茨城県 【トピック】2006/03/27 東茨城郡小川町、美野里町、新治郡玉里村(たまり)が合併して誕生 ----------- 旧東茨城郡小川町のデータ ---------- 【いわれ】中世時代に初代の地頭となった下河辺政平が小河城を築いたことが地名の由来とされている。後に合併時に住民から公募し,「読みやすいこと」などの理由から小川町とされたもの。 【シンボル】花(カンナ),木(モクセイ) 鳥(なし) 【観光】 古い町並み城下町の名残(小川地方は,水戸藩領時代,藩の重要な水運の基地として,水戸藩運送方役所が置かれ小川の河岸はにぎわいを見せた。その当時の面影を残す古い町並みが市街に点在する。) 霞ヶ浦に注ぐ園部川の河口から筑波を仰ぐ風景 小川町文化センター 小川祇園祭(素鵞神社の例祭を中心にした祇園祭で関東みこしの代表的なものといわれる同神社のみこしが練り歩く。実施日7月21日から23日) 百里基地チビッコ大会 百里基地航空祭 小川花火大会 小河城跡 小川稽医館の碑(文化元年(1804)に小川城の跡地に建てた医学学校で、後に水戸藩の郷校にもなった) 小川温泉寿荘(緩和低張冷鉱泉でお年寄りの安らぎの場) 小川温泉 鹿島神社内のケヤキ 鹿島神社例祭(戦前までは参道でやぶさめも行われ境内には神馬のための馬小屋が残っている。実施日8月22日) 素鷲神社 日限り地蔵(安産の地蔵尊として信仰) やすらぎの里・小川(「憩う、遊ぶ、学ぶ」をテーマにした公園で園内には、文芸、華道、茶道、書道、展示廊などの館がある) 親鸞上人腰掛けの石 松尾芭蕉句碑(芭蕉翁と親交のあった本間道悦が門人曾良と3人で詠んだ句を芭蕉の直筆として書き残しその後本間玄琢が碑に刻んだ) コノテガシワ サカキ タカラフーズ納豆博物館(1996年に開館。納豆誕生のヒミツ、納豆の起源、名物納豆マップ、江戸納豆絵巻、家庭で作る納豆、手作り納豆など納豆について何でも知ることが出来る。) 小川町図書館・資料館 サマーフレンドリーフェスティバル(園部川に流す灯籠流しや花火大会など町一番のイベント。実施日8月20日) 盆綱(先祖の霊を迎える盆綱の風習はいくつかの地区に残っており特に立延地区は有名) 手接神社の伝説(荒原郷の城主芹沢隠岐守俊幹が馬で梶無川までくると、水中から馬のしっぽを引っ張る腕があり城主が刀でそれを切り離し手の部分を持ち帰ると、その夜にカッパが現れて涙を流して返してくれと懇願したので返してやった。お礼に傷薬を教えて帰った。その後ある沢でそのカッパの死体が見つかり城主が手厚くそれを弔った場所が手接神社と言われる) 赤身地蔵(小河城の城主の側室に子どもが産まれたが、やがてこの子は体に赤あざが出来、日増しに大きくなっていった。城主が城内の赤身地蔵尊に願を掛けると赤あざは消え、代わりに地蔵尊の全身が赤あざにつつまれた。現在もある) 【名産】ニラ 地酒 納豆 メロン イチゴ 栗 しょうゆ 落花生 川魚のつくだ煮 【方言】いがっぺ(いいでしょう) こわい(疲れた) しゃーんめ(仕方ない) いしゃれ(どけ) んだ(そうです) ---------------------- 【名称】タカラフーズの納豆博物館 【住所】茨城県東茨城郡小川町野田大沼頭1542 【電話】0120−58−7010 【交通】 【開館】9:00〜16:00 【概要】1996年に開館 納豆の本場茨城県 水戸市は都市別の年間納豆購入額でトップ(1994年現在) 全国の納豆メーカの60%があり納豆業界で約20%の販売シェア 少しでも納豆のことを知ってもらうのがコンセプト 納豆の歴史と文化(納豆の起源や製造方法をパネルで紹介) 江戸時代に親しまれた納豆をからくり人形劇で当時の様子を紹介 ザルや地中,こたつなどを利用した全国様々な納豆製造の方法も展示 --------------------- 小川温泉(おがわ) 【泉質】重曹泉 【泉温】16度 【効能】リウマチ 皮膚病----------- 旧東茨城郡美野里町のデータ ---------- 茨城県東茨城郡 【いわれ】2村の合併に伴い,町名を一般公募したもので,本町のイメージをそのままあらわしたもの。自然環境に恵まれた肥沃で広大な町との意味である。 【シンボル】花(カンナ),木(ケヤキ) 鳥(キジ) 【日本一】茨城県園芸試験場(園芸専門試験場としては規模が日本一) 【観光】 平坦で広大な町全域(肥沃な台地からなる農業を基幹産業とする町) 町全体でどこでも聞くことの出来る田園の音(小鳥のさえずり,カエルの鳴き声,川のせせらぎ,風の音など) 花木園芸センター(広い敷地にバラなどを中心に百花が乱れ咲き,そのなかで花木の販売を行っている。四季を通じて訪れる客は多い) 石船神社の大ケヤキ(樹齢約500年,樹高20m、根周り18mで玉木の名木といわれる) 長屋門のある風景(この地方独特の風景で,町内各所で見られる) パディフィールドパーク(自然を生かした公園で、ふれあい広場、サイクリングロード、コスモス畑、米の栽培場、散策路、鑑賞池など水田を利用した施設がある) 新春歩け歩け大会 菜の花祭り アワアワ祇園 ザ・みのりふるさとまつり コスモス祭り 鹿島神社(鎌倉時代の創建) 四季健康館(四季の里にあり、気泡風呂、寝湯、露天風呂、ジャクジーなど9種類の健康風呂を楽しむことが出来る) 仲丸池公園 鳳林院(応永年間(1394〜1428)開基の曹洞宗の古刹) 竹原城跡 みのりシビック・ガーデン 竹原神社祭り(アワアワ祇園で有名。ささらやみこし、山車、獅子などが出て賑わう。実施日7月21日から23日) 産業祭り(町の特産品の販売やイベント。実施日10月中旬) 金毘羅神社祭り(地元の神社の祭礼で山車が繰り出し、にぎやか。堅倉囃子が舞われる。実施日8月9日から10日) 羽黒古墳(竹原) 泥障塚古墳(納場) 勅使塚古墳(張星) 一字一石経塚(中郷) 池花池でヒツジグサが花咲く風景(6月上旬) 池花池・遠州池に飛来するハクチョウ(11月) 【名産】メロン ネギ 梨 ニラ イチゴ 手作りハム 手作りベーコン 手作りみそ 手作りアイスクリーム----------- 旧新治郡玉里村(たまり)のデータ ---------- 茨城県新治郡 【いわれ】「常陸国風土記」によると,倭武命がこの地を訪れた際に井戸を掘らせたところ,清らかな水が湧き出し,「よくたまれる水かな」とたたえたので,この里を「たまり」と呼ぶようになったとされている。 【シンボル】花(コスモス),木(カキ) 鳥(シラサギ) 【観光】 霞ヶ浦から望む筑波山の眺め 円妙寺の銅鐘(高さ69cm、外径47cmの鐘) 石造仁王像(元禄5年(1692)建立された像高さ1.9m、重さ3トンの伊豆石で彫られた2体の像がある) 舟塚古墳(全長84m、高さ8.7mの前方後円墳) 玉乃井跡(村名の由来になった井戸がある) 愛宕塚古墳群 権現山古墳 大宮神社の樹叢 大宮神社の鰐口 耳守神社(耳の障害に霊験あらたかな古社) 八幡神社の杉 取手山館跡 愛宕神社の樹叢 玉里現代美術館 盆綱(玉川地区。祖先の精霊を祭る行事。わらと縄で大蛇を作り子どもたちが家々を練り歩く。実施日8月13日から15日) 繭玉もち(農作物や繭の豊産を祈願するために1月14日に餅をつき小さく丸めて繭の形にして15日にナラの木の枝に刺し、うすなどに結んで立てる) 千代姫哀話(常陸大掾繁盛の五男、香丸殿の姫に千代姫という愛娘がおり、7歳に達したが不幸にも耳が聞こえず、この悲しみはことのほかであった。香丸殿は思案の末、断食をして祈願したところ、不思議にも姫の耳は忽然と聞こえるようになった。やがて姫は成長してある日、ふとした病が悪化し、33歳の9月9日にこの世を去ったが、姫の遺言をくみ取り両親は姫愛用の鏡を神体とし、栗又四ヶに社を設け耳守と号した。これが耳守神社として今に存続しておる) 【名産】れんこん カキ 梨 農協ブランドの牛乳,プリン,ヨーグルト,ゼリー 霞ヶ浦の水産加工品(エビ,フナ,ハゼ,ワカサギ,シラウオ) 【方言】〜だっぺ(〜でしょう) 〜だっぺよ(〜でしょう) ぶっちゃす(壊す) じゃーぼ(葬式) こきたねぇ(汚い) むぎもねぇ(すごい) |