熊本県 【トピック】2005/08/01 八代市と八代郡坂本村、千丁町、鏡町、東陽村、泉村が合併 --------------- 旧八代市のデータ --------------- 【いわれ】海から神迎えの信仰が盛んな地で、みこが火をたき常世の国から神様を迎える儀式が真夜中に行われていた。この神々が往還するところに社があり、この「やしろ」から八代となった。 【シンボル】花(ヤツシロソウ)、木(バンペイユ)、鳥(カワセミ) 【日本一】イグサ(全国栽培面積の26.5%を占める) バンペイユ(ザボンの品種改良種) かっぱ(かっぱ渡来の地) 【観光】日奈久温泉(八代海に臨む温泉地で、細川藩の藩営温泉として栄え、今も往時の面影を漂わせている) 松濱軒(八代城代松井家のお茶屋として建てられ、現在は松井文庫資料館などがある。5月にはカキツバタ、6月には肥後ショウブで満開となる) 八代城跡(白鷺城と呼ばれ、現在は公園) 【名産】バンペイユ 高田焼き(象眼を施した上品で端正な青磁系陶器、八代焼) 日奈久ちくわ(新鮮な魚を原料に作られ、土産、酒の肴に最適) 日奈久竹細工 いぐさ製品(日本の風土に適したくまもと畳表の素材として、全国の27%を生産する) トマト、メロン(肥沃な八代平野で育つ新鮮な野菜) 【方言】 ひったまげる(びっくりする) うんぶくれち(おぼれて) むごう(非常に) むぞらしか(かわいい) がらっぱ(かっぱ) 日奈久温泉(ひなぐ) 【泉質】単純泉 【泉温】45〜50度 【効能】リウマチ・神経痛・外傷--------------- 旧八代郡坂本村のデータ --------------- 熊本県八代郡 【いわれ】3村合併時、地域の社会的、経済的に中心的な役割を果たしていた十條製紙(株)があった地域名が坂本。地理的にも新村の中心部に立地し、人口の集中も多かったことと、公募により多数意見として採用。 【シンボル】花(梅)、木(杉)、鳥(メジロ) 【観光】 走川滝(水しぶきの音風景) 荒瀬ダムとダム湖 八竜山展望所 九電大平発電所(山中地下深くに11階ビルに相当する大きな発電所があり見学も出来る) ふるさと祭り(実施日11月第2土日曜日) 地蔵堂大祭(午前中から夜中までいろいろな催しが行われる。実施日4月24日) 今泉製鉄遺跡(県指定史跡) 朝もやの村風景(12月から2月) 【名産】坂本茶 球磨川鮎 いのしし肉 手作り味噌(ほほえみ味噌) メロン ジネンジョ い草--------------- 旧八代郡千丁町のデータ --------------- 熊本県八代郡 【いわれ】明治22年に4村が合併し、面積が約千町歩(1000ha)余りあることから 【シンボル】花(菊)、木(モクセイ)、鳥(ツバメ) 【観光】 い草泥染め風景 畳表織機の音風景(日本の住まいの伝統文化である畳表を織る音) 5月の田園風景(い草) 千丁町産業文化祭(実施日10月第3日曜日) 岩崎神社春季大祭(実施日4月15日) 十王坂碑 覚賀墓碑 上土城跡 御田植え(11月17日、郷社、宮地の妙見社に参詣してその年の五穀豊穣を祈り御幣を受けて帰る風習) 川祭り(田植え後青年が川の神をまつり会食する行事) 【名産】い草民芸品 花ござ 【方言】 なしか(何故か) くるる(与える) ひやった(入った) たまがった(びっくりした) つっこけた(転んだ)--------------- 旧八代郡鏡町のデータ --------------- 熊本県八代郡 【いわれ】鏡ヶ池にちなむ。この池は水が澄んで鏡のようであることによる説と、柄つき円形鏡型に似ていることによるとする説のほか、「カガ」は芝原、「ミ」は泉を意味するという説もある。 【日本一】たたみおもて 【観光】 くいたたきの音風景(い草の刈り取り前の4〜5月にかけ、倒れ防止のため網張り作業を行うがその支柱の為のくいを田に打ち込む時の音風景) 初夏に見られるい草の田が彩る緑のじゅうたん風景 印にゃく神社(春季大祭で行われるふな取り神事。実施日4月8日) 有佐貝塚 鏡ヶ池 十四日のもぐら打ち風景 【名産】かがみ焼き メロン トマト 畳表 【方言】 すーすーすー(涼しい風が肌に触れ,スーッとすること) とっとっと(この席空いていますかという問いに,いえ取っている)--------------- 旧八代郡東陽村のデータ --------------- 熊本県八代郡 【いわれ】太陽は東から恵みの光を載せて万象を照らし、一切の繁栄と幸福をもたらし、永遠に輝き尽きることがない。村も太陽のように永久に栄えるため、東陽村と 【シンボル】花(永安寺ザクラ)、木(ヒノキ)、鳥(メジロ) 【日本一】石工集団(種山石工)の発祥の地(東京の旧二重橋、矢部の通潤橋など、数え切れないほど多くの有名な眼鏡橋を架けた) 【観光】 眼鏡橋(大小22の石橋が点在、その多くが江戸末期から明治初期に架けられ、すでに1世紀以上の風雪に耐え、今なお生活に深く結びついて利用されている) しょうが祭り(この祭りを通して主産地としての農家の意思高揚を促し知識や技術の交換の場としてしょうが作りの向上を図る。実施日10月第4日曜日) 登尾神社祭り(五穀豊穣祭り。実施日10月17日) 阿蘇神社祭り(五穀豊穣祭り。実施日10月18日) 若宮神社祭り(五穀豊穣祭り。実施日10月19日) 菅原神社祭り(五穀豊穣祭り。実施日11月23日) 坂より上棒踊り 箱石雨乞い踊り 白髪岳天然橋 【名産】ジンジャーバレー(しょうがドリンク) ソフトキャンディー 味噌漬けしょうが ミカン エノキダケ 茶--------------- 旧八代郡泉村のデータ --------------- 熊本県八代郡 【いわれ】泉のように尽きることなく永遠に繁栄する村という意味であり、村民から募集した700余件の中から選定 【シンボル】花(シャクナゲ)、木(釈迦院杉)、鳥(ウグイス) 【日本一】梅の木轟公園つり橋はプレストレスト橋としては日本一の長さ 平家落人伝説の地としてのイメージ 【観光】 五家荘の紅葉(九州中央山地) せんだん轟の滝(高さ70mの大滝) 樅の木のつり橋(長さ72m、高さ35mのつり橋) 釈迦院(西の高野山とも云われる天台宗の寺院) 梅の木轟公園(長さ116mのつり橋と3段式の滝がある) 五家荘平家の里(平家にまつわる資料、建築物) 九州せきりょうの原生林及び湿原 緒方家屋敷(平家一族の末裔が住んでいた屋敷) 五家荘紅葉狩り(五家荘一円の紅葉を見てもらい特産品の販売や郷土芸能を披露する。実施日10月20日から11月15日) 平家琵琶と秘境の舞(平家琵琶の大家や九州各地の郷土芸能を招へいしイベント開催。実施日10月上旬の日曜日) 泉村特産品祭り(実施日6月第1土日曜日) 五家荘ヤマメのつかみ取り大会(ヤマメを自然の川に放流しつかみ取りを行う。実施日7月最終日曜日) 釈迦院花祭り(釈迦の誕生を祝う祭り。実施日4月8日) 久連子古代踊り(平家落人が都をしのんで踊ったもの。国指定選択無形文化財。実施日8月15日、9月1日、11月3日) 葉木神楽 樅木岩戸神楽 【名産】銘茶(五家荘) 豆腐の味噌漬け(チーズ風味の保存食) 草木染め物 織物(自生する草木を原料とした染め物、織物) 彦一こま 清酒(平家の里) 手作りこんにゃく 【方言】 そばってん(そうは思うけど,しかし) やおいかん(うまく行かない) ひゆじ(怠け者) じんべん(都合良く) とごゆる(いたずらする) |