佐賀県 【トピック】2005/10/01 佐賀市と佐賀郡諸富町、大和町、富士町、神崎郡三瀬村が合併 【トピック】2007/10/01 佐賀市と佐賀郡川副町、東与賀町、久保田町が合併 ------------- 旧佐賀市のデータ ------------ 【いわれ】「肥前風土記」によればクスノキの大木が茂り栄えるこの地はかつて「栄の都(さかのこおり)」と呼ばれていたと伝えられ、郡名の佐嘉郡に由来が求められる。古代「延喜式」「和名抄」にも佐嘉と記されていたが、中、近世には佐賀とも記され明治3年に佐賀に統一された。 【シンボル】花(サザンカ)、木(イチョウ)、鳥(なし) 【日本一】佐賀市の市街地を流れる多布施川・嘉瀬川などの河川とクリークの総延長は約2000kmに及び「水の都」と自負している。 【観光】 佐賀城跡(鍋島36万石の居城の跡。五層の天守閣をもち別名「栄城」「亀甲城」「葉隠城」「沈み城」と呼ばれる名城。周囲には幅約80mの壕と土塁を巡らせ敵襲を防いだ。再度に渡る火災と佐賀の役により焼失。現在では鯱の門と続櫓のみ残る) 佐賀城鯱の門(佐賀の乱の際焼失を免れ佐賀城唯一の遺構である。国指定重要文化財) 与賀神社楼門(文明14年(1482)頃建てられたものと推定されている。国指定重要文化財) 大隈重信旧宅・記念館(早稲田大学創立者である大隈重信。少年時代を過ごした生家は平屋建てで一部瓦葺きにわら葺きが続いている。国指定史跡) 神野公園(鍋島閑叟の別荘であったが市に寄付され市民の憩いの場になっている。茶室「隔林亭」を園内に復元。子ども遊園地、小動物園などもあり春はツツジや桜の名所として知られる) 長崎街道(江戸時代の長崎への往還、街道筋では長崎街道歩こう会、街道祭りなどの催しが行われる) 日峯さん春祭り(松原神社。藩祖日峯公にちなんで「日峯さん」と呼ばれて親しまれており、春秋2回の例祭も盛大に行われ、佐賀市随一の年中行事となっている。実施日4月10日〜12日) 日峯さん秋祭り(実施日10月10日〜12日) 賀インターナショナルバルーンフェスタ(嘉瀬川の河川敷が会場となる。実施日11月下旬) 栄の国祭り(パレード、綱引き大会、ハンギー、カヌー競技、総踊り、子どもみこしなどの市民祭りである。実施日8月第1土、日曜日) とんぼ王国とんぼ池 佐賀市文化会館 多布施川畔の桜並木 多布施川水遊び場 松原川の水と憩いのゾーン、水と歴史のゾーン、水と遊びのゾーンなど特色を生かしたゾーン 松原川筋に設置されたトイレ 帯隈山神籠石(国指定史跡) 西隈古墳(国指定史跡) 銚子塚(国指定史跡) 丸山遺跡(縄文時代晩期から弥生時代前期の支石墓と5〜6世紀の古墳群からなる複合遺跡) 徴古館(鍋島家12代当主直映により昭和2年に創建。江戸時代の道具類や古文書、鍋島家に関する資料を展示) 佐賀の役記念碑(明治7年佐賀の役における戦死者216柱を弔う。明治18年建立) 葉隠垂訓碑(武士道といふは、死ぬことと見つけたり。佐賀藩に仕えた山本常朝が口述した武士の心構えや生き方などを7年間にわたって筆録した「葉隠」) カササギ(佐賀平野を中心に生息。国指定天然記念物) エヒメアヤメ自生南限地帯(国指定天然記念物) 佐賀城跡のクスノキ(推定樹齢約300年高さ24m目通り3〜7m) 与賀神社のクスノキ 佐嘉神社(昭和8年の創建。日本で初めて反射炉を設け近代大砲を造った十代藩主鍋島直正を祀っている) 松原神社(藩祖鍋島直茂とその先祖を祀り直茂の法号から春と秋祭りは「日峰さん」として親しまれている) 佐賀県立博物館 佐賀県立美術館 佐賀市歴史民俗館(長崎街道沿いになどにある旧古賀銀行、旧古賀家、旧牛島家、旧三省銀行、旧福田家の5つの建物からなる歴史的建造物。大正ロマンの漂う洋風建築や明治期の代表的な和風建築は一見の価値有り) 高伝寺(1552年鍋島藩祖鍋島直茂の父清房が建立。鍋島家、龍造寺家の菩提寺。梅の名所。日本に二幅しかない大涅槃像があり4月19日から20日に釈迦堂祭り) 【名産】ムツゴロウのかば焼き クチゾコの煮物 ガラス工芸品(肥前ビードロ) 佐賀錦(織物)------------- 旧佐賀郡諸富町のデータ ------------ 佐賀県佐賀郡 【いわれ】町として健全な発展と町民諸処の福利増進を願い、また筑後川湖畔に諸富津があって、商業地として遠隔の地まで知られ愛称されてきたのでその由緒ある名を町名とした。 【シンボル】花(ハナショウブ)、木(ユズリハ)、鳥(なし) 【日本一】昇降式鉄橋(筑後川に架かる旧国鉄佐賀線の鉄橋) 【観光】 筑後川昇開橋(高さ23mもある東洋一の可動式鉄橋で昭和62年に佐賀線の廃止と共にその役割を終えたが現在は遊歩道として利用されている筑後川に架かる旧国鉄佐賀線の鉄橋) 諸富鉄橋(東洋一の昇降式鉄橋) 筑後川の潮の干満と諸富鉄橋の風景 ふるさとちびっこギャラリー(青空美術館。全国の子ども達が描いたふるさとの絵を有田焼の陶板にして3kmのサイクリングロードに飾る) 新北神社の秋祭り(三重の獅子舞は二段つぎ、三段つぎと肩車をして曲芸的に舞う獅子舞。実施日10月第3日曜日) 新北神社の肥前鳥居(境内には除福が植えたと言われる白壇に似た巨木のビャクシンがある) 龍宮祭(実施日5月3日) 夏の夜のメルヘン(灯ろう流しと花火大会。実施日8月15日前後) 産業祭(実施日9月第2土、日曜日) 除福上陸地(2200年前中国秦の始皇帝の命を受け不老不死の薬を求めて日本に渡来した) 石塚古墳と出土品 大堂神社の銅造明神鳥居 三重の獅子舞 真崎小二郎先生頌徳碑 野口文一君頌徳碑 副田訓導殉職之碑 初夏の風物詩のえつ漁風景(筑後川だけに生息し小骨が多く唐揚げにして食べることが多い。シーズンは5月下旬から7月中旬。弘法大師が葦の葉を川に流したらエツになったという言い伝えも残る) 新北神社のビャクシン 新北神社のクスノキ 新川新名江湖左岸のエノキ 産業振興会館 【名産】徐福ざんまい 徐福浪漫 古代五色 諸富家具 有明海苔 イチゴ メロン 【行事】 新北神社の秋祭り(実施日:10月第3日曜日) 龍宮祭(実施日:5月3日) 夏の夜のメルヘン(実施日:8月15日前後) 産業祭(実施日:9月第2土、日曜日) 【方言】 ねこじんしゃく(必要以上の遠慮) ちくぜんみち(脚立) ばんこ(番台) しいやけどい(辛抱が出来ない) ばさらか(大きい)------------- 旧佐賀郡大和町のデータ ------------ 佐賀県佐賀郡 【シンボル】花(ハナショウブ)、木(桜)、鳥(なし) 【観光】 川上峡(別名:九州の嵐山。官人橋から下流約700mまでの間を水上を楽しむ屋形船がある。海や川の守り神と言われる与止日女神社や、実相院など多くの史跡も点在する) 川上峡のこいのぼりの吹き流し風景(春の風物詩。家庭で不要となった鯉のぼりを川上峡官人橋付近の嘉瀬川両岸にワイヤーを張って飾る。約500匹が春風の中泳ぐ。5月上旬) 川上峡納涼祭り(花火大会、盆踊り大会、灯ろう流しなど。実施日8月上旬から中旬) 佐賀川上峡ロードレース大会(川上峡の川沿いの折り返しコースで実施。実施日12月中旬の日曜日) 中央公園の春の風景(5月下旬から6月初旬になると伊勢系、江戸系、肥後系など100種4万株もの花菖蒲が咲き誇る園や、桜も) 築山公園の春の風景(桜) 松梅地区の秋を彩る干し柿の風景 石井樋公園(水遊び場、春は桜) 肥前国府政庁跡(奈良、平安時代の政治の中心。国指定史跡) 肥前大和巨石パーク(下田山中の巨石群で登山、散策コースやアスレチックなどもある。10mを超える巨石は肥前国一の宮として栄えた与止日女神社の御神体。17の巨石にはそれぞれ烏帽子石、兜石、天の岩門などの名前もある) 石神群(巨石文化として古代民族が信仰の対象とした) まほろば祭(大和町にかかわりをもつ歴史上の人物に扮しパレード。実施日11月11日) 大和勤労者体育センター 元気ばんた!年輪パワー(高齢者の為の文化、スポーツの祭典。実施日10月上旬から中旬) おくんち(豊作に感謝し浮立が奉納される。実施日10月15日) 健福寺の銅鐘(国指定重要文化財) 高城寺の木造円鑑禅師座像(国指定重要文化財) 船塚古墳 大願寺廃寺跡 万寿寺の水上懸仏 実相院仁王門 今泉蟹守の歌碑(健福寺) 高尾朝花の歌碑(石井樋公園) 製紙碑(四十坊公民館) 【名産】名尾手すき和紙 花き(カーネーション、バラ、菊) ミカン グリーンコネギ 大和干し柿 白玉饅頭(佐賀米の米粉で練った皮でこしあんを包みモチモチとした食感が特徴。神功皇后に献上したところ「このような色白の子どもが欲しい」と言ったことからこの名前がある) 大和民芸 【方言】 みたんなか(みっともない) がばい(ものすごい) いんにゃ(違う) あばかん(入らない、収まらない) ふうけもん(ばか者)------------- 旧佐賀郡富士町のデータ ------------ 佐賀県佐賀郡 【いわれ】日本一の山、富士山のように町が気高く、崇高に発展し住民が安心して住めるいい町。そして訪れる人に自然の安らぎと人情の優しさをもたらすぬくもりのある日本一の町に。 【シンボル】花(シャクナゲ)、木(杉)、鳥(なし) 【観光】 温泉(泉源5カ所から各旅館に配湯している) 熊の川温泉(821年全国行脚にでた空海がこの地を訪れて水鳥の水浴で温泉を発見。【泉質】単純放射能泉【泉温】38.7度【効能】リウマチ・痛風・動脈硬化症) 古湯温泉(約2200年前に徐福により発見。標高200mの山峡にあり静かな湯治場。斉藤茂吉や青木繁の訪れた土地としても知られる。【泉質】アルカリ性単純泉【泉温】38〜43度【効能】リウマチ・神経痛・ヘビ毒) 清流(カジカやホタルが生息している) 21世紀県民の森(北山湖を中心に周辺公園整備され子どもから大人まで楽しめる自然空間) 斉藤茂吉の歌碑(歌人斉藤茂吉が古湯温泉に滞在した折りの歌を歌碑に) ぺんた共和国 天山ハイランド(人工スキー) 春に古湯・熊の川温泉健康マラソン大会(桜の中を走る。実施日4月中旬) 夏に県民の森音楽祭(森と湖にこだまする野外ステージの競演。実施日7月中旬) 浮立の里資料館(5地区の浮立を写真やパネル、人形などを使って立体的に展示。0952-58-2223) 秋におくんちの浮立行列(紅葉の田舎路を練り歩く行列) 市川の天衝浮立(県指定重要文化財) 冬に天山スキー場(南国九州に人工降雪による銀世界) 雄渕雌渕公園(古湯温泉と熊の湯温泉の中間にある渓谷で、大小の折り重なる奇岩とあおいふちが造る風景。朱塗りの鳴瀬橋がある) 浮立囃子の笛やかねの音風景 カジカの鳴き声(カジカとはカエルの一種。夏の夕暮れ、清流に住むカジカの鳴き声は鈴を振るようなよい音色で人々に親しまれている。モニュメントに鳴き声のテープを内蔵させ湖畔に設置) かじかの里公園 老人ミニ憩いの家(老人が温泉に浸かったり各種娯楽設備を利用して1日を楽しく暮らす) 七草粥を食べる会(実施日1月上旬) 古湯映画祭(実施日9月中旬) 映画のロケ地(ダムに沈んでしまう畑瀬地区。「水の旅人・寅さん」) 富士町産業ふれあい祭り(実施日11月上旬) 借日(市川、杉山、古湯、須田地区で浮立を取り入れて行うほか、各地で氏神祭りを中心に行われる。実施日10月上旬から下旬) 鬼火たき(別名:ほんげんぎょろ。1月初めに竹やわらで小屋を建て7日未明にこれを燃やし、この火に当たって1年の無病息災を祈る。実施日1月7日) 神代勝利の墓(永禄8年に死去した戦国武将) 淀姫神社 高野岳の白山神社と弘法大師石像 眼鏡橋(大正5年7月頃建築) 上滝翠頌徳碑 吉村家住宅(国指定重要文化財) 郭抹若記念碑(雄渕雌渕公園。日中友好に功績のあった中国の要人) 原初枝の歌碑 下合瀬の大カツラ(樹齢1000年根回り20m基幹部からは回り1m以上のひこばえが25本も群生。国指定天然記念物) 家々の庭にシャクナゲが咲き誇る風景(4月下旬から5月上旬) マンジュシャゲが田のあぜを赤く染める風景(9月) もぐら打ち(伝統的風習) 川神祭(川渡り朔日) まむしよけ(伝統的な風習) 家児そろい(伝統的な風習) 西の谷の棚田(棚田は農業を通じて国土の保全や水資源の確保、農山村の美しい原風景を形成や伝統、文化の継承など重要な役割を果たす。大串川に沿って広がる棚田は自然の恵みと安らぎを与えてくれる) 遊歩道散歩(川上川沿いのせせらぎを聞きながらの散歩) ちどりの湯(ぬるめの湯) 【名産】ゆり菓子 ゆり羊羹 わさび漬け 高冷地野菜及びこれの加工漬物 【方言】 おこもじ(野菜の葉の漬物) たろよん(つらら) ぢゅよん(魚や鳥、その他の生き物を料理する) ほとめく(歓待する) へぐら(なべ墨) 熊の川温泉(くまのかわ) 【泉質】単純放射能泉 【泉温】38.7度 【効能】リウマチ・痛風・動脈硬化症 古湯温泉(ふるゆ) 【泉質】アルカリ性単純泉 【泉温】38〜43度 【効能】リウマチ・神経痛・ヘビ毒------------- 旧神崎郡三瀬村のデータ ------------ 佐賀県神崎郡 【いわれ】村を流れる3本の瀬川、鳴瀬川、高瀬川、初瀬川の名称が由来 【シンボル】花(コスモス)、木(ヒノキ)、鳥(なし) 【観光】 脊振北山県立自然公園(北山国民休養地) 観光牧場どんぐり村(三瀬ルベール牧場。南フランスの田舎をイメージした広大な敷地の中に食う、寝る、遊ぶを満喫でき子どもから大人まで自然に親しめる施設) 北山カントリークラブ(西日本屈指のチャンピオンコース) ハーブ園(ハーブガーデン。温室栽培の苗木やポプリ、ドライフラワーなどの販売、ログハウスのレストランなど大規模施設) 三瀬トンネル 金山からの眺望(佐賀、福岡両方を一望できる) 北山湖(三瀬村と富士町にまたがり、佐賀平野の農業用水を確保する為に昭和32年に完成。西日本有数のヘラブナ釣りの名所。北山国民休養地としてキャンプ場、トリムコースなどが整備) 北山湖祭り(花火大会を中心としたイベントで夏最大の行事。実施日8月8日) 田舎と都市のふれあい祭り(産業祭の1つで取れたての農産物は村内外を問わず好評。実施日10月下旬) 観光りんご園(もぎたてのリンゴを味わえるいわゆるふれあい農園) 観光くり園(栗狩りが出来る。実施日9月上旬から10月上旬) 農産物直売所「ロッジやまびこ」(毎日とれたての新鮮野菜が並ぶ。三瀬トンネルから湧き出た「トンネルの水」はここで無料で飲むことが出来る) どんぐり村秋の収穫祭(観光牧場で開催されるもので地場産品の直売や各種イベント。実施日10月下旬から11月上旬) ほんげんぎょう(正月7日早朝に行う子どもの火たき行事。実施日1月7日) 七福神(子ども達が七福神に扮装して部落の家々を回り新年を祝福する。実施日1月6日から7日) もぐら打ち(先端にわら束をくくりつけて作った竹の打ち棒を使い家々の屋敷の周りを回ってその年の豊作を祈る。実施日1月14日) 城祭り(勝玉大名神(三瀬城主神代勝利を祭った神社)を参拝し酒食の接待を受ける。実施日5月7日) 脚気地蔵祭り(山中部落主催で開催され、そうめん流し等が行われる。実施日7月24日) 三瀬温泉「やまびこの湯」(大浴場、家族風呂、露天風呂、トレーニング施設。泉質は単純弱放射能で神経痛、筋肉痛、関節痛などに効能) 【名産】三瀬産米 高原野菜 ヤマメ ミニ門松 ハーブ・ハーブ加工品 【方言】 よそわしか(恐ろしい) こなす(いじめる) つーたん(低能) まちかっと(もう少し) りょーけんにゃこん(納得しかねる)------------- 旧佐賀郡川副町のデータ ------------ 佐賀県佐賀郡 【いわれ】九州第1の大河、筑後川の河口部に沿った沖積平野に位置することから、中世には河副荘、旧藩時代は川副東郷、川副上郷、川副下郷と呼ばれ明治の市町村制で7か村となりうち4村が合併。 【シンボル】花(梅=白の五弁)、木(キンモクセイ)、鳥(なし) 【日本一】有明海の潮の干満の差(6m) 有明海養殖海苔の共販高 有明海に生息するシオマネキ(カニ)は日本でここだけ 有明海のムツゴロウ、ワラスボ、ハシクイ 筑後川河口の三角州(面積13.7kuは1つの島が佐賀県、福岡県に分かれており全国で1カ所) 【観光】 佐野記念館(佐賀七賢人の一人。日本赤十字社創立者である佐野常民の偉人を顕彰) 山口家住宅(18世紀末から19世紀初めに建築された藁葺きのじょうご造りの屋根をもつ農家でこれは雨水が樋によって土間の上を流れ外に導き出されるようにした造り。国指定重要文化財) ガタベンチャー(日本一の干満差の有明海で観光潮干狩りや観光釣り船) サンセット・グルメ・ボート(有明海の夕日を眺め船上で乾杯) 朝市(肥沃な豊穣な野の幸、海の幸の特産品をそろえて販売) 春祭り(海童、志賀、松枝など町内7神社。境内には昔懐かしい出店が並び夜は奉納の演芸など、多くの人でにぎわう。実施日4月上旬〜下旬) ひやあらんさん祭り(堀の水が多くなるので、子どもの水難防止を祈願してわらの丸舟に供え物などを乗せて川の神に流す。実施日4月上旬) かゆ占い(神殿に供えたかゆに付着したカビの色などによってその年の吉凶を占う。2月15日に粥を炊き、3月15日に開く。実施日3月15日) 祇園(夏祭り)(旧暦6月〜8月、町内各地で地蔵さんの命日に催されていた。今は神社や寺に花火を売る夜店など。実施日6月15日) 秋祭り(町内7神社。秋の収穫を祝う祭り。海堂、松枝両神社では、伝統の浮立(町重要無形民俗文化財)が奉納される。実施日10月中旬〜下旬) 干潟探検隊・ガタベンチャー(日本一の干満の差、ユニークな魚介類の住む干潟の探検、観光潮干狩り、観光釣り船もある。実施日4月上旬〜5月下旬) サンセットグルメボート(たそがれの有明海を船で周遊しながら、新鮮な海の幸を味わい。雄大な海の夕日に乾杯!。実施日4月中旬〜8月下旬) 産業祭り(豊かな野の幸、海の幸のほか、地元商工業者からの出品、販売など。演芸やショーもあり、近郊からの客も多い。実施日4月中旬) あつ(暑)かばってんさい(祭)(夏の暑さを吹き飛ばそうと若者の企画によるユニークで楽しい祭り。盆踊りや花火も。実施日8月上旬) 佐野祭り(日本赤十字社創設の祖、伯爵佐野常民の命日に生誕地跡(町内早津江)の記念碑前で遺徳を追慕、顕彰する。実施日12月7日) ドロンパ王国(有明海沿いの隣接4町共同による観光PR) フラワーロード(国営水路10kmに鯉を放し岸を花で飾る) 有明海(珍しい魚介類や養殖海苔の宝庫、四季折々の表情を見せる) 干潟(干潮時は沖へ何kmも続く。ムツゴロウなどが住む。潮の干満の差は6m) 早津江川と川副大橋(筑後川の分流に架かる橋からの眺望) 石積み堤防(干拓で生まれた町の名残りで今も数カ所が残る) 佐賀平野と稲小積(広大なよく野、秋には黄金のじゅうたんとなる。整然と並ぶ稲小積は地域の風物詩である) 天然記念物カチガラスの鳴き声音風景(カチカチ、キチャキチャ。カササギ。勝烏。黒と白が混じった羽毛で高い木に営巣する) 暁に有明海のノリ漁場に向け一斉に早津江川を下る漁船の音風景 筑後川の岸辺や芦生の間で鳴くヨシキリの声音風景 秋祭りの産土の社に奉納する浮立の鐘、笛、太鼓などの音風景 川副太鼓の雄壮な音風景 健康広場(子ども遊び場) 佐賀県農業試験場(穀倉佐賀平野の農業指導) 佐賀県農業資料館(農家の古い生活用具や農耕具を収集展示) 佐賀藩海軍所跡(佐賀商船学校跡。日本最初の蒸気船「凌風丸」などを建造。後に商船学校(明治35年から昭和7年)もあった) 園田二郎兵衛記念碑 辻寅年の干拓記念碑 有明海佐賀福岡両県漁場境界標 原藤三郎水功碑 佐野常民の生誕地記念碑 妙楽寺のボタン(樹齢約150年の巨大なボタン) 有明佐賀空港(ターミナルデッキの展望デッキから佐賀平野や有明海、普賢岳など360度の大パノラマが楽しめる) 【名産】海苔(肥沃な潟泥の有明海で育つ、焼き海苔、味付け海苔など) 干しうみたけ(干潟に繁殖する2枚貝の干物、するめ以上の美味) 干しわらすぼ(干潟の中にグロテスクな珍魚の干物で珍味) 真がに漬け(シオマネキに塩と唐辛子を混ぜてつぶしたもの) 糟漬け(ウミタケ、タイラギの貝柱、野菜などを酒粕に漬けた物) トマト(糖度が高いミニトマト) ナス(ビニールハウス栽培) イチゴ(ビニールハウス栽培) 【方言】 おーまん(大雑把、でたらめ) きんぱんじゃー(きれい好き) しかつか(きれい好きの反対語) ぬたぼー(きれい好きの反対語) ぐらいすっ(がっかりする、拍子抜けする) そくしゃか(憎たらしい) おめーでんなか(憎たらしい) とぜんなか(暇で退屈である)「とぜん」=「徒然」------------- 旧佐賀郡東与賀町(ひがしよか)のデータ ------------ 佐賀県佐賀郡 【いわれ】旧鍋島佐賀藩に属し与賀郷の一部を形成していたが明治22年の町村編成法により、下古賀村、田中村、飯盛村の3か村が合併して東与賀町となったもので与賀郷が変化したもの 【シンボル】花(桜)、木(松)、鳥(なし) 【日本一】有明海 【観光】 東与賀海岸(有明海を見渡せる約6kmにわたる海岸線。堤防沿いは干潟ギャラリーになっていて子どもから年配者までの絵画が飾られている。海岸は1年を通じて7色に変化するという塩生植物シチメンソウの群生地として有名。真っ赤に色づく11月上旬には多くの観光客で賑わう) 有明干潟(干満の差が6mと日本一を誇る有明海。ムツゴロウやワラスボ、ウミタケなど) 広大な緑 紅楽庵(佐賀平野南部地域独特のじょうご谷造り民家が有明海岸堤防沿いに建設され、シャワールーム、休憩室などがあり観光イベントの拠点となる施設) 勇敢なる水兵(三浦虎次郎碑) 有明海の夕景 麦秋の風景 祇園(実施日8月1日) 天衝舞浮立(実施日10月第1日曜日) 干拓記念碑 御製碑 川神さん祭り 【名産】海苔 イチゴ メロン ムツゴロウ わらすぼ ナス 【方言】 そいぎんた(それでは) そいばってん(しかしながら) あさん(あなた) どけえぃきよこう(どこに行っているのですか) ない(はい)------------- 旧佐賀郡久保田町のデータ ------------ 佐賀県佐賀郡 【いわれ】下田、窪田などと書いていずれも「くぼた」と読んでいた。高田(あげた)に対していうもので低い土地の水田を「くぼた」といったもののようだ。 【シンボル】花(キンモクセイ)、木(キンモクセイ)、鳥(なし) 【日本一】有明海の干潟 【観光】 県立森林公園 ふれあいクリーク公園(田園とクリークの歴史を振り返ってもらおうと平成6年に開園。日時計や噴水、広場と憩いの場。水辺の生き物たちを描いた壁画もある) 有機栽培の里 有明海の干潟風景 香椎神社四脚門(祭神は神功皇后・応神天皇・住吉神で安元3年(1177)頃に窪田因幡守藤原利常が筑前国香椎宮を矢櫃の森に勧請したが、後に現在地に社地替。県指定文化財) 香椎神社の秋祭り(勇壮な面浮立や太鼓浮立が奉納。実施日10月第2日曜日) カササギ(カラス科の留鳥。戦国時代朝鮮から持ち帰った。国指定天然記念物) くぼた特産物直売所(町内産の取れたての野菜と有明海の新鮮な魚介類の販売) 【名産】ムツゴロウ(蒲焼き) ワラスボ(干したものを焼いて食べる) 海苔 【方言】 ちゃーがつか(恥ずかしい) ぎゃーけ(風邪を引く) おろいか(質が悪い) うっかんがす(壊す) やーまち(怪我) |