広野町(ひろの)検索

福島県双葉郡
【いわれ】かつては広く親しまれていた文部省唱歌「汽車」の中に出てくる「今は山中,今は浜・・広野原」のイメージから広野町の名をとったといわれている。
【シンボル】花(ヤマユリ),木(サクラ) 鳥(メジロ)
【日本一】草食恐竜,肉食恐竜の化石発見の地(昭和61年(1986)10月,8000万年前の地層(中世白亜紀)から発見され,昭和62年6月,日本古生物界学会第136回の例会で発表された)
【観光】
    浅見川渓谷(阿武隈山地中から東流,広野町を横断して太平洋に注ぐ延長21kmの川で,上流に行くにしたがい川の両岸は奇岩,怪石それにうっそうたる緑林に囲まれている。春,夏,秋の3シーズン中,俗塵(ぞくじん)と無縁の世界が浸ることができる)
    二ツ沼総合公園(歌碑や古戦場もある憩いの場で「緑の中で学び、遊び、休憩する空間」として遊び場、野外施設、ジョギング道路、サイクリング道路、遊歩道などを整備)
    文部省唱歌「汽車」の歌碑
    広野海浜公園(予約制の海釣りのメッカ。獲物はクロダイ,ウミタナゴ,アイナメ,スズキ,メバルなど)
    恐竜化石を柱とした「恐竜王国ひろの」(役場のロビーに中国産カモハシリュウのレプリカが展示)
    奥州日の出の松(樹齢500〜700年。安寿と厨子王の乳母の伝説を今に伝えるこの松は兵庫県高砂の松,静岡県「羽衣の松」と並んで日本の3大名松の1つ)
    高倉城祉公園(遊歩道,展望台,ぼけ封じ神社)
    カモハシリュウ(ハドロサウルス)肉食恐竜などの部分化石(約8000万年前)を発掘
    起伏の多い山間地帯
    浅見川のせせらぎ
    楢葉八幡神社例祭(石清水八幡宮の分霊を祭った神社で境内に老桜が多い。実施日9月19日)
    太田農神社(田の神として近隣の信仰を集める。実施日旧暦1月11日と旧暦6月11日)
    木造阿弥陀如来坐像(鎌倉時代。成徳寺)
    阿弥陀如来像(文明年間。林蔵寺)
    二十五菩薩像(文明5年。林蔵寺)
    二ツ沼古戦場(慶応4年。戊辰戦争の戦地)
    日の出松伝説(白河天皇の御代(永保3年頃)広野浅見川村の豪農鈴木忠左右衛門の息女・竹女は未亡人となったをきっかけに岩代国信夫部の国府・陸奥豫正の安寿姫と厨子王の乳母となった。そして罪に陥れられた豫正を追って豫正の妻女と2人の子どもが筑後に向かうのに付き添って旅だったが、越後で渡船に乗ろうとした際に安寿と厨子王は別々にされさらわれてしまった。乳母としての責任を強く感じた竹女は海に身を投じてしまった。ところがその後ある日、竹女の生家の浅見川村で異変が起き、大蛇が忠左右衛門の家の松にからみついた。松を切ったところ血のようなものが流れ出た。後年、岩代の国守がこの町を奥州日の出松(血の出る松)と命名し、姥嶽権現堂を建立して竹女の霊をまつった)
【名産】恐竜の原酒(ロマンシー)
    恐竜のなみだ(菓子)
    恐竜パン
    アンモナイトパイ
    マグカップと恐竜のおもちゃ