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佐賀県
【トピック】2006/01/01 藤津郡塩田町と嬉野町が合併して誕生

------------- 旧藤津郡塩田町のデータ --------------
藤津郡塩田町
【いわれ】奈良時代に編纂された「肥前風土記」や平安時代の「和名抄」「延喜式」にしおたの地名が出てくる。中央を流れる塩田川は有明海の潮が逆流して潮高満川といい、そのなまりとの由
【シンボル】花(桜)、木(シイ)、鳥(なし)
【日本一】五町田酒造に「日本一」という銘柄
【観光】
    西岡家と杉光家住宅(江戸時代末期のたたずまいを残す二つの大型町家。西岡家は回船問屋で切妻型造りの屋敷の豪商で西岡卯左衛門の代(文政年間)に建築。杉光家は陶器店で木造3階建ての土蔵造り。三の蔵は明治、大正期に塩田銀行としても利用された。国指定重要文化財)
    八天神社(653年に建立。火伏せの神として有名)
    八天神社の眼鏡橋(嘉永5年、神社創建1200年を記念して塩田の名石工たちが神社前に架けたもので嘉永7年に完成。全長11mのアーチ形の石橋、技術は中国から伝わる)
    黄金の秋の風にすすきを配した肥前小富士「唐泉山」の雄姿
    水車の音風景(陶石を砕く水車の槌音が今甦りて幼日を呼ぶ=斎藤利治作)
    塩田川いかだレース大会(町の中心を流れる塩田川をテーマに町民が集い遊ぶ。実施日9月第1日曜日)
    お山さん祭り(藩祖直澄公による民政のにぎわいを反映し参道から境内に咲き乱れる桜はみごと。実施日4月4日から5日)
    丹生神社のおくんち(竹細工の市がでて賑わう。実施日11月2日から3日)
    常在寺の仁王尊像
    斎藤利治の碑
    塩田津(物資の集散地として栄えた塩田宿の名残の倉がある)
    塩田町図書館
    塩田町歴史民俗資料館(地勢、文化財、産業、歴史の紹介)
    塩田焼の里博物館(大正から昭和初期まで操業していたやきもの工場跡をそのまま復元し博物館にした。敷地内の建物を巡ると志田焼の生産工程が判る。巨大な石炭窯が圧巻。09546-6-4640)
    和泉式部公園(平安時代を代表する歌人和泉式部が塩田郷で育ったという伝説に基づき、造られた公園で自然林を生かしたアスレチックの森や草スキー場、展望台、古代住居復元ゾーンと歴史と自然が楽しめる)
【名産】陶製品(有田焼の原料となる陶土、製品)
    イチゴ
    インゲン
    キュウリ
    酒
【方言】
    いなぁもん(利発、利口者、偉い)
    にだめく(湿気があって暑苦しい)
    ふうけもん(馬鹿タレ、まぬけ、アホンたれ)
    そいばっかい(それだけ、そこまで)

------------- 旧藤津郡嬉野町のデータ --------------
佐賀県藤津郡
【いわれ】神功皇后が弱った白鶴数羽が川に身体をつけて回復したのを見て、傷ついた兵士を入れたところ温泉がゆ出しており兵士も回復した。それを皇后が「あなうれしの」と言われたことがいわれ。
【シンボル】花(フジ)、木(茶、ケヤキ)、鳥(なし)
【日本一】
    大茶樹(お茶どころ嬉野のシンボル。慶安年間に吉村新兵衛が背振から茶種を取り寄せて蒔いたのが始まり。樹下総面積80u、樹高4.6m、枝張り約8.5m樹齢350年以上。大正15年10月に国の天然記念物指定)
【観光】
    嬉野温泉(和銅6年(713)の編著と伝えられる肥前風土記にもその名が記されている。江戸時代には長崎街道の宿場町として栄えた。日本三大美肌の湯として有名【泉質】食塩含炭酸アルカリ性泉【泉温】85〜95度【効能】リウマチ・神経痛・皮膚病・胃腸病・婦人病・美肌作用。泉源は17ヶ所で温泉旅館約60軒、寮保養所が10軒。0954-42-0336)
    大野原高原(雄大な風景が楽しめる)
    大茶樹(お茶どころ嬉野のシンボル。慶安年間に吉村新兵衛が背振から茶種を取り寄せて蒔いたのが始まり。樹下総面積80u、樹高4.6m、枝張り約8.5m樹齢350年以上。国指定天然記念物)
    坊主原茶園の茶の木が描く広大な曲線美のうねり
    嬉野川畔の温泉旅館街の風景
    元祖忍者村肥前夢街道(江戸時代の宿場町を再現した村内にからくり夢幻屋敷、手裏剣道場、忍者ショー、忍者屋敷、焼き物絵付け夢工房などがあり忍者気分を楽しめる。電話0954-43-1990)
    轟の滝(平坦地の滝では珍しく3段で、流れ落ちる音が雷のように轟くからこの名が付いた。高さ11m滝つぼの面積約2500u。周辺は遊具施設もある公園)
    みゆき公園(芝生広場、野球場、草スキー場など)
    肥前夢街道(江戸時代の宿場町の再現、テレビ時代劇のロケなどにも利用)
    吉田お山さん陶器祭り(吉田焼を広くPRするためイベントを開催。実施日4月初旬)
    うれしの茶ミット(嬉野茶振興のため、かまいり手もみ茶の実演や大茶会、展示会など。実施日4月初旬)
    お茶と温泉祭り(町民総出の秋祭りで嬉野ふれあい音頭にあわせての大パレード。おいらん道中が目玉。実施日11月2日から4日)
    葦筒神社例祭(郷土芸能の披露が周辺各地区持ち回りで行われる。実施日11月1日)
    不動山窯跡(国指定史跡)
    肥前吉田焼窯元会館(1577年磁鉱石の発見によって始まった吉田焼。窯元の個性的な作品を展示販売。0954-43-9411)
    豊玉姫神社(祀られている豊玉姫は海の神様で竜宮城の乙姫様だという。境内にはなまず社もあり皮膚病に御利益があるという)
    永寿寺の不動明王と二童子像(国指定重要文化財)
    瑞光寺(約620年前に開かれた禅宗臨済南禅寺派の寺で本尊は運慶作と言われる薬師如来像)
    斎藤茂吉歌碑
    春の訪れを告げる大野原高原の野焼き風景(3月上旬)
    藤棚(嬉野IC出口近くに長さ630m)
    湯遊広場「シーボルトのあし湯」(シーボルトが長崎から江戸に向かう時に嬉野温泉に立ち寄ったことにちなむ。露天風呂方式で約30cmの深さ。観光客と地元民との語らいの場)
【名産】
    嬉野茶(茶葉は一枚一枚丸く艶がある玉緑茶、日本茶にしては珍しくしっかりと特徴をもつ。特にそのルーツというべきかまいり手もみ茶は鉄がまを使用する珍しい製法による)
    吉田焼き(有田焼系の磁器、丁寧な製法で割れにくい)
    温泉湯豆腐(胃腸にいいとされる嬉野温泉水を利用してつくったとろりとしたまろやかな豆腐)
【方言】
    ひやかぁ(寒い)
    うもなか(おいしくない)
    えんにゃやんと(偉そうな人)
    まいっとき(そうしばらく)
    そいばってん(そうであるが)

嬉野温泉(うれしの)
    【泉質】食塩含炭酸アルカリ性泉
    【泉温】85〜95度
    【効能】リウマチ・神経痛・皮膚病・胃腸病・婦人病・美肌作用