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岩手県の
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            宮古市の民話伝説
■義経北行伝説
自刃したと伝えられる1年前に高館を脱出して各地を経て当地では黒森山に3年3ヶ月滞在したと言われる
■川留
その昔、後藤又兵衛という役人が飢饉に苦しむ村人のために「川留」を破りサケを自由に取らせ、逆さはりつけになったという話
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            大船渡市の民話伝説
■関谷洞窟の赤だくれ犬
日頃市町に先住民の居住地として、考古学上も注目されている関谷洞窟にまつわる話で、昔、この洞窟の深さを知ろうとして犬を奥にはなったところ、何日かかったかは不明だが、三陸町陵里から全身すり切れて出てきたという話
■後ノ入川と弘法様
後ノ入川は市内赤崎町を流れる川であるが、今は水がほとんど流れていない。その由来について弘法大師にまつわる話が残る。
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            水沢市の民話伝説
■高山掃部長者物語
長者の妻は欲のために大蛇に化身し、人々を苦しめていたが、いけにえになろうとした小夜姫に神仏への信心を取り戻し元の姿に戻ったという話
■正法寺の七不思議
正法寺には昔から伝わる七不思議がある
■八百屋お七と白粉地蔵
法泉寺にお七の恋人吉三が出家し、お七がモデルの地蔵が背負ってきてこの地で供養したといわれる地蔵が安置されている
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            北上市の民話伝説
■夏油温泉由来
平家の落人の末裔である四郎左エ門が傷ついた白猿が湯浴みしている姿を見て発見したという伝説。また昭和5年(1930)の内務省衛生試験場の報告書は慈覚大師発見説を採り「本温泉の発見は文徳天皇の斉衡3年(856)と記している。この山中は慈覚大師にまつわる伝説が多く、北上川東岸の国見山に対応する古代信仰の霊場を思い起こさせるものである」となっている
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            久慈市の民話伝説
■武次郎ころばし
美しい娘おしまに求愛しようとした隣町の武次郎がその娘を想う村の若者たちに殺されてしまう話
■ばか婿の話
ばか婿がしゅうと礼に行くのに、あいさつの仕方を教えられるが聞き間違いにより魚釣りのまねなどをしてしまう話
■にせものの医者
かかあを殴る癖のある百姓が、かかあの策で医者と誤解され、城に連れていかれるが首尾良く姫の病を治療する話
■かけまっかのキツネ
ある夜、医者のキツネにだまされ母キツネのお産を診て、馬の糞のだんごと木の葉の金をもらって帰るという話
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            遠野市の民話伝説
■おしらさまの話
馬の娘の悲恋物語。馬と娘の恋愛を知った父親が馬を殺害。結果、馬と娘が天に昇って蚕を残したという養蚕神話
■ざしきわらしの話
当地方にはざしきわらしがいて、子どもの姿をしている。この神のいる家は富貴自在で栄えるといわれる。
■かっぱ伝説
市内各所にかっぱにまつわる話がある。市内常堅寺には日本唯一のかっぱこま犬もある
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            一関市の民話伝説
■狐禅寺舞台伝説
藤原秀衡にまつわる化けキツネ伝説で人々を悩ます化けキツネ退治とたたり、その供養に関する話
■天狗にさらわれたお婆さん
厳美の滝の上にいたお婆さんが台風の時、巻上がられ3年目の台風の日に再び現れたという話
■甘ワラビ
萩荘の甘蕨地名の起こりに関する話で貧しい夫婦の所に旅の坊さんが訪れ一泊をさせてもらった後に甘いワラビが生えたという。
■大すみの長者と小松姫
大すみの長者を慕う小松姫の物語。小松姫の身投げの場所は長者滝のそばにある思いの松であるという話
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            陸前高田市の民話伝説
■千把萓
矢作町の今泉街道沿いにある男岩と呼ばれる巨岩の伝説で、性悪な女が先妻の子と自分の子を岩の上から投げ落とし遺産を相続させようと画策したが、我が子を失い自害したという話
■米が崎
米崎町の米ヶ崎にあった小さい城の話で、この城を攻めようと伊達政宗の軍船が押し寄せたとき、城兵の食糧の米を城の高いところから落とし、断崖の滝のように見せかけ上陸を断念させ退却させたという話
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            釜石市の民話伝説
■キツネとシウリガイ
潮干狩りにきたキツネがシウリガイに手を挟まれ、許しを請うという話
■旅人とツバキ
旅の夫婦が双子の女の子を産み、難儀をしているのを助けた猟師の家が栄えるようになったという話
■かっぱの証文
悪さをして喜んでいたかっぱが馬方に捕らえられて許しを請い、誓いの証文を残した話で現在もこの証文が残っている
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            江刺市の民話伝説
■義経北行伝説
平泉から逃れ、市内を北上したという伝説があり、義経のものとされる笈(きゅう)・経文・太刀などが残されている
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            二戸市の民話伝説
■ざしきわらし
金田一温泉にざしきわらしが出るという旅館がある。5〜6歳の子どもの精霊で旧家に住み家運をもたらすといわれている。
■明神ヶ淵
男神と女神は恋仲であったが男神は容姿の美しい朝日観音に心変わりしたため、女神は大蛇に変身し馬淵川に身を投じ明神ヶ淵の主となった。日暮れともなれば妙齢の美女に身を変え里人に恐れられていたという。
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            岩手町の民話伝説
■北上山御堂観音
天喜5年源頼義・義家父子が前九年の後の際観音の霊験によって清水を得、大勝したので感謝のため一宇を建立した。この清水は弓弭(ゆはず)の清水と名付けられ、北上川の源流となり御堂村の名も生まれたと言われる
■弓弭(ゆはず)の清水
源義家が東征の折、炎天下に兵馬が苦しむのを見るに忍びず、観音に祈念し矢尻で岩をうがったところ清水が湧き出て、兵馬が元気を回復。後ことごとく勝利を得たという。この泉は北上川となり宮城県石巻で太平洋に注ぐ。
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            滝沢村の民話伝説
■春子谷地
春子という美人が逢の沢の谷地の主と恋に落ち、父母のいさめも聞かず恋人の誘うまま沼に入り主となる。
■岩手の三山
岩手山は妻として姫神(山)をめとったが、やがて姫神(山)に飽き足らなくなった。岩手山は早池峯(山)に心曳かれるようになり、オクリセン(山)に姫神を目の届かぬところに送るように命じたが、翌朝目を覚ますと、まだ目の前に姫神がいた。それを見た岩手山は怒り狂い火を噴いて暴れ回ったという
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            松尾村の民話伝説
■登鬼盛長者屋敷
高丸悪路の子登鬼盛の居城で財宝を貯えていたが、ここに霊泉があり太刀清水といったという話
■女護沼の主
沼の主となるはずのウナギを食べてしまった母から生まれた姫が沼の主になる物語
■八太郎伝承
東北のあちこちに住まいとなる潟を造ろうと企てた八郎太郎伝説の松尾村版の物語
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            玉山村の民話伝説
■姫神山と岩手山
昔、姫神山と岩手山は夫婦だったが岩手山は同棲を嫌がり姫神山を追い払おうと企てたが結果、現在の位置となったという話
■よろずの姫
よろず姫が大蛇被害の人身御供と決まり、ささげられたが姫の経文の結果、被害は治まり姫は御堂観音にまつられた。
■かっぱのわび証文
北上川にいたずらをするかっぱがいて、馬を川に引き込もうとしたが、逆に丘に引き上がられ人間に捕らえられ詫び状を書いたという話
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            紫波町の民話伝説
■南面の桜
志賀理和気神社の参道桜並木に樹齢700年の桜がある。桃香姫は「迎えに来る」と言い残して京へ戻った藤原頼之を慕い続けた。桜は姫の心を映し、今も南へ向かって見事な花を咲かせるという話
■峠の五右衛門
昔、九戸政実の家臣半田五右衛門は乱暴者だったが大蛇を退治した。やがて大地主となったという。今でも五右衛門岩という大きな岩が残る
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            矢巾町の民話伝説
■和尚と小僧
ある山寺の和尚さんが何があっても一人で食べて小僧さんに食わせないでいたが、あるとき寺を留市にする際「食うと死ぬ」とだまして出かけた。小僧が湯飲みを壊したお詫びに死のうと思って食べたが死ねなかったと和尚さんに許しを願ったところ、その後は分けてくれるようになったという話
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            大迫町の民話伝説
■キツネとツブ
昔々、ツブが歩き方がのろいのを馬鹿にしていばっていたキツネがいて、ある時、この2匹が徒競走をやることになった。尋常では勝てないと考えたツブはスタートと同時にキツネの尾に捕まり、ゴールでキツネが後ろを向いたときに飛び降り「キツネどんおそいじゃないか。おらぁ一時も前に来ていたんだぜ」と笑い転げた。それからキツネはツブを馬鹿にしなくなったという話
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            湯田町の民話伝説
■首切り地蔵
250年ほど前、暮らしに困った人たちが藩の許可無くケヤキの名木を盗伐しその罪を一身に背負い打ち首になった孫作という人を供養した地蔵尊の話
■矢つくし沢
前九年の役で安倍貞任と源義家が激戦を繰り広げた地にある小河川で両軍とも矢が無くなるまで戦ったところと言われる話
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            沢内村の民話伝説
■およね伝説
凶作が重なり南部藩に対して年貢が納められなくなり村一番の器量よしといわれたおよねという娘が人身御供となり藩公へ輿入れし村の危機を救ったという悲話
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            金ヶ崎町の民話伝説
■千貫おいし
千貫石堤完成のため人柱として銭1000貫で「おいし」という娘を買い、牛と一緒にいけにえにしたという悲しい話
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            前沢町の民話伝説
■聖徳太子堂
前沢町地区大桜地区に聖徳太子堂があり尊像が安置されている。この像はこのお堂を守り続けている鈴木家の最年長の男子一人の他、家族といえども拝むことが出来ず、もしこれを見ると目がつぶれると言い伝えられ、まったく未公開で門外不出の像がある。
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            花泉町の民話伝説
■甲田のへっぴり御知行
会議中、殿様の前で大きな屁をした侍が殿様に度胸を買われ、禄高が上がったという話
■ちゃっかり幸八
禁じられた馬上での通行を頑丈な男にとがめられとっさの機転でその場を逃れたという話
■猿と3人娘
娘を嫁にやると言って猿に岩の上のフジの花を採ってもらう話
■ししゃら臭えとりこ汁
鳥のしりの一部を入れたとりこ汁を食べてこの汁はしりのにおいがすると話
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            藤沢町の民話伝説
■お菊の大水
蛇の身体をした狩人の娘お菊が海に出るため大雨を降らせ、大洪水を引き起こした話
■キツネの恩返し
天神山の人をだますキツネが、だましたはずの旦那様に捕まり悔い改めることを条件に放免された。そのキツネの恩返しに、田植えの準備を手伝う話
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            千厩町の民話伝説
■福寿山安楽寺
菅原道真が九州へ流された時、四男の菅秀才は母と共に千厩の地に流された。秀才は父の身を案じ平安を念じて安楽寺を開山したと伝えられる。開山はおよそ1100年前の頃である。
■白ふじ伝説
源義経が平泉から気仙に赴く途中、乗っていた白馬の小黒がこの地で倒れ死んだ。その埋葬地に義経が持っていたフジの木のむちを立てたところ成長した。現在千厩町奥玉にあるシロフジがそれであると伝えられている。
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            川崎村の民話伝説
■見る目がふち
京都への飛脚が在京中にともえの御前との間に一子をもうけ帰郷。夫を尋ね来たが死亡とだまされ投身自殺した悲話
■鬼勘三物語
勘三は非常な力持ち、地主が力量を試したところ一度に一反歩分の稲束を背負った。鬼のような力持ちの物語
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            住田町の民話伝説
■桜野の里
敏達天皇が都落ちして住田町に住んだという伝説
■弁慶の足跡
源義経主従が北へ逃げ延びる際にこの地を通った証拠として語り継がれている大きな足跡
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            宮守村の民話伝説
■遠野物語
上宮守および鱒沢地区は遠野南部領に含まれおり、遠野物語は宮守村の世界でもある
■安倍貞任伝説
前九年の役の安倍貞任にまつわる伝説が多数残る
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            田老町の民話伝説
■赤沼のかっぱ
いたずらかっぱを懲らしめる話
■駒止桜
江戸の御用商人吉兵衛と遊女お利世との悲恋物語
■正清の宝
「朝日とろとろ、夕日が輝く曽根の松、うすしまんばい、黄金おくおく」という伝説が残る
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            岩泉町の民話伝説
■クルビと婆さま
この婆さまは悪魔で村人に嫌がられていた。そしてくるみ料理が大嫌いであったので、わざとくるみ料理を出して悪魔ばあさんを追い払ったという話
■山おばとくしこの太郎
この山おばは人間に危害を加えるというので村人から恐れられていたが、子どもながらくしこの太郎は知恵を巡らせ、山おばを退治したと言う話
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            田野畑村の民話伝説
■義経伝説
平泉から逃れた義経を追う畠山重忠が残していった鎧を祀る神社とか、義経が渡った川の位置を指して一の渡、二の渡の地名が残る
■大宮伝説
長慶天皇が北へ難を避けた折、三陸沖で遭難し供奉の北畠の宮姫が羅賀の洞窟に隠れたが左眼を射抜かれ非業の最期を遂げた。その宮姫の手鏡を祀る大宮神社が残されている
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            普代村の民話伝説
■藤平松伝説
宇留部の浜におなつという美しい娘がいた。沖を通る船の人々は浜の平松に船のとも綱を結んで上陸、おなつを垣間見たという民話が残る
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            種市町の民話伝説
■有家伝説
新古今集の選者の藤原有家に関する伝説で現在、有家(うげ)の地名の由来になった話
■二万石権現
八戸二万石の殿様が領内の権現様を招待したとき、種市の権現様は下座であったが、他を蹴散らして上座についたという話
■長石様
山うばが大きな石を背負い、長い石の杖をついて浜平に来て置いていった。これが虫歯の神様となったという話
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            野田村の民話伝説
■彦五郎沢のキツネ
昔から向平、中平にはキツネが住んでいて作物を荒らしたり、人を化かすといわれていたが、ここに彦五郎夫婦が暮らしていた。ある夜寄り合いに出かけたはずの彦五郎が炉端の向こう側に座っていた。婆さんがよく見ると彦五郎は左目が悪いのに向こう側のじいは右目が悪くなっているので、これはキツネの化け物と気づいた。そこで知恵を働かせて大きなかますにキツネの化けたじいを入れ、懲らしめたという話
■米田川のたこ神様
米田川(まいたがわ)の主はタコといわれ、海が時化の時、川に入られるのだという。このタコを祀ったのが綿津海神社で通称・たこ神様と呼ばれている
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            九戸村の民話伝説
■オドデ様
上半身がフクロウで下半身が人間の形をしたオドデは予言するのが得意で、農家に翌日の天気を教えたという話
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            浄法寺町の民話伝説
■猫塚の寺
葬儀の際に棺が中天に舞い上がり福蔵寺の住職の回向でようやく静まったという怪事があった。この奇跡は和尚の飼い猫の霊力によるものとされ以来この猫をまつっている。
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            安代町の民話伝説
■だんぶり長者物語
正直で働き者だが貧しい夫婦が酒の泉をだんぶり(トンボ)に教えられて発見し、欲しい人に分けてやり、みるみる裕福になり東北一の長者になったという話
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            一戸町の民話伝説
■平糠金山
山歩きの好きなおじいさんがキノコ採りに出かけ、山の頂で見つけたのが光る砂。国府に届けたところ我が国初めての黄金とわかり、天使様に献上した。その後、金掘りが始まったが坑の入口に金の観音様をつくった。今に残る穴子観音である。
■鳥越観音
奥州巡錫中の慈覚大師がある夜、夢を見た聖観音のお告げで鳥越山に登り、観世音の仰せをきく。この地にとどまった大師は観世音の像を刻んで本尊とし、里人に教えを広めたと言い伝えられている
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