青森県東津軽郡
【いわれ】平内とは,アイヌ語で「ピラナイ」という。「ピラ」とは山と山の間ということで,「ナイ」とは河川の意味で山と山の間に河がある土地という語義をもっている。
【シンボル】花(ツバキ),木(松),鳥(ハクチョウ)
【日本一】椿山のヤブツバキ(19haの丘陵一帯に1万数千本の真紅の花)
【観光】
特別天然記念物ハクチョウ900羽が飛来するときの優美な姿
夜越山頂から平内町を一望
神秘漂う大和山「不動の滝」
茂浦峠から見る沈む太陽と燃える陸奥湾
津軽三味線の音
平内町歴史民俗資料館
ハクチョウの鳴き声(浅所海岸。早朝から夕方までホッ,ホッ,ホー・・・)
サボテン園(通年鑑賞することが出来る多肉植物園。300余種の多肉植物が展示)
洋らん園(北国でも南国ムードが味わえる)
観光牧場(新鮮なサフォークの肉を食べながら,家族で1日を楽しく過ごすことが出来る)
北限の自生ツバキ(特別天然記念物のツバキの花が紅く山を染める)
ハクチョウの飛来地「浅所海岸」
椿山海水浴場
使姫白鳥祭り(ハクチョウの安全祈願と白鳥塚への参拝をもって不幸にして死亡したハクチョウの慰霊を込めた祭り。実施日2月11日)
ツバキとサボテン祭り(春を告げる祭り。実施日5月3日から5日)
椿山のツバキ(国指定天然記念物)
ふるさとサマーフェスティバル(若者からお年寄りまで楽しめる郷土芸能や人形ネブタが乱舞する熱い夏の日となる。実施日8月15日から16日)
夜越山牧場祭り(めん羊ダービー、乾草投げ大会、こいつかみ競技など。実施日7月)
ネブタ祭り(ネブタ発祥の地にふさわしく,県内唯一の「担ぎネブタ」が町内を練り歩く。実施日8月15から16日)
剣舞踊り(毎年元旦の祝いに和解平和を意味して舞う。踊り手は24名からなり笛の調べに合わせて円陣を作って踊る。実施日1月1日)
内童子獅子舞(御用獅子と称され,氏神の祭り,豊年祭り,悪病払いを祈願する。毎年,お盆に町内を舞い歩く)
高森山登山囃子(岩木山模擬お山参けいとして実施されているが,昔は農民の雨乞いの行事であった。実施日8月15日)
藩境塚(四ツ森塚。南部藩と津軽藩との藩境)
小湊代官跡(津軽黒石藩の平内代官所があった所)
土屋・狩場沢関所跡(明暦2年(1656年)に関所があった)
福館城跡(元亀元年,七戸隼人が城を築く)
一本松遺跡(縄文時代早期土器類や住居跡もある)
大人でも楽しい410mを一気に滑る2連式スーパースライダー
菅江真澄歌碑
大町桂月歌碑
ねぶた伝説(延暦年間大丈丸という首領をえぞ大将軍坂上田村麻呂が部下に討ち取りを命じた際にネブタを船に乗せた)
白鳥伝説(天正年間、南部と津軽藩の戦いの時に雷電宮に戦勝を祈ったところ、数千羽のハクチョウが集まりそのうわさを聞いた南部藩はほうほうの体で逃げ帰ったという)
椿山伝説(越前の嘉平という商人がこの地の娘と親しくなり、その娘が死んだ時に持ち帰った3本のツバキを植えたのが始まり)
【名産】ホタテガイの刺身
帆立貝柱
サフォーク種のハム・ソーセージ
古来からの味を守る,手作りのホタテもなか
カンチカのジャッパ汁(カジカ科のギスカジカにダイコンを入れたみそ汁の素朴な料理は食欲をそそる)
だにもち(アズキを塩味にしそれに手を取り粉を使わずにもちを握る)
【発祥】ネブタ発祥の地(小湊町で毎年8月,県内唯一の担ぎネブタが町内を練り歩く)
養殖ホタテの発祥の地(基幹産業の1つ)
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【方言】まいねぇ(いけない)
ずっぱど(たくさん)
・・はんで(・・なので)
ばげ(夜)
めぐせ(恥ずかしい)
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【花名所】椿山
【花種類】ヤブツバキ
【所在地】東津軽郡平内町
【花見頃】4月下旬から5月下旬
【交 通】JR小湊駅からバス30分
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