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青森県
【トピック】2005/03/31 八戸市と三戸郡南郷村が合併

----------- 旧八戸市のデータ -------------
【いわれ】中世に岩手県から青森県にかけてあった「糠部郡(ぬかのぶぐん)」の行政区画,集落地名として「戸」が用いられ,その名残が地名として残っている。  糠部郡のうち奥州平泉に近いところが「一戸」であり,「一戸」から順に「七戸」まで北上し,「八戸」,「九戸」と南下する。 「八戸」は,1から順に9まで「戸」の付く地名の8番目であったといわれている。
【シンボル】花(菊),木(イチイ),鳥(ウミネコ)
【日本一】八戸三社大祭(おがみ神社,新羅(しんら)神社,神明宮(しんめいぐう)3社の合同祭礼,140万人以上の人出でにぎわう)
     イカの水揚げ
     櫛引八幡宮の国宝のよろい(「赤糸威鎧,兜,附袖付」,「白糸威褄取鎧,兜,大袖付,附唐櫃」)
     町を飛び交うウミネコの数
【観光】
    蕪島ウミネコの繁殖地(かぶしま。ウミネコの繁殖地で市内陸続きで周囲1km,高さ17mの急傾斜の島。国指定天然記念物)
    種差海岸(たねさしかいがん。天然芝生が波打ち際まで敷き詰められている。国指定重要文化財)
    八戸大橋から見た八甲田連峰に沈む太陽
    港の船だまりのなかの漁船
    八戸三社大祭の囃子(東北を代表する夏祭りの1つで神話や伝説、歌舞伎などを題材にした山車と御輿の運行がみもの。実施日8月1日〜3日,7月31日前夜祭)
    えんぶりの囃子
    神楽の歯打ち
    八戸大橋(同橋の工法は連続鋼床板桁箱型式で,径長間(165m)の長さは神戸の第2マヤ大橋に次いで2位(橋長1323m,幅員21.5m)
    八戸市博物館(青森県南,岩手県北を代表する博物館)
    蕪島祭り(ウミネコの繁殖地での祭礼。厳島神社の祭りを中心に潮干狩りなど盛りだくさんの催し。実施日4月第3日曜日)
    種差観光祭り(たこ揚げ大会,釣りてんぐ大会,モデル撮影会など。実施日7月第2日曜日)
    八戸七夕祭り(七夕飾り付けコンクール。八戸小唄流し踊りなど。実施日7月中旬)
    はちのへ港祭り(みこしの海上渡御,花火大会,流し踊りほか。実施日7月下旬)
    八戸菊祭り(奥州菊展,菊作り講習会,菊人形展,縣崖展,盆栽展等。実施日10月下旬から11月上旬)
    えんぶり(豊作を祈る田植え踊り。烏帽子姿の男達が各戸を巡り豊作を祈って回るえんぶり,斎摺(ず)り,えんぶり大会,かがり火祭りなどがある。実施日2月17日〜20日。国指定重要文化財)
    八戸三社大祭(おがみ神社、新羅神社、神明宮のみこしと山車の合同祭礼で東北を代表する夏祭りの一つ。実施日8月1日から3日(7月31日前夜祭)
    清水寺観音堂(国指定重要文化財)
    是川遺跡出土品と史跡是川遺跡(縄文時代の遺跡。国指定重要文化財)
    史跡根城跡(国指定重要文化財)
    八日町の町並み(旧河内屋と青森貯蓄銀行の2棟の大正時代の建物が並んで残っている)
    八戸市美術館
    八戸市歴史民俗資料館
    松尾芭蕉句碑(2基)
    北村古心歌碑
    義経伝説(奥州平泉で自害して果てたのは実は身代わりの者で義経はひそかに平泉を脱出し、八戸には海から辿り着いた。白銀海岸の台地に残る源氏囲内(げんじかこいない)の地名は義経の居所だった跡だという。また義経は家来の板橋長治という者を八戸に先行させておき、板橋家に迎えられたが鎌倉勢の追手が迫ると土地の人々にこれ以上の迷惑はかけられないと北を目指して八戸を立ち去っていった。同行していた奥方(久我大臣の娘)が当地で亡くなり葬った場所が今に残る「おがみ神社」)
【名産】八幡馬(日本3駒の1つ。いかにも東北地方らしい代表的な民芸品。木彫りの馬に赤黒,金などの華やかな色を塗った素朴な人形で,農村の嫁入りの際の乗馬の盛装を表したものといわれている)
    裂き織り(庶民の知恵の結晶。着古した着物を細かく裂いて横糸とし,4色の木綿糸を縦糸にして,こたつ掛けなどにしたのが始まり。今では現代感覚にマッチさせた帯,手提げかばん,ハンドバックなどが作られている)
    南部菱刺し(南部の農村に古くから伝わる民芸,実用品で,布地に保温補強のために刺した縫い目模様からこの名が生まれた。今ではひし形模様を中心に梅の花や矢羽根などを紋様化したものも作られ好評を博している)
    えんぶり人形(えんぶり祭りの田植え踊りを模した人形)
    そばかっけ(そば粉を平らに伸ばして,ゆでたものをねぎみそなどで食べる。自然の香り溢れる食べ物)
    いちご煮(新鮮なウニとアワビで吸い物風に仕立てたのがいちご煮である。ウニを熱湯につけると,ヤマイチゴのようになるところからこの名がついた)
    食用菊
    新鮮魚貝類
【発祥】南部(八戸)せんべい(南北朝の争乱期に赤松某という者が陸奥の国に逃れてきた長慶天皇のために,四戸家から入手したそば粉をごまを使って焼き上げて献上したのが始まりといわれている。最近ではカボチャやエビなど新しい材料を加味した南部せんべいも作り出されている)
【伝統芸能】えんぶり(文部省指定)
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【方言】まるっこあんじでなし(ひどく心配なので)
     とっくりどできねんだえ(ゆっくり出来ないのです)
     あっぱ(母親、お母さん)
     あだまやめる(悩ましい、心配だ)
     おなめっこ(妻、女の人)
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【名称】八戸市博物館
【住所】青森県八戸市大字根城字東構35−1
【電話】0178−44−8111
【交通】JR八戸駅からバス博物館前
【開館】9:00〜16:00
【概要】昭和58年に開館
    よみがえる歴史・ひらけゆく未来をテーマ
    考古展示室(長七谷地貝塚などの縄文時代の遺跡からの出土品)
    民俗展示室(八戸地方の人々の暮らしを漁具,農具,信仰,芸能などの資料)
    歴史展示室(2万石八戸藩の活躍を紹介)
    八戸の文化遺産を考古,歴史,民俗,無形資料のセクションで展示紹介
    無形資料室(八戸地方の民謡,わらべ唄,方言をボタン1つで自由に閲覧)
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【名称】是川考古館(八戸市歴史民俗資料館)
【住所】青森県八戸市是川字仲居3−1
【電話】0178−96−1484
【交通】東北本線八戸駅からバスで三日町,徒歩3分で乗り換え朔日町から考古館前下車
【開館】9:00〜16:00
【概要】昭和50年に開館
    縄文時代晩期の考古資料中心の展示
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【名称】八戸市美術館
【住所】青森県八戸市大字番町10−4
【電話】0178−45−8338
【交通】東北本線八戸駅から南部バス三日町,八日町,小中野バスセンター行きバスで八日町下車,徒歩3分
【開館】9:00〜17:00(入館は16:00まで)
【概要】昭和61年に開館
    八戸市出身の故今渕正太郎のコレクション(漆工,陶芸,宗教,金工,考古,染織,武具,書画)
    郷土ゆかりの作家の絵画
    文化活動の場

----------- 旧三戸郡南郷村のデータ -------------
青森県三戸郡
【シンボル】花(フクジュソウ),木(アカマツ) 鳥(キジ)
【観光】
    ジャズフェスティバル(実施日7月末から8月初旬)
    そばとバーベキューの集い 
    福一満虚空蔵菩薩
    手打ちそば処「三稜荘」
    南郷村立歴史民俗資料館 
    南郷村民具展示館
    高松寺のカヤの木
    荒谷えんぶり(国指定重要無形民俗文化財)
    カッコウの森エコーランド(総合多目的運動公園)
    虚空蔵祭り(福一満虚空蔵菩薩の例大祭。日本3大虚空蔵の1つ(京都嵐山,福島柳津町)で例祭には3万人の人出でにぎわう。実施日6月第1日曜日)
    泉清水えんぶり
    大平大神楽 
    中野神楽
    島小神楽
    一里塚
    さくらんぼ狩り(6月下旬)
    りんご狩り(10月下旬)
【名産】手作りそば
    そばまんじゅう
    りんごジュース
    青梅ハニー
【方言】わ(私)
    えが(あなた)
    あや(父)
    あっぱ(母)