青森県 【トピック】2005/03/14 むつ市と下北郡川内町、大畑町、脇野沢村が合併 ---------- 旧むつ市のデータ ---------------- 【いわれ】歴史的背景として伝統地名の「陸奥」,また地理的にも陸奥湾を大きく抱くこと。 しかし漢字の「陸奥」は当て字であり当用漢字にないことから,ひらがなの「むつ市」となった。 【シンボル】花(ハマナス),木(ヒバ) 鳥(オオハクチョウ) 【日本一】全国初のひらがな市名 全国から善男男女が訪れる恐山大祭 世界有数の含有率といわれる恐山の金 日本最古のアーチ式ダム(水源池公園) 【観光】 釜臥山からの風景(特に夜景) むつ湾海上からの風景(夜景もよし) 釜臥山の夕暮れ 恐山宇曽利湖 恐山イタコの口寄せ(内容はわからずとも独特の雰囲気がある) 下北文化会館総ひば造りの大ホール 全天候型陸上競技場 田名部駅前買い物広場・イベント広場(広場中央にホタテの貝殻型屋根をもつ建物があり,各種パフォーマンスに活用できる) 恐山 早掛沼公園 水源地公園 大湊湾のハクチョウ 芦崎湾の潮干狩り(実施日4月中旬)---------- 旧下北郡川内町のデータ ---------------- 青森県下北郡 【いわれ】旧村があったと伝えられる所は,川に挟まれた地形であったことから「川内」と名づけられたようだ。 【シンボル】花(アジサイ),木(ヒバ) 鳥(ハクセキレイ) 【日本一】野平開拓の高冷地ダイコン 【観光】 本州最北端・下北半島の西部に位置し陸奥湾に面した臨海山村 紅葉の川内川渓谷(遊歩道もあり川面に映える四季が美しい) あたご山からの川内町とむつ湾・対岸の山々 湯野川温泉の湯ぶねからの冬景色 湯野川温泉郷(山あいの静かな温泉で,時を忘れそうな雰囲気) 湯野川温泉休憩所「濃々園」(総ひば造りのせいたくな温泉付き休憩所) 川内八幡宮例大祭(300年余の歴史とそのお囃子。祇園の流れをくむ。実施日9月14日〜15日) ねぶた祭り(歴史は古く,独特の型を作っている。実施日8月14日から15日) 川内ダム(平成5年に完成) 川内町総合清掃センター(粗大ゴミ処理も可能) 湯野川温泉郷のカジカカエルのハーモニー音風景 川内八幡宮例大祭のお囃子(300年の歴史の音風景) アユのつかみ取り(実施日8月12日) 川内八幡宮五輪塔 宿野部(しゅくのへ)水車小屋 岡田稲人句碑(川柳) 津田永佐久顕彰碑(初代村長) くま祭り(熊を捕ったときに行われる儀式) ニホンカモシカ(国指定特別天然記念物) 総合運動公園 サギの湯(昔、猟師の鉄砲で傷ついたサギが、ちょろちょろと湧き出る天然のお湯を見つけ何日かこの湯で過ごすうちに不思議にもけがが治った。元気に飛んでいくサギを見た村人はこの湯を「さぎの湯」と名づけた。蛎崎部落にあるこの湯は、けがに効き目があるといわれ大切にされている) 【名産】ホタテ 毛ガニ 銘菓(さるっこもち) 森の泉(森の香ヒノキチオール。青森ヒバに含まれ抗菌,殺菌作用をもつ。害虫や木を腐らすカビ類を寄せ付けない) 焼き物 ひば木工品 【方言】〜さまい(〜して下さい) 〜にし(〜ですね) ゆがく(茹でる) じゃんぼ(頭) もちょこちょい(くすぐったい)---------- 旧下北郡大畑町のデータ ---------------- 青森県下北郡 【いわれ】昔,陸奥国と呼ばれていたころ大畑にもえぞがいたるところに住んでおり,大畑の地名はえぞ語の「オ・ハツタル(川尻のふち)」または「オオ・ハッタル(深いふち)」から起きたといわれている 【シンボル】花(桜),木(ヒバ),鳥(カモメ) 【観光】 天与の温泉と渓流美・美しい紅葉や新緑のヒバ林(国指定天然記念物)の自然景観に恵まれた町 薬研温泉郷(四季を通じて風光明美な素朴さのある温泉) 海岸線からの眺望(いさり火が一望できる) 正津川小学校(ひば使用による総木造校舎) 大畑町配水場(展望塔,小公園があり町を一望できる) 大畑祭り(祇園祭の流れをくむものといわれ,みこし,神楽4台,山車7台が町内を練り歩く。実施日9月14日〜16日) 薬研温泉丑湯祭り(毎年7月の丑(うし)の日に湯治客の健康増進を祈って行われる。実施日7月7日から15日) 薬研紅葉祭り(薬研渓谷。10月中旬) 大畑港祭り(町の特産物などの販売や花火大会。実施日8月15日から16日) 笹沢魯羊資料室(郷土史家の記録、古文書、書簡などを展示) 大安寺桜祭り(5月上旬) 八幡宮大祭(9月中旬) 祭りのみこし・山車を2階から見てはならない風習 火事を防ぐために井戸を掘らない・ミョウガを植えない風習 冬至にカボチャを食べると中風にかからないという風習 一杯茶を飲むと坊主に出会うという風習 家の中で口笛を吹くと貧乏の神が来るという風習 春日様の握り飯(大畑川に住む古なまずを、筋骨たくましい男が神社に供えたお握りを食べて退治したという。人々は今も春日神社の御供えにお握りを盛り上げる) 3年みそ(子どもの結婚式を舞台として3年みそを使ってタヌキを退治した働き者の百姓といたずらタヌキの話で、親の注意を良く聞かなければならないという教え) 【名産】ひばこけし(木工芸品) 海産品(イカを原料とした生干しおよび珍味加工) するめ 海峡サーモン 【方言】わがねえ(だめ、知らない) ばっけ(ふきのとう) いぐべ(行きましょう) けな(腕) あぐど(足のかかと)---------- 旧下北郡脇野沢村のデータ ---------------- 青森県下北郡 【いわれ】坂上田村麻呂のえぞ征伐に対し,村の原住民アイヌの首領ワンキーが激しく戦い,将軍がたいへん苦労したといわれ,そのワンキーから脇野沢と変化したものとされる。 【シンボル】花(桜),木(ヒバ=ヒノキアスナロ) 鳥(カモメ),魚(タラ) 【日本一】世界最北限の野生の猿の生息地 産卵のため陸奥湾へ回遊する新鮮なまだらのじょっぱ汁 【観光】 下北半島国定公園(西海岸一帯の7色に変化する断層景観) グラスボート(夢の平成号)による鯛島海中公園の海中探索(鯛島海中公園〜仏ヶ浦) 厳冬に生息するニホンザルの生態と親子の戯れ(早朝、民家近くに出没するニホンザルの鳴き声は風情があるが最近では畑作物の被害が出て困っている) 300年にわたりマダラとともに生きた村の漁法と水揚げ状況 ニホンカモシカの生息(生息北限地で生息密度が高く、日常民家へ出没して畑作物に被害を与えている。国指定特別天然記念物) みちのく陸奥湾観光海釣り大会(カレイ、アブラメが対象。実施日4月29日) いのしし祭り(東北地方で初めて飼育に成功したもの。イノシシ料理や生肉の販売など。実施日2月11日) 森林浴ウォーク大会(豊富な山野草や動植物の研究も兼ねて開催。実施日10月下旬) たら祭り(全国的にタラの産地として知られている。実施日1月中旬) 八幡宮祭典(各地区に伝承される神楽、山車、みこしなどが合同で運行。実施日8月15日から17日) 大漁祈願祭(操業の安全と大漁を祈願してすべての漁船が大漁旗をなびかせて海上パレード。実施日7月20日) 桜祭り(県緑地公園に指定されている愛宕山公園で。実施日4月下旬から5月上旬) 本村能舞門打ち(年の初め各世帯の無病息災を願い、毎戸門打ちをして回る。実施日1月15日から16日) アイヌの腰刀(加藤周吉氏所有) 千石船の絵馬(中世から近世にかけて往来した千石船の奉納絵馬) 本村通りの街路灯(通称:タラの道) 鯛島伝説(坂上田村麻呂と地元の娘との悲恋物語) 石神神社伝説(網にかかったクセ(瘤)のある石が段々大きく成長し、縁結びの石神様としてまつったという) 弁慶の琵琶石伝説(義経一行が三厩から船で落ちのびるとき、時化にあったため弁慶が岩の上で琵琶を弾いて安全を祈ったという) 脇野沢村公民館・資料室(埋蔵文化財、民具などを展示) 【名産】まだらじょっぱ汁セット(自家製のみそを調合してタラのあらを中心とした真冬の料理) 純粋イノシシ「ぼたんなべ」セット イワシの焼き干し(料理のだしの王様,すべ手作り) 北限のサルの一刀彫り木工芸品各種 黒いそ生けじ・一夜干しセット 【方言】こもひ(アーケード) ほまぢ(臨時収入) めらさど(若い娘さんたち) |