中津市(なかつ)検索

大分県
【トピック】2005/03/01 中津市と下毛郡三光村、本耶馬溪町、耶馬溪町、山国町が合併

----------- 旧中津市のデータ ------------
【いわれ】
1.「中津興廃記」によれば、「中津少童命(わたつみのみこと)をまつる中津宮鎮座の地により地名を中津という」と記載されている。
2.高田津(大分県豊後高田市)と今井津(福岡県行橋市)の間の津から
など諸説がある。
【シンボル】花(菊、サツキ)、木(ナノキ)、鳥(なし)
【観光】
    福沢諭吉旧居・福沢記念館(福沢諭吉が青少年時代を過ごした。茅葺き平屋の旧宅と,諭吉が勉強部屋にしていた土蔵が現存。記念館では「学問のすすめ」の原本,諭吉の遺品,資料を展示。国指定史跡)
    円応寺(かっぱの墓。江戸中期に寂玄上人が禅問答のすえにカッパたちを仏道に入れ感謝したカッパが以後,寺を火災から守ったという伝説が残っており,火難水難除けの寺として信仰されている)
    大雅堂 
    北原万年願(北原人形芝居。実施日:2月4日)
    中津祇園(実施日:7月下旬の3日間) 
    鶴市花傘矛祭り(実施日:8月下旬の土、日曜日)
    港中津夏祭り(実施日:8月16日)
    棒垣遺跡
    植野神楽
    植野貝塚
    北原人形芝居
    西南の役中津隊の碑
    独立自尊之碑
    富永章一郎氏解剖記念碑
    陳野矢山先生記念碑
    小幡英之介先生の立像
    傀儡子の舞いと相撲(国指定重要無形民俗文化財)
    傀儡子60体(国指定重要文化財)
    三角池の水生、湿地植物
    薦神社のクスノキ
    貴船神社の大イチョウ
    法華寺のツバキ林
    中津市歴史民俗資料館
    中津城(地形がちょうど扇の形をしていたことから別名「扇城」とも呼ばれていた(市章の由来)
【名産】
    和傘(千歳屋の和傘,番傘)
    キヌガイ
    はも料理(郷土料理)
----------- 旧下毛郡三光村のデータ ------------
大分県下毛郡
【いわれ】公募により付けた。三光とは日、月、星のことで、三は三尊、三聖、三徳などすぐれた名に使用される。光は光明で、天地を照らし清浄である。三光の名は真にめでたく輝かしいとのこと。
【シンボル】花(フジ)、木(モッコク)、鳥(メジロ)
【日本一】箭山権現石舞台(縦19.3m、横13m、周囲57.3m、面積250u、畳152枚分で石舞台)
【観光】
    八面山(8方向から見て同じ形に見える村のシンボル)
    八面山展望台からの眺望(沖代平野、北九州、国東を一望)
    八面山火祭り(八面山登山道両側にたかれる1200本のたいまつがきれい。神護寺では護摩たき法要が行われる。実施日:8月16日)
    箭山神社・斧立神社神幸祭(秋祭り。みこしやかさぼこでにぎわう。実施日:10月初旬)
    八面山平和公園平和祭(福岡県八女郡星野村の火をリレーにより運び、戦没者の供養をし、世界平和を願う。実施日:5月3日)
    八面山高原フェア(八面山にて一村一品の販売やステージによる催し。焼き肉炭焼きコーナーなど。実施日:10月初旬)
    長谷寺ご開帳(九州最古の飛鳥仏(観音菩薩立像)の年に1度のおひろめ。実施日:4月20日)
    箭山権現石舞台(畳152枚の石舞台)
    八面山中腹にある一の滝の川の音と村の鳥であるメジロの鳴き声が調和して響く音風景
    ギャラリーややま(現代美術家の稲垣二郎と現代金属彫刻家の秋本順子の作品)
    瑞雲寺遺跡
    香紫庵宝塔
    熊野権現宝塔(長谷寺境内)
    堀田平石塔群(長谷寺境内)
    八面山登山道の桜並木(3月下旬)
    田口のイチイガシ林(八面山中腹のイチイガシ、タブノキ、ナナメノキの巨木林)
    長谷寺境内林(コジイその他の自然林が発達し奥の院がけ上のアカマツ林も素晴らしい)
【名産】竹細工(佐知地区に残る伝統工芸の竹細工)
    ややまみそ
    もろみ
    からし漬け
    八面山漬け
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【方言】
    うーどつ(大変である)
    おーどつ(大変である)おおごとの変化したもの
    たまげる(びっくりする)
    つまらん(駄目である)
    さかしい(元気がよい、健康である)
    ずーそー(怠け者)例:僕なんかずーそーもんやったもんやき、ようおごられた(私は怠け者だったのでよく怒られました)
----------- 旧下毛郡本耶馬溪町のデータ ------------
大分県下毛郡
【いわれ】文政1年(1818)に当地を訪れた頼山陽が、奇岩奇石の渓谷や岩峰の美しさに驚嘆し、山国谷を転じて「邪馬渓」と名づけたと云われている。
【シンボル】花(ゲンカイツツジ)、木(イチョウ)、鳥(なし)
【日本一】邪馬渓橋(オランダ橋、8連アーチの石橋で我が国唯一のもの)
     青の洞門(30年の歳月を掛けて、のみとつちだけで禅海和尚が掘り抜いたもので、我が国最初の有料道路である)
【観光】
    青の洞門(山紫水明に恵まれた史跡で30年の歳月をかけ、のみとつちだけで禅海和尚が掘り抜いたものでわが国最初の有料道路であった) 
    羅漢寺(絶壁にはりつくように伽藍が並ぶ。しゃもじがご飯を「すくう」ことから仏に「救われ」ようという願い事を書いた無数のしゃもじが奉納されている)
    自然水族館(河川広場) 
    邪馬渓橋(オランダ橋。8連アーチの石橋でわが国唯一のもの) 
    青の洞門観光どんど(本町に昔から伝わる伝統行事。どんどで焼いたもちを食べ無病息災を祈る。実施日:8月15日)
    甘酒祭り(西谷の要地区に伝わる伝統行事。新米で甘酒を作り、五穀豊穣を祈る。実施日:1月中旬)
    禅海記念ふるさと祭り(禅海和尚の遺徳をしのび夏祭り。花火大会、盆踊り大会,仮装大会。実施日:8月15日)
    競秀峰(青の洞門の頭上に切り立つ奇岩がいくつもそびえ立ち対岸からの風景は絶景)
    八面山(下屋形付近より見る八面山の全景)
    禅海太鼓(昭和62年から演奏活動を行い、古くから伝わる神楽のリズムが基本)
    禅海ふれあい広場(多目的グラウンド、テニスコート、ゲートボール場、児童公園などを整備)
    耶馬渓(国指定名勝)
    古羅漢の国東塔
    木造地蔵菩薩坐像
    古羅漢の磨崖仏
    耶馬渓神楽
    羅漢寺旧参道
    若山牧水歌碑
    禅海和尚・菊池寛記念像
    山国川河川敷の菜の花風景
    明照寺のキンモクセイ
    高平のイワシデ林
    六所神社のイチイガシ
    耶馬の里歴史資料館
【名産】邪馬渓茶
    巻きガキ
    生椎茸
    夏秋キュウリ
    イチゴ
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【方言】
    もとけねぇ(たどたどしい、見ていられない)
    りゅうけむねぇ(みっともない)
----------- 旧下毛郡耶馬溪町のデータ ------------
大分県下毛郡
【いわれ】文政元年(1818)詩聖頼山陽が奇岩奇勝の渓谷美に驚嘆し、「耶馬渓山天下無」と耶馬渓と名づけ全国に紹介したことから耶馬渓と名づけた。
【シンボル】花(シャクナゲ)、木(モミジ)、鳥(なし)
【日本一】奇岩秀峰の耶馬渓の景観
     川原口に群生するゲンカイツツジは生息日本最南限の地
     雲八幡神社のこま犬(かっぱのこま犬)
【観光】
    耶馬渓(全国各地に点在する「耶馬渓」地名の本家本元。【花種類】紅葉【花見頃】11月中旬。国指定名勝)
    耶馬渓ダム(総貯水量2300万トン) 
    深耶馬温泉(【泉質】アルカリ性単純泉【泉温】42〜43度【効能】リウマチ・神経痛)
    深耶馬うつくし谷ゴールデンウオーク(若葉もみじのころ、緑とせせらぎの渓谷5kmを歩く。バードウォッチングもできる。実施日:4月29日)
    渓石園(ミニ耶馬渓の公園) 
    檜原山鬼会(檜原山正平寺で行われる厄よけの行事。鬼を追い出し福を招く豆まきなど。実施日:2月3日)
    ひばる祭り(正平寺まで行われる五穀豊穣を祈願する祭り。ほらがいの僧兵を先頭にみこしの行列や、お田植え式がある。実施日:4月第2日曜日)
    かっぱ祭り(子供や田畑にいたずらをする平家の落人のかっぱの霊を封じ込めようとするもので、子かっぱが登場。実施日:7月29日、9月21日)
    かっぱのこま犬(雲八幡神社の狛犬)
    やんさ祭り(ふんどしひとつで3升3合3勺のもち米を33本のカシの棒でヤンサ、ヤンサのかけ声とともにつきあげる。実施日:12月2日)
    犬ヶ岳しゃくなげ鑑賞登山(国指定天然記念物のツクシシャクナゲの群生地の山に登る。実施日:5月第2日曜日)
    ダム湖畔祭り(村おこしグループが主催する耶馬渓ダム湖畔で行われるイベント。アトラクションや花火大会。実施日:7月最終日曜日)
    もみじマラソン(耶馬渓ダム周辺を走るマラソン大会。2km、5km、10kmの各コースがある。宣言、フリーの両方。実施日:11月第2日曜日)
    鴨良温泉(【泉質】アルカリ性単純泉【泉温】42〜43度【効能】胃腸病)
    折戸温泉(【泉質】単純泉【泉温】46度【効能】リウマチ・神経痛・筋肉痛・胃腸病)
    津民川河川プール(豊富な水量を利用した天然プール)
    耶渓橋(大正12年作の5連の石橋眼鏡橋)
    長岩城址(鎌倉時代の山城)
    後藤又兵衛の墓
    社日祭り(五穀豊穣を祈る集落内の祭り)
    千本カツラ(桧原山中腹にあり1株から30本くらいに分かれたカツラの大樹で高さ30m株回り11m)
    イチイガシ(幹の内部は黒こげの空洞だが樹勢はよく木の回り7m樹高25m、北山大納言の屋敷跡とされる)
    ゲンカイツツジ(別名「彼岸ツツジ」、開花は3月と早い、分布の南限)
    キシツツジ(山国川沿いに自生する特殊なツツジで赤、白色の花を咲かせる)
【名産】巻きガキ(川底ガキを原料にわらで巻いたもの)
    耶馬渓茶(鼻操の霧が育てた茶)
    耶馬渓ちらし(山菜、キノコなどを真空パックしたもの)
    耶馬渓スッポン(温泉を利用した養殖スッポン)
    労農牛乳(無農薬の原祖下郷農協)
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【方言】
    ひじい(きつい、くたびれる)
    しゃあしい(面倒くさい)
    おじい(怖い、恐ろしい)
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鴨良温泉(しぎら)
    【泉質】アルカリ性単純泉
    【泉温】42〜43度
    【効能】胃腸病
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深耶馬温泉(しんやば)
    【泉質】アルカリ性単純泉
    【泉温】42〜43度
    【効能】リウマチ・神経痛
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折戸温泉(おりと)
    【泉質】単純泉
    【泉温】46度
    【効能】リウマチ・神経痛・筋肉痛・胃腸病
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【花名所】耶馬渓
【花種類】紅葉
【所在地】下毛郡耶馬渓町
【花見頃】11月中旬
【交 通】JR豊後森駅から大分交通バス深耶馬渓下車

----------- 旧下毛郡山国町のデータ ------------
大分県下毛郡
【いわれ】北部九州最高の霊峰、英彦山が最も美しく見える地域としてこの一帯は古来「やまくに」(山国町の郷土誌)と呼ばれて来たことに由来する。
【シンボル】花(シャクナゲ)、木(杉)、鳥(なし)
   
【日本一】鷹巣山のヒノキ天然林とビュート
     中摩殿畑山のブナ林
     耶馬渓猿飛千壷峡のおう穴群
     神尾家住宅
   
【観光】
    ブナ原生林(中摩殿畑山) 
    鷹巣山(メーサやビュートの集団地帯として世界的もまれな地域。国指定天然記念物) 
    蛍の里(6月中旬頃になると山国川の源流・小瀬戸谷に無数の源氏蛍が飛び交う)
    山国川の清流(鮎やヤマメの宝庫、夏にはキャンプをする人も多い)
    白地祭(亀岡八幡宮の祭礼の日に行われるかっぱの登場する祭り。鎌倉時代からの伝統がある。実施日:9月14日〜15日)
    ホタルを鑑賞する集い(「螢の里」にちなんで行うイベント・郷土料理や地元伝統芸能で花を添える。実施日:6月中旬)
    守実温泉(【泉質】弱アルカリ性単純泉【泉温】34度【効能】リウマチ・神経痛・疲労回復)
    耶馬渓猿飛千壺峡の甌穴群(河床一帯に広がる変朽安山岩と山国川の清流と小さな石ころの3者が長い年月をかけて造り上げた自然の芸術品。大小数百の丸い井戸状の穴。国指定天然記念物)
    神尾家住宅(国指定重要文化財)
    耶馬渓(一ツ戸城の景、山国川筋、京岩の景、天の岩戸宇曽の景、朝陽峰の景、窓岩の景、一尺八寸山の景)
    薬師渓谷と自然林
    雪舟庭(山国町の鷲岩、京岩の雄姿を写生したと伝えられ、その近くの宿泊場所に雪舟作と言われる庭がある)
    山国川源流の静寂(源流の薬師渓谷には吸い込みふちがあり、川の水が吸い込まれて流れのなくなり、葉が動く音だけが聞こえる)
    コロナ運動公園(テニスコート、野球場、フィールドトラック、木造体育館など)
    いこい荘(素朴な田舎料理が楽しめる)
    諏訪神社の大杉
    夏目漱石の句碑

   
【名産】耶馬渓茶
    干し椎茸
    干し竹の子
    梨
    夏秋キュウリ
    木工芸品
    石こう細工品(鬼面や仏像など)
【行事】
    白地祭(亀岡八幡宮の祭礼の日に行われるかっぱの登場する祭り。鎌倉時代からの伝統がある。実施日:9月14日〜15日)
    ホタルを鑑賞する集い(「螢の里」にちなんで行うイベント・郷土料理や地元伝統芸能で花を添える。実施日:6月中旬)
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【方言】
    いんね(いいえ)
    ずーねー(不精者)
    おちょくる(からかう、おだてる)
    いみる(増える)例:いみりょる(増えていくこと)
    たまげる(驚く)
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守実温泉(もりざね)
    【泉質】弱アルカリ性単純泉
    【泉温】34度
    【効能】リウマチ・神経痛・疲労回復