福島県 【トピック】2005/03/01 田村郡滝根町、大越町、都路村、常葉町、船引町が合併して誕生 ------------ 旧田村郡滝根町のデータ ------------- 【いわれ】その昔,大多鬼丸が住んだという伝説があり,また霊山史跡として信仰のある雄山「大滝根山」にあやかって滝根の名がついた。 【シンボル】花(リンドウ),木(杉),鳥(キジ) 【日本一】あぶくま洞の鍾乳石,石じゅんの種類と数の多さ 【観光】 仙台平の展望台から眺める一大パノラマ 国民休養地「仙台平」(キャンプ場やバンガローが整備。ハングライダーの基地としても知られる) あぶくま洞「滝根御殿」(石筍が見事) あぶくま洞に設置された「ワインの寝床」(ワインセラー) 針湯の松桜 剛叟寺の下垂桜 諏訪神社のあかぎ 弁天桜 金山牧場のツツジの群生 口径650mmの望遠鏡を備えた天文台 口径105mmの望遠鏡を備え,8人宿泊できるバンガロー3棟 入水鍾乳洞(昭和2年に発見された全長900mの鍾乳洞。国指定天然記念物) 民俗資料館(天地人館) フラワーロード 春のあぶくま洞祭り(餅つき大会や買い物ツアー、花木市、石材加工品の販売など。実施日4月下旬から5月上旬) 産業文化触れ合い祭り(実施日10月下旬) 宇佐神社祭礼(領内の安穏と武士の士気を鼓舞するために創設された百矢奉納の儀式は500年以上の伝統を持つ。実施日11月3日) 菅谷神社祭礼(社殿にて上代の手振りをしのばせる「浦安の舞い」が奉納。実施日11月3日) 入水三十三観音 精九郎壇(江戸時代に神俣村(三春藩領)と川内村(棚倉藩領)とで境界についての出入(争論)があったときに川内村の精九郎という者が正直に境を述べたため争論に負けた。その為に精九郎は生きながら首だけ出して生き埋めにされた) 鬼穴(仙台平の東斜面にある小さな洞穴で、およそ1200年前に朝廷軍の総大将・坂上田村麻呂に立ち向かった豪族・大多鬼丸の最後の砦と言い伝えられる) お日待講(正月初巳の日の中心に行われるもので、お日様を拝み、五穀豊穣を祈る。この時各自が使用する箸は箸箱に入れておいたお日待講専用のものを使う) 【名産】あぶくまの天然水 練りじゅうねん 太子こがゆ あぶくまワイン,天地人 石材加工品------------ 旧田村郡大越町のデータ ------------- 福島県田村郡 【いわれ】坂上田村麻呂が賊大滝丸悪王追討のため奥羽に下向した際,堀越で1夜をあかし,早朝先鋒軍が大声を上げて進軍し,ついに大滝丸悪王を討伐したので「田村庄大声の里」と呼ばれ,大声が「大越」になったと伝えられている。 【シンボル】花(ツツジ),木(イチョウ)鳥(ウグイス) 【日本一】石灰石埋蔵量 【観光】 県立自然公園高柴山のツツジ(ヤマツツジの大群落) 県立自然公園大滝根川源流・鬼五郎渓谷およびシャクナゲ 永泉寺の桜(エゾベニシダレの名桜で樹齢約400年) 長源寺のイチョウ(高さ31m,幹回り8mの大イチョウ) 鬼五郎・幡五郎太鼓(勇壮で迫力ある和太鼓演奏) 高野作のかさ松(直径28mのかさ状に枝が広がり,推定樹齢400〜350年) 鬼五郎一座(鬼のいる町) 鬼五郎渓谷の清流の音風景 健康管理センター 大滝根川源流鬼五郎渓谷探勝会(原生林を歩く。実施日6月上旬) 鬼おこしフェア(実施日7月中旬) 鬼の里夏祭り(実施日8月) 見渡神社秋季祭礼(実施日11月3日) 入三洞・田子屋三匹獅子舞(伝統芸能。実施日11月1日) 【名産】石灰石大理石 鬼うどん 鬼おこし 鬼みそ------------ 旧田村郡都路村のデータ ------------- 福島県田村郡 【いわれ】合併以前に,岩井沢,古道2か村を横断する道路を,都路街道と称していた。都路の由来は昔,帝都に貢ぎ物を運搬した道路なので当時,都路と称していたと言い伝えられている。 【シンボル】花(スズラン),木(アカマツ)鳥(ヤマガラ) 【観光】 五十人山(阿武隈高原中部県立自然公園。7haの芝生と360度の眺望。昔,坂上田村麻呂が50人の部下を連れ,頂上の大岩の上で戦略を練ったことに由来。標高883m,山頂は1haの広々とした芝地,吾妻連峰から太平洋まで見渡せる) 行司ヶ滝(高瀬川上流の渓谷にある) 高瀬川渓谷(新緑から紅葉の景観美・奇岩怪石) 公共牧場(肉用牛(都路牛),メンヨウを放牧,160ha) 河川流域に細長く集落が散在する高原型農山村 五十人山山開き(実施日5月20日以降の最初の日曜日) 天日鷲神社祭礼(あめのひわし。300年の伝統を持つ岩井沢の3匹の獅子舞が奉納。実施日11月3日) 大亀神社祭礼(みこし渡御によるにぎやかな村祭り。実施日11月3日) 石橋遺跡 渓流釣り解禁(実施日4月) 鮎釣り解禁(7月) 村祭り(11月) 大亀神社のアスナロ 古道小学校の笠松 西戸観音堂の杉 みやこじグリーンパーク(憩いの場) 講(村内に残る神事) 【名産】牛肉(都路牛。肉の柔らかさと霜降りのよさ) 手作りハム,ソーセージ(牛肉を使った手作り加工品) シイタケ(豊富な森林資源で育てられた肉厚の高級品) 竹炭工芸品(竹を炭に焼き,それを食器などに加工したもの)------------ 旧田村郡常葉町のデータ ------------- 福島県田村郡 【いわれ】地名「常葉」の起因については,考証すべき史料はまったくない。 【シンボル】花(ヤマツツジ),木(アカマツ)鳥(キジ) 【日本一】殿上観光牧場内にある全長400mのローラー滑り台 【観光】 殿上観光牧場からの展望(阿武隈山脈の静かな風景。桧山・鎌倉岳・殿上山と900m級の山岳に囲まれた山間地帯) 常盤城跡(熊谷直則が開城し,天正17年相馬義胤に攻められ落城。城跡は公園として城型の展望台も整備され,憩いの場となっている) 民俗資料館(歴史と失われていく貴重な生活文化財を保存,建物も100年の歴史がある) かぶとむし自然観察園(カブトムシの幼虫から成虫までの生態が観察できる2棟のドーム(縦横20m)がある,かぶと屋敷では200種2000匹の標本を展示) ふるさとセンター 大滝根山(阿武隈山系の最高峰) 殿上観光牧場のローラ滑り台(全長400m) ふるさとセンター 子松神社秋季例大祭(実施日10月24日から26日) 常葉盆踊り(実施日8月15日) 聖徳太子像 想い出の常葉なつかし(町の愛唱歌の記念碑。芹洋子歌) だるま市(実施日1月5日) 【名産】葉たばこ生産 かぶとむし 常葉駒------------ 旧田村郡船引町のデータ ------------- 福島県田村郡 【いわれ】垣武天皇の延暦21年(802年),征夷大将軍坂上田村麻呂が東征の時,戦いで負傷した人を船に乗せて引いたということから,船引の名が起こったと伝えられている。 【シンボル】花(桜),木(ナラ),鳥(ハト) 【日本一】葉たばこの生産量と品質 【観光】 船引町図書館(蔵書数45000冊以上や夢二ルームなど) 田村富士頂上からの眺望(山頂広場から) 大鏑矢(おおかぶらや)神社のハナショウブと鉄鉢(おかちばち) 堂山王子神社(国指定重要文化財) 安倍文殊菩薩堂(日本5大文殊の1つ) 船引町歴史民俗資料館(昔の農家を移築,農具と民具を展示) パラグライダー基地(田村富士南斜面) ふるさと長し踊り大会(船引音頭に合わせて大滝根川畔を踊り流す。実施日4月下旬) 片曽根山山開き(安全祈願とミスコンテスト。実施日5月下旬) 灯ろう流しと花火大会(2000余個のさまざまな灯ろうを川面に浮かべ祖先の霊を慰める。実施日8月20日) 田村富士うまいもの祭り(町特産のラム肉のPR。実施日10月中旬) 田村富士ロードレース(晩秋の船引路に健脚を競う。実施日11月中旬) 安倍文珠堂の稚児行列(石森小学校の生徒約50名による学業成就の願いを祈願するもの。実施日4月29日) 白山比盗_社の八つ頭獅子舞(芹沢の8地区からおのおのの獅子頭を持ち寄り踊る。実施日4月下旬) 大倉の太々神楽(五穀豊穣を願い奉納。大隅流の流れで36座の舞いを行う。実施日11月1日) 石沢の三匹獅子舞(悪疫退散、五穀豊穣を願い部落の小学生により奉納。実施日11月1日から2日) 前田遺跡 片曽根山の三十三観音 安倍文珠菩薩堂参道の杉並木 芹沢のお人形様(無病息災、厄除けの守護神として人々の信仰を集めている) 福祉センター林間広場 長法寺のカヤの木 熊野大権現堂の杉とフジ 格子戸の残る家並み(移地区) 総合運動公園 文化センター(教養と文化活動の拠点) ひょうたんから駒の由来(坂上田村麻呂が大滝丸を退治に来た折りに、連日の戦いのために馬が弱ってしまった。士気を高めようと、ひょうたんに入った酒を酌み交わしたところ中から駒が出てきて、それが立派な馬となり大勝を収める事が出来たという) 【名産】船引張り子人形(張り抜きの技術と品格のある彩色) 絵付けひょうたん(七福神や草木の絵) 地酒(奥州鶴,あぶくま) 宝そば(風味の強い小粒の玄そばにヤマイモを加えたそば) そ菜(トマト,キュウリ,インゲン) |