三浦市(みうら)検索

神奈川県
【いわれ】古来から伝わる「三浦」の地名による。日本書紀の「持統天皇6年のころ」に「御浦」とあるが具体的な村に触れていない。それがはっきりしたのは、正倉院文書の天平7年の「相模国封戸祖交易帳」といわれている。
【シンボル】花(ハマユウ)、木(クロマツ) 鳥(ウミウ)
【日本一】マグロの水揚げ
【観光】
    油壷湾などとヨット群(油壺湾、諸磯湾、小網代湾とその半島部を含めて総称する「油壺」は波穏やかなところからヨットハーバーとして人気)
    新井城跡(三浦一族滅亡の地として知られる)
    城ヶ島と城ヶ島大橋(周囲4km、面積0.99uの台地の島で断崖や岩礁の景観がみどころ。大橋は昭和33年(1969)に完成した三崎の町と島を結ぶ全長575m、幅11m)
    見桃寺(慶長18年(1613)創建の臨済宗の古寺で三浦七福神の桃林布袋尊を祀る。また北原白秋の「城ヶ島の雨」誕生の地である。)
    海南神社(天元5年(982)創建。三浦氏の鎮守社)
    白浜毘沙門天ほか三浦七福神等の名所、旧跡
    慈雲寺(白浜毘沙門天。応安元年(1368)創建で三浦七福神の毘沙門天を祀る)
    大椿寺(寛喜2年(1230)創建の臨済宗の古刹。三浦七福神の福禄寿を祀る)
    剱崎(三浦半島の東南の端に突き出た岬で磯釣りのメッカ)
    剱崎灯台(高さ17mは関東大震災後に再建されたもの)
    源頼朝の三御所(見桃寺(桃の御所)、本瑞寺(桜の御所)、大椿寺(椿の御所)
    三崎漁港のマグロ等の水揚げ 
    小雨に煙る「城ヶ島の雨」の北原白秋詩碑(城ヶ島大橋のたもとにあり、作曲者の梁田貞記念碑や白秋会館も近くにある)
    冬の城ヶ島、朝夕に乱舞する数千羽のウミウ
    城ヶ島灯台(明治3年(1870)築の我が国4番目の洋式灯台。高さ9mコンクリート製の白い円形灯台)
    広大な大根畑と相模湾に浮かぶ富士山 
    京急油壷マリンパーク(魚たちの生態を遊びながら、楽しみながら学べる水族館とイルカショー。シンクロナイズドスイミングが楽しめるファンタジアム)
    シーボニアヨットハーバー(日本有数の総合設備を有するマリーナであり、ヨット、モーターボートの保管だけでなく大型帆船でのチャータークルージング等も楽しめる)
    神奈川の景勝百選(油壷湾、盗人狩、城ヶ島大橋、剱崎)
    神奈川県立城ヶ島公園(ススキ、スイセン、ヤマユリなどの自生をそのままに自然を生かした公園)
    城ヶ島灯台公園(相模湾、太平洋が一望できる)
    歌舞島公園(相模湾、伊豆半島、富士山などの眺望が素晴らしい)
    諸磯の隆起海岸(国指定天然記念物。せんこう貝の巣穴により過去のみぎわ線がわかり、地震の間隔や隆起量を推定できる)
    三浦海岸(5kmの砂浜海岸で、遠浅で海水浴場として人気がある。シロギス釣りのメッカでも知られる)
    城ヶ島のウミウ、ヒメウ及びクロサギの生息地(県指定。北方系のウミウと南方系のクロサギが生息する)
    毘沙門洞窟(弥生時代の遺跡と言われる海蝕洞窟)
    漣痕、波調層(県指定。第3紀の海底でたい積した三崎層と呼ばれる地層から構成され、今から600万年前にたい積)
    海外のスランプ構造(県指定。第3紀の海底で三崎層から呼ばれる地層から構成され、コロイド状態のまま海底で斜面を滑り下った結果生じた構造)
    三崎の港町の町並み(三崎は船宿や商店を中心に発展を遂げた町でもある。現在も昔ながらの造りの商店や宿が残り、当時を偲ばせるが、それと同時に日本有数の遠洋漁業基地としてももう1つの顔を見せてくれる)
    白秋記念館(北原白秋関連資料、白秋直筆、原稿、写真)
    北原白秋詩碑(「城ヶ島の雨」を刻む)
    北原白秋歌碑(大正2年に白秋が身を寄せた寺にある)
    松本たかし句碑(本瑞寺の境内の墓の正面)
    角川源義句碑(城ヶ島の絶壁を背に自然石に刻まれている)
    三浦市文化財収蔵庫(魚貝、農具類、考古関係資料展示)
    城ヶ島公民館郷土資料展示室(漁業、民俗資料などを展示紹介)
    三浦国際市民マラソン(国際色豊かな一般大衆参加型の健康マラソン。ホノルルマラソンと姉妹提携関係。実施日2月末から3月初旬日曜日)
    三崎さかな祭り(マグロ等三崎港に水揚げされる魚介類を広く紹介し展示即売会。実施日10月から11月中の日曜日)
    みさき白秋祭り(北原白秋の功績を顕彰し追慕するため白秋文学資料展や短歌、俳句大会。実施日10月から11月中の日曜日)
    チャッキラコ(その昔歌舞島で源頼朝のが舞を所望したことが発祥と言われる。お年寄りの歌に合わせて7から15歳くらいの少女があや竹や扇を持って舞う素朴な踊り。実施日1月15日。国指定重要無形民俗文化財)
    道寸祭り(油壺の荒井浜海岸で三浦一族の鎮魂祭として行われる。実施日5月最終日曜日)
    海南神社・夏の例大祭(三崎下町の一帯で繰り広げられる祭りは港町らしく、またぶち合わせ太鼓などを披露。実施日7月17日から19日)
    三崎みなと祭り(港町、三崎が華やかな祭典に酔う。城ヶ島大橋の上空高く打ち上げられる花火は見もの。実施日8月14日から16日)
    お精霊流し(大きな3隻のお精霊舟が沖に向かい霊を西方浄土に返す「盆送り」。早朝の三戸浜で見られる。子ども達が沖まで泳いで引き出すのが習い。実施日8月16日)
    三浦わかめ干し風景(2月上旬)
    三浦ミカン狩り(10月中旬)
    三浦だいこん(12月中旬)
    ハマユウ(市内の海岸一帯に多く見られる清楚な姿の花)
    クロマツ(和田海岸のクロマツの自然林は県下でも有名)
    見桃寺の桃(源頼朝三崎山花の1つ)
    本瑞寺の桜(源頼朝三崎山花の1つ)
    大椿寺のツバキ(源頼朝三崎山花の1つ)
    小松ヶ池(おまつは今日のうちに田植えを済ませろと言われたが太陽に祈ったところ夕日が沈まず全部植えたという話)
    かっぱの証文(すず川に河童が住んでいたが、悪さをして農夫に捕まり詫び状を書かされた。寺に詫び状が残っている。)
    荒次郎の首の怪(荒次郎はみずからの首をかき落としたら、その首は小田原まで飛び松の木にかかった。3年間その首は死ななかったという)
    盗人狩り(追われた盗賊が八景原の端まで来て、足元の断崖と眼下の怒濤に足がすくみ捕まってしまった。地名の由来)
【名産】マグロのみそ漬け
    マグロのかす漬け
    アジ、キンメ等の干物
    ワカメ、イカの生干し等の海産物
    カボチャ、メロン、ラグビーボールイカ等の農産物
    イカの塩辛
    スイカのかす漬け
    三浦ダイコン
【花の名所】妙音寺(ヤマユリ)京急「三崎口駅」
      城ヶ島公園(スイセン) 京急「三崎口駅」からバス「白秋碑前」
      毘沙門海岸(ハマダイコン)京急「三浦海岸駅」からバス「毘沙門天入口」
【その他】城ヶ島公園(神奈川県の公園50選)太平洋の荒波によって刻まれた岩礁と自然植生を保存した緑が美しい園内の赤羽根海岸は県指定天然記念物のクロサギ、ウミウの生息地 公園の近くに北原白秋の歌碑がある。 交通:京浜急行線三崎口駅から城ヶ島行バス25分「白秋碑前」下車徒歩7分