有田町(ありた)検索

 

佐賀県西松浦郡
【トピック】2006/03/01 有田町と西有田町が合併

------------- 旧有田町のデータ ---------------
【いわれ】有田の地名の起こりは不明。延久元年(1069年)に源新太郎久が肥前国松浦郡の検校に任ぜられ、この地方の統治が始まった。源久の孫、源栄を有田四郎と呼び唐船城を築いて有田郷を治めた。
町風景
【シンボル】花(桜)、木(イチョウ)、鳥(なし)
【日本一】伝統工芸有田焼の高級ブレンド
     陶山神社にある焼き物の鳥居
     有田陶器市のにぎわい
【観光】
    有田焼(窯元巡り、楽焼き、ろくろの実技もできる)
    黒髪山系(岩と緑と伝説に富んだ山、毎年4月第1日曜日に山開き祭を行う、登山口の桜)
    有田内山(町並み保存地区で有田焼史ゆかりの名所史跡が見物出来る)
    有田ダム(詩人山本太郎は神秘的な湖水を「秘色の湖」と詠んだ、エメラルドグリーンの湖水が魅力)
    れんが造りの煙突のある風景
    トンバイ塀(トンバイとは登窯を築くときに使った耐火レンガのこと。トンバイ塀はこのトンバイや窯道具を赤土で固めて造られている。やきものの町・有田ならではの情景)
    体験工房「赤絵座」(絵付け体験ができる。0955-41-1310)
    体験工房「ろくろ座」(磁器のろくろ形成から削り、焼成まで体験できる。0955-41-1302)
    焼き物を日干しにする昼下がりの工場の風景
    有田陶器市(日本最大といわれる焼き物市で有田の通りに約600軒の陶磁器店が並ぶ。70万以上の人で賑わう。2003年は100回記念。実施日4月29日から5月5日)
    泉山の採石場(露天掘り。日本磁器発祥の地。17世紀初頭に陶祖・季参平が発見したという採石場。国指定史跡)
    陶山神社・李参平碑(有田ゆかりの陶工たちの作品が奉納される。一帯は桜やツツジの名所)
    陶祖坂(陶山神社から陶祖李参平之碑の間)
    再現された唐うす小屋の砕石の音風景
    マイセン市(ドイツ)から贈られた磁器製の鐘の音(1時間毎に曲を奏でる)
    有田ポーセリンパーク(ドイツのツヴァインガー宮殿を再現した建物。有田焼やマイセンを展示。ろくろや絵付け体験も可能。電話0955-41-0030)
    焼き物商人の店裏から焼き物を音で選別するめおとしの音風景
    九州陶磁文化館(5つの展示室。九州の美術陶芸や江戸時代輸出の古伊万里の名品群や企画展。0955-43-3681)
    有田窯業大学校(全国唯一の窯業教育機関)
    有田陶磁美術館(県下第1号の美術館。有田焼各時代の古陶磁と現代の名作品を展示)
    有田参考館(陶片図書館で、陶片の質、絵柄で窯業史の学習が出来る)
    有田館(有田の伝統技術とメトロニックスの最先端の粋を集めて作った世界初の陶磁器のからくり人形が黒髪山に伝わる「大蛇退治伝説」を華麗な舞いで披露。有田名陶工の作品展示や400個のコーヒーカップを用意した休憩室も。0955-41-1300)
    皿かぶり競争(素焼きの皿を頭に乗せて走る。落として割ったら失格)
    皿板担ぎ競争(長さ3mの細長い板の両端に素焼きの茶碗を乗せて片手で担いで運ぶ。皿かぶりは子どもの競技で皿板担ぎは大人の競技)
    茶碗祭り(有田焼卸団地の秋の陶器市。使い古しのごはん茶碗を新しい茶碗と交換してくれる。実施日11月下旬)
    有田陶磁の里プラザ(有田焼卸団地)
    石場相撲(有田焼のルーツ、白磁ヶ丘採石場の奉納相撲。町内の子ども達の取り組み。実施日11月17日に近い日曜日)
    陶都有田ロードレース(伝統の大会で全国の愛好者が参加。実施日11月第4日曜日)
    有田ぐんち(産業祭。陶山神社の秋の大祭と有田焼祭りをミックス。子どもみこしが繰り出す。実施日10月16日から17日)
    下南山の子ども七福神(200年を越す伝統行事。七福神の装束をまとった地区の子ども達が家々を訪問する。実施日1月6日)
    山登り(厄払いの儀式で有田焼創業期に韓国人の陶工たちに与えられた年に1度の休日行事とミックス。実施日6月1日)
    中ノ原の川飾り(有田焼製造に欠かせない川に感謝する祭りで八阪神社の余興として続けられてきた。実施日8月2日)
    天狗谷古窯跡(日本初の本格的な磁器窯。国指定史跡)
    山辺田古窯跡(陶器から磁器焼成への移行を証する古窯群。国指定史跡)
    泉山から南川良原を結ぶ県道と町道の風景(有田文様の道)
    柿右衛門窯跡(柿右衛門様式の生産窯。国指定史跡)
    泉山の大イチョウ(弁財天社にある推定樹齢1000年高さ40m根回り18m。国指定天然記念物)
    有田内山の町並み(江戸時代から昭和時代初期の質の高い建造物が並び、平成3年4月に国の町並み保存に選定)
    松浦鉄道(第3セクター)
    有田町歴史民俗資料館(有田焼史を支えてきた民俗文化、生活様式を展示)
    柿右衛門資料館(柿右衛門窯の各時代の作品を展示)
    今右衛門窯資料館(鍋島藩窯の作品や各時代の色鍋島作品を展示)
    源右衛門窯資料館(有田焼創業期から江戸時代末期までの有田磁器の移り変わりを展示)
    賞美堂ギャラリー(海を渡った古伊万里の逸品を買い戻して展示)
【名産】有田焼(台所用品から美術品、陶類、風鈴、玩具まで世界のブランド有田焼製品)
    ファインセラミックス(ハサミや包丁など)
【方言】
    な〜い(はい)返事の時の言葉
    うんにゃ(いいえ)
    よんにゅ(多い)
    ぎゃあけ(風邪ひき)
    きゃあなえた(大変疲れた)
------------- 旧西有田町のデータ ---------------
佐賀県西松浦郡
【シンボル】花(レンゲ草)、木(カシ)、鳥(なし)
【日本一】4000年前の縄文時代の食糧貯蔵穴から出土したカシの実が発芽、現在生育中
     陶磁器発祥の地(有田町より早いとされている磁器先鞭の町)
【観光】
    岳の棚田(国見山系の山肌に横たわる棚田。山間部の土地を有効利用するために生み出された階段状の水田でその幾何学的な美しさは必見)
    有田焼 
    竜門の清水(名水百選)
    黒髪山(21世紀に残したい日本の自然百選)
    竜門峡に生息するカジカの鳴き声
    歴史と文化の森公園(世界炎の博覧会の会場跡地。炎の博記念堂を中心に噴水のモニュメント、古窯の森、縄文の森、イベント広場、冒険の森など人々の憩いの場として利用。0955-46-5010)
    田植唄アジアフェスティバル(実施日6月下旬)
    十八夜祭り(大木竜泉寺境内にて五穀豊穣、無病息災を祈願する祭り。浮立(笛や太鼓を主とした郷土芸能)とけんか祭り。実施日8月18日)
    にげもち(町内の一集落に伝わる伝統行事で、もちつき中に敵襲を受け、もちをつかんで逃げる様子を伝えている。実施日12月22日)
    唐船城跡
    山田神社神殿(石造明神鳥居)
    坂の下縄文遺跡(食糧貯蔵穴)
    竜泉寺山門
    竜門磁石場跡
    肥前磁器窯跡
    西有田町曲川の桜ヶ丘公園の桜
    竜門峡の新緑と紅葉
    狩場のカブの木
    カネコシダの自生地(黒髪山)
    西有田町歴史民俗資料館(郷土の民俗資料を収集展示)
    チャイナ・オンザパーク(宮内庁御用達の深川製磁が造った陶磁器テーマパーク。上絵付け体験やレストラン、秘蔵コレクションを展示した忠次館があり有田焼の歴史資料を展示。0955-46-3900)
【名産】有田焼
    はがくれ牛(極上牛肉)
    手作りウインナーソーセージ・ハム(田舎もん)
【方言】
    とっとっと(取ってあるよ)
    いんにゃー(違うよ)否定形