鹿児島県 【トピック】2010/03/23 姶良市(あいらし)が姶良郡加治木町(かじき)、姶良町(あいら)、蒲生町(かもう)の合併で誕生 ---- 旧姶良郡加治木町(かじき)のデータ --------- 【いわれ】その昔、海岸に流れ着いた柁(かじ)が発芽してオオクスノキになったことより「柁木」といわれ「加治木」と書くようになったと伝えられる。 【シンボル】花(ツツジ)、木(クスノキ)、鳥(なし) 【日本一】町中にある大きな滝へ下駄履きでも見に行けるという便のよさ くも合戦の規模(県外から参加) 【観光】 龍門滝(黒く輝く岩肌を見せながら滝つぼ目がけて落ちるしぶきは豪快。高さ46m幅43m。昔、唐人が「漢土の龍門の滝を見るが如し」と賞したことから名付けられた。日本の滝百選選定) 蔵王嶽(国旗が掲揚されている。標高164m) 加音ホール(加治木町文化会館。817席の大ホールと300席の可動式の小ホール) 椋鳩十文学記念館(児童文学者として名高い、故椋鳩十の書斎の復元とその他数多くの遺品。隣に「自由の館」も併設) ふれあい物産館(特産品の展示販売) 高岡公園から眺める市街地とその背後の錦江湾及び桜島 黒川岬から眺める錦江湾及び桜島 島津義弘公が始めた太鼓踊りの鐘・太鼓の音風景 さえずりの森(小鳥のさえずり、かじかの歌声が聞こえ四季を通じて家族で楽しめる) 宇曽ノ木渓谷に架かる「かじかのつり橋」付近のカジカの鳴き声音風景 加治木温泉センター(0995-63-2626) 龍門滝温泉(0995-62-2488) ふれあい温泉(0995-62-5005) 破魔投げ大会(役場グランド。ホッケーにも似た伝統的な遊び。実施日1月初旬) 初午祭(豊作などを祈願する神事で、木田の方々が御神馬に神旗や鈴をつけて鹿児島神宮に参上したのが始まり。実施日旧暦の正月18日に近い日曜日) 全国でも珍しい「初牛祭り」の御神馬の飾り鈴とポンパチ(太鼓の一種) ひなじょ祭り(西別府地区など。実施日4月上旬) 潮干狩り(須崎海岸。実施日3月下旬から9月) 滝祭り(実施日5月中旬) お田植え祭り(実施日6月中旬) くも合戦(400余年前、島津義弘公が文禄、慶長の役の陣中、兵士の士気を高めるために黄金グモを集めて戦わせたのが始まり。勝敗は相手の背尻に白い糸をかけた方、噛みついた方、棒から振り落とした方が勝ち。実施日6月第3日曜日。国指定無形民俗文化財) 海に親しむキス釣り大会(錦江湾。実施日7月下旬) 夏祭り(加治木港。踊りと錦江湾に映える花火大会。夏の風物詩。実施日8月第1土日曜日) 太鼓踊り・吉左右踊り(400余年前、江戸で流行ったコレラを鎮める事が出来なかった頃、駿河の弥仏踊りが市中を練り歩いたところ疫病がみるみる下火になった。この功徳の偉大さに驚いた薩摩藩主・島津義弘公は家来に踊りを習得させ、工夫を凝らしたのが由来。実施日8月16日) わくわく健康秋祭り(町営グラウンド。実施日11月上旬) 龍門司焼まつり(龍門司焼窯元。実施日12月第2土日曜日) ほかほか師走市(かもだ通り周辺。実施日12月第2土日曜日) 海音寺潮五郎歌碑 与謝野鉄幹・晶子夫妻歌碑 高岡公園の桜開花(広大な敷地で、展望台からは桜島、錦江湾、加治木町の市街地や田園風景、遠くに開聞岳の遠望と町民憩いの場) 網掛川(水辺の風物詩) 加治木町郷土館(古文書、伝統工芸) 【名産】 加治木まんじゅう キャロット(にんじん)製品(ジャム、ピクルス、ゼリー、ドレッシングなど) 龍門司焼(陶器) 西郷せんべい(鹿児島のせんべいとしてはもっとも古い) 焼酎(龍門滝、女郎蜘蛛、かごしま、さつま司) 錦海海苔(アオサ) きびなご鮨(バッテラ風) 玉緑茶「加治木の里」 お菓子(郷土芸能にちなんだお菓子) さつまあげ(楊づくし)---- 旧姶良郡姶良町(あいら)のデータ --------- 鹿児島県姶良郡 【いわれ】1300年ほど前は、むしろ織りで生計を立てていた。このむしろ織りの仕事を監督する役人を「帖佐織」といった。この職名が由来とされる。 姶良は女の顔が美しく手元が器用との意。 【シンボル】花(サザンカ)、木(ヤマザクラ)、鳥(なし) 【日本一】モウソウチク(竹の長さが25mを超えるものもある) 竹製物差しの生産量 【観光】 あいら温泉(【泉質】単純泉【泉温】83度【効能】神経痛・胃腸病・病後回復) サンピアあいら温泉(【泉質】塩化物泉【泉温】43度【効能】リウマチ・神経痛・筋肉痛) 桜公園から見る眼下の町並みと錦江湾を隔てた桜島 夏祭り(総踊り、花火大会など夏最大の行事。実施日7月) あいら市(役場周辺で行う歳末の市。実施日12月) 黒島神社の春祭り(田つくりの神事とかぎ引きの行事が行われる。実施日2月) 鬼火たき(町内各地で子供会の行事として行われるもので厄払いや健康を祈願。実施日1月) もぐら打ち(町内各地で子供会の行事として行われる。五穀豊穣を祈願。実施日2月) 帖佐新正八幡の浜下り(約700年の歴史があり神輿を海岸近くの御門神社まで運んで往復する。実施日11月下旬) 平松城跡 天福寺跡磨崖仏 金山踊り 太鼓踊り 寺師の臥龍梅が咲き誇る風景(80本。2月中旬) 県民の森 松原地区の石造りの家並み(海岸地帯であるため生活の知恵として造られたもの) 中央公民館 歴史民俗資料館(常設展示室や収蔵庫) 【名産】帖佐人形(日本の土人形として代表的なもの) しらすオパールガラス(シラスを主原料にした装飾品) 早掘りたけのこ(土中にあるものを掘って市場へ、高級品) かっちゅう、人形(テレビの時代劇でも使用される) 海洋カヤック(町内の企業がフランス人に開発、製造させた) -------------- 【方言】 げんね(恥ずかしい) きばれ(頑張れ) こそばい(くすぐったい) おぜ(大変な、すごい) こめ(小さい) ふって(大きい) ---------------- あいら温泉 【泉質】単純泉 【泉温】83度 【効能】神経痛・胃腸病・病後回復 ---------------- サンピアあいら温泉 【泉質】塩化物泉 【泉温】43度 【効能】リウマチ・神経痛・筋肉痛---- 旧姶良郡蒲生町(かもう)のデータ --------- 鹿児島県姶良郡 【いわれ】昔は低湿地で蒲(ガマ)が生え、人家はなかったが、江戸時代になってこの低湿地に土を入れ、麓の屋敷割りをした。ガマが生えていた故に、蒲生といったと伝えられている。 西暦800年代の「日本後記」に「大隅国蒲生駅」とあるのが文献上の初出。 【シンボル】花(サルスベリ、イワツツジ)、木(蒲生メアサスギ、クス)、鳥(なし) 【日本一】蒲生の大クス 日本一早い早掘りたけのこ 【観光】 城山公園 住吉池公園(キャンプ村) 日本一蒲生の大クス(八幡神社) 武家屋敷群(八幡地区、中原通り、西馬場。屋根付きの門構え、自然石の石垣を巡らした武家屋敷のたたずまいは往時のままである) 八幡神社(日本一の蒲生の大クスが境内にある) 太鼓踊り(島津義弘公が文禄慶長の役戦勝記念として山田郷の池田氏に踊らせたといわれ、それが蒲生にも伝わり今も川東、北、下久徳の3地区に伝承され例年8月21日に蒲生八幡神社に奉納される。3地区の音色が若干違う) 内水面河川広場 城山ウォッチング大会(ウォークラリーが主体。実施日4月29日) 蒲生市(年2回。実施日2月23日から24日と12月23日から24日) 農林業祭(実施日11月下旬) 漆の庚申塔 竜ヶ城磨崖一千梵字仏蹟 蒲生どん墓 御狩屋門 漆の田の神 下久徳の田の神 【名産】蒲生手すき和紙(藩制時代より伝承されてきた昔ながらの手すきの和紙、かつては島津藩の御用紙) 農産加工品(あゆみそ、大楠みそ、大楠漬けほか) ミョウガ 早掘りたけのこ |