沖縄県 【トピック】2005/10/01 平良市と宮古郡城辺町(ぐすくべ)、下地町(しもじ)、上野村、伊良部町が合併して誕生 ----------- 旧平良市のデータ --------------- 【いわれ】古くは「密芽古(みあこ)」あるいは「大平山」とも称され山も川もない平坦な島である。なお宮古地方の方言で「平」をピサ・ヒラといい又人の住む場所をナダラと呼んだ。 【シンボル】花(ブッソウゲ)、木(ガジュマル)、鳥(なし) 【日本一】全国トライアスロン宮古島大会(昭和61年第1回開催後、毎年開催で現在は47都道府県及び海外からも参加) 地下ダム事業(島で豊富な地下水を汲み上げて貯蔵しておき干ばつに備えると共に農業用水としても活用する宮古ならではの公共事業) 【観光】 宮古島を取り巻く近海・海浜など 幻の大陸八重干瀬 砂山ビーチ パイナガマビーチ 西平安名崎(にすへんなざき) サシバなどの渡り鳥の鳴き声音風景(ワシタカ科の鳥で9月中旬に群舞が見られる) 平良市総合博物館(プラネタリウムや気象衛星ひまわりの受信施設も) 平良市熱帯植物園(1600種7万本以上の植物を展示) 平良市総合体育館 宮古伝統工芸品研究センター(宮古上布。工場見学が出来る) 平良市栽培漁業センター 全日本トライアスロン宮古島大会(実施日4月下旬の日曜日) 八竜船レース 宮古祭り(実施日7月最終土日曜日) パーントゥ・プナハ(家屋や人の額に厄払いということで泥を付けて回る。実施日10月) ユークイ(60歳以上の司ンマ(しんま=みこ)達が祈り踊る池間地区の祭りで五穀豊穣を祈願。実施日旧暦9月) ズガモーイ祭り(島尻、大浦地区の祭りで農作物の豊作を祈る。実施日7月) 祖神祭(狩俣地区の祭り。実施日旧暦の10月〜12月) 祖神祭(島尻地区の祭り。実施日旧暦の10月に入った子(ね)の日) ドイツ皇帝博愛記念碑(明治6年(1873)ドイツ商船ロベルトソン号が宮古島付近で遭難した際、島民達が救助活動に活躍。その勇気と博愛精神に対しドイツ皇帝ウィルヘルム1世から贈られ、明治9年に建立) 仲宗根豊見親の墓 大和井(18世紀初めに掘られた洞穴式井戸) 久松みやーか(巨石墓。仲宗根豊見親の妻の父、赤字立大親の巨石の墓) 祥雲寺の石垣(薩摩藩の検察使が建てた寺院) 漲水石畳道 人頭税撤廃顕彰碑 篠原鳳作句碑 久松五勇士顕彰碑(日露戦争当時、宮古沖を北上してくるロシア帝国のバルチック艦隊を発見、伝令に選ばれた久松の5人の若者がサバニ(くり舟)を漕いで石垣島へ通報した) 島尻断層崖と海食台(鮫や鯨などの化石が採集発掘観察出来る) 飛島御獄の植物群落(隆起珊瑚礁における植生として、他の森林階層構造との比較観察が出来る) 狩俣の植物群落(宮古群島内では最大規模の広い面積を誇る自然林) 【名産】ウミブドウ 宮古上布(絹のような光沢を放つ織物地で亀甲や十字がすりの模様が特徴) ------------------- 【方言】 たんでぃがーたんでぃ(ありがとう) わいどー(頑張れ) あんな(母) ふな(子) あさむね(朝食)----------- 旧宮古郡城辺町(ぐすくべ)のデータ --------------- 沖縄県宮古郡 【いわれ】仲宗根豊見親の頃、金志川豊見親が統治していた東部地方の友利、砂川村、親里村、宮国村の4か村を指して城(ぐすく)の方と呼び、その近くの辺地の方にできた村落の総称として城辺 【シンボル】花(テッポウユリ)、木(イヌマキ)、鳥(なし)、花木(センダン) 【日本一】皆福地下ダム(堤体個所6カ所、提体長250m) 城辺町農村環境改善センターの規模(延べ面積1461u鉄筋コンクリート2階建てで多目的ホール、ステージ、農事相談室、映写室など) 【観光】 平安名崎(島内随一の景勝地で雄大な太平洋及び東シナ海の眺望) 断崖絶壁の続くムイガーから平安名崎に至る東海岸線の男性的な景観 東平安名崎公園(【花種類】テッポウユリ【花見頃】3月下旬) 夜明けから日没まで刻一刻と変化する宮古島南東部の海の色 旧十六夜祭(旧暦の1月16日に行い先祖の霊を弔う) 上比屋山遺跡 ウイピャーの祭場 保良元島遺跡 友利天川 浦底遺跡 按司の川 高腰城跡 宮古人頭税撤廃之碑 サトウキビの収穫風景 東平安名崎岬の亜熱帯風衝海岸植物群落 東平安名崎岬の隆起珊瑚礁海岸風衝植物群落 【名産】モズク 泡盛 ----------------- 【方言】 あららがま(なにくそ、頑張るぞ) みどぅん(女) んみゃち(いらっしゃい) いいかあーぎ(美しい) ぷからすむぬ(嬉しい) ----------------- 【花名所】東平安名崎 【花種類】テッポウユリ 【所在地】宮古郡城辺町 【花見頃】3月下旬 【交 通】宮古空港から車35分----------- 旧宮古郡下地町(しもじ)のデータ --------------- 沖縄県宮古郡 【いわれ】下地という名称は宮古の南方下手にある地方であるため、そう呼び習わしていた 【シンボル】花(ハイビスカス)、木(イヌマキ)、鳥(なし) 【日本一】平成6年度に開通した来間大橋は農道架橋としては日本一(約1.7km) 【観光】 与那覇前浜(宮古を代表する海水浴場で白くまぶしい白砂が7kmも続きダイナミックな自然そのままのビーチで、目の前の来間島の景観がいい、マリンスポーツにも最適) 来間島遠見台からの眺望する海と本島 触れあいの前浜海浜広場 サニッ浜カーニバル(干潮時に広大に出現する与那覇湾の砂浜を利用。実施日8月下旬) ヤーマス御願(来間島の子孫の繁栄を祈願。実施日旧暦9月甲午の日と翌日) スムリャーミャーカ(長門家の巨石墓) 池田矼(県指定史跡) 喜佐真御獄 川満大殿の古墳 来間川(泉) 与那覇支石墳 真屋御獄 ツノジ御獄 古墳を抱くアコウ(500年前以上の古墳を抱くアコウの木) 前山御獄の植物群落(400年以上前に植えられたフクギを主とする植物群落) 雨乞座のデイゴ(来間島ヤーマス御願のとき、この神木の下で踊りが行われる) 【名産】パパイヤ・パパイヤゼリー ------------------- 【方言】 わいどー(頑張れ) あららがま(なにくそ) あぱらぎ(きれい) ぷからーさ(嬉しい) まいふか(ありがとう)----------- 旧宮古郡上野村のデータ --------------- 沖縄県宮古郡 【いわれ】昭和23年に下地村から分村した際、宮古島でいちばん高い地域が野原部落であることから 【シンボル】花(なし)、木(センダン)、鳥(なし) 【日本一】宮国の大綱引き(深夜1時から2時頃まで続く) 新里の獅子舞・棒振り(オーストラリア公演など国際的な獅子舞) 野原のマストリャー祭り(南方系の踊り祭り) 【観光】 ドイツ文化村 大嶽城跡公園 上野村南岸一帯の海岸線 農業資料館(昔の生活用具や農機具を展示) ツマグロゼミの増殖施設 宮国の大綱引き(宮国地区で昔から伝わる伝統行事で深夜に行われる。実施日旧暦7月13〜15日) 新里の豊年祭り(新里地区に昔から伝わる獅子舞、棒振り、クイチャーが行われる伝統行事。実施日旧暦6月吉日) 野原のマストリャー(野原地区に昔から伝わる伝統行事。実施日旧暦8月15日) ドイツ商船遭難之地碑 御船の親御獄 テマカ城跡 アナ井 アマ井 ピンザアブ遺跡 キャーザ井 野原岳の霊石 博愛記念碑 好善ミガガマ御獄----------- 旧宮古郡伊良部町のデータ --------------- 沖縄県宮古郡 【いわれ】伊良部という地名は竹取物語や今鏡に出てくる古語「いらふ」に由来し、八重山から渡来人たちが使っていた「いらふずま」を島名にし、そのまま自治体名にした。 【シンボル】花(?)、木(?)、鳥(?) 【日本一】帯大岩(明治8年の大津波で打ち上げられた大岩で重さ6500トン) サシバの飛来(年間50000〜60000羽の渡り鳥サシバが飛来) 牧山公園(亜熱帯の植物群落で亜熱帯の植物が自然のまま保存) 通り池(スキューバダイビングのメッカ) 【観光】 青い海と青い空そして白い砂 佐和田の浜(環礁に包まれた浜で2kmにもおよぶ遠浅の砂浜に無数の岩が点在する石網で行う漁の背景に夕日は絶景) 牧山展望台(宮古群島が一望) 通り池・自然が創造した神秘と珊瑚礁群 牧山公園の朝の音風景(いろいろな鳥のさえずりが聞こえる) 港の朝音風景(出漁していく船の音) 文化祭(実施日11月2〜3日) ミャークヅツ(未明から「ムトウ」と呼ばれる集会場で酒を酌み交わし踊る。実施日旧暦8月9月の甲午の日から3日間) サニツ(浜に下り潮で体を清める。潮干狩りが中心。実施日旧暦3月3日) ハーリー(海の行事。実施日旧暦5月4日) 豊年祭(豊年を祈願して歌い踊る。実施日旧暦9月戊申の日) サバ沖井戸 下地島の通り池(直径50mのほどの浸食によりできた池が2つあり海底でつながっている) 国仲御獄の植物群落(原生のままの植物群) 渡口の浜(沖縄百景) 【名産】かつお節 カツオの佃煮 カツオの南蛮漬け 泡盛 ----------------- 【方言】 すでぃがふう(ありがとう) だいずんね(大変だね) んちんじな(そう言わないで) うどるきーどぃ(驚いてしまった) |