【トピック】茨城県東茨城郡御前山村・那珂郡大宮町・山方町・美和村・緒川村が合併して誕生2004/10/16 ---------- 旧御前山村のデータ ------------------ 【いわれ】村合併に際し,住民から公募し,読みやすく,知名度が高く,地域を良く表しているから近くに「御前山」という名前の山がある。 【シンボル】花(カタクリ),木(ユズ) 鳥(カワセミ) 【観光】 御前山青少年旅行村(通年開設で600人収容できるキャンプ場) 三王山自然公園(標高253mの山王山から日光那須連山,磐梯朝日連邦,さらには富士山をも望める景勝地) 那珂川と川に架かる那珂川大橋(バックの御前山の景観は「関東の嵐山」と呼ばれる) ごぜんやま温泉 相川温泉(宿は1軒のみ) 長倉城跡 御前山花火大会(納涼イベント。実施日8月14日) 御前山祭り(産業振興、文化活動の発表。実施日11月第2日曜日) 長倉七夕祭り(七夕の飾り付けや子ども神輿、カラオケ大会など。実施日8月6日から7日) 御前山(標高186m。関東の嵐山と呼ばれ原生林に覆われ100種類の野鳥も生息している自然音宝庫である) ごぜんやま温泉保養センター四季彩館 那珂川のアユの解禁(6月1日) ブドウやリンゴ狩り(9月上旬から中旬) サケの立て網漁風景(10月) カタクリの群生地 大エノキ(最大幹周8m樹齢約400年) 【名産】ユズ(村の木であり,古くから栽培され,果実は料理の薬味として利用) 干し芋(昭和62年から村の特産物) 【方言】こわい(疲れた) いまあし(後で) ことこんべ(オタマジャクシ) くちはび(マムシ) --------------- 相川温泉(あいかわ) 【泉質】放射能泉 【泉温】11度 【効能】リウマチ 神経痛 外傷 皮膚病 胃腸病 高血圧 貧血症 痛風 動脈硬化症 ---------- 旧大宮町のデータ ------------------ 【いわれ】旧村名をそのまま新町名とした。大宮は天保13年に鎮守「甲大宮」から名付けている。 【シンボル】花(バラ),木(梅),鳥(ウグイス) 【観光】 辰ノ口ぜきの景観(甲斐国から常陸国へ移住された永田茂衛門は水戸藩の灌漑工事を任され難行苦行の末、慶長2年(1649)に久慈川に辰ノ口堰を完成) 宇留野公園からの久慈川の眺望(梅と桜の名所として人々に親しまれ高台にある公園からは久慈川の流れや田園風景が見渡せる) 大宮町歴史民俗資料館(町内で発掘された土器や石器などの考古資料、生活用具などの民俗資料を展示) 大宮さつき展 甲神社(かぶとじんじゃ。社名は佐竹氏が甲を奉納したことに由来。大宮の名は神社の尊称「甲大宮」にちなむ。) 裸祭り祇園祭(下町の甲神社境内にある素鵞神社の夏祭りは裸の男達の担ぐ神輿が激しく躍動する勇壮な祭り。関東の「裸祭り」として有名。実施日7月下旬) 素鵞神社(そがじんじゃ。甲神社の境内にある疫病封じで知られた神社。その祇園祭は「関東の裸祭り」として勇名をはせる) 西塩子の回り舞台(現存する日本最古の組み立て式回り舞台で、半世紀ぶりに復元された舞台では江戸時代から伝わる農村歌舞伎が上演) 灯ろう流し(久慈川の富岡橋下の河原で行われる。花火大会も行われ真夏の夜空を彩る。実施日8月16日) ふるさとまつりふれあい広場(祭りが11月上旬) 辰ノ口親水公園(久慈川の辰ノ口堰近くの公園には自然を満喫しながらアウトドアが楽しめる設備が整備。高さ29mの展望台、アジサイ園、ふるさと館、サケ展示館などの施設が整備) 大宮自然公園(石沢地区の豊かな自然を生かした公園で四季折々の草木や野鳥が訪れる人々を優しく包み込むやすらぎの森) 西部総合公園(多目的公園。一年を通じてスポーツを楽しむことが出来る。中でも芝そりゲレンデは家族連れには人気)) 大賀ファミリー公園 鏡ヶ池(昔、誤って鏡を池に落とした長者の娘が鏡を探すうちに深みに入って死んだという悲しい伝説が残る) 長者の伝説(八幡太郎義家は薬谷の万石長者を攻め滅ぼした。この時乳母の計らいで生き延びた朝日姫が家の再興を春日神社に祈願し、満願の日に境内で白装束に身を清め、化粧をしているときに誤って鏡を落としそれを拾おうとして足を滑らせ沼に落ち帰らぬ人になった。この池を鏡ヶ池という) 大宮町運動公園(公式野球場、プールを備えた運動公園は憩いの場) あじさい園(辰口親水公園内にあるあじさい園は6月中旬から7月中旬まで見頃) 日向神社(佐竹氏の一族、宇留野氏の居城跡に建てられた神社。今も残る侵食谷を利用した堀や土塁がかつての城郭の面影を感じさせる) 松吟寺(佐竹氏第7代義胤の開基。創建当時の建物はすべて焼失。元禄5年(1692)再建された山門が今も残る) 西方寺(浄土宗布教の道場といわれ本尊の阿弥陀如来は浄土宗の開祖・法然上人の作と言われる) 種生院(鐘に刻まれた銘によると仏教を広めるため日本に来た三尊法師が、正観音像を安置したのが寺の始まり。泉の観音様として知られる) 誕生寺(寺の側には了誉上人が産湯をつかったという泉がある。この誕生水を飲むと御利益があると言われる) 常弘寺(浄土真宗の開祖・親鸞上人ゆかりの霊場) 高長寺(寺院がなかった鷹巣地区の様子を徳川光圀の遺命により天保3年(1831)に創建。境内には十六羅漢の石仏) 法専寺(山伏の弁円が親鸞の弟子・明法房となって開いた寺。その墓と寺を結ぶ自然豊かな散策路は歴史の道) 糖塚古墳 弾正塚(天文9年(1540)佐竹義元が兄の義篤に攻められ助けに駆けつけた小瀬城の内田弾正左衛門が途中で炎上する部垂城を見ながら無念の切腹をしたとされる塚) 乗蓮院(部垂の乱で城主佐竹義元の次子繁興は川崎石見守に助けられ、この寺に隠れて難を逃れたと言われる) 部垂城跡(へたれじょうあと。承久の乱(1221)後、河崎頼幹によって築城され後に佐竹氏の居城。現在の大宮小学校付近一帯が城であった) 雷神山横穴群 文化センター(図書情報館。多目的大ホールを備えた文化センターと図書情報館が併設されたロゼホールは地域文化活動の拠点) コスモス祭(親水公園。実施日9月中旬から10月) ふれあい広場(西部総合公園。町内の小中学校をはじめ様々な団体が参加し歌や踊り、模擬店などがでる。実施日11月3日) 常陸大宮ショッピングセンター「ピサーロ」(スーパーと約50の専門店からなる大型ショッピングセンター) あゆ釣り(関東屈指の清流久慈川の鮎は香魚とも呼ばれるように姿や味と香りがある。6月1日が解禁日は初夏の風物詩) 【名産】地粉のそば料理 【方言】こわい(疲れる) いぎもねえ(つまらない、利益がない) おれげ(私の家) おさまえる(捕らえる) かっとまりがない(まとまりがない) ごぢゃっぺ(まとまりがない) ---------- 旧山方町のデータ ------------------ 【いわれ】中世に佐竹氏がこの地方を治めていたころ,その家臣の山方氏の居城があったことから山方の地名になったと思われる。 【シンボル】花(ヤマユリ),木(ユズ) 鳥(ウグイス) 【日本一】日本一小さい水族館「町立淡水魚館」 【観光】 パークアルカディア(ケビン村,パターゴルフ場など) 町立淡水魚館(久慈川水系に住む魚を中心に外来魚などを集めた。特別記念物「オオサンショウウオ」,イトウなど) 御城(みじょう)展望台(2層建ての天守閣風から久慈川、奥久慈の山々が一望できる。他に特産品販売コーナー、歴史資料展示コーナーもある) 陰陽山森林公園(篭岩) 鏡石(「常陸国風土記」に「東の山に石の鏡あり」と記載されている。横ずれ断層面) 山方町立歴史民俗資料館(江戸終期に「こんにゃく」の粉末化に成功した関係資料、西ノ内紙製法に関する資料、昭和61年(1986)に開館。考古資料、村の仕組みがわかる文書、民具などの民俗資料を展示) 湯の沢鉱泉 紙のさと和紙資料館(西ノ内和紙の関する資料展示と体験コーナー、販売コーナーなどがある。昭和50年(1975)に開館) パークアルカディア(多目的総合施設で、野球場、パターゴルフ場、林間トレーニング、森林科学館、プラネタリウム館、ふれあい交流館などを整備) 屏風岩 五輪塔 あゆ釣り解禁(久慈川のあゆの味は絶品。6月) あゆの里祭り(魚のつかみ取りや鮎釣り大会など。実施日8月23日から25日) 中島藤衛門翁の顕彰碑(粉こんにゃくの祖) 久慈川を流れる「シガ」風景(冬) 箱石(高館山にあった城が敵軍に攻められ落城、焼失したとき、お姫様がせめて母君の形見であった蒔絵の針箱だけは永遠に残したいと思い、「石になれ」と神に向かって強く念じながら谷に向かって投げ落とした。それが石と化したという) 犬吠峠(常安寺が焼失したとき、寺の飼い犬はこの峠に登り7日7夜吠え続け、火難を四方に知らせた。犬はそのまま石化して風の強い日には遠吠えで火の注意を促したという) 【名産】西の内和紙(民芸品など) まんじゅう、最中などの和菓子 手作りこんにゃく(粉こんにゃくの発明はここから) うどん そば 納豆 地酒 【方言】こわい(疲れる) いしけえ(良くない) おふかけ(夕立) さがんぼ(つらら) てぼっけ(手ぶら) --------------- 【名称】山方町立歴史民俗資料館 【住所】茨城県那珂郡山方町大字山方969ー2 【電話】02955ー7ー2616 【交通】JR水郡線山方宿駅から徒歩5分 【開館】9:00〜16:30 【概要】江戸終期に「こんにゃく」の粉末化に成功した関係資料 西ノ内紙製法に関する資料 昭和61年(1986)に開館 ----------------- 【名称】紙のさと資料館 【住所】茨城県那珂郡山方町舟生88 【電話】02955ー7ー2868 【交通】JR水郡線山方宿駅から徒歩10分 【開館】9:00〜17:00 【概要】昭和50年(1975)に開館 ----------------- 湯の沢鉱泉(ゆのさわ) 【泉質】重曹泉 【泉温】17度 【効能】リウマチ 神経痛 胃腸病 皮膚病 ---------- 旧美和村のデータ ------------------茨城県那珂郡 【いわれ】住民より一般公募して決定した。 【シンボル】花(ヤマブキ),木(杉) 鳥(ヤマドリ)【日本一】三浦杉 鷲子山のカヤ ヒノキの材質【観光】 美和村工芸触れ合いセンター(建物は触れ合いセンター、工房、長屋門の3つに分かれている) カジカガエルの声(緒川清流をイメージ) 花立自然公園(ヤマザクラを中心に約500本の桜がある花見広場、海の見える丘、バーベキュー施設、スペースアスレランド、天文台「美スター」などを整備) 鷲子山(21世紀残したい日本の自然) 鷲子山上神社(鷲子山の山頂にある大同2年(807)創建の古社。茨城県と栃木県との境にある。平成2年に全国で初めて両県の文化財に指定された) 鷲子山上神社本殿と随神門高部景義の墓 満福寺 諏訪神社 鷲子祇園祭り ふるさと祭り(盆踊りなどを中心とした祭り) 鹿嶋神社の大杉 親鸞上人見返りの桜 三浦神社 三浦杉(樹齢約850年,樹高58m,枝下29m,周囲10m。相模国三浦大介が那須野原金毛九尾のキツネを退治した際に奉納したとされ,徳川光圀の命令とされる)高部宿の町並み(紙街道として栄えた頃の洋風建築が今も残る) みわ・ふるさと館北斗星 桜祭り(花立自然公園の桜を中心とした祭り。実施日4月上旬から5月中旬) 星祭り(夏の夜空の鑑賞などを中心とした祭り) 美和温泉・ささの湯 【名産】シイタケ ログハウス 地酒 ブドウ こんにゃく 【方言】からがさ(唐傘) えぎさえす(駅へ行く) ふるしき(風呂敷) きたさむぐ(北へ向く) だめけ(だめか) ---------- 旧緒川村のデータ ------------------ 【いわれ】村の東部を那珂川の支流「緒川」が流れており,その支流に集落が出来ているところから名づけられたものである 【シンボル】花(ツツジ),木(桜),鳥(ヤマドリ) 【観光】 やすらぎの里公園(椎茸をイメージした展望台やカリオンの丘には7つの鐘、長さ235mの滑り台、テニスコートなどの施設があるいこいの広場) 水戸藩指定紙すき場跡(水戸藩の財政を支えた和紙の紙漉跡地) 風車の弥七の墓(水戸黄門で知られる風車の弥七のモデルとなった小八兵衛の墓) 伊豆箱根神社 阿弥陀院 百観音自然公園(男体山に散在する百観音のなかの観音洞窟に安置された36体の観音像がある) 吉岡のカヤ カゴノキ 立野神社 江畔寺の大イチョウ 緒川ふるさと祭り(実施日8月下旬) 上小瀬祇園祭(実施日6月15日から16日) 季節毎に美しく彩られる自然の中にある農山村風景 【名産】干ししいたけ お茶 和菓子 うどん 卵油 |