福島県南会津郡 【トピック】2006/03/20 田島町、館岩村(たていわ)、伊南村(いな)、南郷村(なんごう)が合併して誕生 ---------- 旧田島町のデータ --------------- 【いわれ】鎌倉時に築かれた「鴫(しぎ)山城」の「鴫」の文字を分解して「田島」とした説と,「田出宇賀神社」が田の中の小島にまつられたところから「田島」とする説の2つがある。 【シンボル】花(ヤマツツジ),木(アカマツ) 鳥(ウグイス) 【日本一】太鼓胴の生産量(南会津の豊富な森林資源を生かした太鼓の胴で全国シェアの半分を占める) 【観光】 駒止湿原(湿原植物の宝庫。ミニ尾瀬とも呼ばれ,学術的にも価値が高い。5月上旬にはミズバショウが開花) 黒岩湿原などの高原的景観(標高約1340mの黒岩山稜線上にある湿原である) 七ヶ岳から見える山々 七ヶ岳林道から望む紅葉の山々 針生の深々と降りしきる雪 駒止湿原の野鳥のさえずり 萩野風穴の風音(ひんやりとした風穴内に響く風の音。国道121号線栃木県境山王峠山麓にある) 台鞍山スキー場(北海道のアスピリンスノーに近い雪質) 奥会津歴史民俗資料館(旧南会津郡役所建物(洋風建物)) 御蔵入りの里(旧民家を移築し,当時の生活様式を再現) 細井家資料館(郵便逓送隊や如活禅師などの資料遺品を展示) 会津田島祇園祭(夏を告げるの風物詩。田出宇賀神社と熊野神社の共同祭礼で800年の伝統をもつ古式豊かな祭り。御党屋から熊野神社までを歩く花嫁行列とも呼ばれる七行器(ななほかい)行列(40人の花嫁行列)がみごと。実施日7月22日から24日。国指定無形民俗文化財) 会津田島祇園会館(祇園祭の儀式や制度を分かり易く解説したジオラマや立体模型、ロボット、ビデオなどで紹介。御党屋制度を再現) 御党屋制度(現在12組の御党屋があり、1年交替で神主の党本の家を支えて祭事を担当するもの) 塩江の五本松(直径5.5mのアカマツで幹の途中から5本に枝分かれしている) 男杉女杉(藤生地区熊野宮境内社殿に生育する樹齢450年の2本の杉。その樹幹の姿から呼ばれる) 夏は高原型気候でしのぎやすく冬は豊富な雪に覆われ四季の移り変わりが美しい町 会津鬼怒川線(第3セクタ) 祇園フェア(会津田島祇園祭に合わせてみんなが楽しめるイベント。実施日7月19日から21日) 紅葉祭り(実り多い秋に開催する自然を生かしたイベント。実施日10月中旬) 台鞍山ジャイアントスラローム大会(実施日3月上旬) 歩くスキー大会(会津長野で開催される歩くスキー。自然の触れあいが目的。実施日2月中旬) 七ヶ岳山開き(だれでも登山できる山。安全祈願祭も行われる。実施日6月上旬) 田島盆踊り(仮装もある楽しい盆踊り。実施日8月14日から16日) 賽の神(その年の無病息災を願い、神棚の飾りを燃やす。実施日1月14日) 栗生沢三ッ獅子(大山祇神社で奉納される獅子舞。実施日6月11日から12日) 高野三匹獅子(高野地区稲荷神社で奉納される獅子舞。実施日9月4日) 旧南会津郡役所 南山義民の碑(南山御蔵騒動で犠牲となった義民の碑) しんごろう発祥の地(ご飯を握り串に刺して、じゅうねんみそを塗って食べる郷土料理) 【名産】太鼓胴 清酒(会津の実り豊かな米と清い水で造られた清酒。国権,会津,男山の造り酒屋がある) グリーンアスパラガス(高原の気候風土を生かし,その風味,品質とも高い評価を受けている) 万古焼き(地元の土を使った焼き物で,焼き物にカエルが付いている)---------- 旧館岩村(たていわ)のデータ --------------- 福島県南会津郡 【いわれ】森戸集落の西方山根にあった「立岩」は高さ16丈周囲18丈。昔,この岩にちなんで「立岩郷」と命名したが,のちに舘の増えるにしたがって,「舘岩村」と改められた。 【シンボル】花(シャクナゲ),木(シラカバ) 鳥(ウグイス) 【日本一】渓流いわな釣り(渓流の美しさとイワナの養殖) 前沢曲家集落(雪国特有のかやぶき曲家の集落保存) 看板の統一(環境美化条例に基づき看板,標識の整備) 田代山湿原(35ha,1926mの本格的高層湿原) 【観光】 前沢ふるさと公園(前沢曲家資料館や花しょうぶ園、バッタリ小屋、水車小屋、大杉跡など) 前沢・水引曲家集落(明治40年来(1907年)のかやぶき曲家集落。舘岩ではL字形の平面を持つ民家を「曲家」と呼ぶ。間取りは突出部に厩(うまや)を使用して、入隅部の出入り口の他に突出部にも出入り口がついている。土間通路が奥まで伸びてそれに面して厩と便所が並ぶ形が特徴) 前沢曲家資料館(100年近い伝統的かやぶき屋根の資料館で山里の暮らしが判る。曲がり家とは住居と馬屋を一体にしたL字形の農家で,雪深い地方では冬の間も馬の世話が出来るために主に東北地方に見られる) 前沢の大杉(集落のシンボル。根回り11.6m,高さ32m,樹齢推定800年) 湯ノ花,木賊温泉の渓流沿いの鮮やかな紅葉 田代山湿原(ミニ尾瀬,奥尾瀬ともいわれる。関東と東北を隔てる帝釈山脈の中央に位置する流紋岩塊のピークで山頂付近に約250haの湿原があり,オオシラビソなどの樹林に抱かれて高山植物や野鳥の楽園として自然を満喫できる。猿倉登山口から登り90分、下り60分。花の百名山。6月第2日曜日が田代山山開き) ホタルの里 鹿島神社のトチの木(推定樹齢450年) 御天狗山のカラマツ(指定樹齢300年) 会津高原たかつえスキー場(四季を通した高原リゾート地) しらかば公園(白樺林に囲まれた秘湯,渓流釣り,登山,テニス,オートキャンプ場などの基地) 大宮市立少年自然の家(温泉付き施設で,交流事業の拠点) 秘湯山の湯(湯ノ花,木賊,たかつえ温泉) 渓流いわな釣り大会(湯ノ岐川・西根川の渓流を生かした釣り大会。実施日6月上旬から7月下旬) 会津高原まるかじり(実施日9月中旬) ゴーマン杯ふるさと健康マラソン大会(実施日10月中旬) たていわ新そば祭り(実施日10月下旬) 村祭り(五穀豊穣を祈願して各集落毎のぼりを立て、子どもみこし、花火大会など。実施日8月31日から9月1日) 虚空蔵堂鰐口 あゆみの像(村制施行100周年記念) 桜・モモ・梅の花が一斉に咲き誇る風景(春の訪れ。4月下旬) 仕事始めの風習(正月2日朝に山参りといってしめ縄を木につるす) だんご刺しの風習(正月13日、だんご(餅を細長く切ったもの)をイナボ(ミズキ)の木の枝に刺して、ひき臼の真ん中の穴に差して飾り付ける。五穀豊穣を祈願) 賽の神(無病息災祈願) しょうぶさし(5月の節句に屋根にショウブなどを差して厄払いをする) 【名産】舘岩の赤かぶ漬け イワナの刺身 山菜(キノコ) ばんだいもち とちもち---------- 旧伊南村(いな)のデータ --------------- 福島県南会津郡 【いわれ】現在の南郷村界を境にして,これより南を以南,北は以北といい,この以南から現在の伊南になった。 【シンボル】花(桜),木(イチョウ),鳥(ウグイス) 【日本一】古町の大イチョウ(樹齢800年,高さ27m,幹回り11m) 剣道の里(伊南武道館剣友会は全国大会で良い成績を収める) 清流伊南川(アユの釣れる川として全国の太公望に人気) 【観光】 久川城太鼓 久川城資料館 県史跡「久川城跡」(全国でも珍しい山城) 古町の大イチョウ(樹齢約800年) びょうぶ岩 伊南川の渓谷 標高1600m級の連山 一晩に50cmも積もる降雪の音(豪雪地帯) 会津高原高畑スキー場(ノンストップ4000m,標高差520m) 秘湯「小豆温泉」(豊富な湯量は入湯客に人気) 古町の大通り(昔から道路の両側に水路と歩道があり,清流に親しむ暮らしを感じさせる町並み) 古町祭り(天和元年に土地の郷頭佐野外記が創設した祭りで、みこし行列が行われ、郡内2大祭りの1つ。実施日9月8日から10日) 久川城祭り(実施日8月上旬) 大桃の舞台(村芝居の姿を今に伝える舞台。国指定重要有形民俗文化財) 木造阿弥陀如来坐像 法然大師 善導大師 聖観音立像 薬師如来立像 伊南小学校校歌碑 伊南中学校校歌碑 小塩の大桜(5月上旬) 伊南川のあゆ解禁(7月中旬) 古町の大イチョウ落葉風景(11月中旬) 賽の神 天神講の風習 地蔵講の風習 若衆講の風習 小塩の神楽 【名産】マイタケ アユ---------- 旧南郷村(なんごう)のデータ --------------- 福島県南会津郡 【いわれ】村民からの公募により決定。 【シンボル】花(ヒメサユリ),木(ブナ) 鳥(ウグイス) 【日本一】南郷トマト 地酒(花泉) 【観光】 宮床(みやどこ)湿原(広さ8ha) 高清水自然公園(5月,ザゼンソウ,ミズバショウなど高山植物) ヒメサユリ群生地(さゆりの里) さかい温泉さゆり荘(村内唯一の温泉) 会津高原南郷スキー場(リフト,ナイター設備) ホテル南郷(ヨーロピアンタイプのプチホテル) 南会津南郷民俗館(県、村指定文化財民俗資料約4000点を収集展示) 北野神社大杉(高さ50m,周囲9.1m,樹齢500年以上) 紅葉フェスティバル(バーベキュー、アユの塩焼き、きのこ料理など秋の味覚がいっぱい。実施日10月中旬) 会津高原山菜フェスティバル(入山料を払えば山菜採り放題。実施日5月中旬から6月中旬) 南郷スラローム大会(実施日3月第1日曜日) 早乙女踊り(実施日1月14日) 歳の神(実施日1月15日) 旧山内家住宅 大橋33観音像 旧斉藤家住宅 南山木地師戸板集落跡 火の用心の風習(数え歳6歳になると火に対するしつけとして、正月の書き初めに「火の用心」という字を書かされる) 【名産】松葉茶 南郷トマト 地酒(花泉) |