三重県 【トピック】2005/01/01 松阪市と一志郡嬉野町、三雲町、飯南郡飯南町、飯高町が合併 -------------- 旧松阪市のデータ ------------------ 【いわれ】蒲生氏郷が松坂と命名、現在は松阪 【シンボル】花(なし)、木(松)、鳥(なし) 【日本一】国学者本居宣長の地 名産松阪牛 中部台運動公園芝生広場 【観光】松阪商人の館(江戸時代の豪商の旧家で松阪商人や小津家にかかわる関係施設、資料を展示紹介) 蒲生氏郷による古いまちづくりと近代化された町並み(豪商の町を散策できる) 堀坂山山麓の名勝、神社、寺院 伊勢山上(飯福田寺。薬師堂、護摩堂、愛染堂などがある修験道場で行場巡りが出来る) 岡寺観音(継松寺。厄落とし観音として信仰されている) 朝田寺(境内のボタンやシャクナゲが美しいことで知られる) 櫛田川中流域の景勝地(香肌峡) 射和の国分家(竹川家) 本居宣長記念館(重要文化財の品々と自筆稿本や遺愛品などを展示。松阪公園内に) 護城番屋敷(松阪公園内にあり、城を守るために派遣されてきた紀伊藩士たちの住居として建てられた長屋で一棟に10軒を入れた棟割りとなっている) みえ・子どもの城(「宇宙、空、海、大地」をテーマにシャトルで宇宙の旅や地球のタイムトンネル、飛行機やヨット操縦と体験しながら科学を学べる) 松阪城跡(石垣のみが残る。松阪を見下ろす高台にあり春は桜や藤、秋は紅葉と市民に親しまれている松阪公園となっている) 松阪市立歴史民俗資料館(松阪公園内に。明治44年建築の木造には松阪木綿の資料や、松阪商人に関する資料道具などを展示) 松阪市森林公園(観音岳山麓の自然の中に整備された公園でキャンプ、バンガロー、木工教室、展望台、共同浴場など) 岩内瑞巌寺庭園 松阪もめん手織りセンター(昔の商家、越後屋(三井家の店舗)跡に建てられた手織り体験が出来る施設) ウェストパーク松阪(地域と農業の結びつき、市民と農村の交流を目的にお祭り広場やパターゴルフ、イチゴ狩りなどを楽しめる施設) 昆崙舎(個人収集のヒマラヤ地域の仮面やインドの古代石像を展示) プリミティブアート・モト(アジアやアフリカの古民具や家具、エスニックウェア、民俗楽器などの展示) 長谷川池邸宅(小津、三井家と並ぶ松阪商人の御三家) 三井家発祥の地 本居宣長奥墓 中部台運動公園(スポーツやレクリエーションの場として造成) 阿坂城跡(白米城。南北朝時代の正平7年(1352)の史料に阿坂城の名が残る。北畠家の城) 阿射加神社(阿坂神社) 瑞巌寺(岩内瑞巌寺。空海の開基。本尊は石仏の十一面観音菩薩。しそ飯は有名) 神山一乗寺(本尊は薬師如来で室町時代の作) 第1水源地(松阪市の水瓶。櫛田川は水質、水量とも全国屈指の水源) 神麻績機殿神社・神服織機殿神社 射和文庫(竹川竹斎が幕末につくった庶民のための文庫) 【名産】本居宣長ゆかりの駅鈴(七種鈴、書斎から家人を呼ぶ際に使ったというもの) 松阪木綿の製品(ネクタイ、印鑑入れ、財布、バッグなど) 松阪牛 さわもち 松阪木綿 ------------------------------ 【名称】松阪市立歴史民俗資料館 【住所】三重県松阪市殿町1539 松阪城跡公園内 【電話】0598−23−2381 【交通】紀勢本線/近鉄山田線松阪駅からバス「市民病院前」下車 【開館】9:00〜16:30(10月から3月は16:00) 【概要】昭和53年に開館 松阪木綿,伊勢おしろいの関係資料が中心 機織りの実演,体験 ------------------------------- 【名称】本居宣長記念館 【住所】三重県松阪市殿町1536−7 松阪城跡公園内 【電話】0598−21−0312 【交通】紀勢本線/近鉄山田線松阪駅からバス「市民病院前」下車 【開館】9:00〜16:30 【概要】昭和45年に開館 国学者本居宣長の遺品展示と関係資料 本居一族の資料 鈴屋一門の資料 ------------------------------- はた(近く) きんにょう(昨日) まっさか(松阪) ぬくたい(暖かい) つむ(混雑) おしまいなして(仕事が済んで帰るときの挨拶) ------------------------------- 【名称】みえ こどもの城 【住所】三重県松阪市立野町 【電話】0598ー23ー7735 【交通】JR近鉄松阪駅からバス15分,中部中学校前下車徒歩10分 車では伊勢自動車道松阪ICから約20分 【開館】9:30〜17:00 【概要】おもしろ科学体験ランド 宇宙ステーション スペースシアター ------------------------------ 【名 称】松坂城 【別 名】四五百城 【所在地】三重県松阪市殿町 【築年代】天正16年(1577) 【築城者】蒲生氏 【城様式】近世大名の居城 【城種類】平山城 【主城主】蒲生氏 【現 況】城跡,天守台石垣,石塁 【見 所】郭跡,石塁 【交 通】松阪駅から徒歩5分-------------- 旧一志郡嬉野町のデータ ------------------ 三重県一志郡 【いわれ】今から約1900年前、倭姫命(やまとひめのみこと)が阿坂藤方の片桶の宮に4年間滞在されたとき、阿坂山の悪党どもを平定せられ「うれし」と喜ばれこの地を「宇礼志野」と名づけられた 【シンボル】花(ヤマユリ)、木(シラカシ)、鳥(キジ) 【日本一】文化財(鴟尾(しび)) 【観光】三重県農業技術センター(研究用に飼育されている動物たちを見ることが出来る) 嬉野町歴史資料館(嬉野町ふるさと会館内にあり町内から出土した馬具や土器などを展示) 三重嬉野温泉(総合レジャーランドのメトロヒルズにある天然温泉) 忘れ井(病気の鳥羽天皇の御子である内親王がこの井戸の水を飲んだところ病がたちどころに治ったと言われる) 壱志君塚(筒野古墳群の1号墳で豪族一志君族の墳墓と言われる前方後方墳) 薬師寺(平安時代後期の創建) 向山古墳(前方後方墳で昭和50年に国指定史跡) 西山古墳 【名産】鴟尾もなか 嬉野もなか 茶 イチジク トルコキキョウ 【トピック】片部遺跡から出土した4世紀前半の壺に漢字の「田」と読める紋様が見つかった。同町教育委員会は「日本列島で記された最古の文字で,墨書された物」と発表(1996:1)-------------- 旧一志郡三雲町のデータ ------------------ 三重県一志郡 【いわれ】町の南側を流れる三渡川と北側を流れる雲出川に囲まれた町であることから、三雲となった 【シンボル】花(ハナショウブ)、木(モクセイ)、鳥(なし) 【日本一】五主海岸での潮干狩り(伊勢湾) 【観光】松浦武四郎記念館(翁生家。「蝦夷大略図」「初航蝦夷日記」を著した氏の北海道探検時代の地図、資料などを数多く残っている。北海道の父と称される) 舟木家(昔ながらの家並みが残っている) 五主海岸の潮干狩り 雲出橋際常夜灯(雲出川は南朝と北朝の境界であり軍略上、架橋がなかったので各所に渡し場が設けられた。当時の旅人の安全を願って建てられた) 月本の追分(旧伊勢参宮街道と旧奈良街道の分岐点でその昔役人が常駐してしていた立場があり道中の取り締まりを行っていた) 勅使塚(養和元年(1181)源氏追討の祈願に密勅使大中臣定隆が伊勢神宮へ向かった。しかし途中の一志駅で急逝した地に石標が建てられた) 六軒茶屋(かつては伊賀国から青山峠を越える道を初瀬街道(参宮表街道)と呼び、この地で伊勢参宮街道と交わったところで宿場情緒が残る) 忘井(井戸が自然石で囲まれている) 永善寺(上ノ庄地区の中央に位置する曹洞宗の寺で本尊の阿弥陀如来座像は鎌倉時代初期の作) 【名産】イチジク 海苔 イチゴ アサリ ウナギ-------------- 旧飯南郡飯南町のデータ ------------------ 三重県飯南郡 【いわれ】明治の大規模行政改革によって飯高、飯野両郡が合併、「飯」が並ぶことから「飯並」にする予定が音便が好ましくないことから「飯南」となり、それを町村合併に保存顕彰することになった 【シンボル】花(茶)、木(ヒノキ)、鳥(なし) 【日本一】製材所の数と杉皮むき生産量 松坂肉牛共進会チャンピオン牛1頭の価格2600万円 全国茶品評会「深むし煎茶の部」優勝 【観光】リバーサイド茶倉(出会いを大切にをモットーに様々な施設が整備され町の情報発信地) 飯南町茶業伝承館(お茶の歴史や製法、栽培技術などの展示を行っているお茶専門館) 深野の棚田(平家の落人が住みつき開いたと言われる土地で石堤のだんだん田を見ることが出来る) 来迎寺の銅鐘(永禄12年(1569)越前国の住人藤原朝臣三郎兵衛門尉の作) 稲荷山公園(深野地区の高台にあって眺めも良く子供達の絶好の遊び場) 香肌峡(高見山地に源を発し伊勢湾に注ぐ櫛田川の上流一帯の渓谷) 憩いの家(町営の宿泊施設) 高束池(文化15年(1818)野呂一之進らの尽力により完成した周囲4kmの池。遊歩道、虫取り、魚釣りなどが楽しめる) 本郷カンコ踊り(毎年旧暦6月14日実施。向粥見本郷に伝わる芸能) 【名産】深むし煎茶 いいなんのシイタケ ----------------------------- いかんす(行かれた) ええあんばいに(良い都合に) おしまいなして(こんばんわ、仕事を終えてご苦労様) がいな(大いに、大きい) つらな(つまらないこと)-------------- 旧飯南郡飯高町のデータ ------------------ 三重県飯南郡 【いわれ】垂仁天皇の御代、倭姫命がこの地の名を尋ねたところ「私の国は御神饌(神に供える酒食)のごとく,よそった飯の盛りが高うございます」と答えたところから飯高の名がついた 【シンボル】花(ヤマユリ)、木(飯高杉)、鳥(なし) 【日本一】大陶壁(虹の泉) 【観光】奥香肌峡健康の森グランドゴルフ場(パターゴルフ、ファンシーサイクルコース等年齢を問わず楽しめる) 奥香肌湖(蓮ダム完成に伴う人造湖) ツツジの里荒滝(全山ツツジの山で、キャンプ等が可能) 宮の谷渓谷(40〜50mの滝があり、ハイキングコース) 飯高洞窟美術館(洞窟内に日本のキリシタン資料や東南アジア各国の仏像、陶磁器などの美術品を展示) 波瀬植物園(山の傾斜面を利用した園内には名木、名石、テーマ別の植物庭園がある) グリーンライフ山林舎(山村体験が出来る宿泊施設) 虹の泉(彫像の広場) 天開山泰運寺(通称口窄(くちすぼ)さんとして親しまれる。本尊は子安観世音菩薩像。八角の大梵鐘もある) 波瀬本陣跡(波瀬は古くから宿場町として栄え、寛永12年(1635)3代将軍家光が参勤交代の制度を定めてから和歌山街道が紀州候の参勤道路となり本陣が置かれた) 陶芸の森「虹の泉」 花岡神社(大神楽は200余年の歴史がある) つぶて石(珍峠にさしかかった天照大神は天児屋根命と出会い国の境を訪ねた。この時「この境は疑わしい」と大石を川の中に投げ入れたところ高見山が伊勢と大和両国の境となったという神話を伝える大石) 北畠具教の首塚 水屋神社の大クス(樹高35m、根回し29m樹幹12m、推定樹齢約1000年。大樟さんとして親しまれる) 荒滝不動尊(ツツジの名所) 犬飛び岩(奇怪と言われる岩) 鷲岩(宮の谷入口から水越谷2kmの間) 高滝(直瀑60m。四季折々の景観が楽しめる) 風折れの滝 【名産】香肌茶(特に深蒸しせん茶は味と香りがよいと好評) とちもち 地こんにゃく(生芋100%で歯触りは抜群、刺身こんにゃくも好評) シイタケ(肉厚でこくのある香りと歯触りがよく、伊勢山ドンコの名で知られる) 香肌の漬物(有機栽培による新鮮な野菜を使って、防腐剤や合成着色料をまったく使わない昔ながらの製法でじっくりと漬け込んだ素朴な漬物) -------------------------------- 【名称】風折の滝(かざおれのたき) 【落差】40m 【幅 】 【問合】飯高町役場産業課 【電話】05984−6−1111 【概要】櫛田川の最上流,奥香肌峡の一帯は太古の森林が残っており,交通も不便 台高山脈から流れ下る渓流地帯にこの滝はかかる 滝壺から吹き上げる風のため,途中で滝身が折れるのでこの名がついた |