奈良県 【いわれ】桜井の地名は、大字谷にある「桜の井」と呼ばれる井戸に始まる。日本書紀によれば履中天皇は皇后とともに船を磐余市磯池に浮かべて遊宴せられたとき、杯に時ならぬ桜の花びらが舞い落ちたのを不思議なことと思われ、花の咲いている所在を尋ねられたところ、腋上室山に咲いた桜であることがわかり、珍しいことと喜ばれた天皇は宮殿の名を磐余稚桜宮(いわれわかざくらのみや)と名付けられ、桜樹を腋上室山から清水のわき出る泉のほとりに植えられた。これが桜井の起こり。 【シンボル】花(ヤマザクラ)、木(杉)、鳥(なし) 【日本一】大鳥居(大神神社) 記紀万葉の歌碑(56基、山の辺の道。万葉ふるさととして古代のロマンを感じさせてくれる) 長谷寺舞台造りの高さ 長谷寺回廊の周りの約7000本のボタン 国宝級文化財の数 【観光】 ぼたん寺(長谷寺回廊の周りの約7000本のボタン) 山の辺の道(記紀万葉の歌碑56基、金屋から大神神社、玄賓庵、檜原神社、穴師を通る道) 山の辺の道高台より一望する大和盆地全景 大神神社のジャンボ鳥居(日本一) 談山神社(大化の改心の功労者、藤原鎌足が祭神)の紅葉 おんぱら祭(おんぱらはん。カヤの輪くぐりや民謡、日本舞踊奉納、花火大会など。実施日7月30日〜31日) ぼたん祭(長谷寺。ぼたん献花祭、野点茶会など。実施日4月下旬から5月上旬) 綱かけ祭り(江包から男綱が大西から女綱が担ぎ出され素戔鳴神社で結ばれる。実施日2月11日) だだ押し(長谷寺。ホラ貝や太鼓が打たれる中を「だだ押し」の鬼が大たいまつを担いで走る回る。実施日2月14日) 春の大神祭(大神神社。鎧、かぶとを着用した人や公家の服装をした人々が馬に乗り三輪の町を練り歩く。実施日4月9日) 土舞台顕彰(篝能。聖徳太子がわが国で初めて国立の演劇場を造り、伎楽舞を習わしめた土舞台を顕彰、記念するもので実施日は10月末土曜日) けまり祭(談山神社。古式ゆかしい蹴鞠が紅葉の下で行われる。実施日11月第2日曜日) 長谷寺温泉(【泉質】単純泉【泉温】30度【効能】リウマチ、疲労回復、神経痛) 静かな田園地帯を朝倉から初瀬、長谷寺へと続く道風景 長谷寺舞台より一望する門前町 埋蔵文化センター(市内で発掘される埋蔵古墳を展示) まほろばセンター(新しい文化と暮らしの震源地の場) 木材振興センター(木と人との触れ合いの場) 万葉祭り(かがり火点火、桜井音楽に合わせて市民総踊り、子ども神輿など。実施日8月上旬) ウォーキングフェスティバル(健康作り。芝運動公園を発着点として市内一円がコース。実施日11月上旬) 聖林寺木心乾漆十一面観音立像(国宝) 粟原寺伏鉢(国宝) 多武峰談山神社塔婆(国指定重要文化財) 復原の旧萩原邸 安倍文殊院木造騎獅文殊菩薩及び脇侍像(国指定重要文化財) 竹林寺薬師如来立像(国指定重要文化財) 金屋石板浮彫伝勒如来像・伝釈迦如来像(国指定重要文化財) 万葉歌碑 芭蕉句碑 異人館風商店街 喜多美術館(ゴッホ、マチスなど) 与喜山暖地林(長谷寺所有の天神山で初瀬川を隔てて寺の東北に連なる約3100aの原始林。国指定天然記念物) 【名産】出雲人形 ガラス工芸 三輪そうめん 草もち もなか 地酒 木材産業(木箱、神具、集成材、家具) -------------------------------------------------------------------- こさえる(こしられる) あがる(魚が死ぬ) まーりする(用意する) あざとい(浅味、あさはかな) せったらう(背負う) -------------------------------------------------------------------- 長谷寺温泉(はせでら) 【泉質】単純泉 【泉温】30度 【効能】リウマチ 疲労回復 神経痛 -------------------------------------------------------------------- |