秋田県 【トピック】2005/03/22 本荘市と由利郡矢島町、岩城町、由利町、西目町、鳥海町、東由利町、大内町が合併して誕生 ----------- 旧本荘市のデータ --------------- 【いわれ】慶長19年(1602年),最上義光の重臣本城豊前満茂がこの地に築城し,城の名をこの地にあった本城村からとって本城城とし,城下町として創建したことに起因する。 【シンボル】花(ハナショウブ),木(クロマツ) 鳥(なし) 【日本一】市民ボート大会(日本一の規模の住民レガッタ) 赤田の大仏(日本3大長谷観音) 【観光】 三望苑からの山(鳥海山),川(子吉川),海(日本海)の展望 新山からの鳥海山と市街地 正乗寺の鳴龍 五峰苑(長谷寺門前にあり「東光館」には美術品の保存展示) 本荘マリーナ(日本海北部最大のマリーナであり,隣接する海水浴場は遊泳区域の海岸線が700m,1200台収容の駐車場が備える) ごてんまり 全国ごてんまりコンクール(実施日11月上旬) 本荘市温泉休養施設鶴舞温泉(本荘公園近くにある茅葺きの外観温泉施設) 長谷寺(日本三大長谷観音の1つである高さ9mの観音立像・赤田の大仏さん(明治26年に再建)が安置されている) 永泉寺(旧本荘藩主六郷家の菩提寺で江戸末期からの寺院) 白山神社の杉(推定樹齢500年,幹回り5.5m,高さ18m) 川祭り花火大会としょうぶカーニバル(伝統ある夏のイベント。実施日7月下旬) 大名行列(八幡神社祭典。実施日9月15日) 本荘たこ揚げ大会(実施日1月16日) 市民ボート大会(日本一規模の住民レガッタ。実施日9月最終日曜日) ボートプラザ・アクアパル(ボートガレージや水と川のミュージアム施設がある) 本荘公園(本荘城跡の史跡公園で園内には桜、12000本のツツジが咲き誇る) 菖蒲公園(別名「濡浜菖蒲公園」と云われ、6月下旬から7月上旬には菖蒲祭りが行われる) 本荘市郷土資料館 横山民俗資料館(私立) 本荘追分全国大会(実施日8月中旬) 子吉川はぜ釣り大会(実施日9月23日) 新山神社裸参り(小正月の行事。実施日1月16日) 本荘公園桜祭り(実施日4月中旬) 米祭り(実施日11月上旬) 赤田大仏祭典(神仏混交の祭典。実施日8月22日) 猿倉人形芝居 正岡子規句碑 本荘追分記念石碑 コイの追い込み漁 とことん祭(本荘豚のPR) 友水公園 是山和尚にまつわる話(江戸時代、赤田の大仏を建立した是山和尚はある年に大変な日照りで村人達が困り果てていたとき、竜を呼び寄せ雨を降らせたという) 【名産】ごてんまり 組子細工(建具,木工工芸品) 本荘塗り 本荘米(ササニシキ) 由利牛(味噌漬け) 本荘うどん 菓子(本荘もろこし,いちぢく甘露煮) 地酒 【発祥】全国ごてんまりコンクール 本荘追分全国大会 【方言】おき、おき(ありがとう)京言葉のおおきにと同じ やしめる(いじめる)----------- 旧由利郡矢島町のデータ --------------- 秋田県由利郡 【シンボル】花(ヤマザクラ),木(鳥海ムラスギ)鳥(ヤマバト) 【観光】 日本海に浮かぶ影鳥海(鳥海山の影が日本海に写し出させる様) 鳥海高原矢島スキー場(雪質も良くナイター設備も備え,県内でも有数のスキー場) 鳥海高原花立牧場公園(町営の施設でテニスコート、パークゴルフ、キャンプ場、スキー場やコテージなどの設備) 国立公園鳥海山(春,夏スキーをはじめ毎年多くの登山者が訪れる) 由利高原鉄道(子吉川沿いを走る鉄道で車窓からみる鳥海山や田園風景) 鳥海高原サイクルロードレース大会(町の市街地から鳥海山5合目までの登坂のコース。実施日8月上旬) 土田家住宅(東日本最古の17世紀の農家で中門造り、主殿造りの様式をもつ。国指定重要文化財) 山寺のツバキ(樹齢推定200年位の株立ちの古木,太さ約40cm,高さ約4m) 郷土資料館 ジャージーハウス(花立牧場公園の中にある体験型施設。町特産のジャージー牛乳を使ってアイスクリームやバター作りを体験できる) 霊峰鳥海山の修験道登山口(平安時代から) 生駒藩の城下町 八朔祭り(矢島神明社祭典。実施日9月上旬) 才の神焼き(実施日1月15日) 八幡神社(江戸時代前期) 魚形文刻石(原始住民の豊漁祈願) 音楽顕彰碑(本町出身の音楽家・斉藤佳三作曲「ふるさと」の歌曲碑) 子吉川のあゆ釣り風景(7月上旬) 八朔祭りの祇園囃子の笛の音風景(9月上旬) 鳥海山の冠雪風景(11月中旬) 鼻ふくべ(農作業の時に女性は顔を隠して作業をする。その格好をいい、昔、殿様が庶民の生活を見聞するときに農作業をしている若い娘達は殿様に目を付けられないようにと顔を隠したのが始まり) 津雲の池(矢島が昔、津雲と呼ばれていた頃、津雲の池の主の所へ嫁に行く娘とその父与兵衛の父子愛の物語) 梅(樹齢約400年以上の白梅。太さ4m高さ10m) サイカチ(根元に稲荷堂を祭ってある珍しい古木。樹齢約450年太さ8m高さ16m) 高建寺の臥龍松(樹齢約400年太さ3m高さ4m) 八幡神社のケヤキ(太さ10m高さ約20m) 矢島スキー場 【名産】清酒 原木ナメコ ジャージー牛乳----------- 旧由利郡岩城町のデータ --------------- 秋田県由利郡 【いわれ】元和9年(1623年)岩城吉隆が信州川中島より封を移して2万石を領し,新たに陣屋を築いて亀田の地を治めた。町の名前はこの藩主の姓からとっている。 【シンボル】花(なし),木(クロマツ),鳥(なし) 【概要】 亀田藩2万石の城下町。天鷺城、亀田城、ワイン城の3つの城があり亀田地区にはレジャー施設が集まっているが春の目玉はなんといってもチューリップ。色とりどりの54000本の花が咲くチューリップ畑は見事。城門をくぐると一気に江戸時代にタイムスリップ出来る天鷺村。当時の商家や農家が移築復元された。さらに藩政時代の文化、民俗資料を集めた歴史館、資料館があり中では特産品せんまい織りや鍛冶の実演もある。シンボルの天鷺城には高さ22mの天守閣があり城下町を一望できる。天鷺遊園ファミリーランドは高城山の山麓に広がるレジャー施設。不思議な忍者屋敷や忍者迷路、スカイサイクル、スーパースライダーなどおもしろ施設が数多く一日中楽しめる。特に全長586mのスーパースライダーはもう1レーン新設され2連で競争できる。町の特産品、プラムから生まれた天鷺ワインとシャーベット。ワインのさわやかな味と香り深いコクは又格別で、この製造工程が天鷺ワイン城で見学できる。亀田城は佐藤八十八美術館と亀田藩ゆかりの先覚者をたたえる顕彰館となっている。 【日本一】天鷺ワイン,プラムシャーベットの味と香り すべて手作りの天鷺ぜんまい織 アメリカンロブスターの養殖研究 全長586mのスーパースラーダーと88mのローラー式滑り台 長期宿泊通学キャンプ(児童生徒(小学6年生と中学2年生)が5泊6日の徒歩通学,自炊による共同生活を行う) 【観光】 広大な日本海に沈む夕日 高城山からの亀田の町並み(標高170mの亀田中心部にそびえる山) 観音森頂上からの眺望(町内で最も高い山,海抜343mからの眺めは絶景) 不動滝の風景(俳人石井露月がそのすばらしさに俳句を詠んでいる豪快な水音で,高さ15mから落下する水のしぶきは一服の清涼剤。秋の紅葉に囲まれた姿も素晴らしい) 白砂に寄せる波の音(成田為三が「浜辺の歌」を作曲する際のイメージとなった) 天鷺村(江戸時代後期の建築様式を再現した武家屋敷や天守閣(高さ22m)の天鷺城など、他に茅葺き家屋を1カ所に集めた歴史と文化の拠点) 天鷺遊園ファミリーランド(スカイサイクル,忍者迷路など遊び心満点の施設) 亀田城(亀田藩の本陣を再現し、内部には美術館,先覚顕彰館,茶室,日本庭園を備える城) 町民総合体育館 岩城町史料館(亀田藩の歴史を伝える文化遺産、民俗資料を展示) 龍門寺(亀田藩主岩城家の菩提寺。禁芸術売買の輩の戒壇石がある) 秋田厚生年金休暇センター(アドベンチャースライダー、スキー場、海水浴場などの施設がある) 高城歴史動植物展示館(町内から出土した土器や化石、生息する動植物などを展示) サン・スポーツランド岩城 道川海岸洋上花火大会(日本海をバックに5000発の花火が夏の夜空を彩る。実施日8月第1土曜日) 旧藩祭(本町の伝統芸能や招待芸能が華々しく開催。実施日7月第2日曜日) 刻参り(鉢巻き姿の子ども達が学問の神様菅原道真を祭る神社へ,手作りのちょうちんを持ってお参りする。実施日7月24日) なまはげ行事(なまはげ(鬼)の面を着けた若者などが家々を回り子どもたちの怠惰を戒め無病息災を祈る。実施日1月15日) 岩城アイランドパーク(本州初の356mの桟橋で岸と結ばれる「島式漁港」に出来た道の駅。露天風呂付の温泉施設もある。泉質はナトリウム強食塩泉) 亀田町内の町並み(敵の大軍の進入を防ぐための角が連続する大通りや,左右に並ぶ家並みが城下町の趣を感じさせる) 鵜沼家(武家屋敷) 遠藤家(武家屋敷) 佐々木家(農家) 鎌田家(お抱え鍛冶屋) 亀田大神楽 月山神社獅子舞 日本ロケット発祥記念碑(国産初のロケット打ち上げ発射実験が昭和30年(1956)8月6日道川海岸で行われたのを記念) 芭蕉塚 サケの稚魚放流風景(小学生達の手による。4月上旬) ブドウ狩り風景(9月上旬) かに釣り風景(道川海岸沿岸。10月) 百万遍(念仏を唱えながら大数珠を回し祖先の霊に感謝しながら悪霊や疫病を追いはらす) 庚申講(拝礼の語り文句を100回繰り返して唱え五穀豊穣を無病息災を願う) 小田巻沼の伝説(和田フユという娘が蛇の化身の武士と恋に落ちる。母の愛情で助かるが娘は武士への恋に一生を終える) からす沼と八左(八左という欲深い百姓が沼の主との約束を破り、沼から田んぼに引いた水に肥やしを混ぜた。すると八左と家族が熱病で全員死亡。村の人々はそれ以来、竜神を祭り沼を汚さないようにした) てんぐのくちばし(太平という老人が天狗の願いを聞き、くちばしを祠に入れまつった。以来、村は豊作が続いた) 【名産】天鷺ワイン(プラムを原料にした日本初のワイン) あまさぎプラムシャーベット(プラムを原料に使用) 天鷺ぜんまい織(ゼンマイの綿毛を使った絹織物) うちわもち(もち米を粉にしたものを1口大にし,1つのくしに3個差したものを炭火でこんがり焼いて,酒,醤油,砂糖の独特のたれを付けて食べる) 三五兵衛人形 【発祥】国産ロケットの発射実験(日本初の国産ロケットの発射実験が昭和30年8月6日,道川海岸で行われた) 天鷺ワイン あまさぎプラムシャーベット 【方言】んだ、んだ(そうだ、そうだ) へば(そうすれば) おうぎに(どうも) なして(どうして) おざる(おいでになる)----------- 旧由利郡由利町のデータ --------------- 秋田県由利郡 【いわれ】中世に代々この地を治めていた由利氏とその子孫で明治の元勲由利公正(五箇条のご誓文の原案者)にちなみ,3村合併と同時に決定された。 【シンボル】花(ユリ),木(杉),鳥(ウグイス) 【観光】 南由利原高原の大谷地池に映る逆さ鳥海山 乳牛や和牛がのんびりと草をはむ東由利原 大谷地池の水辺に咲き誇るノハナショウブの群落 日枝神社神楽殿(嘉永7年(1854年)の建立で,現在では秋田県唯一の貴重な遺構) 日枝神社祭典(今から350余年前社殿を現在地に移したのを祝って催されたもの。実施日9月8日) 南由利原高原青少年旅行村(鳥海山麓の標高300mに位置し自然の中でレジャー、スポーツが楽しめる施設が多い) 万箇将軍の墓および経塚(万箇将軍は唐の国からの使者。また経塚からは10000個以上の経石が発掘された) コスモス祭り(南由利原高原を中心とした祭りで米すくうべ〜大会なども。実施日9月中旬) ゆり祭り(1年間の生産活動と学習活動の成果を発表して収穫を喜び合う産業と文化の祭典。実施日11月上旬) ゆりの里郷土資料館 屋敷番楽(天明3年(1783年)から起こったとされる。実施日8月16日) 秀峰鳥海山の山麓に広がる由利高原と出羽山地に囲まれた町 平和祈念塔 由利原高原のウグイスの鳴き声(夏のキャンプなどのときにウグイスの鳴き声で目が覚める) 町立運動公園サンライフ・スポーツプラザ(サッカー場専用ソフトボール場、テニスコート、ゲートボール場、多目的広場、遊び場など) 由利高原祭り(南由利原高原を中心にした行事。実施日8月第1土日曜日) とり追い(鳥追い。おしし回し。子どもたちは田でワラを燃やして鳥追いを行い若者達はししで家々を回る。実施日1月15日) 由利町統一祭典(各集落神社の祭り。実施日4月15日) しょうぶたたき(ショウブをワラでつつみ、子どもたちが各家を回りながら悪霊退散を願う。実施日旧暦5月5日) スポーツ祭(さなぶりを兼ねた全町あげてのスポーツイベント。実施日5月最終日曜日) 墓参り(月遅れの盆の墓参り。実施日8月13日) 作祭り(豊作を祝っての集落ごとの祭り。実施日9月上旬) 大根干し風景(漬物用。11月下旬) 庚申講(かのえさるの日の催し。魚などはこの日1日食べられない) 春祈祷(正月に一年中の家内安全を祈る) 前郷の町並み(小さいながらも広々とした感じを与える城下町) 万箇将軍の墓(天平5年(733)大陸から朝廷への使節である万箇将軍は途中暴風雨に遭い、由利海岸に漂着した。瑞光寺に辿り着いた将軍はここで最期を遂げたが時の住職に頼み献上品は無事朝廷に届けられた。住職は帰って墓前に報告して将軍塚を建てた) キツネにかなわなかった七助(キツネを懲らしめた七助が最後にキツネにだまされるという民話) 【名産】ゆりようかん 山菜の缶詰 有機農法によるササニシキ 銘柄牛「由利牛」 埋もれ木加工品(鳥海山噴火により地底に長い間埋もれていた天然杉を加工) 【方言】しょし(恥ずかしい) んだでろ(そうでしょう) がが(漬け物) うめもの(菓子) このじょ(最近、この頃)----------- 旧由利郡西目町のデータ --------------- 秋田県由利郡 【いわれ】未詳。「目」は何丁目,何合目などの「目」で一区画とか一団とかの意味から,由利郡の西部に当たる一区画という意味か。 【シンボル】花(ハマナス),木(クロマツ)鳥(なし) 【概要】 見事な黒松の林と浜に咲くハマナスの町。さらに潮風に乗って優しいハーブの香りに包まれている魅力ある顔もある。国道7号線沿いの個性豊かな道の駅「にしめ」。ドライバーから喜ばれているが、町特産のハマナスワイン、りんごワインなどが観光客に人気。近くに白砂青松百選に選ばれた西目海水浴場、隣にはハーブの香りが漂う「にしめ湯っ娘ランド」がある。サウナ、薬湯、バイブラバスなどがあり年中無休。ここから足を伸ばせば観光リンゴ園、くり園、更に野鳥の森、キャンプ場があり、鳥海山登山の基地にもなっている。自然が豊かだけにその特性を生かした特産品も多く、味の良さでは全国的に知られるササニシキ、わい化リンゴ、ブナシメジを中心にした栽培キノコがある。 【日本一】町民の向学心(立村の精神「まちづくりは教育」による) リンゴの味(わい化栽培により太陽の恵みをふんだんに受ける) 【観光】 西目海岸(白砂青松百選) 白砂青松海浜公園 ハマナスなど海浜植物の群生 はまなすの里(道の駅「にしめ」では「にしめ湯っ娘ランド」入浴施設があり温泉が楽しめる) 浜館公園の一万本の桜 望海の丘とそこからの眺望(孫七山の中腹に位置し数十種類の野鳥のさえずりと樹木,草花などの宝庫。総延長6kmの遊歩道も) 敬老会館 ハーブワールドAKITA(園内のハーブ園には世界各国から250種のハーブが植裁されており「摘み取り、味わい、学ぶ、つくる」が楽しめる) にしめ湯っ娘ランド(秋田県由利郡西目町沼田字新道下1112−1電話0184-33-4422) ほんしめじ栽培施設(東北一の規模) 水耕栽培施設(東北一の規模を誇る,ミニトマトの生産が主) 中沢番楽 土花貝塚 西目ジャンボホリデイ(健康マラソン、特産品フェアなど。実施日9月上旬) 大産業祭(農林漁業の収穫、商工業の発展を喜び合うイベント。実施日11月中旬) 生活文化祭(実施日2月中旬) 町例祭(集落毎にその地区の神社を中心に農繁期を前にしてその年の豊作と家内安全を祈願する。実施日4月15日) 子持ち勾玉 泯保番楽 西目潟干拓記念碑(西目潟に龍神が住んでおりその為か潟保集落には時々、角の生えた馬が生まれそれは高く売れたという伝説も残る) 豊栄開拓記念碑 砂防林記念碑 三浦万右衛門の碑 西ノ沢溜池記念碑 沼田市蔵の碑(剣術、忍術、棒かまの使い手。西目潟の水面を足駄がけで渡ったり夜に指先に火を灯して歩いたという) 【名産】わい化リンゴ(樹高が低く日当たりがよく糖度が高い) ホンシメジ(味,歯触りがよく煮崩れせず,鍋物に最高) きのこものがたり(キノコ(シイタケ,ナメコ)の盆栽) ささにしき 【方言】あだ(あなた) んだ(そうだ) もっけなもんだ(困ったもんだ) しょし(恥ずかしい) えふりこぐ(見栄を張る)----------- 旧由利郡鳥海町のデータ --------------- 秋田県由利郡 【いわれ】当町のシンボルである鳥海山からとったものと思われる。 【シンボル】花(ツツジ),木(ブナ)鳥(ヤマドリ) 【日本一】獅子舞,番楽の保存伝承団体 おいしい水(自然水) 【観光】 鳥海山の雄姿(標高2230m。登山,キャンプ,春スキー場) 法体の滝(秋の紅葉が一番。全長100m,落差57.4m幅3〜30mの滝で、上流には大小多数の甌穴が形成されている) 千本カツラ(雄株のカツラで根回り20m、樹高約35m。大小30数本のカツラが側生しており樹齢約800年以上。カツラの木と前面に広がる風景が素晴らしい) 丁山系と名勝沼(登山,キャンプ場) 五階の滝 獅子舞番楽(競演会が8月下旬に開催) 紫水館(町民会館) 鳥海町スーパージャイアントスラロームスキー大会(実施日5月3日) 紅葉祭り(法体の滝園地を会場に紅葉を楽しむ祭り。実施日10月中旬) 月山神社祭典(実施日9月上旬) 太平山祭典(実施日1月20日) 本海番楽 猿倉人形芝居 神楽獅子舞 天神あやとり 貝沢からうすからみ(棒術の動きを加味した所作をもつ) 鳥海山の雪形(春の鳥海山の残雪の形で農作業を進める) あゆやな風景(秋の風物詩) 雪中田植え(実施日1月15日) 賽の神焼き(実施日1月15日) イチイの木(雌木で根回り4.5m樹高10m、傘状の形を呈した老木で推定樹齢600年以上) 【名産】山菜類(ワラビ,ゼンマイ,たけのこ,キノコ類) リンゴ 山ぶどうかん 鳥海本炭(黒炭と白炭を生産) 【方言】このげ(眉毛) はいとう(ごめん下さい) せやみ(怠惰) はじめ(賢い) ちし(屋根裏)----------- 旧由利郡東由利町のデータ --------------- 秋田県由利郡 【いわれ】昭和30年に旧玉米村と旧下郷村が合併し東由利村が発足,昭和48年に町制を施行したものだが,「東由利」は由利郡の東端に位置するために付けられたものである。 【シンボル】花(キザクラ),木(キリ),鳥(なし) 【日本一】天然杉の八本杉(樹齢推定800年,樹高40m,根回り15m) 天然イチョウの岩館イチョウ(樹齢指定300年,幹囲9.2m) 農家(約800世帯)の2戸に1戸が牛を飼っている(約3000頭) 【観光】 八塩いこいの森の四季折々の景観(自然をそのまま生かしキャンプ場、バーベキュー広場、休憩施設などを整備。特に桜の季節には御衣黄のキザクラを見ることが出来る。2000本余りの桜と5000株のツツジが植裁) 八塩山のブナの原生林(特に新緑のころ) 八砂山から眺める秋田富士(鳥海山。特に初冠雪のころ) 湯出野遺跡 法内の八本杉(樹齢約800年樹高40m根回り15mの天然杉) 岩館イチョウ(推定樹齢300年幹周り9.2mのイチョウ所在地は、中世の由利12頭の一人下村氏の居館跡でこの木は木下氏が下着するときの乗馬のむちが根付いたものと言われている。また乳不足の人に霊験があると言うことで「乳房のイチョウ」とも呼ばれ数々の伝説が残る) 八塩山での野鳥のさえずり 黄桜祭り(町民いこいの森が会場。キザクラ(御衣黄という種類)が7本点在しており、他に約2000本のヨシノザクラ、ヤエザクラが周囲を飾る。実施日5月10日前後の2日間) 鹿嶋神社祭典(実施日8月18日) 御獄神社梵天奉納(実施日1月5日) 鳥追い(小正月の行事。1月15日) 雪中田植え(小正月行事) うぐい漁風景(地元では「かけザッコ」と呼ぶ。実施日5月上旬から中旬) 小松耕輔音楽顕彰碑(教育音楽の父とも言われた作曲家。日本に初めてオペラをもってきた) 【名産】キリ工芸品(こけし,だるまなど) フランスカモ(燻製,ハム,ソーセージほか) 【方言】あぎえだ(困った) かじょわり(恥ずかしい) さらう(走る) たごめる(まとめる) なぼしても(どうしても)----------- 旧由利郡大内町のデータ --------------- 秋田県由利郡 【いわれ】平安期「倭名類聚抄」に記載された邑知(おちち)から同音同義語の大内になったとされている。すでに旧藩時代,合併以前の大半を含む地域が「川大内郷」とされ,今日の原型を見ることができる。 【シンボル】花(サツキ),木(秋田杉),鳥(なし) 【観光】 大小屋ブルーラインの森と広々とした放牧場と山並みのある風景 大小屋ファミリーランド(町営放牧場に隣接したレジャー施設) 町営放牧場の風の音 さつき栽培センター(サツキの秋田名花5花(秋田錦・秋田絞り・紺キキョウ・国光・若山)を年間10000本生産) 畜産センター(町営放牧場の一角に建つログハウスは自然の中での研修の場) 草原祭りでの丸太切り競争(町営放牧場を会場に野外バーベキューなども行われる。実施日9月第1日曜日) 滝温泉(ほう硝泉(緩和低張冷鉱泉)打ち身,交通事故後遺症に特効あり,プロスポーツ選手の利用多い。収容人員300人) 折渡千体地蔵尊霊場((おりわたり)江戸末期の名僧是山和尚開基の霊場に近年千体地蔵尊を建立,光ファイバーの灯明がつく) 折渡千体地蔵尊祭(いぼ取りに霊験あらたかで参詣者が多い。実施日7月23日から24日) 大内町歴史民俗資料館 キヌサヤエンドウの主産地 由利牛の主産地 特別町民の森 大小屋ブルーラインの野鳥のさえずり(野鳥の数が多い) 町営放牧場の風の音風景 高尾水かけ地蔵尊大祭(御詠歌法要と稚児行列でにぎわう。実施日7月24日) 川祭り(町内を縦貫する芋川で魚のつかみ取り、水上演芸、打ち上げ花火など。実施日7月最終日曜日) 長坂稲荷神社梵天祭(独特の梵天を造り奉納、先陣争いで肉弾戦を展開。実施日3月旧暦の初午の日) 岩谷麓のわたわた(左義長、鳥追いなどの習合したもので新婚家庭を祝福して回る奇習。実施日1月15日) 聖観音立像(鎌倉期の作。葛岡金峰神社) サクラウグイの投網風景(春の風物詩。芋川。4月下旬) やつめうなぎ漁風景(11月下旬) たったらもち(1歳の誕生日に立って歩ける幼児に餅を背負わせる。だんだん数を増やして転ぶまで餅の量を多くして成長を祝い会う) カスミザクラ(5月の満開時には周囲にかすみがかかったように見えるヤマザクラ。樹齢約400年、幹周り5m高さ16m) さかさイチョウ(弘法大師が持っていた杖が生えたという口伝を持つ樹齢約400年の大樹。幹周り3m高さ20m) 【名産】キヌサヤエンドウ 六地蔵うどん(干しめん) サツキの秋田名花5花(秋田錦,秋田絞り,紺キキョウ,国光,若山)の苗木 きぬさやまんじゅう(絹サヤエンドウを粉末にしてまんじゅうの皮に入れたもの) 【発祥】法事など仏事の際の杯事 【方言】んだでろ(そうでしょう) あば(妻、お母さん) うだでぇ(嫌だ) がおった(参った) たまげる(びっくりする) |