宮古市(みやこ)検索

岩手県
【トピック】2005/06/06 宮古市と下閉伊郡田老町、新里村が合併

------------ 旧宮古市のデータ -----------
【いわれ】寛弘年間,阿波の鳴門が荒れ狂った際,当地の横山八幡宮の神官が神歌を歌い,鎮めたため,時の帝である一条天皇が都と同訓の「宮古」の文字を使うことを許した。
【シンボル】花(ハマギク),木(アカマツ) 鳥(ウミネコ),その他(サケ)
【日本一】日本最初のサケのふ化放流事業と現在のふ化能力世界一
     天然記念物「日出島」(東半球唯一のクロコシジロウミツバメの繁殖地)
     リアス式海岸の浄土ヶ浜景観
     日本最初のウミネコの餌付け
     日本最初の第3セクター三陸鉄道(株)の設立
     明治28年創立の日本一古い水産学校(岩手県立宮古水産高校)
【観光】
    鮭ヶ崎灯台(本州最東端の地にある。風と波とうの音)
    浄土ヶ浜海岸(陸中海岸の代表的な景勝地。陸中海岸国立公園)
    月山からの市街地の夜景 
    日出島(東半球唯一のクロコシジロウミツバメの繁殖地)
    ろうそく岩(高さ40m,幅7mの火成岩が海岸に突き出ている。国指定天然記念物)
    南部鼻曲りサケの津軽石川の遡上
    定置網の網おこし 
    「潮吹き穴」の吹き上げる潮の音(荒波が押し寄せるたびに30cmほどの岩場のすき間から空中高く海水を吹き上げる。国指定天然記念物)
    ウミネコの鳴き声
    魚市場の水揚げと競りの賑わい
    十二神自然観察教育森(野鳥の鳴き声)
    県立水産科学館(伝統的な漁法,漁具などを紹介)
    寄生木記念館(徳富蘆花の名作「寄生木」主人公ゆかりの記念館)
    宮古ビジターセンター(三陸の自然を科学的に紹介)
    黒森触れ合い館(林業活動拠点施設で,木工民芸品教室など)
    宮古漁協津軽石サケ・マス人口ふ化場(世界最大のふ化場)
    三陸・海の博覧会 
    ジャズイン浄土ヶ浜(実施日8月下旬)
    宮古サーモン・ハーフマラソン(実施日11月)
    さけ祭り(南部曲がりサケの本場。地引き網体験やサケの即売、郷土芸能の披露。実施日1月3日から5日) 
    宮古秋祭り(市民参加の手踊りや舟山車の競演。実施日9月15日から16日)
    又兵衛祭り(その昔,津軽石川のサケを地元の人々が捕獲できるきっかけをつくったことに感謝する儀式。実施日11月30日)
    黒森神楽
    獅子頭
    鉄鉢
    経塚の碑
    阿弥陀如来像
    暦応の碑
    逆さイチョウ
    宮古港戦蹟碑
    宮古港開港記念碑
    石川啄木文学碑
    超我の碑(列車事故の際の不屈な機関士魂。「大いなる旅路」のモデル)
    お飾り市(神棚に飾る縁起物の絵「お飾り」の即売)
    小正月のみずきだんご(ミズキの枝にだんごを挿し祝う)
    なもみ(無病息災、家内安全を鬼の面をかぶり家々を回って祈願する)
    宮古の由来(阿波の鳴戸の激浪を鎮めたことで当地横山八幡宮の神官が一条天皇より都と同訓の「宮古」を名乗ることを許された話)
    津軽石川(弘法大師が青森県黒石の浅瀬石川の石を当地の川に投じたところサケの大漁が続いた。またその川を津軽石川と改めた話)
    川留(後藤又兵衛という役人が飢饉に苦しむ村人のために「川留」を破りサケを自由に取らせ、逆さはりつけとなった話)
    源義経北行伝説(自刃したと伝えられる1年前に高館を脱出し各地を経て、当地では黒森山に3年3ヶ月滞在したと言われている)
【名産】ワカメ(本州最東端の肉厚ワカメ)
    いかせんべい(イカの粉末を入れた素朴な味わい)
    サケ(南部鼻曲がりサケ)
    いかとっくり(イカの胴体を乾燥したとっくり)
    南部きりげた(きりタンス)
    サケの皮細工
【発祥】サケの稚魚のふ化・放流事業
    ウミネコのえづけ
    焼きウニ
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【方言】おおきに(ありがとう)
    せずねぇ(つらい)
    おばんでごぜんす(こんばんわ)
    ぺんこ(少し)
    すばれる(冷え込む)
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【名称】岩手県立水産科学館
【住所】岩手県宮古市日立浜町32−28
【電話】0193−63−5353
【交通】JR宮古駅から岩手県北バス浄土ヶ浜行きで17分,浄土ヶ浜第2駐車場下車,徒歩2分
【開館】9:00〜16:30
【概要】水産専門の科学館
    いわての海
    漁業とくらし
    5つのテーマで展示
    ジオラマ模型(海底約1000mまでの海の姿)
    水槽(約35種100匹の魚)

------------ 旧下閉伊郡田老町のデータ -----------
岩手県下閉伊郡
【いわれ】田植祭をつかさどる田老次,アイヌ語で砂浜と開けた集落の意,津波のため田を老いた,津波のため体験をもつ老人だけ生き残り多老となったなどの諸説があるが定説はない。
【シンボル】花(ハマユリ),木(アカマツ) 鳥(ウミネコ)
【日本一】津波防波堤(高さ10m,長さ2433m)
【観光】
    三王岩・真崎海岸等北部陸中海岸の男性的景観美
    ウミネコの繁殖地佐賀郡(数万羽のウミネコ)
    田老川河口,摂待川河口のさけ遡上風景 
    日本一の津波防波堤のある町(高さ10m長さ2433m)
    グリーンピア田老のカラカサマツと海岸美
    国民宿舎「三王閣」(海水プール完備,景観は陸中海岸随一)
    観光と物産祭り(実施日7月下旬)
    田老町民体育大会(町民の融和と体力作りがねらい。実施日10月10日)
    たろうさけツアー(田老川河口でサケのつかみ取り,定置網起こし見学,さけ特売など。実施日11月下旬から12月上旬)
    鮭あわび祭り(鮭のつかみ取りやアワビの販売など。実施日11月第4土日曜日)
    たろう大漁祭り(日枝神社や熊野神社などの大祭。大漁を祈願しみこし行列,引き船,花火,子ども綱引きなど。実施日5月4日から5日)
    末前神楽(能舞,狂言の所作を多分にもつ)
    畑かのこ踊躍(かのこ踊躍と剣舞の2つがある)
    摂待7つ物(7つの道具を持って踊る)
    潮騒のリズム音風景
    田老町民体育大会(実施日10月10日)
    梵鐘(青銅半鐘、田老八幡宮奉納)
    追分碑(寛永元年「右ハこみなと左ハきたみち」)
    田老鉱山址
    義経ロマン公園
    田老町郷土資料館
    津波科学館(地震津波を科学的に体験できる施設)
    三陸鉄道(第3セクター)
    養殖わかめの採取(3月)
    天然わかめの口開(5月から6月)
    ウニの口開(6月から8月)
    養殖昆布の採取(8月から9月)
    黒コンブの口開(9月から10月)
    リンゴ狩り(10月下旬)
    アワビの口開(11月から12月)
    サケの川止めおよび延縄・定置網漁(10月下旬から1月)
    八皿(やさら。八岐大蛇伝説から生まれたとも言われる。大豆、コンブ、煮干し、大根に刺したフクジュソウ、松竹梅、8枚の皿を使って行われる。一人づつ杯を受け、めでたい品々をはしで触れる)
    赤沼のかっぱ(いたずらかっぱを懲らしめる話)
    駒止桜(江戸の御用商人吉兵衛と遊女お利世との悲恋物語)
    正清の宝(「朝日とろとろ、夕日輝く曽根の松、うるしまんばい、黄金おくおく」という伝説があり、正清の宝が今でも埋まっているという)
【名産】ワカメ,コンブなどの加工品
    アワビのかす漬け
    塩うに
    乾ししいたけ
    サケ,その他鮮魚
    清酒「田老」
    駄菓子(かりんとう,防波堤,みぐさめんこ,たろう)
    ボイルわかめ
    だし昆布
【方言】けどがんせ(ちょうだい、ください)
    おでぇんしたか(ごめんください、こんにちわ)
    こっちょがしい(くすぐったい)
    ごせがやげる(腹が立つ)
    せっこき(怠けること)
------------ 旧下閉伊郡新里村のデータ -----------
岩手県下閉伊郡
【いわれ】旧村の住民により地名公募し,新しい村の松籟の発展を願い命名
【シンボル】花(フクジュソウ),木(南部キリ) 鳥(ウグイス)
【日本一】林野面積96%
【観光】
    閉伊川・苅屋川の清流 
    やな漁(閉伊川のアユが8月下旬から9月中旬にかけて行うやな漁は,川資源の豊かさを物語る)
    河川のアユ、ヤマメ、イワナの解禁(7月上旬)
    倉ノ沢の清流
    金鶏山鉱泉(安庭山荘)
    梅の里(村内各地に4500本)
    源兵衛平高原(春には山菜,夏にはキャンプやピクニック,秋には紅葉やきのこ狩りでにぎわう)
    新里村民俗資料館
    閉伊川川下り大会(ゴムボートで5kmの川下り競技。実施日9月中旬)
    郷土芸能祭り(実施日9月上旬)
    応永石塔婆碑
    牧庵鞭牛道供養碑
    役の行者・二鬼像
    西塔幸子歌碑
    鳥取春陽歌碑
    虫追い祭り(小正月に行う豊作祈願。実施日1月15日)
【名産】木工品
    リンゴ
    ワサビ
    乾ししいたけ
    きりげた
    手打ちそば
【方言】おへーれんせ(お休みなさい)
    あーりえゃ(はてなぁー)
    えんずー(窮屈)
    おわげんせ(食べて下さい)
    わんざくれ(いい加減な)