【トピック】2004/3/1下県郡厳原町、美津島町、豊玉町と上県郡峰町、上県町、上対馬町が合併し「対馬市」誕生 ------------ 旧厳原町のデータ -------------- 【いわれ】古くは与良、国府、府内と呼んだが、明治2年6月府内の中心地の地名「伊豆波留」より現在の厳原という町名が誕生する。 【シンボル】花(フジ)、木(キリ)、鳥(ホトトギス) 【日本一】瀬川あゆ戻し地区の花崗岩一枚岩の景観 内山地区の水のうまさ 石垣の多さ 飲食店(スナックなど)数の対人口比率の高さ 人口に対する寺院の多さ 【観光】 龍良原始林(国指定天然記念物)と清流瀬川(あゆ戻し地区)を生かした自然公園 藩校日新館 川端八橋 心字池公園 瀬川あゆ戻し地区の花崗岩一枚岩の景観 内山地区の水のうまさ 石垣の多さ(石垣塀に囲まれた住居風景) 人口に対する寺院の多さ 豆酘崎灯台の落日 全国3大墓地万松院のこけむした百雁木 厳原港のシンボル巨岩「立亀岩」 龍良原始林内の落葉の音風景(200〜300年の落葉を踏みしめる音風景) 金石城大手門であったやぐら門(大手門でありながら天守閣風の建築) アリラン祭(朝鮮通信使行列。実施日8月第1土日曜日) サンゾーロー(実施日旧暦1月3日) 赤米頭受神事(実施日旧暦1月10日) 多久頭魂神社の梵鐘(国指定重要文化財) 多久頭魂神社の金鼓(国指定重要文化財) 主藤家住宅(国指定重要文化財) 津島藩主宗家墓地(国指定史跡) 旧清玄寺の梵鐘(国指定史跡) 矢立山古墳(国指定史跡) 清水山城跡 椎根の石屋根倉庫(椎根地区にわずか数戸を残すのみとなった石屋根。対島で産出する板状の石で屋根をふいた高床式建物で倉庫として利用) 雨森洲の墓 万松院の大杉 厳原郷土資料館 対島歴史民俗資料館 【名産】かすまき しまおこし そばみそ 対馬どんこ 水いか一夜干し 対州ヒノキを素材にした木工品(すのこ、まな板など) 大昔より書家に愛された若田すずり ------------ 旧美津島町のデータ -------------- 【いわれ】町の代表的自然景観であるリアス式海岸の美しい港を「津」と呼び、美しい津の島の町、すなわち「美津島町」になったものである。一般公募により昭和30年(1955)3月に制定 【シンボル】花(ツツジ)、木(ツバキ)、鳥(メジロ) 【日本一】自然海岸の延長が332.6km 【観光】 浅茅湾海浜公園(リアス式海岸の景観のほか大小多数の島々と、魚釣りも楽しめる) 万関橋(明治33年に開通した水道の上に架かる朱色のアーチが青空に映え、橋下の渦潮も必見) 上見坂(展望台から望む大パノラマは息を飲む) 大山嶽(浅茅山、浅茅湾の景観が眼下に広がる) 城山(浅茅湾が一望できる) 対島グリーンパーク 水産物土曜市 白嶽(対島の霊峰、シンボル的存在の山) 漁り火風景(夜、水平線に輝くイカ釣り漁船の放つ無数の光の群れ) 金田城(667年に築かれた古代朝鮮式山城の跡) 屋外ステージ(屋根が特産のヒオウギガイの形をしている) 対島空港(全国でも珍しい山頂空港) ふるさと創造フェスティバル(産業祭り、文化祭、健康祭りなど。実施日11月第3土日曜日) 漁り火祭り(びっくり市や落語会、カラオケ大会、大花火大会など。実施日7月第4土日曜日) 大山の弓射り(五穀豊穣を願い、子どもが射る。実施日旧暦1月25日) 百手祭(弓射り儀式、吉凶や農作物の出来具合を占う。小船越地区。実施日旧暦2月9日) 観音様祭(黒瀬。安産を願う女性だけの祭り。実施日旧暦2月17日) 朝鮮国告身(国指定重要文化財) 銅造如来坐像(国指定重要文化財) 対島美津島の盆踊り(国指定重要無形民俗文化財) 万葉の歌碑(8基) ナイラ海水浴場の海開き(7月下旬) 国民宿舎庭・ダム周辺の桜満開(ゲンカイツツジも咲き乱れる。3月下旬) 梅林寺(日本最古の寺) 鋸割岩 州藻白嶽(すもしろたけ)原始林(標高519mの白嶽の周辺に広がる大陸系と本土系の混生林。国指定天然記念物) ツシマヤマネコ(島内で100頭余りに減り絶滅の危機にある大陸系のヤマネコ。国指定天然記念物) ツシマテン(夏は黒茶色、冬は頭部が灰白色、他の部分は黄褐色になる。ワタボウシカブリともいう。国指定天然記念物) ツシマジカ生息地(九州ジカより少し大きく全島に生息) 【名産】シイタケ(特に天白どんこ) 真珠 ツシマヒオウギ(浅茅湾内で養殖されているホタテに似た貝) イカをはじめとする水産物(特に松白スルメは美味) かすまき(対馬の代表的な和菓子) 【方言】 あんねーし(あのねぇ) おおぶる(やりきれない) ぎしゅむ(力む) こっぽうもん(頑固者) ちゅうべい(おべっか) ------------ 旧豊玉町のデータ -------------- 【いわれ】町内にある和多都美神社は豊玉姫をまつっている。これが町名の由来。 【シンボル】花(玄海ツツジ)、木(クヌギ)、鳥(コウライキジ) 【日本一】唐州の大ソテツ(樹齢800年、樹高5m) 【観光】 網島の夕日(壱岐、対馬国定公園にあり朝鮮海峡に望む夕日は絶景) 烏帽子岳からの展望(リアス式海岸の複雑な入江である浅茅港) 和多都美神社(浅茅湾の一角にあり海中に立つ鳥居は干満により様相を変える) 唐州のソテツ(樹齢800年樹高5m) 長崎鼻(海上に突き出しており、鬼の洗濯岩が170m続く) 蒙古太鼓(文部省指定【伝統芸能】) 神話の里(歴史的に由緒ある和多都美神社周辺の公園) 多目的運動公園(対島の中央にある施設としてスポーツの里) 総合文化センター(文化会館、公会堂、郷土館、公園など) 公会堂(544席の固定席を持ち音響施設と照明施設を完備した白いドーム型) 夏祭り(いいじゃねぇー豊玉祭り。実施日8月中旬) 産業祭(生き生き豊玉祭り。実施日11月中旬) 和多都美大祭(実施日旧暦8月1日) 豊玉の猪垣 観光寺の観世音菩薩坐像 豊玉町郷土館 千尋藻の漣の化石 六御前神社のイチョウ 和多都美神社の社叢 綱島の原始林 【名産】わたつみめん(サツマイモのでんぷんを原料とした当町だけの製品) スルメの一夜干し ミズイカの一夜干し 松白スルメ フキの佃煮 たたきするめ どんこシイタケ 塩うに 海藻 カジメの佃煮 つばき油 【伝統芸能】蒙古太鼓(文部省指定) 【方言】 ほおべえ(同級生) おしゃ(お前) うな(お前) 〜せんか(〜して下さい) ------------ 旧峰町のデータ -------------- 【いわれ】平安時代は三根郷、中世には三根郷、近世は再び三根郷となり明治後期以降は10村が合併して三根村となり、大正以降は、峰町と変遷する。 【シンボル】花(ツバキ)、木(ヒノキ)、鳥(ヤイロチョウ=八色鳥) 【観光】 海神神社(八幡宮創始の地として知られる) 木坂御前浜公園地(野営地、しか放牧場、展望所を備えた総合的なファミリー施設) 青梅の里(5月頃には黄金色の麦の段々畑が見られる) 小姓島の朝日 朝鮮半島(秋の天候の良い日には木坂展望所から見える) ヤイロチョウの声音風景 漁船のエンジンの音風景 野生のツシマジカの鳴き声音風景 コウライキジの鳴き声音風景 ツシマジカの放牧場(野生のシカを目前で見ることが出来る) 野鳥の森(30種類以上の野鳥を観察できる) 峰町歴史民俗資料館(日本の文化の原点) ふるさと祭り(実施日8月第4日曜日) 海神神社大祭(実施日旧暦8月5日) ホケンギョウ(どんと焼き。実施日1月7日) ヤクマ(木坂御前浜で石塔を積み上げ五穀豊穣を祈る。実施日旧暦6月初午の日) 木坂海神神社御神幸(大祭。旧八幡宮であり、対馬島主の保護信仰もあつく対馬国第1の宮であった。実施日旧暦8月5日) 月遅れの盆(実施日8月13日から16日) イノコ(子ども達が各家々を回り今年の五穀豊穣を祝い、庭で地つきを行う。実施日11月初亥の日) 銅造如来立像(海神神社。国指定重要文化財) 円通寺梵鐘 円通寺銅造薬師如来坐像 普光寺の銅造如来形坐像 円通寺宗家墓地 恵比須山遺跡 佐賀貝塚 木坂遺跡 海神神社の社叢 木坂地区の町並み風景 峰町宝物館 【名産】対馬シイタケ(特にどんこ) かすまき 対州そば 【方言】 おおばんげーな(大げさな) がんたをおとす(がっかりする) はらかす(怒る) ぼんのくそ(後頭部) こうこも(サツマイモ) ------------ 旧上県町のデータ -------------- 【いわれ】古代の郡名であるともに、上県郡の中心という意味から 【シンボル】花(ツバキ)、木(杉)、鳥(なし) 【日本一】ツシマヤマネコの生息地 【観光】 朝鮮海峡と韓国の展望(千俵蒔山、棹崎自然公園) 総合運動公園 鳥の宝庫(町が山林に包まれており、朝などメジロ、ウグイスの声が聞こえるバードウォッチングが魅力) 海岸から見る異国に沈む夕日 棹崎自然公園(つばき等自然林に覆われ眼下に朝鮮海峡、韓国が一望) 舟ぐろう(長崎ペーロン競争に似ている。ろをこぐ) セーンカミ(山の神の祭り。火を焚いて子ども達が行う悪魔払いの行事で住民の幸せと村の繁栄を祈る。実施日1月2日) ホケンキョウ(地域の中で行われ正月の残りもの等を焼き1年間の安全を願う) ゼーモク舟 大将軍山古墳 百姓一揆の碑 かんしょ翁原田三郎右衛門碑 霧島(樹齢約400年高さ2m以上あった巨木は枯れ若木に花を咲かせる) 日吉の大杉(俗に「天狗杉」といい高さ38m幹周り6.5m) 御獄鳥類繁殖地(国指定天然記念物) 志多留地区の石垣の囲い風景(一部) ヤシロチョウ渡来地及び繁殖地(朝鮮系植物の混合林として重要、野鳥の種類も多い) ツシマウラボシシジミ繁殖地(昭和29年佐須奈で発見された日本では珍しいチョウ) 【名産】かすまき(和菓子) 干しシイタケ(木下シイタケ) 海産物(ワカメ、ヒジキなど) ------------ 旧上対馬町のデータ -------------- 【いわれ】昭和30年1月1日、琴村と豊崎町が合併したとき、対馬島でいちばん上の町ということで 【シンボル】花(なし)、木(ヒトツバタゴ)、鳥(なし) 【日本一】オメガ塔(高さ455m、運輸省の海上航路管制のための電波塔) 隣国(韓国)との距離(53km) 【観光】 町内のほとんどが壱岐・対馬国定公園 ヒトツバタゴ(大陸系植物で5月初旬になると周囲の山々を白く染める) あわび種苗生産施設 オメガ塔(高さ455m海上航路官制のための電波塔) 鰐浦からの韓国展望(対馬島の東北端に位置するために海上はるかに韓国の連山が望める) ひとつばたご祭り(実施日5月上旬) おっどん祭り(実施日8月中旬) 塔の首遺跡(国指定史跡) 西福寺の元版大般若経 長松寺の高麗版大般若経 日本海海戦記念碑 ロシア兵上陸記念碑 上対馬中央公民館 ツシマヤマネコ(国内に生息する2種のヤマネコのうちの1種で対馬のみに生息する大陸系のヤマネコ。国指定天然記念物) ツシマテン(国指定天然記念物) 対馬琴のイチョウ(幹の回りは13m樹高約40m全国有数の巨樹) 網代の漣痕 【名産】水産加工物(ナガヒジキなど) シイタケ 【方言】 あらかましい(荒っぽい) こっぽーもん(聞き分けのない一徹者) たかおき(夜遅くまで起きていること) さえん(面白くない) いっちゃける(容器の中身をこぼす) |