日野町(ひの)検索

滋賀県蒲生郡
【いわれ】遺迩野(ひもの)の「も」が略された略音説、朝日野の「朝」が落脱した略字説、火野から日野に転化したほう火台設置に伴う火野説の3説に分かれているが、900年ほど昔に日野牧と呼ばれていたことは確実である。
【シンボル】花(シャクナゲ)、木(ヒノキ) 鳥(なし)
【日本一】ホンシャクナゲが低地に群生しているのは本町のみ
     歩いて歩いて関東へ(中山道を東京日本橋まで歩いた12年間の事業、町民参加行事)
     農家の機械普及率
     町制のままで最も長い
【観光】
    ホンシャクナゲの群落地(鎌掛谷の標高350m前後に約20000本の天然記念物のシャクナゲ見学が4月下旬から5月上旬出来る)
    正法寺(フジの寺。樹齢300年以上でふじ観光として5月上旬から中旬に観光客でにぎわう)
    近江日野商人館(日野商人を中心に日野の歴史を語る館。行商品や道中具、家訓、日野鉄砲など展示)
    歴史ある町並み(日野商人が残した町並み、旧家は20数室に及ぶ部屋がある)
    日野町文化財資料室(町内出土の遺物、土器などの展示)
    武家屋敷渡辺家
    正野玄三家
    鎌掛宿(京都御所の皇族が派遣した伊勢、多賀参拝の代理人で賑わった)
    日野城下町(ふんどし町と言われた長い布をかたどったような町並みが武家屋敷と町屋敷に分けられている)
    日野商人屋敷(日野商人たちの蔵や本家が今も建ち並び豪壮な旧家が見られる)
    日野川ダム(釣り) 
    綿向山登山(日の出が最高)
    日野祭り(800年の伝統で芝田楽と神子を先導に神輿3基を中心に10数基の曳山とその囃子で祭礼を飾る豪華絵巻が日没まで続く。実施日5月3日)
    芋競べ祭り(国指定重要無形民俗文化財で天下の奇祭。大きなサトイモの茎の長さを競う奇観は不思議な世界を感じる。実施日9月1日)
    多数の寺社、仏閣(寺92、神社88) 
    日野の祭り囃子
    カリヨンベルの音色(高さ8mのステンレス製。本物オランダ製の銅鐘14個から30曲の音色)
    しゃくなげ滝の水の音
    歌うチャイム(1日3回「あの子はたはれ」等のメロディーが流れる)
    火ふり曳山夜祭り(昔から奇祭・火振り祭りと日野祭りにしか見られない豪華な曳山をドッキングさせた夜祭り。祖霊神を迎える迎え火と先祖の魂を黄泉の国へ送る送り火の行列から松を目がけてたいまつが投げられる。実施日8月14〜15日)
    しゃくなげMTBフェスティバル(実施日7月下旬)
    蒲生氏郷公銅像
    氏郷祭り(蒲生氏郷を中心に少年少女を含めた豪華な武者行列が行われる)
    南山王祭り(十数本のこいのぼりが奉納され、神社前の広場に建てられるので大変美しい春らしい祭り気分が味わえる。実施日4月4日)
    国指定重要文化財が多数
    細川雄太郎歌碑(あの子はたはれ)
    松尾芭蕉句碑
    熊野のヒダリマキガヤ(国指定天然記念物。このカヤの木の種子は普通より大きく外面に左巻きの線状が生まれる)
    綿向山ろくの接触変質地帯(国指定天然記念物。数億年前の秩父古生代の石灰岩が噴出した地熱の作用により変質岩となった地域)
    鎌掛の屏風岩(国指定天然記念物。屏風状の大岩で長さ約30m高さ9m厚さ5.5m余りで上部は粘版岩、下部は古生層のけい岩という珍しい)
    別所の高師小僧(国指定天然記念物。地中の植物や小枝の回りに土中の鉄分が水酸化鉄として沈殿し、管状の褐鉄鉱が出来る。これを高師小僧という)
    木津のこわ飯祭りの言い伝え(木津の氏神、雨引神社のお守りで検地を逃れたのを喜び祭りの日(12月18日)にこわ飯(赤飯)を食べるならわし)
    大字中之郷にあるといし地蔵さん(昔、刀工高木四郎貞宗がといし代わりに使ったと伝えられる地蔵さん)
    長寸神社の前にあるみこし塚伝説(けんかのもとになったと言われるみこしを埋めたという塚にまつわる話)
    竜王山の八大竜王様(雨の神様・竜王の化身という女性が宿を求めた伝説があり、雨乞い歌や雨乞い踊りが伝えられている)
【名産】日野菜漬け
    いがまんじゅう
    でっちようかん
    北山茶
    たけのこ
    牛乳
    石楠花米
    氏郷、日野商人(地酒)
    近江牛
    あられ、
    近江日野羽二重もち米
    薬