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栃木県
【トピック】2005/03/28 塩谷郡氏家町と喜連川町が合併して誕生

【いわれ】古代に氏族が住んだ「氏部(うじべ)」と鬼怒川,五行川に挟まれた「内江(うちえ)」の説があり,平安時代の「倭名類聚抄」には「氏家郷」が見える。 中世,ここに起こった武士団は氏家氏を名のった。全国の氏家氏のルーツ。
【シンボル】花(ウノハナ),木(ケヤキ)鳥(セキレイ)
【観光】
    勝山城本丸跡(本丸跡の広々とした空間は往時をしのばせる。また,本丸跡から眺める日光から那須野山並みは,眼下の鬼怒の流れと相まって,壮大なパノラマである)
    ミュージアム氏家(氏家の民俗資料を展示,栃木県で最初の民俗資料館で平成5年5月に調整00周年を記念してリニューアル開館に)
    氏家町民俗資料館・鋸館(吉川金次がのこぎり研究の過程で収集した資料や,模造品を展示,古今東西ののこぎりの並ぶ様は圧巻。約600点を展示)
    塩ノ屋郷土史館(私立。考古資料や民俗資料などのコレクション)
    今宮神社(宇都宮一族の崇敬を受けた古社で、10月19日には祭礼が行われる)
    佐々木ガラス展示館
    氏家24郷時代祭
    お田植え祭り(昔ながらの田植えを再現。野州田植唄が響き渡る。実施日5月)
    今宮神社例祭(氏家の鎮守の祭礼。中世以来の伝統と格式を誇る祭りで神馬が町内を巡行する。実施日10月19日)
    代々岩戸神楽
    河原石塔婆群
    上阿久津彫刻屋台(3台)
    ボージボ(十五夜、十三夜の晩に子どもが各家を回り豊作を祈る)
    そうめん地蔵(日光の強飯式のルーツとなった話。荒くれ山伏が無理に勧めるそうめんを、そうめん地蔵が平らげる)
    つた地蔵(どこへ運んでも一晩のうちに元の場所に戻る地蔵様。定家地蔵ともいい藤原定家の顔を模しているという)
    雪姫と紅葉姫(勝山城落城のとき、2人の美しい姫が鬼怒川に身を投げる。2人はコイになり釜ヶ渕で再び出会う)
    デーデン坊(大男のデーデン坊が山を背負ってくる話。羽黒山や周辺の地方の由来にもなっている)
    堂原のイチョウ
【名産】ガラス製品
    セラミック装飾品(草花などを独自の方法で,粘土に直接焼き付けて着色したものを,ブローチ,肩たたき,置物などに製品化)
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【名称】氏家町民俗資料館・鋸館
【住所】栃木県塩谷郡氏家町上阿久津上の台1774
【電話】0286ー82ー3309
【交通】JR東北本線氏家駅からバス氏家製靴前下車
【開館】9:00〜16:00
【概要】昭和42年(1967)に開館
    明治26年(1893)築の旧氏家町役場庁舎
    鋸研究家・吉川金次郎氏からの寄贈品展示
    古今東西の鋸や鋸鍛冶の道具展示
----------- 旧塩谷郡氏家町のデータ ------------
栃木県塩谷郡
【いわれ】義経記などの古文書では狐川の地名で呼ばれ,九尾のキツネが住んでいたという伝説がある。 塩谷惟広が文治2年に内川荒川の来たり連なる川側の高台に築城し移住した際,その様子で来連川,喜連川と呼んだということなどがその名の由来とされる。
【シンボル】花(護美錦(サツキ)),木(アカマツ)鳥(なし)
【日本一】温泉の泉質(昭和56年ゆう出。硫黄,塩分,鉄分を豊富に含む弱アルカリ性高温泉)
     温泉熱を利用したナス栽培の面積,収量
【観光】
    お丸山公園(城跡公園で深い堀が現存し,しか公園もある。4月には桜の名所として人気。山頂には温泉入浴施設や喜連川スカイタワー展望台がある)
    早乙女の桜並木(約600mの道路両側には80本余りのソメイヨシノが咲き誇る新道の桜として知られる)
    大手門(足利家が所有していた文書を町で譲り受け公開。足利尊氏座像、喜連宿模型、古文書の展示。大手門は横17m,奥行き6m,高さ9.5m,通路部分の幅9m,2階には23坪の展示室)
    喜連川城温泉(喜連川温泉浴場や大露天風呂などがあり、弱アルカリ性泉で温泉熱を利用したナス栽培が行われているのも特徴)
    五月女坂古戦場
    足利尊氏座像(全国3体の1つといわれている)
    ほりぬき井戸(自噴水。約1.5mわき出す。年中15〜16度)
    南和田のヒイラギ(樹齢300年以上と推定)
    御用堀周辺の町並み(武家屋敷が並んでいる)
    喜連川神社
    龍光寺(慶長6年(1601)建立。喜連川足利氏歴代の墓所)
    お丸山朝市(毎週日曜日に開催,観光客も対象)
    天王祭(喜連川神社。暴れみこしとして約20000人、正規に担ぐ人(200人)以外にはだかむしと呼ばれる飛び入りも参加し、露天店も出店。特に7月28日の夜には大変なにぎわいとなる。実施日7月26日〜28日)
    喜連川ランド(ショッピングセンター,露天風呂,ホテルなど)
    温泉付き林間住宅団地 
    若山牧水歌碑
    高塩背山歌碑
    将軍道(長者が平の丘陵を過ぎ、北東の丘陵に進み白河の関に続く道跡。坂上田村麻呂が通り源義家の通った道)
    長者が平(下妻街道(古い道)を行くこと約4km、鴻の山に出る。伝説で有名な長者が平。源義家がこの地の豪族・塩谷民部に家来1000人分の食糧と雨具の用意を命じたところ即座にそろえた。義家は帰途再び立ち寄り後患を恐れて焼き滅ぼしたという。現在、焼米(米の炭化物)が出るのでその時の米倉のものと言われている)
【名産】温泉ナス(喜連川温泉の温泉熱を利用して年間通して出荷)
    温泉ナス一夜漬け
    各種あゆ製品
    温泉パン
    元ちゃんそば(山野草そば,そば打ちも体験可)
【発祥】温泉の自動販売(メダルではなく直接現金で)
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【名称】大手門
【住所】栃木県塩谷郡喜連川町役場入口
【電話】0286ー86ー3111
【交通】JR東北本線氏家駅から喜連川温泉行きバス
【開館】9:00〜16:00
【概要】足利尊氏座像
    喜連宿模型
    古文書の展示
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喜連川温泉(きつれがわ)
【泉質】含硫黄・ナトリウム−塩化物泉
【泉温】50〜55度
【効能】リウマチ
    神経痛
    胃腸病
    外傷
    皮膚病
    糖尿病
    婦人病
    病後回復