奈良県 【トピック】2006/01/01 宇陀郡大宇陀町(おおうだ)、菟田野町(うたの)、榛原町(はいばら)、室生村(むろう)が合併して誕生 ------------ 旧宇陀郡大宇陀町(おおうだ)のデータ ------------ 宇陀郡 【いわれ】「国のはじまりは大和、郡のはじまりは宇陀郡」といわれるように将来の発展を祝福する意味から郡名を採って大宇陀町とした 【観光】 森野旧薬園(今から250年前、幕府の薬園の補助機関となり現在も250種類の薬草が植栽。国指定史跡) シダレザクラ(地元の武将にちなんで「又兵衛桜」あるいは「瀧桜」と呼ばれ親しまれている枝垂れ桜で,樹齢300年,樹高約13mの桜の開花時期には県外からも多数の写真家が訪れる) ツツジ(大蔵寺の1000本のツツジ、ツツジの名勝として有名) かぎろひの丘万葉公園(柿本人麻呂の有名な歌碑が立ち、万葉公園のイメージにふさわしくするため芝生を敷き詰め万葉植物の植栽、かやぶきの休憩所、遊歩道を設置している) かぎろひの丘万葉公園からの眺望(前方に高見山、大台ヶ原、大峰山などの吉野の山々が一望できる) 薬草料理と万葉の里探訪(秋の気配が漂う阿騎野路の史跡などを巡る日帰りツアー。昼食は薬草料理。実施日10月中旬) かぎろひを見て万葉をしのぶ会(悠久のロマンかぎろひ現象に万葉の昔をしのぶ。実施日旧暦11月17日) 織田信長サミット(全国17市町村が加盟し加盟市町村の交流を行う。年1回の開催) おんだ祭り(平尾水分神社。古式を保つ御田植えの神事で五穀豊穣を祈る予祝の行事。実施日1月18日) 大蔵会式(大蔵寺中興の祖、弘法大師の命日に執行。実施日4月21日) おんだ祭り(野依白山神社。田植えの成功を前もって祝う神事で神役たちが田植えの様子をユーモラスに舞う。実施日5月5日) 菅原神社の火祭り(五穀豊穣を祈る大松明(長さ7m周囲約85cm)を担ぎ村中を練り歩き、神社へ奉納。実施日10月第3日曜日) 大蔵寺本堂(国指定重要文化財) 大蔵寺大師堂(国指定重要文化財) 十三重塔(石造十三重塔。国指定重要文化財) 片岡家住宅(主屋、表門。国指定重要文化財) 笹岡家住宅(主屋、表門。国指定重要文化財) 木造薬師如来立像(大蔵寺。国指定重要文化財) 木造薬師如来座像(覚恩寺。国指定重要文化財) 松山西口関門(国指定史跡) 旧山岡家住宅(主屋、長屋門) 谷脇古墳 柿本人麻呂歌碑 谷崎潤一郎歌碑 古い町並み(織田松山藩二万八千石の城下町として栄えた歴史の古い町であり、町並みには酒造り、醤油作り、ヨシノクズ製造の老舗が多く建築史上貴重な建物の民家が残る) わんぱくワーク(阿騎野の里) 【名産】くずを原料とした加工品(くずしるこ、くずあめ、花の木せんべい) きみごろも(鶏卵を原料として、甘さを押さえた和菓子) ヨシノクズ(クズの根から取ったでんぷんを純白のクズに精製している。和菓子、料理などに利用) ---------------------- わんなる(悪くなる) こうてほしい(買って欲しい) ねぶか(ネギ) そないしょうか(そうしましょうか) へたる(座る)------------ 旧宇陀郡菟田野町(うたの)のデータ ------------ 奈良県宇陀郡 【いわれ】史実は紀元前に始まり、神武東征の際、紀伊よりまず菟田に入りとあり、新町中央にきつ立する菟田山をはじめ古きより由緒があり当地一帯を「うたの」と称し住民の最もなじみ深い地名を町名に 【シンボル】花(アジサイ)、木(杉)、鳥(メジロ) 【日本一】毛皮革製品の製造及び販売額 磨き丸太の生産 宇太水分神社秋祭り 【観光】 宇太水分神社(水の神様。本殿は国宝) 日張山清蓮寺(中将姫ゆかりの尼寺) 平井大師山石仏群(西国88カ所を模した霊場) 芳野川沿いの桜並木 菟田野ふるさと触れ合い祭り(実施日9月中旬) 水分神社のお渡り(惣社水分神社と宇太水分神社の間で行われる祭礼で時代行列は圧巻。実施日10月21日) 水分神社秋祭り(収穫を喜び行われる祭礼。実施日10月21日) 古市場の大盆踊り(宇太水分神社の境内で行われる盆踊りで夏の夜の一大ページェント。実施日8月17日から18日) 未社春日神社本殿(国指定重要文化財) 未社宗像神社本殿(国指定重要文化財) 駒帰廃寺 見田・大沢古墳群(国指定重要文化財) 神興(惣社水分神社。国指定重要文化財) 中将姫歌碑 古市場の町並み(市場跡とも呼ばれ伊勢、大和、熊野に通じる要所として栄えた) 【名産】シイタケ うだのちご石(まんじゅう) みたらし(団子) 毛皮革製品(コート、ショール、小物など) 磨き丸太(床柱) ---------------- おきやな(起きなけりゃ) いてしもた(出かける) はよー(早く) せばい(狭い) きんのに(昨日は)------------ 旧宇陀郡榛原町(はいばら)のデータ ------------ 奈良県宇陀郡 【いわれ】日本書紀によると神武天皇がご東征の際に霊畤(まつりのにわ)を築かれた地として「此地ヲ號ケテ上小野榛原、下小野榛原ト曰フ」とあり、そこから町名になったといわれている。 【シンボル】花(ヤマツツジ)、木(ヒノキ) 鳥(ウグイス) 【日本一】仏隆寺の桜 戒長寺の鐘は日本で唯一の銅鐘 千本杉の根回り35mは日本一 【観光】 美榛温泉(泉質はナトリウム、炭酸水素塩泉) 仏隆寺の桜(樹齢1000年で周囲7.5m、高さ16mを超える) 仏隆寺のヒガンバナ 千本杉(日本最古の井戸杉で根幹16本が集まり、根回り35mを超える) 高山右近の碑(キリシタン大名の高山右近が洗礼を受け、幼少時代を過ごした所) 鳥見山公園からの展望 高城岳からの展望 3000uの規模を誇るローラースケート場 戒長寺の銅鐘(日本で唯一の銅鐘。国指定重要文化財) 保養センター美榛苑から入浴しながらの展望 鳥見山公園のウグイスの鳴き声 鳥見山つつじ祭り(ツツジの花をバックにコンサートやイベント。実施日5月第2日曜日) 高原文化の町コンサート(年4回。実施日5月上旬から12月上旬) 高山右近子ども祭り(右近が幼少時を過ごしたのにちなみ、子どもの健やかな成長を願う。実施日5月5日) はいばら夏祭り(七夕祭り、火祭り。子ども神輿や花火大会。実施日7月31日から8月4日) 墨坂神社渡御行列(墨坂神社の遷座に伴い元の社地から現在の社地へ渡御行列が行われる。実施日11月3日) はいばら初戎(露店が出る。実施日2月10日) 仏隆寺石室(国指定重要文化財) 万葉歌碑 前川佐美雄歌碑 鳥見山公園ほか東海自然歩道沿いの山容の紅葉 戒場神社のホオノキ 御井神社境内のツルマンリョウ群落 戒長寺のオハツキイチョウ 宿場町風景(近世、伊勢街道の宿場町としてにぎわい、本居宣長の宿泊した「あぶらや」や本街道と表街道の分岐点である「札の辻」など当時の面影を残す) 天満台団地(京阪神のベッドタウン) 【名産】榛原肉の味噌漬け(本場但馬の子牛を育て軟らかさとこくがある味) ダリアの球根 宇陀川まんじゅう どんこシイタケ 木材 ----------------- づる(物を運ぶこと) まくれる(転ぶこと) あい(普段) まわり(準備) よさり(夜)------------ 旧宇陀郡室生村(むろう)のデータ ------------ 奈良県宇陀郡 【いわれ】室生の語源としてはミムロで神聖地を意味する美称とする説と榁生(むろう)で植物地名と考える説がある。しかし、弘仁8年の「紀略」などに室生山の名が記され、古代からこの地が雨乞いの霊地とされていた。古代以来の地名が村名となったものと考えられる 【シンボル】花(スズラン)、木(松)、鳥(なし) 【観光】 室生寺(鎌倉末期の建造物で国定に指定。高野山金剛峯寺に対し、女人高野と呼ばれている。新義真言宗豊山派の寺で四季折々の美しさが全国的に知られている) 大野寺石仏(国指定史跡。30m近い大岩壁に刻まれた弥勒如来、承元3年(1210)完成と伝えられている) 室生赤目青山国定公園(奈良、三重両県にまたがり、室生山地の暖地性シダ類の群落、向渕のスズランの群落などの他、北畠神社などの古寺社も残り、歴史的文化財にも恵まれている) 室生ダム(昭和49年に完成重力式ダム,堤高さ63.5m,堤長さ175m,貯水量1690u,かんがい,洪水調節) 騒音や雑音の一切ない静寂そのもの 室生村民祭り(盆踊り、花火大会など。実施日8月) 白山神社秋祭り(獅子舞の奉納。門舞,お神楽舞,刀抜舞,四方舞などが順に踊り歌われる。実施日10月20日〜21日) 竜穴神社秋祭り(実施日10月15日) 水分神社例祭(実施日:10月10日) 大野海神社例祭(いさめ踊り。実施日11月2日) 室生寺五重塔(国宝) 室生寺金堂 (国宝) 室生寺本堂(国宝) 室生寺のシャクナゲ 大野寺のしだれ桜 伊勢表街道筋の三本松(元のはたごなどが,往事さながらに軒を連ね宿場町の風情が色濃く感じられる) 木造釈迦如来立像(国宝) 木造十一面観音立像(国宝) 木造釈迦如来座像(国宝) 室生寺御影堂(国指定重要文化財) 室生寺納経堂(国指定重要文化財) 室生寺五輪塔(国指定重要文化財) 【名産】茶(大和茶) たらの芽栽培 ハナショウブ |