秋田県 【トピック】2005/03/22 湯沢市と雄勝郡稲川町、雄勝町、皆瀬村が合併 ------------ 旧湯沢市のデータ ----------- 【いわれ】旧湯沢町の名称を継承したもの。 湯がわき出ていた湯の原という地区の「湯」と,松沢といわれていた地区の「沢」を採って湯沢と命名したといわれる。 【シンボル】花(ダリア),木(松),鳥(なし) 【日本一】さくらんぼ お湯の流れる滝(川原毛の湯尻渓谷にある大湯滝は天然温泉) 名水百選の力水(市の中心部にある中央公園そばに涌く。この水を飲むと力が出ると言うことからその名が付いた。「力水」石碑もある) 【観光】 川原毛地獄山(日本3大霊地の1つ。硫黄鉱山跡地であちこちから硫黄や水蒸気が噴出する「地獄」を思わせる雰囲気がある) 川原毛大湯滝(日本一の湯の滝は約20mの断崖から湧き出た温泉が滝になって落ちるもの。露天風呂も味わえる) 木地山高原(大自然を満喫出来る) 三途川峡谷(川原毛地獄の入口にあり断崖絶壁から望む景色は必見) 湯沢の武家屋敷街(国道389号線沿いの前森地区には造り酒屋や武家屋敷が残る) 湯沢南家佐竹太鼓(湯沢城主,佐竹義安公の家臣が,京都からのお姫様をお慰めするため,京の風俗をしのび祇園囃子を披露したのが始まりとされている。祇園囃子は湯沢祇園囃子保存会が現在保存伝承している) 市民の森(自然林を生かした憩いの森。遊歩道やキャンプ場も整備) 泥湯温泉(山あいのひなびた温泉で湯治場として利用されている。泉質は硫黄泉、切り傷、糖尿病、慢性皮膚病などに効能) 犬っこ祭り(雪で作った高さ60cmの「お堂っこ」に犬っ餅を供え、お堂の周囲には雪で作った犬(約30基)を配置し無病息災、豊作、魔除けを祈る。390年の伝統を持つ。実施日2月第1土・日曜日) 七夕絵灯ろう祭り(夏の夜を彩る数100個の絵灯ろうの優雅さは,他に類を見ない。実施日8月5日から7日) 秋田いこいの村(木地山高原に位置するレクリエーション施設) 大名行列(佐竹南家10万石の格式をもち,その数300余人の大行列。実施日8月第4日曜日) 星っこロッジ(市民の森のなかにある天体観察施設) 湯沢ときめきランド(健康ドーム、プール、パークゴルフなどのスポーツ施設が充実) くつろぎ荘(地熱泉利用の市民温泉保養所) 高松地区のコスモスライン(西栗駒へ向かう道路沿いのコスモスは観光客の目を楽しませる) 力水(湯沢駅から徒歩10分、日本名水100選に選ばれた。湯沢城跡古舘山にある) 関口の風穴(夏でも冷風が吹き出している) 雲岩寺のシダレザクラ(樹齢推定300年以上,高さ約20m) 前森公園(桜祭り) 栗駒国定公園(雄大な自然景観と観光資源) 穀倉地帯(雄物川の清流に潤された地域) 桜祭り(前森公園の観桜会。実施日4月中旬から5月初旬) ちびっこアユつかみ取り大会(雄物川にアユを放流してのつかみ取り。実施日8月中旬) 木造女神像(松岡白山神社) 十一面自在観音像(土沢) 旧雄勝郡会議事堂(佐竹町) 帯屋久太郎歌碑(ふるさとを愛するものはふるさとの土になれよとなくカンコドリ) 山並みの紅葉風景(11月初旬) 能恵姫物語(岩崎城主岩崎家に生まれた能恵姫が幼い頃の女中の戯れから大蛇の嫁になってしまう伝説) 【名産】地酒 木工製品(曲木家具) こけし(木地山系) 湯沢だこ(まなぐだこ,武者絵だこ) 漬物,みそ,しょうゆ 【方言】んだ(そうです) あば(お母さん) いさばや(魚屋さん) おじげ(招待) ねまる(座る)------------ 旧雄勝郡稲川町のデータ ----------- 秋田県雄勝郡 【いわれ】稲庭の「稲」,川連(かわつら)の「川」をとり現在の「稲川町」となる。 【シンボル】花(なし),木(梅),鳥(なし) 【日本一】稲庭うどんのまろやかな味 秋田仏壇(全国の金仏壇の25%を製造) 【観光】 稲庭地区の西側から今昔館(夜はライトアップされた今昔館。稲庭城二の丸跡に建設された城風資料館で3層4階建て) 稲庭古城碑 今昔館から望む稲川の風景 稲川古城太鼓(いなかわ自慢コ祭りなどで勇壮な音を響かせる) 町営スキー場(ファミリースキー場として人気。ナイター設備も) 野球場ナイター設備(1基36灯(4基)のナイター照明施設も完備) 川連漆器資料館(小野田氏の城跡にある資料館で町の歴史、川連漆器、稲庭うどんの歴史などを展示紹介) 秋田県漆器工業協同組合(800年の伝統を誇る川連漆器を展示販売) いなかわ自慢コ祭り(町の特産物を一堂に集め,若者からお年寄りまで見て,食べて,体験できるイベント。実施日8月14日) いなかわの恵み展(収穫された農産物及び地場特産を一堂に展示。実施日10月28日から30日) 三嶋神社の大名行列(稲庭地区に伝わる行事で約200年前京都から奉納されたといわれるみこしを担いで練り歩く。実施日8月17日) 鍛冶屋布の獅子まわし(約100年前から行っている行事で悪魔払いのため別当に当たった人々が各家々をししの姿で回る。実施日8月21日) 仏壇館(全国有数の仏壇産地であり、全国の仏壇が並び展示販売も行っている) 大永の懸仏(この地の支配者だった小野寺氏が3つの熊野神社(2つは稲川町内、1つは隣の皆瀬町)に奉納したもの) 林業センター(漆工芸品を展示,即売) 農村環境改善センター(町の古書などを展示) コロンブス倶楽部(自由に集い、学べる塾として開講。ドリームファンド青年塾) ブナ原生林(低地では珍しいブナの原生林) 稲仁把物語(現在の稲庭の地名の由来とされており、内容は強欲な地主が改心するという話) 能恵姫物語(輿入れの日、川を渡る能恵姫を龍神がさらってしまう。能恵姫はこの渕にとどまり人々を水難から守っているという話) 【名産】稲庭うどん(きしめん,讃岐うどんと並ぶ日本3銘うどん。七代養助本店では本場の味が楽しめる) 三梨牛(松坂牛に匹敵する高級霜降り肉) 秋田仏壇(800年以上の歴史を誇る川連漆器の技術を生かした新しい産業として発展し,本場京都などとともに仏壇作りの町として全国に知られる) 駒形リンゴ,ぶどう 川連こけし(平四郎こけしで伝統的なこけしを販売) 【発祥】稲庭うどん 【伝統芸能】稲庭うどん(文部省指定) 【方言】あば(お母さん) つぁ(お父さん) びゃって(小さい) きゃる(倒れる) はーえ(ごめん下さい) びゃっこ(少し)------------ 旧雄勝郡雄勝町のデータ ----------- 秋田県雄勝郡 【いわれ】秋田県雄勝郡の最南端に位置している意味で名づけられたものである。 【シンボル】花(シャクヤク)小野小町が子ども頃にシャクナゲが好きだった事から 木(杉) 鳥(ヤマドリ) 【観光】 小野小町生誕・晩年の地としてのゆかりの井戸や岩屋堂(小町堂) 秋の宮温泉郷(源泉30以上,11軒の旅館があり県内で最も古い温泉地。泉質は塩化物泉、皮膚病などに効能) 東山森林公園 目覚めの水(秋の宮温泉郷近くにあり国道108号線沿いの荒井川橋そば。水の祠が建ち周囲は公園) 院内銀山異人館(縄文,弥生時代の土器,採鉱用の道具など展示) 院内銀山祭り(院内銀山跡地に眠る無縁仏を神,仏事で供養する祭り。実施日9月20日) 小町祭り(小野小町を偲んで七小町の娘が和歌を奉納する祭り。実施日6月第2日曜日) 仮装盆踊り(仮装した老若男女が町内を踊り廻りその優劣を競う祭り。実施日8月21日) 岩井堂岩陰遺跡(縄文,弥生式土器が出土。国指定史跡) はららで状けい石(通称ぶりこ石と呼ばれている。地下熱によって噴出された無数の泡が地表で凝固したものである) 噴泉塔(温泉の沈殿物が噴孔の周囲に固まり着いて火山形の小丘を成すものである) 花火大会(大小6000発もの花火が打ち上げられる。実施日8月8日) 磨崖碑(磨崖仏) 阿弥陀如来立像(誓願寺。室町時代の恵心僧都の作) 十一面観音像(愛宕神社。円空仏) 秋ノ宮殿上地内に咲き誇る水芭蕉(4月中旬) 小野城趾 【名産】ぶどうかん 小町まんじゅう 山菜加工品 きり材の加工品 御幸抗(もなか) エノキダケ イチゴ 【地域の食】 山菜なべ(山菜を中心に肉や魚を味噌で味付けした鍋物) あゆ料理(鮎の刺身,甘露煮,たたきなど8種類が楽しめる) 鯉料理(洗い,甘露煮,こいこくなど) 豆腐カステラ(豆腐をカステラ風に調理したもの) 【方言】おもしやどー(おもしろいよ) きてたんしえ(おいでください) んだんしな(そうですね) んだ(そうだ) してけろ(して下さい)------------ 旧雄勝郡皆瀬村のデータ ----------- 秋田県雄勝郡 【いわれ】村の中央部を流れる皆瀬川から,皆瀬の2文字をとって皆瀬村とした。 【シンボル】花(キキョウ),木(イタヤカエデ) 鳥(オシドリ) 【日本一】木地山こけし 【観光】 小安峡(皆瀬川上流の子安沢との合流点に位置し、4kmにわたってV字谷の渓谷美を見せる。大噴湯は断崖の裂け目から吹き出す。堆積岩の間から湯が噴き出している) とことん山(バンガロー(ログハウスタイプ),グラススキー,露天ぶろとアウトドアを楽しむことが出来る村営のキャンプ場) 青年の家 小安峡温泉(源泉5箇所。泉質はアルカリ性単純泉、神経痛、筋肉痛、打ち身などの効能) 栗駒山(国定公園) 板戸番楽(八朔の祭り。獅子舞などを舞い部落内の家々を訪問して五穀豊穣、家内安全を祈願する。実施日旧暦8月1日) こけ沼湿原(厚さ1〜3mのみずごけ泥炭で覆われ,全体が浮島状を呈している,広さ7.8ha。ハッチョウトンボが多産するところとしても知られる) 水耕ミツバ栽培(地熱熱水を利用) 地熱を利用した温水プール 小安峡しがっこ祭り(渓谷に出来るつらら(しがっこ)を中心とした雪祭り。実施日2月中旬) 懸仏 白沢板碑 佐太子沼(長者の家で女中として働いていた佐太子が間違って大事な皿を割ってしまい、罰として近くの沼を泳がされ死んでしまった。後日、長者が魚釣りに行ってこの沼に引き込まてしまった。それ以後村人は「佐太子沼」と呼ぶようになった) 【名産】木地山こけし 木工品 山菜加工品 水耕ミツバ なめこ缶詰 【方言】のさばる(甘える) えど(ため池) おらほ(私たち) えっつお(いつも) こえぇ(しんどい) |