青森県北津軽郡 【いわれ】この地方は岩木川,十川沿岸の湿地で,昔,イタヤの木やヤナギの木がよく自生した群落が数多くあった。このイタヤの木,ヤナギを要約して「イタヤナギ」の俗称名ができたとされている。 【シンボル】花(キキョウ),木(カエデ),鳥(なし) 【日本一】日本一おいしいリンゴの生産地 東洋一とされている高架配水塔(全町に向けての給水実現) 日本一おいしいりんごジュース 【観光】 四季の彩りを見せるりんご園風景(町土の29%をりんご園で占めるリンゴ生産地) 白い雪をひっそりかぶる津軽富士岩木山と冬の田園風景 白いリンゴの花の中を走るローカル線(5月上旬から中旬) 四季を彩るりんご園・田園を前にそびえる津軽富士岩木山 リンゴの里をイメージアピールする,ふるさとセンター青柳館全景(リンゴのことなら何でもの博物館) 青柳館(地域交流の場として活躍,ふるさとセンターと隣接) 百万遍の鐘の音(彼岸の時に無病息災を祈り各町内を巡る津軽の風景) チェーンソーの音(リンゴの木を伐採する音で産地を思わせる) リンゴ灯祭りの音(ノレサ,ソレサの掛け声と囃子が独特) リンゴ灯祭り(豊作を祈り,山笠のちょうちんはリンゴの形をしてたわわに実るリンゴの表して太鼓のリズムが響きわたる祭り。実施日8月8日〜10日) まめこばち感謝祭(リンゴの受粉作業に人に代わって働いてくれるマメコバチにありがたいと感謝する行事。実施日5月10日頃) 海童神社(文禄2年,海上安全国土繁栄の祈願所として建立) 板柳雪祭り(雪を楽しみに変える祭りで雪と遊ぶ。実施日2月上旬) 温泉(板柳温泉をはじめとする5カ所の天然温泉地) 太刀振り踊り(1670年頃から伝えられ,病害虫を村の中から太刀を振りながら追い払い,豊作を願う伝統踊り。実施日5月中旬) 七福神舞(女の人たちによって明治初期から伝えられる伝統的な祝行事。7人の女が仮装,神宮と囃子方が登場。実施日3月上旬の町民祭でも行う) 板柳町郷土資料館 北畠家(古館城址) 正休寺の山門 旧役場庁舎の正面玄関 安田昌蔵の胸像 斉藤小阿弥の記念碑 桜錦の胸像 工藤忠の記念碑 秋もち回し(秋の収穫後、田舎の人が町方へ年間のお礼回り) 棚流し(お盆に供えた物をコモに包み、ナス、キュウリの牛馬に背負わせて川に流す) 虫送り(虫の人形(わら)を作って村はずれまで送る行列。5月上旬) 声良鶏(国指定天然記念物) 無量庵のイチイの木(樹齢約700年) 小僧ババイナアー(板柳の大般若。寺の小僧が和尚の留守中に盗賊に入られた時、便所へ行って御札をはり逃げた話) 沢田の杜(今はりんご園となっているが古墳丘があって義経の家来の墓地と伝えられている) 小幡八幡宮の御神体(八幡宮境内の沼に光る物があったが、それは神様がこの世に出たくて村民に呼びかけたものだった) 義賊平太郎(神様がついているといわれる盗人であったが、晩年に自分の一生をざんげ物語として人々に語った) 【名産】りんご(板柳町では約20〜30品種を栽培) アップルジュース(ふるさとセンターで加工した100%高級品) アップルジャム(甘さを控えた無添加高級ジャム) 林寿工芸品(りんごの樹皮で造った独特の民芸品) りんご草木染め(りんごの葉などを煮込んで染め上げたもの) せんべい(津軽せんべい独特の歯ごたえのある味) 清酒「岩木正宗」(津軽平野でとれた米を主原料とした清酒) アップルクッキー 【発祥】板柳の大般若(龍淵寺12代目換山和尚の寺から実施) 津軽むかしこ(こぞっこまだだが。大般若のお札の話か) りんご草木染め 林寿工芸(リンゴの樹皮で作った民芸品) 紙縒(こより)工芸(昭和28年頃から) まめこばち感謝祭 --------------------------------------------------------------------------------------------- 【方言】わっぱぐ(一日の一人の労働量) じょっぱり(強情っぱり) えふりこき(見栄っ張り) なんぼ?(どのくらい?) んだんだ(そうだそうだ) --------------------------------------------------------------------------------------------- 【名称】板柳町立郷土資料館 【住所】青森県北津軽郡板柳町大字灰沼字岩井70 【電話】0172−72−0330 【交通】五能線板柳駅から徒歩10分 【開館】9:00〜16:00 【概要】昭和48年に開館 板柳町とその周辺から出土した縄文土器や石器 農機具などの民俗資料 --------------------------------------------------------------------------------------------- |