栃木県 【トピック】2005/02/28 佐野市と安蘇郡田沼町、葛生町が合併 --------- 旧佐野市のデータ --------------- 【いわれ】諸説あるが,1説には,「狭野」すなわち山あいの狭い平野という意味で,秋山川,旗川の作る扇状地を表した呼び名であるといわれる。 【シンボル】花(梅),木(松),鳥(オシドリ) 【日本一】1000人綱引き(佐野市七夕納涼祭りのイベント) かたくりの里(佐野市万葉自然公園内のカタクリの大群生) 出流原(いずるはら)弁天池ゆう水 天明鋳物,武者絵のぼり 手打ちラーメン(200軒以上) 陸上競技場(400mトラック) 【観光】 出流原弁天池周辺(いずるはら。古成層の石灰岩のすきまから湧出し、朱色の弁財天と緑の山と名水がマッチ。三楼層舞台造りの弁天堂には弁財天が安置されている) 出流原弁天池の湧水(錦鯉やマスもすみ磯山のふもとにある日本名水百選の1つ) 万葉自然公園かたくりの里(カタクリのほかにも山野草が豊富) 木造エラスムス像(竜江院。国指定重要文化財) 人丸神社ゆう泉池(ハスの花が一面に咲き誇る。柿本人麻呂を祀る社) 佐野厄除大師大祭(惣宗寺。関東3大師の1つ。厄除け祈願の男女100万人が参詣する。実施日1月中旬) 浅間の火祭り(浅間山の稜線をたいまつの火が流れ、夜の闇に幻想的な光景を現出させる。700年の歴史を誇る。実施日7月) 佐野七夕納涼祭り(1日目1000人綱引き、2日目市民総踊り、3日目みこし祭り。実施日8月第1金土日曜日) さの秀郷祭り(朝日森天満宮と星宮神社の夏祭り。実施日7月23日から26日) 御魂祭り 芦畦の獅子舞(あしぐろ。文永3年(1263)に始まると言われる。実施日旧暦6月15日) 春日岡権現大祭(植木市がたつ。実施日5月16日から17日) 鐙塚宮比講神楽(あぶつかみやびこうかぐら。ひょっとこ踊りと呼ばれる神楽) 人形祭り(実施日5月5日) 唐沢山 唐沢山城跡 6月の森ハーブガーデン(300種のハーブの香りが楽しめる) 田中正造生家(足尾銅山鉱毒事件の追及に生涯を費やした衆議院議員の生家) 台元寺(観音堂には100体の観音像が安置) 惣宗寺(天慶7年(944)の創建。比叡山延暦寺18世座主元三大師画像を安置することから元三大師と呼ばれ、佐野厄除大師と言われる) 出流原石灰山出土の第3紀鹿類の骨がい化石 日の出ツバキ(井伊直弼の滞在した個人宅の庭にあるツバキの古木) 佐野市郷土博物館(出流原遺跡や八幡山古墳からの出土品、考古資料などを展示、他に田中正造関連資料、民俗資料も展示。昭和58年(1983)に開館) 東石美術館(昭和55年(1980)に開館。日本画,洋画,陶器などの展示) 板石塔婆(一向寺。国指定重要文化財) 菅神廟の碑(唐の顔真卿の書いたびょう堂碑の石刷りから碑文の字を集めて建てたもの) 松尾芭蕉のあやめ塚句碑(江戸時代に建てられた市内最古の芭蕉の句碑) おしどり塚歌碑(地元に伝わるオシドリの伝説にちなんだ歌碑) 万葉の歌碑 【名産】天明鋳物 佐野ラーメン 勝呂ゴマ 節句品(ひな人形,武者絵,掛け軸) いちご ----------------------- 【名称】佐野市郷土博物館 【住所】栃木県佐野市大橋町2047 【電話】0283−22−5111 【交通】JR両毛線/東武佐野線佐野駅から徒歩20分 【開館】9:00〜16:30 【概要】昭和58年(1983)に開館 考古資料 歴史,民俗資料の展示 出流原遺跡の出土品 田村耕一氏の陶芸品 ------------------------- 【名称】東石美術館 【住所】栃木県佐野市本町2892 【電話】0283ー85ー3611 【交通】JR両毛線佐野駅から 【開館】10:00〜17:00 【概要】昭和55年(1980)に開館 日本画,洋画,陶器などの展示--------- 旧安蘇郡田沼町のデータ --------------- 栃木県安蘇郡 【いわれ】田沼家(田沼意次)発祥の地 【シンボル】花(菊),木(キリ),鳥(キジ) 【観光】 日本列島中心の地碑 道の駅「どまんなかたぬま」 蓬莱山の紅葉(日本三蓬莱のひとつ。山岳仏教の一大霊場で山頂には蓬莱神社と毘沙門天、大黒天が祀られている) 幻の滝「三滝」とその下流に点在する数々の滝(一の滝から三の滝までの高さ45mで遊歩道も整備されている) 県立自然公園(唐沢山」山頂からの眺望 根古屋森林公園 手堀りのトンネル(8年の歳月をかけて明治22年に完成) 蓬莱ログビレッジ あそヘルホス 一瓶塚稲荷神社の初午祭(実施日旧暦2月の初午に近い金土日曜日) 一瓶塚稲荷神社の銅製鳥居(国認定重要美術品) 飛駒和紙会館 三好記念館(昭和50年(1975)に開館。縄文土器、須恵器,常滑,瀬戸,信楽,伊万里,鍋島などの陶器、中国,朝鮮,安南,西アジアの陶磁器) 田沼町郷土資料保存館 西林寺(曹洞宗の寺。田沼意次の祖にあたる田沼家の菩提寺) 船越薬師堂のヒイラギ(樹高6.4m,指定樹齢250ねん) 丸嶽山神社のケヤキ(樹高33m,推定樹齢700年) 稲荷神社のイヌガヤ(樹高10m,推定樹齢120年) 岩嶽神社の杉(樹高30m,推定樹齢180年) 熊野神社のカヤ(推定樹齢500年) ふるさと祭り(実施日8月第3日曜日) ふれあい祭り(実施日11月3日) 祇園(疫病を追い払う牛頭天王を祀る祭り。実施日7月21日に近い日曜日) 秋山川の万葉歌碑 須花トンネルの碑 田沼赤見畑かん記念碑 名馬「いけづき・するすみ」(野馬の群から駿馬(しゅんめ)2頭を村人が捕らえ、源頼朝に献上、宇治川の合戦で梶原景季と佐々木高綱が先陣争いをしたときの愛馬として有名) 【名産】わさび漬け べっ甲細工 俵最中 稲荷最中 漬物 しんこまんじゅう(初午祭の時期に販売される菓子) イチゴ シイタケ きり製品(たんす) 野洲粘土がわら ---------------------- 【名称】三好記念館 【住所】栃木県安蘇郡田沼町大字田沼362 【電話】0283ー62ー5497 【交通】東武佐野線田沼駅から徒歩10分 【開館】10:00〜16:00 【概要】昭和50年(1975)に開館 縄文土器 須恵器,常滑,瀬戸,信楽,伊万里,鍋島などの陶器 中国,朝鮮,安南,西アジアの陶磁器--------- 旧安蘇郡葛生町のデータ --------------- 栃木県安蘇郡 【いわれ】「葛生」の地名は鎌倉時代に起こり,その由来は新選六帖藤原為家の歌に「つづら」という言葉があり,つづらとはつる草で「葛」のたぐいである。これが地名の始まりといわれている。 【シンボル】花(ヤマユリ),木(ケヤキ) 鳥(キセキレイ) 【日本一】葛生原人(昭和25年石灰採掘場で人骨が発見され50万年前の人骨と判明し命名) 構内引き込み線の長さ ダンプカーの走行台数 仙波そば ドロマイト生産高 【観光】 葛生原人出土跡(男性の大腿骨、幼児の下顎骨など計6点が発見。洪積世人類のもので赤石原人と同等の古さで日本最古の人) 葛生原人まつり(実施日8月下旬) 葛生マラソン大会(実施日4月中旬) 工業山神祭(花木や各種催し物。実施日5月6日から7日) 牧歌舞伎(定期的な上演はない) 山の神(牧(まぎ)地区では数え年7歳の男女児が8月15日に近くの浅間山(せんげんさん)に親や浅間神社の氏子代表らと登り山の神の加護を受ける) 八坂神社夏祭り(3台の山車が通りを練り歩くさまは夏夜の風物詩。実施日7月14日から15日) 五丈の滝 鍾乳洞,宇津野洞窟 古代体験村(葛生原人の生活を再現,竪穴式住居で素泊まりできる) 秋山川の渓流 秋山のシダレザクラ(1本,樹齢約300年高さ20m,枝張り東西70m,南北28m) 葛生小学校校庭の大ケヤキ(2本。1本は幹周り4.5m他の1本は4m高さ28m樹齢約300年以上) 白壁造りの塀,蔵 願成寺 出原の大ツバキ(1本。樹幹の周囲1.5m,樹高8.5m,樹齢推定300年) 嘉多山の和ビャクダン叢林(50本,樹齢70〜80年,数多くの和ビャクダンがそう林を成している) 佐野源左衛門館跡,墓地 ザゼンソウ群生地(木浦原。栃木県産地の南限地。湿地に生える大形のサトイモ科の多年草) 秋山学寮(元小学校の面影を残した宿泊施設) 森沢キャンプ場(小川のせせらぎを聞きながらの森林浴可能) 武道館(明治の面影を残した歴史的な建物) 葛生郷土資料室(葛生原人の人骨化石、動物化石、ニッポンサイ全身骨格などの展示。石灰やドロマイト産業に関する資料も展示。昭和54年(1979)に開館) 古代米(赤米)の栽培(カロリーが少なく,カレーライスとしては美味) 【名産】仙波そば 鉢の木そば(乾麺) 原人ドリンク 清酒「五丈の滝」 ふずりなの化石(キーホルダー) みそまんじゅう 歌舞伎まんじゅう 火おこしセット ---------------------- 【名称】葛生町郷土資料室 【住所】栃木県安蘇郡葛生町中央東1ー11ー15 【電話】0283ー86ー3416 【交通】東武佐野線葛生駅から徒歩5分 【開館】9:00〜17:00 【概要】昭和54年(1979)に開館 町内発掘の化石類(ニッポンサイ,ナウマン象の一部,葛生原人の骨) 石灰工業の発達の歴史や製造工程を紹介 |