岩手県 【トピック】2006/01/10 盛岡市と岩手郡玉山村が合併 -------------- 旧盛岡市のデータ ------------ 【いわれ】慶長年間,城主の南部信直が,それまでの「不来方(こずかた)」を「森ノ岡」「森岡」と称し,さらにめでたい盛りを栄える岡として「盛岡」に改めたといわれている。 【シンボル】花(カキツバタ),木(カツラ) 鳥(セキレイ) 【日本一】町中を流れている北上川のゴムボート川下り大会 わんこそば選手権大会 チャグチャグ馬コ(100頭以上の装飾馬が市内を練り歩く) さんさ踊り(約3000人の太鼓隊が圧巻) 中津川の清流(あゆ釣りが楽しめ,サケの産卵風景が見られる) 【観光】 岩山頂上からの岩手山 岩手公園の石垣(盛岡城跡の石垣が素晴らしい) 石割り桜(樹齢300年の桜の幹が巨大な岩の割れ目から伸びている。国指定天然記念物) シダレザクラ(門と肴町にある。昭和初めまでは他県にない珍木。国指定天然記念物) 龍谷寺のもりおかシダレ(国指定天然記念物) 山岸のカキツバタ群落 上米内のシダレザクラ 中津川のサケ(市街地の真ん中で産卵) 名須川町地内の県道盛岡岩泉線「寺町通り」 上の橋と周辺(慶長年間の橋のぎぼしは国の重要美術品,周辺地域は歴史を感じさせる町並みとなっている) 寺ノ下寺院群(多くの寺院が集中し,情緒がある)の町並み チャグチャグ馬コ(色とりどりの装束を付けた100頭の馬が町を練り歩く。200年の伝統をもっている。実施日6月15日。国指定重要無形民俗文化財) さんさ踊り(約12000人の太鼓連がうち鳴らす太鼓のリズムに合わせて踊り手達が群舞。実施日8月1日〜3日) 舟っこ流し(ちょうちん,供物で飾ったわらの舟に火を放ち,北上川に流す。先祖の霊を送り,無病息災を祈る伝統行事。実施日8月16日) 秋祭り(山車の太鼓と音頭,子ども達のかけ声。実施日9月14日〜16日) 北上川川下りゴムボート大会(実施日7月最終日曜日) 盛岡秋祭り(八幡宮の祭典で歌舞伎や歴史上の名場面を飾り付けた山車が市内を練り歩く。実施日9月14日から16日) 岩手雪祭り(民間農場としては日本で最大の小岩井農場を会場に大小さまざまな雪像でメルヘンの世界を作る。実施日2月3日〜11日) 裸祭り(1年の無病息災,豊年を祈願する伝統行事。実施日2月14日(教浄寺)2月15日(盛岡八幡宮)2月26日(桜山神社)) 菊祭り(菊作り愛好家により岩手公園で。実施日10月下旬) 桜祭り(岩手公園・高松公園で210基のぼんぼりを設置して美しい夜桜が見物できる。実施日4月下旬) 啄木新婚の家(石川啄木が新婚時代を送った家) 啄木歌碑(岩手公園) 光源社の宮澤賢治詩碑 新渡戸稲造銅像(生誕の地が緑地となっている) 三人の妖精(マイヨール作。県立博物館) 手作り村(市内,および近郊の地場産業を一堂に集めた施設) 中央公民館(郷土資料館を備えた日本一広い総合社会教育施設) 盛岡城跡(国指定史跡) 旧中村家住宅(国指定重要文化財) 藤野家住宅(県立博物館。国指定重要文化財) 佐々木家住宅(県立博物館) 報恩寺(五百羅漢) 県立博物館(歴史博物館と美術博物館の性格をもつ総合博物館) 盛岡橋本美術館(故橋本画伯が私財を投じて建設。南部曲がり屋風の建物) 歴史史料館(南部家伝来の秘宝など,藩政時代の物品中心に展示) 先人記念館(盛岡ゆかりの先人125人を一堂に集めパネルや遺品で展示) 原敬記念館(平民宰相の業績を遺品などで紹介) 【名産】南部鉄器 南部古代型染め 豆銀豆 南部せんべい 黄精あめ ホームスパン チャグチャグ馬コがん具 ---------------------- 【方言】あのなはん(あのね) ずっぱり(いっぱい) おばんでがんす(こんばんわ) じょっぱり(強情) よくおでんした(ようこそいらっしゃいました) ---------------------- 【名称】岩手県立博物館 【住所】岩手県盛岡市上田字松屋敷34 【電話】0196−61−2831 【交通】JR盛岡駅からバス,博物館前下車徒歩3分 【開館】9:30〜16:30(入館は16:00まで) 【概要】昭和55年に開館 原始,古代から現代に至る岩手の歴史をたどる展示 考古,歴史,民俗,自然の各部門ごとの展示 昔の人々の生活を「身につける,ためす,あそぶ」をコンセプトに体験学習 南部の曲がり家,直家の野外展示 植物園 岩石園 遮光器土偶 平泉金色堂模型 イヌワシジオラマ デスモスチルス類骨格模型 民俗資料 近代美術展示室 岩手県ゆかりの画家の作品展示 ---------------------- 【名称】都南歴史民俗資料館 【住所】岩手県盛岡市 【電話】0196−38−7228 【交通】JR盛岡駅からバスでつどいの森行き1時間で終点下車,徒歩1分 【開館】9:00〜16:00 【概要】旧都南地域から出土した遺跡や民具,市指定文化財の展示 縁起物の人形の展示 ---------------------- 【名称】盛岡山王美術館 【住所】岩手県盛岡市山王町1−14 【電話】0196−54−0596 0196−22−2897 【交通】東北本線盛岡駅から茶畑行きバスで中ノ橋通り2丁目下車 【開館】10:00〜16:30 【概要】昭和53年に開館 南部家に代々伝わる殿中差・采配をはじめとする諸道具 郷土が生んだ彫刻家,画家などの作品 ---------------------- 【名称】盛岡市先人記念館 【住所】岩手県盛岡市本宮字蛇屋敷2−2 【電話】0196−59−3338 【交通】東北本線盛岡駅から岩手県交通バス先人記念館行きで終点下車 【開館】9:00〜16:30(入館は16:00まで) 【概要】昭和62年に開館 郷土の豊かな精神文化の礎を築いた多くのすぐれた先人を顕彰するために開館 新渡戸稲造記念室 米内光政記念室 金田一京助記念室 経済,政治,学術,芸術の各分野別に個人の業績や人となりを展示 ----------------------- 【名称】盛岡市中央公民館郷土資料展示室 【住所】岩手県盛岡市愛宕町14−1 【電話】0196−54−5366 【交通】東北本線盛岡駅から本町回り松園ニュータウン行きバスで公民館前下車 【開館】9:00〜17:00(入館は16:30まで) 【概要】昭和55年に開館 盛岡城関係資料 南部藩史料 南部家伝来の美術工芸品 郷土刀剣,甲冑 郷土貨幣と切手類 郷土絵画,書籍 宝裕館コレクション -------------------- 【名称】盛岡橋本美術館 【住所】岩手県盛岡市加賀野才の神10 【電話】0196−52−5002 【交通】東北本線盛岡駅からつつじヶ丘団地行きバスで貯水池前下車,徒歩5分 【開館】10:00〜17:00(入館は16:30まで) 【概要】昭和50年に開館 南部曲がり家を移築して開館 画家橋本八百二 自作,県人作家,現代作家,彫刻,民芸品など --------------------- 【名称】原敬記念館 【住所】盛岡市本宮字熊堂93−1 【電話】0196−36−1192 【交通】盛岡駅から飯岡十文字経由矢巾営業所行きバス、原敬記念館前下車 【開館】午前9時〜午後4時30分 【概要】東京駅で倒れた平民宰相 原敬日記の展示 生家の一部も移築復元 --------------------- 【花名所】盛岡の石割桜 【花種類】エドヒガンザクラ 【所在地】盛岡市内丸 【花見頃】4月下旬 【交 通】JR盛岡駅から徒歩10分 --------------------- 【花名所】山岸 【花種類】カキツバタ 【所在地】盛岡市山岸 【花見頃】6月上旬 【交 通】JR盛岡駅からバス25分-------------- 旧岩手郡玉山村のデータ ------------ 岩手県岩手郡 【いわれ】玉山の地名は金山地に残っており,本村の姫神山ろくに金山があったことから地名として発生したと推定されている。 【シンボル】花(スズラン),木(杉),鳥(キジ) 【日本一】本村から眺めた岩手を代表する山「岩手山」の雄姿 詩情豊かな自然景観(姫神山,岩洞湖,早坂高原,北上川) 水質源の豊富(特に岩手山や姫神山ろくの清水) 本州でいちばんの寒さ(ー20℃) 名産「藪川そば」 【観光】 岩手を代表する山「岩手山」の雄姿 啄木が詩にうたった「北上川」 姫神山(標高1124m,子どもからお年寄りまで登れる山) 姫神山の山開き(5月第3日曜日) 姫神山の一本杉(土地の伝承によると,前田部落の赤坂に住む山伏が姫神山の登山口に7本の杉を植えた。長い年月に枯れ果て清水のそばの1本が残ったという。樹齢約230年) 姫神山の一本杉の清水(名水百選) 日本一の美を誇る人造湖の「岩洞湖」 本村を一望できる天峰山からの景観 外山・早坂高原 役場から時の告げるオルゴール(石川啄木の「春はまだ浅く」は啄木のふるさととして村民に親しまれている) 青少年活動センター(詩情景観にすぐれており年中季節を楽しむことが出来,野外活動にも最適) 家族旅行村(外山早坂県立自然公園の中心をなす岩洞湖の周辺に位置し,澄んだ湖水,アカマツやシラカバの群落が芝生の丘陵と調和し,北欧風の景観を見せている) 石川啄木記念館(啄木文学の原点、あこがれの世界など5つのコーナーに分かれ書簡や写真原稿などを展示) 啄木忌(啄木の命日4月13日) 啄木歌碑(渋沢公園など村内12ヶ所) 啄木祭(啄木の偉業をたたえ後世に顕彰することを目的。合唱や詩吟、琴の演奏など。実施日5月1日) 玉山村夏祭り(外山節全国大会,さんさ踊り,花火大会など。実施日8月中旬) 岩洞湖祭り(外山早坂県立自然公園の中心をなす岩洞湖。湖畔での焼き肉や各種イベントの展開。実施日9月中旬) 巻堀神社例祭(金精さまと称され,古来より縁結び,安産の守護神としてまつられている。実施日旧暦8月15日と1月16日) 駒形神社例祭(平安期の武将源義経の愛馬が倒れ,埋葬供養したのがこの神社のはじまりとされている。実施日旧暦6月17日) 玉山村産業祭り(本村の特産品や地場産業品などを一堂に公開。実施日11月中旬の2日間) 玉山村歴史民俗資料館(民俗資料、考古資料、歴史資料など) 永井沢古墳 日戸遺跡 釜崎遺跡 新塚一里塚 藪川神楽 十一面観音像(東楽寺) 十一面観音(常光寺) 川又不動明王(西福院) 日戸館 玉山館 与謝野鉄幹・晶子夫妻歌碑(啄木記念館敷地内) 啄木生誕の地碑(常光寺境内) 外山節発祥の地碑(外山神社敷地内) 虫送り(五穀豊穣を願って田植え後、稲に付く虫を払う害虫退散の行事) シダレアカマツ(樹齢約160年前後、根元幹周り3m目通り幹周り2.5m樹高25m) 常光寺門前杉(慈覚大師が日戸の上桂沢からカツラの大木を切り十一面観音像を彫刻し、弓打沢の観音堂に安置して村民の信仰を集めた。後に常光寺のうしろ山にあたる長寿根に移しその参道に杉を植えたという) 姫神山と岩手山(昔、姫神山と岩手山は夫婦だったが岩手山は同せいを嫌がり、姫神山を追い払おうと企てた結果、現在の位置となった) よろずの姫(よろず姫が大蛇被害の人身御供と決まり、ささげられたが姫の経文の結果、被害は治まり姫は御堂観音にまつられた) かっぱのわび証文(北上川にいたずらをする河童が居て、馬を川に引き込もうとしたが逆に丘に引き上げられ、人間に捕らえられわび状を書いた) 【名産】南部ひら黒(本村の特産クロマメを煮豆加工) 藪川そば(本州一寒い所で育つ良質のそばは味,腰が評判) 漆器・素地(地元の原木を材料とし,白木地の提供や独自の姫神塗りも開発して好評) にじますルイベ(岩手山ろくのゆう水を利用しての養殖が盛ん。ニジマスを3枚に下ろしたもの) りんごジュース(果汁100%で飲みやすく,パッケージに啄木の写真や歌碑も印刷) そばクッキー 【発祥】外山節(この民謡の発祥地として毎年本村において外山節全国大会を開催) ---------------------- 【方言】あべ(行きましょう) しょし(恥ずかしい) すずくで(くどい) ごしえあぐ(腹を立てる) なんてもねぇあ(平気だ) ---------------------- 【名称】(財)石川啄木記念館 【住所】岩手県岩手郡玉山村大字渋民字渋民9 【電話】0196−83−2315 【交通】JR盛岡駅からバスで岩手渋民下車 JR渋民駅から徒歩27分 【開館】9:00〜17:00(11月から3月は16:30まで) 【概要】昭和45年に開館 昭和61年に改築(生誕百年記念) 啄木の故郷・渋民 天才歌人の生涯を展示 |