茨城県 【トピック】2005/10/01 西茨城郡岩瀬町と真壁郡真壁町、大和村が合併して誕生 ---------- 旧西茨城郡岩瀬町のデータ ------------ 【いわれ】岩瀬は,出雲系の居住民により開拓が進められたが,大和の国に祖霊を奉斎(ほうさい)する伊波瀬と呼ばれる社があり,祖神への崇拝の念や望郷の想いを寄せて「イワセ」の地名が生じ定着した。 【シンボル】花(桜),木(モクセイ) 鳥(ウグイス) 【日本一】花崗岩(みかげ石)の産出(上城地区産の糖目石は,キメが細かく最高級の墓石として全国各地へ供給されている) 【観光】 上野沼の夕景(上野沼に映る夕日) 上野沼の朝(上野沼に浮かぶ水鳥たちの鳴き声で目覚める朝) ますみが池に投影される秀峰,加波山の雄姿 磯部桜川公園(4月上旬から中旬にかけ数十種,600本に及ぶ桜が満開となり,桜のトンネルを作り出す。ツツジ、ボタンなどの低花木類約5000株も植裁) 桜祭り(野点、演芸、俳句会なども。実施日4月7日から21日) 桜川磯部稲村神社(日本武尊など12神を祀る古社で、安産の神様として信仰) 月山寺(延暦15年(796)徳一大師により開基された天台宗の古刹) 妙法寺(天台宗。ミイラを安置してある) 上野沼やすやぎの里(6人用ケビンが10棟,オートキャンプもできるキャンプ場,バーベキュー広場,そしてテニスコートに多目的運動場を備える。又,上野沼では釣りやサイクリングも楽しめる) 桜川の桜(磯部神社の周囲2kmほどの地域に関東地方では珍しい数十種の桜。国名勝天然記念物) 上野沼(慶安時代に造られたかんがい用の沼。周囲2.4kmに遊歩道が整備,町民のレジャーゾーン) 富谷山(国の重要文化財の小山寺三重塔はもとより,展望台からの眺めは加波,筑波の山並みを一望できる) 富谷観音(小山寺。天平7年(735)行基により開基された天台宗の古刹。十一面観音座像、三重の塔などがある) 上野原瓦窯跡(国指定重要文化財) 磯部遺跡 長辺寺山古墳 網代笈(国指定重要文化財) 堀の内古窯群跡 石匠のみち(石を使った彫刻が14点、遊歩道に点在する) 月山寺美術館(国および県指定の重要文化財をはじめ仏像,仏画,工芸品など) 岩瀬町中央公民館展示室(昭和51年(1976)に開館。狐塚古墳,長辺寺山古墳の出土品、堀の内・薬師台窯跡の考古資料、地域の民俗資料) 総合運動公園 納涼大会(ぬいぐるみをかぶり、町内をパレード。盆踊りも。実施日8月15日から16日) 羽黒のけら踊り(西小塙一帯に伝わる踊りで特徴はリズミカルで跳ねて踊る。実施日8月18日または8月25日) 間中のささら(間中地区で行われる獅子舞で江戸時代初期より行われ間中神社に奉納。実施日9月第1日曜日) 大飯祭(下泉地区。鹿島神社の氏子である当主が、その年の当家へ集まり大盛りの飯を食べ合う。実施日12月13日) 大飯祭(大泉地区。実施日12月14日) ふじく(その日の田植え等は実りがないということで、豊作物などの種付けを嫌う) ぼうじぼ(十五夜にその年の豊作を祈り子どもたちが「ぼうじぼ」(ワラで編んだ棒状の物)を持ち、地面をたたき、練り歩く) 加茂部の宿跡(羽黒山信仰による宿場跡) 天音姫の小山寺(護持仏の聖観音を守り本尊とされた天音姫は、父の後妻の陰謀によりみかげ石で首をはねられた。しかし姫は後に聖武天皇夫人となり、みかげ石からは金銅製の観音の首が発見された) 雨乞いの竜谷山洞源寺(慶長の初め、100余日も日照りが続き、洞源寺の物堂禅応師が三日三晩雨巻山で祈り続けたところ、慈悲の雨が2日1晩降り、その年は豊作に恵まれた。尚、禅応師死去の時には三日三晩雨が続いた) 【名産】ユメミール(自然溢れる牧場で厳選された原乳をベースに作り出した高級アイスクリーム) 歌謡もなか(謡曲「桜川」にちなんだもなか) みかげ石(墓石,灯籠から美術工芸的意味合いの深いモニュメントとして使用できる) 桜川(地酒。端麗にしてスッキリとした味わい) 粘土がわら(いぶしがわらと呼ばれる黒色のかわら) 【方言】ちく(うそ) ひゃくもしねぇ(何の役にも成らない) そうだへ(そう言うことである) --------------------- 【名称】岩瀬町中央公民館展示室 【住所】茨城県西茨城郡岩瀬町岩瀬48 【電話】02967ー5ー0344 【交通】JR水戸線岩瀬駅から徒歩5分 【開館】9:00〜17:00 【概要】昭和51年(1976)に開館 狐塚古墳,長辺寺山古墳の出土品 堀の内・薬師台窯跡の考古資料 地域の民俗資料---------- 旧真壁郡真壁町のデータ ------------ 茨城県真壁郡 【いわれ】今から800余年前の平安末期に,常陸大掾,真壁氏の城下町として開かれたことに由来している。 【シンボル】花(ヤマユリ),木(サザンカ) 鳥(なし) 【日本一】 石の生産(加波山(かばさん)や足尾山より採掘される花崗岩は良質な石材として中世末より利用されているが、墓石、灯ろうなどの比較的小さな手作り加工品だけでなく建築材などにも利用) 【観光】 筑紫湖周辺(つくしこ。霞ヶ浦用水事業により出来た湖で周辺の散策路が楽しめる) 酒寄みかん園 椎尾薬王院(宝永元年(1704)築の三重塔は県指定文化財。寺は延暦元年(782)最仙上人により開基された天台宗の名刹で桜の名所でもある) 筑波山麓(しっとりたたずむ別名「小京都」の城下町) 真壁城祉(現在は本丸跡、堀、土塁のみが残る。国指定史跡) 八柱神社(寛平2年(890)の創建。夫婦和合の神として信仰されており本殿の壁には見事な彫刻が刻まれている) たばこ神社(葉たばこの豊作と雷神除けを祈るキセル祭りが行われる) たばこ資料館(昭和50年(1975)に開館) 加波山神社(日本武尊が創建したと伝えられる。奥宮は加波山の山頂にある) 伝正寺(文永5年(1268)に創建、曹洞宗の古刹。ツツジの名所) 伝正寺温泉 筑波高原キャンプ場 神武祭 加波山(標高709m、山腹では御影石の採掘が行われている。ハイキングに最適) 五所駒ヶ滝神社例祭祇園祭(真壁城主代々の祈願所だった神社で、約400年の歴史を持つ祇園祭は7月23日〜26日山車や神輿が練り歩く) 加波山たばこ神社例祭キセル祭り・火渉祭(重さ60kg、長さ2.6mのキセルに火を付けて加波山山頂に担ぎ上げるという奇祭。無病息災を祈願。実施日9月5日) 真壁町歴史民俗資料館(昭和53年(1978)に開館。町内からの民俗資料、歴史資料) かったて祭(夏の風物詩。実施日8月31日) 歌女明神(うたひめみょうじん。羽鳥の小高い丘の上にこの明神はあるが、古代ここでは「かがい」と言われる祭りが行われてきた。つまり歌垣のことで春と秋の2回、若い男女が集まってきてお互いに掛け合いで歌を交わしながら朝まで歌い踊ったという。今で言う集団見合い) 【名産】みそ しょうゆ 素焼きの土管 小玉スイカ 真壁石灯籠 地酒各種(正気,公明,花の井など) 植木鉢 【発祥】植樹祭発祥の地 --------------- 【名称】たばこ資料館 【住所】茨城県真壁郡真壁町長岡891 【電話】0296ー55ー3288 【交通】JR水戸線下館駅から真壁行きバス 【開館】随時 【概要】昭和50年(1975)に開館 --------------- 【名称】真壁町歴史民俗資料館 【住所】茨城県真壁郡真壁町大字真壁57ー1 【電話】02965ー5ー0556 【交通】JR水戸線下館駅から真壁行きバス 【開館】9:30〜16:30 【概要】昭和53年(1978)に開館 町内からの民俗資料 歴史資料 --------------- 伝正寺温泉(でんしょうじ) 【泉質】単純鉄泉 【泉温】? 【効能】リウマチ 神経痛---------- 旧真壁郡大和村のデータ ------------ 茨城県真壁郡 【シンボル】花(菊),木(ケヤキ),鳥(なし) 【日本一】石材事業所250カ所 【観光】 村内数カ所に石のモニュメントを設置してある 山石屋の石を割るはっぱの音風景 大和ホースパーク(約40頭の馬と数頭のポニーと遊ぶことが出来る) あまびき老人福祉センター(宿泊,研修施設) 大国神社鍬の祭(家内安全と五穀豊穣を祈願。実施日1月3日) さやどまわり(大国玉神社。五穀豊穣を祈願。実施日1月4日) 紅葉祭り 村民祭(実施日11月2日から4日) 大和の石祭り(地場産業のPR。実施日4月中旬から5月上旬) あじさい祭り(雨引山楽法寺。実施日6月上旬) 雨引観音マダラ鬼神祭(鬼の放った4本の矢を拾うとその年は無病息災であるという。京都の広隆寺のマダラ祭とともに日本二大鬼神祭と言われる。実施日4月第1日曜日) 雨引観音(雨引山楽法寺。用明2年(588)の開基で黒門、大黒堂、多宝塔、鐘楼堂、地蔵堂、本堂、客堂などが残る。) 花の入公園(芝生の広場、水辺の広場、アスレチックコースなど自然を生かした公園) 楽法寺宝物陳列室(昭和10年(1935)に開館。雨引観音、木造観世音菩薩像、古書,古器などの展示) あまびき美術館(昭和59年(1984)に開館) 大和村増淵茂民俗資料館(昭和49年(1974)に開館) 増渕茂民俗資料館 宿シイ(雨引山楽法寺境内。樹齢推定400年以上,目通り周囲7m) やまとサミット(市町村名に「大和」の名称を持つ全国市町村との交流) 二宮尊徳翁碑 【名産】ビニコマダスイカ メロン オリンピアブドウ 石材製品(ミカゲ灯籠) 落花生 【方言】きたげ(つば) んだちけな(そうです) ほだっぺ(そうでしょう) ちくだ(うそ) ------------------ 【名称】楽法寺宝物陳列室 【住所】茨城県真壁郡大和村本木1 【電話】0296ー58ー5009 【交通】JR水戸線新治駅から 【開館】9:00〜16:00 【概要】昭和10年(1935)に開館 雨引観音 木造観世音菩薩像 古書,古器などの展示 ----------------- 【名称】あまびき美術館 【住所】茨城県真壁郡大和村大字本木270 【電話】029658ー5885 【交通】JR水戸線新治駅から 【開館】9:00〜17:00 【概要】昭和59年(1984)に開館 --------------- 【名称】大和村増淵茂民俗資料館 【住所】茨城県真壁郡大和村大字本木1591 大和村立雨引小学校 【電話】0296ー58ー5019 【交通】JR水戸線新治駅から 【開館】8:00〜17:00 【概要】昭和49年(1974)に開館 |