和歌山県東牟婁郡 【いわれ】昭和30年に合併した際、勝浦と那智の2町の名前を採り入れて町名とした 【シンボル】花(ツツジ)、木(カシ)、鳥(なし) 【日本一】那智の滝(落差133m) 【観光】 勝浦・湯川温泉(泉源174カ所) 那智の滝(高さ133m、銚子口の幅13m、滝つぼの深さ10mで那智48滝の内の「一の滝」と呼ばれる。国指定名勝) 熊野那智大社(本宮の熊野本宮大社、新宮の熊野速玉大社とともに熊野3山の1つ。全国四数千百に伝わる熊野神社の御本社) 熊野那智大社の参道(表参道に続く473段の石段。国指定文化財多数) 那智山青岸渡寺(西国33カ所観音第一札所。仁徳天皇の頃にインドから流れ着いた裸形上人が那智の滝で修業中に黄金の観音像をすくい上げ、安置したのが始まりとされ、本堂,三重塔がある。国指定重要文化財が多数) 紀の松島(黒潮の荒波によって造り出された奇島奇岩の島々で約130の奇岩と約180の洞窟を定期観光船でめぐることが出来る) 熊野古道大門坂(熊野那智大社の旧参道で老杉がうっそうと影を落とす全長3kmの石畳の道) 那智山見晴台(妙法山の中腹にあるこの見晴らし台から那智湾、勝浦湾、太地湾、潮の岬が一望) 那智の滝とその周辺の原始林(那智山にあり面積32ha温暖多雨に恵まれ珍しい植物も。国指定天然記念物) 那智のクスノキ(那智大社境内にあり平重盛手植えとされる) 体育文化会館 ひな人形(全国から集められたひな人形13300体を展示。那智の滝の落差133mにちなむ。展示会場は高さ5m幅30mにひな壇が設けられたもの) 那智の火祭り(12体の扇みこしを12本の大松明が迎える日本三大火祭りの1つで熊野那智大社の神事。実施日7月14日) 勝浦ビルフィッシュトーナメント(天然の良港を有している勝浦港に国際ルールにのっとって行われるかじき釣り大会。実施日7月下旬) めはり祭り(めはり音頭に合わせて気軽に踊れる町民総踊り大会で勝浦温泉花火大会も勝浦港の夜空に打ち上げられる。実施日8月1日) 砂祭り(那智海水浴場で行う砂の造形コンテスト。実施日8月中旬) あげいん熊野もうで(上皇の熊野もうでを平安朝の時代衣装に身を包みアリの熊野もうでを再現。実施日10月下旬) 二河火祭り(二河地区の祭りで広場でたいまつに火を付けられ生い茂る山の木々にたいまつを投げ掛ける行事。実施日8月23日) 勝浦八幡神社大祭(勝浦地区の祭りで海中みこしごと飛び込む海の男達の勇壮な祭り。実施日9月15日) 高芝の獅子舞(県無形文化財指定で勇壮と曲雅を兼ね備えた古くから伝わる獅子舞。実施日9月15日) もみじ祭り(花山法皇が深山の美しいモミジを詠んだ歌を小枝に結んで流したという故事に由来する祭り。実施日11月14日) 下里古墳(国指定史跡) 那智の田楽(国指定重要無形文化財) さんまの詩碑 ゆかし潟歌碑 高浜虚子句碑 那智山旧参道の杉並木(歴史の道の熊野古道の一部を散策できる) 【名産】サメのミリン干し 那智黒岩すずり 熊野十二支 がん具勝浦大漁舟 那智の火祭り人形 がん具くまの古式鯨船 さんまずし(塩でこらしたあと酢に漬けたサンマを開いて姿ずしにしたもの) めはりすし(塩漬けの高菜で包んだ握り飯) 色川茶(古くから熊野三山信仰者にも愛飲されたお茶) |