神奈川県 【いわれ】木材の集散地であることから木を集めるというアツメギが転じたという説や、諸川が合流する漁場であることからアイヌ語のヤオロケシ(集まることを意味する寄せ木)が変化した説がある。 【シンボル】花(サツキ)、木(モミジ) 鳥(なし) 【日本一】あつぎキャプティンによる情報提供サービス「最適列車案内」 【観光】 飯山温泉郷(白山のふもとの温泉郷で泉質はアルカリ泉) 東丹沢七沢温泉郷(七沢温泉、広沢寺温泉、かぶと湯温泉を総称。大山東ろくにあり、美人の湯とも呼ばれている。泉質はアルカリ泉で胃腸病や神経痛に効能) 夕焼け小焼けの碑(中村雨紅。七沢温泉の玉川旅館の庭に立つ) ハーモニカの街(時報やゴミ収集車からの音風景) 県立七沢森林公園(県内でも最大規模の都市公園) 東丹沢グリーンパーク(飯山観音の南に広がる自然の施設でアスレチック、マウンテンバイク、釣り堀、動物たちとの触れあい等が楽しめる) 七沢城址(現在は県立七沢病院の玄関口に碑が残るのみ) 神奈川県立自然保護センター(神奈川県の自然について学ぶことが出来る) 飯山白山森林公園(神奈川の景勝五十選「飯山観音」がある。3000本の桜。園内には子供の森、木の実の森、くるみの森、水の園などがあり森林浴が楽しめる) 相模川(夏にはあゆ釣りの太公望が押し寄せる。相模川は古くは「鮎河」とも呼ばれ、江戸時代には幕府への献上アユとして重要視されていた) 厚木市立寿図書館郷土資料展示室(縄文、弥生、古墳時代の遺物や近世の民俗資料を展示) 厚木市子ども科学館(宇宙科学、自然科学に関する展示ホールとプラネタリウムで構成) 相模人形芝居(林座、長谷座いずれも国重要無形文化財) 厚木神社(天延年間(973〜976)の創建) 厚木ふるさと祭り(厚木神社の祭礼を中心に勇壮な大みこし、子どもみこし10数台が市内を練り歩く。実施日7月第3土日曜日) あつぎあゆ祭り(相模川は古くは「鮎河」とも呼ばれた。江戸時代には幕府への献上アユとして重要視された。関東屈指の花火大会をメーンにミスあつぎコンテストや各種団体の協賛事業を実施。実施日8月第1土曜日を中心に3日間) あつぎ芸術祭り(野外での能、狂言。実施日8月下旬) あつぎ飯山桜祭り(3000本の桜とトンネルは飯山観音まで続く。実施日4月上旬) 厚木マラソン大会(荻野運動公園競技場を発着点として自然豊かなコースを走る。実施日10月下旬) あつぎ動物フェスティバル(里親コーナー、動物と親しむコーナーなど。実施日11月上旬) 妙純寺(日蓮宗の寺。日蓮ゆかりの「星下りの梅」や本間重連手植えの「本間桜」がある) 蓮生寺(日蓮宗の寺。日蓮ゆかりの霊梅、星の井戸「甲陽軍鑑」の完成者である小幡勘兵衛とその一族の墓が残る) 金剛寺(大同2年(807)弘法大師により開基。曹洞宗の古刹。平安時代初期の定朝様の木造阿弥陀如来座像が寺宝で国指定重要文化財) 遍照院のクスノキ(県指定。幹には大きな洞穴がある) 熊野神社のイチョウ(市指定。根本で幹の直径が3m余りで樹齢は450年ぐらい) 座本家のカワラの木(市指定。長い1枝がその軒にかぶさるように横一文字に約22mにも及ぶ) 依知神社のイチョウ(市指定。高さは25mほど) 飯山観音(長谷寺。坂東33観音霊場の第6番札所。真言宗。神亀2年(725)に行基により開山。観音堂付近から下の山腹一帯には約3000本の桜がある) 飯山観音のイヌマキ(市指定。樹齢は400年と推定) 小町神社(祭神は日本武尊。この一帯は小野の里と言われ古事記の「さかむのおぬ」(相模の小町)の地で日本武尊が野火の難に逢った所と言われる。また小野小町出生の地とも言われる) 厚木市郷土資料館(自然、考古、民俗、歴史の4つの常設コーナーと特別展示イベントを設け、収蔵資料5万6千点のうち2330点を展示し飯山登山古墳の埴輪や民俗芸能の相模人形芝居、鍛冶屋が手がけた農具なども展示している。1998年11月6日開館) 荻野山中藩陣屋跡 猿塚の句碑(松尾芭蕉の句碑) 芭蕉翁梅塚の碑(弟子の風月庵左流が建立) 烏山藩厚木役所跡(烏山大久保家の出張所「厚木のお陣屋」) 渡辺崋山来遊記念碑(田原藩主の生母を尋ねるために来遊した記念に建立。相模川の渡船場付近) あゆ解禁とほたる見学会(6月) 七沢ホタルの里 小町伝説(小野小町をまつる小町神社で源頼朝の側室丹後の局が祈願したところ、白髪が元の黒髪にもだったという) 縁切り松(男松、女松が触れ合うとどちらかが枯れると言われ婚礼の時に花嫁はこの場を避けてと通ったという) 星下りの梅(日蓮が依知の本間館滞在の折りに、月に向かい唱えると大きな星が庭の梅の木に降ってきたという) 松石寺の白ギツネ(松石寺で修業する小坊主は実はキツネであるが、獣の身ではしょせん修業は無理と悟って寺を去り死んでしまう話) そばを作らない里(棚沢市島。そば畑の花を白い波と見誤り敵の陣内と思い自決した落ち武者の霊を慰霊するため、蕎麦を作らないという風習が残る) 三長竜神祭(飯山日枝。雨乞いの祭りで大きなわらの竜を担ぎ小鮎川に入る) 【名産】 あゆもなか 鮎せんべい 相模のぶどう 鮎土鈴 梨(新水、幸水、豊水) 厚木パークエース(厚木市で品種改良した豚肉) タニシの味噌煮 とん漬け(豚ロース肉のみそ漬けで神奈川の名産五十選にも選定) 若あゆあられ 3色ピーナッツ 愛甲三郎ようかん 丹沢大山サブレ ハーモニカのお菓子 【花の名所】飯山観音(ソメイヨシノ)本厚木駅からバス「飯山観音前」 厚木飯山あやめの里(ハナショウブ)本厚木駅からバス「小鮎久保」 七沢森林公園(シャクナゲ)本厚木駅からバス「森の里三丁目」 長沼のレンゲ畑(レンゲソウ)小田急「愛甲石田駅」からバス「西屋」 【その他】七沢森林公園(神奈川県の公園50選)県内でも最大規模の都市公園。樹林地を縫うようにして散策路があり、園内では野鳥や小動物の姿が見られるだけでなく、丹沢大山や遠く相模湾の遠望も楽しめる。 交通:小田急線本厚木駅から広沢寺温泉入口行バス30分「七沢温泉入口」下車徒歩3分 【温泉って?】昭和23年に施工された「温泉法」によると「地中から湧出する温水、鉱水および水蒸気その他ガス(炭化水素を主成分とする天然ガスをのぞく)を温泉という」しかも温泉源から採取されるときの温度が25度以上のものか、もしくは硫黄やマンガン、ラドンなどが決められた19種類の物質が どれか1つでも一定量以上含まれていることが条件。さらに酸性度により「酸性泉」「中性泉」「アルカリ性泉」や含まれる物質により「食塩泉」「硫黄泉」「炭酸泉」などに分類される。また同じ泉質でも温泉地により効能が違う。温泉地の「温泉分析書」をたまには入浴する前にご覧下さい。 |