-----------------------
【方言】いだわしいねぇ(もったいない)
    さがしーい(利口、賢い)
    らずねぇ(分からない)
    よっきり(酒に酔った人)
    あさま(朝)
-----------------------
【名称】二戸市歴史民俗資料館
【住所】岩手県二戸市福岡字長嶺80−1
【電話】0195−23−2870
【交通】東北本線二戸駅から久慈,金田一方面行きバスで長嶺下車,徒歩3分
【開館】9:00〜16:00(土は12:00まで)
【概要】昭和50年に開館
    二戸地方の化石,土器,石器,古文書,民具などの考古,歴史民俗資料
--------- 旧二戸郡浄法寺町(じょうほうじ)のデータ -------------
岩手県二戸郡
【いわれ】鎌倉時代の武将で,源頼朝について源義仲追伐や奥州征伐に勲功があった畠山重忠の3男重慶が長子を浄法寺太郎と名づけたことに由来するといわれている。
【シンボル】花(キキョウ),木(カツラ) 鳥(カッコウ)
【日本一】生漆生産量
【観光】
    天台寺(東北最古の名刹。神亀5年聖武天皇の勅願所として開山したと伝えられている。現在の住職は作家の瀬戸内寂聴)
    天台寺本堂(国指定重要文化財) 
    天台寺仁王門(国指定重要文化財)
    重要有形民俗文化財収蔵庫(浄法寺の漆かきと浄法寺塗の用具および製品を保存)
    浄法寺町歴史民俗資料館(生活用具、漆器、石器など)
    稲庭岳(山頂からは岩手山や八戸の海が見える。6月第2日曜日が山開き)
    天台寺春の例大祭(実施日5月5日)
    天台寺秋の例大祭(実施日10月5日)
    神明社祭典(実施日9月14日から16日)
    木造聖観音立像(緋カツラを使った一本造り。国指定重要文化財)
    木造十一面観音立像(国指定重要文化財)
    浄法寺の漆かきと浄法寺塗の用具(国指定重要文化財)
    小田島孤舟歌碑
    猫塚の碑
    猫塚の寺・福蔵寺(葬儀の際に棺が中天に舞い上がり、福蔵寺の住職の回向でようやく静まったという怪事があった。この奇跡は和尚の飼い猫の霊力によるものとされ、以来この猫をまつっている)
【名産】浄法寺漆器
    南部せんべい
    天台寺そば
    山菜漬け
【方言】ほじを落とす(酔って記憶をなくすこと)
    おどでな(一昨日)
    きゃっちゃ(逆さま)
    しまざ(同類、親族)
    ぎゃぐり(回り)