茨城県 【トピック】2006/03/19 笠間市と西茨城郡友部町、岩間町が合併 ----------- 旧笠間市のデータ ---------------- 【いわれ】笠間は,周りを山で囲まれたと地で,古くから石井,市毛,大淵,稲田,飯田,徳蔵,来栖,本戸,箱田,吉原,福田,福原という12の里があり,地形が「すげ笠」に似ているところから。 【シンボル】花(菊),木(カシワ),鳥(メジロ) 【日本一】世界一の大つぼ(高さ3.06m) 世界一の巨大花瓶(高さ6.4m,直径2.2m,重さ3.4トン) 【観光】 手ひねりも楽しめる「笠間焼き」 笠間つつじ公園(25種35000株のツツジが植生) 笠間芸術の森公園(野外コンサート広場、陶芸歴史の森、プロムナード、センタープラザ、イベント広場、笠間工芸の丘(笠間焼きの歴史や観光情報を発信)などが整備されている) 西念寺(浄土真宗発祥の地) 飯田ダム(笠間湖) 別れの一本杉の歌碑 坂本九の「上を向いて歩こう」の歌碑 長塚節の歌碑 つつじ祭り(富士山つつじ公園(7ha)の山林に25000株。実施日4月下旬から5月上旬) 菊祭り(空笠間稲荷神社と佐白山ろく公園に菊花壇が設けられ菊が展示される。実施日10月20日〜11月25日) 陶炎祭(ひまつり。ツツジ祭りに合わせて芸術の村で市内の窯元が参加し、笠間焼きの展示販売が行われる。実施日5月1日〜5日) 夏祭り(祇園祭。500kgの神輿をはじめ大小合わせて20基の神輿が市内を練り歩く。実施日8月第1土日月曜日) 笠間城跡公園(標高182mの佐白山に現在は石垣のみ残している) 春風萬里荘(酒井抱一の屏風、川合玉堂の日本画や北大路魯山人の陶芸作品などを展示) 田中嘉三記念館(日本画家の作品を展示。昭和53年(1978)に開館。笠間市に住んだ日本画家の作品を展示、仏像を中心とした作品が多い) 出雲大社常陸分社(春季大祭、講社大祭、秋季大祭、竜蛇祭) 笠間稲荷神社(日本3大稲荷(京都の伏見稲荷、佐賀の祐徳稲荷)の1つで、五穀豊穣、商売繁盛の神様。創建は白雉2年(651)) 笠間稲荷天長祭 笠間稲荷御田植祭(笠間稲荷神社の神事で大神様に供する御用饌田用として苗の植え付けを行う。実施日5月28日) 東日本一の生産高を誇る「稲田みかげ石」 やぶさめ(笠間稲荷神社の神事で小笠原流宗家の奉仕によって行われる。実施日11月3日) 片庭ヒメハルゼミ発祥地(ヒメハルゼミは暖地のセミで片庭は太平洋側の北限に当たる) 八重のフジ(笠間稲荷神社境内にあり,樹齢約400年,根回り3.55m,枝張り15.02m) 関場の大ケヤキ(樹齢1000年,周囲6.90m,樹高30m) 本戸の大カエデ(藤枝市郎所有。樹齢不明,根回し4m,樹高約4.20m) 稲田禅房のお葉つきイチョウ(西念寺境内にあり,樹齢不明,周囲約6m,樹高約30m) 笠間稲荷美術館(常設館として縄文時代から明治までの各地の焼き物を展示。建物は奈良の正倉院を模した高床式。昭和56年(1981)に開館) 笠間日動美術館(地元陶芸家たちの作品展示を3つの展示館と野外彫刻庭園で紹介。昭和47年(1972)に開館) スポーツカーミュージアム日動(1940年代から現在までの世界各国のスポーツカーを展示) 四十八灯ろう(市内箱田土当に住む「岡野家」一族の間で新盆があった場合に2年間供養のため行う) 大つぼモニュメント 【名産】ほろほろ料理(ホロホロチョウを使った料理) きのこ料理(キノコとワカメなどを使った山海サラダ) 【方言】こわい(疲れた) ------------------ 【名称】笠間稲荷美術館 【住所】茨城県笠間市笠間39 【電話】02967ー2ー1201 【交通】JR水戸線笠間駅からバス 【開館】8:00〜16:30 【概要】昭和56年(1981)に開館 笠間焼き 古窯 古代の土器などの考古資料 -------------------- 【名称】笠間日動美術館 【住所】茨城県笠間市笠間978ー4 【電話】02967ー2ー2160 【交通】JR水戸線笠間駅からバスで銀行角下車 【開館】9:00〜17:00 【概要】昭和47年(1972)に開館 創設者長谷川仁の絵画コレクションを中心に展示 自画像のコレクション ---------------------- 【名称】田中嘉三記念館 【住所】茨城県笠間市下市毛向山1377ー2 【電話】02967ー2ー3309 【交通】JR水戸線笠間駅から 【開館】9:00〜17:30 【概要】昭和53年(1978)に開館 笠間市に住んだ日本画家の作品を展示 仏像を中心とした作品が多い --------------------- 【名称】春風万里荘 【住所】茨城県笠間市下市毛1371 【電話】0296ー72ー0958 【交通】JR水戸線笠間駅から徒歩20分 【開館】9:30〜17:00 【概要】北大路魯山人の陶芸作品 酒井抱一の屏風 川合玉堂の日本画----------- 旧西茨城郡友部町のデータ ---------------- 茨城県西茨城郡 【いわれ】宍戸南友部に常陸線友部駅があり,この付近が新町の中心であり,各官公署も「友部」の名称を冠していたため,友部町となった。 【シンボル】花(菊),木(モクセイ) 鳥(ウグイス) 【日本一】鉄砲製造(精巧な猟銃) 【観光】 シダレザクラ(完全寺,唯信寺,光明寺) 北山国有林と白鳥湖(周囲2kmの湖で、遊歩道も整備) 朝の駅前風景(ゴルフラッシュ)と3つのゴルフ場 駅のホームのツバメと短冊 寺の鐘(広慶寺) 清水寺(88体の石の座像が安置) 養福寺(宝亀8年(777)開山の天台宗の古刹) 円通寺(弘和2年(1382)開基の曹洞宗の古刹。ミイラ安置) 北山不動尊 ふるさと友部祭り(お祭り広場、みのり広場、触れ合い広場。実施日10月中旬) 宍戸平神社の祇園祭(この祭礼は数百年前から行われ、同神社では当屋と言ってこの地区の中で氏子達の中心となったり、みんなが集まる場所を年番制で決めている。当屋に当たった家の人たちは1年間心身を清めて祭事に当たらなければならず、葬式や出産などの汚れには触れてならないという神道の禁法を課している。実施日7月下旬) 大原小学校の金管バンドの音色は素晴らしい 大杉囃子の笛の音と太鼓の響き 茨城県総合教育研修センター 北山森林公園(県立笠間自然公園内。高さ23mの展望台や全長161mのローラー滑り台など、他に散策路を設け自然とのふれあいが出来る) 小原の里(いばらき県名の発祥の地であるとされている) 小原神社のケヤキ(最大幹回り8.68m) 唯信寺のシイ(最大幹回り5.6m) 友部町歴史民俗資料館(昭和56年(1981)に開館。考古資料、宍戸城の関係資料、農業,教育,生活,交通の移り変わりを紹介展示) 友部八雲神社の祇園祭(実施日7月下旬) 小原神社の祇園祭(実施日7月下旬) 三鬼実の歌碑 道場ヶ淵(涸沼(ひぬま)川の畔に龍神が住んでいた。岩穴や龍宮池に祝いや祭りごとで使うお膳の数が何ぜん必要であるとい紙に書いておくと、次の日に使うおぜんがそろっていたという。ある時、返す数をごまかした者がいて次の日から効力が無くなってしまい、正直であることの大切さを教えている) 田宍戸町の町並み 大原の里山の町並み 【名産】宍戸焼(300年以上の歴史がある) 清酒(郷乃誉) クリ 菊 【方言】まじらっぽい(まぶしい) こっぺーくさい(子供の生意気なこと) おっこまる(疲れる) つっぱあった(水の中や池に落ちること) いーべ(同意する事) ----------------- 【名称】友部町立歴史民俗資料館 【住所】茨城県西茨城郡友部町平町29 【電話】02967ー7ー8925 【交通】JR水戸線宍戸駅から徒歩7分 【開館】9:00〜16:00 【概要】昭和56年(1981)に開館 考古資料 宍戸城の関係資料 農業,教育,生活,交通の移り変わりを紹介展示----------- 旧西茨城郡岩間町のデータ ---------------- 茨城県西茨城郡 【いわれ】平安時代の倭名類聚抄に石間郷と記され,江戸時代に編纂された「新編常陸国誌」によると石間をもって名とするとあり,「山中岩石多キヲ以テナリ」とされ,これに由来されている。 【シンボル】花(スズラン),木(桜),鳥(なし) 【観光】 愛宕山からの眺望(天狗が修行したという標高306mの山から太平洋を一望) 愛宕山の中腹から山頂にかけての数千本の桜(桜の名所) あたご天狗の森公園(天狗伝説がある) 愛宕神社大祭(実施日1月24日) 愛宕山桜祭り(実施日4月上旬から中旬) 六所神社大祭(みこしの行列や山車、獅子などが繰り出す。実施日11月2日から4日) 悪態祭り(13人の男子が真夜中、13天狗のほこらまで供物を供えに登り、参拝人たちが悪態を言い合う。実施日旧暦11月14日) スカイロッジ(愛宕山山頂にあるログハウス) 羽梨山神社(常陸28社の1つで、出産、夫婦和合に御利益があるとされ信仰されている。境内には樹齢1000年以上の熊野杉がある) スズラン群生地(難台山のスズランは群生地南限と言われる) こしのびの森 五霊の椿(泉地区にある県指定天然記念物) 高寺の晩鐘(町民に親しまれている時の鐘) 愛宕,灘台,吾国三山の尾根伝いに歩くハイキングコース 日本火防3山の1つ愛宕神社(標高306mの山頂にある古社で、創建は大同元年(806)の火具土命(かぐつちのみこと)を主祭神とし火防の神様として広く知られている) 塙家住宅(国指定重要文化財。18世紀頃の建築で2つの建物が棟を連ねる珍しい民家) 旧宍戸城表門 滝入不動堂 難台城跡 合気神社(合気道の開祖である植芝盛平が創設したもので武士道を修行する) 安居の千日堂 松尾芭蕉句碑 藤原藤房卿の遺跡 灯ろう念仏(新霊の往生安楽を祈る盆行事で、大同年間にさかのぼる。地域の千日堂前に集合し念仏衆が太鼓、鼓、笛で構成され新仏の家まで「道行き」という曲を奏しながら行進し、家に着くと高灯ろうを囲んで座り、新仏供養の庭念仏が行われる) 野口池と土師の湿原 【名産】生ぐり 梨 クリの加工品 ブドウ 柿 【発祥】合気道(明治16年(1883)和歌山県生まれの植芝盛平が大正14年(1925)に神影流剣術や起倒流柔術、大東流合気術を総合して合気武道を創設、昭和19年に合気道と改称) 【方言】いかっぺよ(いいでしょう) こわい(疲れた) いかい(大きい) あくをふく(悪口を言う) うんと(たくさん) |