福島県 【トピック】2006/01/01 原町市、相馬郡鹿島町、小高町が合併して誕生 ----------- 旧原町市のデータ ------------- 【いわれ】「相馬野馬追」の発祥地として裏山東西3里南北1里と称された牛越原に放牧して,自然の繁殖を図っていた野馬を追う原の一角に発達した集落ということから「原町」市とした。 【シンボル】花(シラユリ),木(ケヤキ),鳥(ヒバリ) 【日本一】1000有余年の伝統イベント「相馬野馬追」祭り 小型トラベル時計の一貫自社生産(原町精機(株)) 【観光】 新田川・太田川渓谷の景観(セミ,せせらぎ,カジカ) ハイキングコース 高倉・横川ダムの景観 渋佐浜海岸(ハイキングコース,御堂崎の眺望) 小浜海岸 北泉海浜総合公園(海水浴場、釣り場、駐車場、キャンプ場など) 原町海釣り公園(東北電力原町火力発電所の温排水に群がる魚を釣ることが出来る) 桜井古墳(国指定重要文化財) 長松寺の銅鐘(国指定重要文化財) 旧武山家住宅(国指定重要文化財) 羽山横穴(国指定重要文化財) 東ヶ丘公園(桜,ツツジなど四季折々の景観) 相馬野馬追(1000余年の歴史を持つほら貝,陣太鼓の音。野馬追,騎馬武者行列,古式かっちゅう競馬,神旗奪戦を500余騎で繰り広げられる戦国絵巻で世界にも類のない馬事イベント。実施日:7/23〜25) 九曜太鼓の響き 馬のひづめの音 かっちゅう駅伝・かっちゅうマラソン(かっちゅうを身につけての競技) 高倉アヤメ園(都市と農村の心の触れ合いの場・ハートランドはらまちに30万本のアヤメが咲き誇る。6月上旬) 相馬野馬追民謡ミュージカル(実施日7月24日) 触れ合い野馬追(実施日5月4日から5日) 相馬流れ山全国大会(歌の名手の競演。実施日10月中旬) 野馬追の里健康マラソン原町大会(実施日10月第1日曜日) 泉廃寺跡 泉の十一面観音像 泉の一葉松(一葉のものを混えている点で貴重。俗称「弁慶の腰掛け松・弁慶松」) 初発神社のスダジイ樹林(スダジイの群生自生としては本邦最北端) 夜の森公園の桜(4月中旬) 新田川のさけ漁風景(約400年前から続いており漁獲量15万尾と言われている。10月) 片倉の笠松(樹齢約600余年のアカマツの巨木が2本で容姿は笠状を呈して枝幹が奇形で両方の主枝が固く結びついている) 医徳寺のシダレ松(樹齢約300余年のクロマツの巨木) 野馬追の里民俗歴史資料館 朝食に先立ち神仏に供えたのち食事をするという風習 祭日と縁日には常食と異なるもちや赤飯などを炊く風習 家は南または東に面し、西と北は山、果樹などで囲みを作る風習 正月の神楽 鏡餅の供えの風習 【名産】シュンギク カリン(ぜんそく,せき止めに効能がある健康食品) 新田川のサケ(10月〜11月にかけてさけ漁が行われる) しみもち,切りもち たくあん漬け 1本漬け からみ漬け 野馬追人形 絵馬郵便 忠蔵こけし 名菓「ひばりあんもち」 名菓「相馬野馬追絵巻」----------- 旧相馬郡鹿島町のデータ ------------- 福島県相馬郡 【いわれ】町のほぼ中央に,延喜式内社の鹿島御子神社が鎮座している。この神社を中心に集落が発達したところから,現在の鹿島の地名が生まれたとされている。 【シンボル】花(マルバシャリンバイ) 木(ケヤキ),鳥(ウグイス) 【観光】 烏崎海岸の長い白砂青松の砂浜(延長2km) みちのく真野万葉植物園(160種の万葉集に登場する草木を和歌とともに紹介) 桜平山公園(ソメイヨシノ,ヤエザクラなど500本,桜の名所) 奇岩立岩と真野川渓谷(新緑と紅葉のシーズンは景観がすばらしい) 真野ダムと周辺(ダムとはやま湖の織りなす水辺の美) 鹿島御子神社の大ケヤキ(樹齢推定800年,幹回り12m,高さ60m) 日吉神社の大杉(樹齢推定800年) 宝蔵寺のカエデと大モミ 鹿島町歴史民俗資料館 首長竜の歯化石約100本以上(約1億5000万年前)を発掘 サンドフェスティバル(烏崎海岸で砂の造形美を競う。実施日7月下旬) 海のさけ祭(サケの定置網漁の北限地。食の祭典。実施日10月下旬) 万葉パレード(本町ゆかりの万葉歌にちなみ、奈良、平安朝の風俗衣装と牛車に乗るミス万葉らが町を練り歩く。実施日11月中旬) 相馬馬追い北郷本陣祭(当町のみの福大将役が古式に従い旧藩主相馬公を迎える儀式で戦国時代を彷彿とさせる。実施日7月23日) 火伏せ祭り(鹿島御子神社例祭。昔、大六天魔王に焼き討ちにされた折りに鹿がササを川の水に浸し火を鎮めた故事による無病息災を祈る神事。実施日1月14日から15日) 真野古墳群AB(国指定史跡) 横手廃寺跡 横手古墳群AB 日吉神社のお浜下りと手踊り 万葉歌碑 斉藤茂吉歌碑 地固め(結婚式前夜祭、特に新郎宅で酒宴が盛り上がる) 山御講(山の神への感謝をする講で秋と春に行われる) マルバシャリンバイ(海岸地帯に自生し北限) 鍵取地名の由来(昔、真野川に架かる御山橋の下流に長いひつが流れ着いた。村人はこれに鍵を掛け引き上げようとしたが、その鍵が取れて落としてしまった。鍵取の地名はこれに起因しているという) 深渕から浅瀬へ(真野川には昔、かなり深い渕があって大ウナギが住み着きしばしば人を襲い村人に恐れられていた。ある日、子どもが川の中に没してしまった。その子の父は大ウナギの仕業と怒り、川に潜り大ウナギを刺して殺した。それ以来深い渕は浅瀬に代わってしまったという。今も鍵取橋付近の真野川は浅い流れとなっている) 【名産】梨(日本梨で水分と甘味が自慢) 地酒(星乃井) クロブタ(くせのない柔らかな口当たりで上質な肉質を誇る) 万葉漬け スモークサーモン マイタケ(人口栽培で比較的安価で1年を通して味わえる) 相馬キュウリ----------- 旧相馬郡小高町のデータ ------------- 福島県相馬郡 【いわれ】平将門を始祖とする相馬氏が,陸奥国行方郡(なめかたぐん)(現在の相馬郡)を戦功として与えられ,相馬重胤が小高堀内に城(紅梅山浮舟城)を築いたのが始まりといわれている。 【シンボル】花(紅梅),木(アスナロ)鳥(ウグイス) 【日本一】大悲山薬師堂石仏(国指定の史跡) 相馬野馬追祭り(よろい,かぶとに身を固めた騎士が,雲崔ヶ原に集まり打ち上げられた旗織を奪い合う) 【観光】 村上海岸(海水浴場海開きが7月中旬) 相馬野馬追祭(相馬氏がこの地に城を築いたときから始まった言われ1070年以上の歴史を持つ一大戦国絵巻。鎧、兜に身を固めた騎士が雲崔ヶ原に集まり打ち上げられた旗織りを奪い合う。国指定重要無形民俗文化財。実施日7月23日から25日) 大悲山の大杉 小高城跡(小高神社。平将門を始祖とする相馬氏が築いた) リフレッシュ公園 文化ホール クリーン原町センター 大悲山薬師堂石仏(国指定史跡) ギネスに挑戦(毎年世界一の食べ物に挑戦。実施日11月第3土日曜日) 大悲山観音堂石仏(国指定史跡) 小高神社初もうで(野馬追い祭りゆかりの神社) 小高神社桜祭り(4月中旬) 町民運動会(11月) 文化祭(11月) 大悲山大蛇物語(大悲山に住んでいた大蛇が「小高を滅亡させてやる」と盲目の琵琶法師・玉都坊に告げる。それを小高の殿様に報告したとたんに玉都坊が消されてしまうが、大蛇を見事に退治してしまうと言う話。この話にまつわる地名が今も残っており玉都坊が消されたところを「琵琶橋」大蛇を退治した時に耳の落ちた所を「耳谷」角の落ちた所を「角部内」尾の落ちた所が「女湯」。現在年2回大蛇踊りを行っている) 【名産】かにみそ 干しほっき ジネンジョ 手作りハム 大悲山テナガエビ(養殖マツバエビ) 秋冬ダイコン(アオクビダイコン) 新鮮漬け(浅漬け) |