茨城県 【トピック】2005/09/12 古河市と猿島郡総和町、三和町が合併 --------------- 旧古河市のデータ ----------------- 【いわれ】こがの地名の起こりは,万葉集の東歌のなかに「まくらがのこがのわたり・・・」と歌われているほど古い。古河は奈良時代以来,渡良瀬川の渡河地点という役割をもつ町の呼び名であった。 【シンボル】花(ハナモモ),木(ケヤキ) 鳥(なし) 【日本一】市の北西部に広がる面積3300ha渡良瀬遊水地 古河総合公園の2000本の桃の木(ハナモモ) サッカーやバレーボールなどスポーツ日本一 全国初の篆刻専門の美術館 古河歴史博物館の蘭学関係収蔵品 【観光】 日光連山を遥かに望む渡良瀬遊水地の風景(夕日が素晴らしい) 渡良瀬遊水地花火大会(渡良瀬川に接する1市4町9機関が共同で開催。3尺玉をはじめユニークな花火が打ち上げられる。実施日8月第1土曜日) 渡良瀬遊水地のあし焼風景(3月) 古河総合公園のハナモモ(ハナショウブ、大賀ハスが咲き誇る市民いこいの広場。古民家も移築展示されている) 花と緑と彫刻のプロムナード「四季の径」の景観 市営の超高級ブドウ,レッドオリンピアの観光農園 古河公方館跡(足利成氏が城主だった時に築いた別館の跡で鴻ノ巣御所と呼ばれている。県指定文化財) 公方行列(室町後期に一大勢力を誇った古河公方にちなんだ武者行列。実施日4月中旬) 桃林祭 正定寺(寛永10年(1633)建立された浄土宗の寺。土井家ゆかりの資料が残る) 長谷観音(十一観音像は日本三大長谷観音の1つ) 福法寺 悪戸新田獅子舞 女性みこし祭り(女性だけのみこしパレード。実施日8月第1土曜日) 関東神輿まつり(関東各県から3000名近いみこし愛好者が集まり市のみこし(約1.1トン)を中心にみこしパレード。実施日8月第1土曜日) 提灯竿もみまつり(江戸時代から続き、約20mの竹ざおの先に付けたちょうちんの火を消し合う勇壮な祭り。実施日12月第1土曜日) 桃祭り(古河総合公園に咲く2000本のハナモモの鑑桃会。実施日3月下旬から4月中旬) 古河歴史博物館(古河藩家老,鷹見泉石(たかみせんせき)の蘭学研究資料遺品。オランダから直輸入したストリートオルガンの音色、洋学資料を中心に展示。平成2年(1990)に開館。) 古河市郷土資料館(昭和41年(1966)に開館。民俗資料、古文書、考古資料) 鷹見泉石記念館(渡辺華山筆の「鷹見泉石像」で知られる古河藩家老の蘭学者の旧宅を復元展示) 篆刻美術館(てんこく。故生井子華の遺作品をはじめ,内外の有名篆刻家の作品を展示。大正9年(1920)築) ビジターズ・プラザ(スポーツ旅行村の中核施設の1つで,5階建てのスポーツと文化の交流施設) 古河スポーツ交流センター(温水プール,打たせ湯などが楽しめる,合宿系の宿泊施設) 古河文学館(1998年10月24日開館。古河歴史博物館の横に併設された古河ゆかりの作家(直木賞を受賞した永井路子氏、推理作家の小林久三氏)らの作品、肉筆原稿などの資料を展示) 旧飛田家住宅(国指定重要文化財) 旧中本家住宅 中田永代太々神楽 悪戸新田獅子舞 万葉の歌碑 長塚節の歌碑 若杉鳥子の歌碑 雪華模様の発祥の地(古河藩主土井利位(としつら)が刊行した「雪華図説」は雪の結晶を写したもので着物の柄などに使われた) 雀神社通りの桜並木(3月から4月) だいのくぼー(鳥喰(とりはみ)地区。小正月に新婚家庭で行われる行事) どんどんや(鳥喰地区。小正月の行事) 丑の念仏(鴻巣地区。実施日5月6月7月のうしの日) カンカン(念仏。鳥喰地区。春の彼岸前からうしの日に9回) 三本杉の大ムジナ(人間に悪さをしたあげく、人間になりたがるムジナをあんまが火消しの知恵を借りて退治する話) お菊卵塔(子守のお菊にまつわる悲話) 足洗い御殿のムジナ(古河公方の御殿に巣くっていたムジナを退治する話) タヌキと機関車(東北本線が開通したばかりの時に機関車に化けて人騒がせをしたタヌキの話) 小蓋宮の大ケヤキ(樹齢約600年夜間はライトアップされ、市のシンボル的存在) 八幡神社のオオイチョウ(寛永18年(1641)に植裁) 雀神社の大ケヤキ(夫婦ケヤキ。御神木。2本のケヤキが長い間に接着合体したもの) 【名産】洋傘(昔から洋傘作りが盛んで生産量も多い) 御家宝(ごかほう。菓子) 白玉(菓子) フナの甘露煮(フナを独特の方法で煮詰めたもの) 御慶事(ごけいじ。地酒) 奈良漬け ブドウ(高級品種レッドオリンピア) 【方言】だいぼろつぼろ(カタツムリ) よかんべ(よいだろう) あばさける(甘える) ちくらっぽ(うそ) すえろ(仲間に入れろ) --------------------- 【名称】古河歴史博物館 【住所】茨城県古河市中央町3−10−58 【電話】0280−22−5211 【交通】JR宇都宮線古河駅から徒歩10分 【開館】9:00〜17:00 【概要】洋学資料を中心に展示 平成2年(1990)に開館 鷹見泉石と洋学 古河の歴史 古河の文人たち ---------------------- 【名称】古河市郷土資料館 【住所】茨城県古河市幸町3−43 【電話】0280−31−3040 【交通】JR宇都宮線古河駅 【開館】9:00〜17:00 【概要】昭和41年(1966)に開館 民俗資料 古文書 考古資料 ---------------------- 【名称】鷹見泉石記念館 【住所】茨城県古河市中央町3ー11ー2 【電話】0280ー22ー5211 【交通】JR宇都宮線古河駅から徒歩10分 【開館】9:00〜17:00 【概要】渡辺華山筆の「鷹見泉石像」で知られる古河藩家老の蘭学者の旧宅を復元展示 --------------------- 【名称】篆刻美術館 【住所】茨城県古河市中央町2ー4ー18 【電話】0280ー22ー5611 【交通】JR宇都宮線古河駅から徒歩6分 【開館】9:00〜17:00 【概要】現代篆刻(てんこく)家の作品展示 ---------------------- 古河温泉(こが) 【泉質】ナトリウム−塩化物泉 【泉温】37度 【効能】神経痛 皮膚病 婦人病 痔 外傷 やけど 病後回復 胃腸病--------------- 旧猿島郡総和町のデータ ----------------- 茨城県猿島郡 【いわれ】「4か村のすべてが和して共同体となり,平和をめざした新しい村作りを村民の総意によって決めていこう」という願いをもって付けられた。 【シンボル】花(サルビア),木(モクセイ) 鳥(なし) 【日本一】木造の研修センター 【観光】 音の道(歩道に風鈴のモニュメントを設置し,歩道を歩く人たちに風鈴のモニュメントを親しんでもらう) 石の音(ネーブルパーク内の大地の広場の環境音) ネーブルパーク(リゾート施設。ネーブルとは「へそ」の意味。町の中心,関東平野のほぼ中央に位置することやへその緒でつながる母親と胎児との関係のように人々の触れ合いの場となるように名づけられた。樹齢100年を超える木々に囲まれ,自然の象徴の水,緑,花そして宿泊施設や子供用の遊び道具がたくさん用意されている) ユーセンター総和(モダンな造りのコミュニティ施設) 女沼のささら(実施日11月第2日曜日) 関戸の宝塔 熊沢蕃山の墓(陽明学者) 円満寺(大同4年(809)弘法大師が開山) 円満寺の五鈷鈴・三鈷杵 東光寺 鮭延寺 思案橋遺跡 【名産】完熟みやこカボチャ(1本に1〜2個しかならず中味はほくほくしていてとても美味しい) ブロッコリー--------------- 旧猿島郡三和町のデータ ----------------- 茨城県猿島郡 【いわれ】昭和30年,幸島村,八俣村,名崎村の3つの村が1つになり,お互いに協力し合いながらますます進展する村を作ろうということで三和村(みわむら)が誕生した。 その後人口の増加に伴い三和町(さんわまち)となる。 【シンボル】花(コスモス),木(ケヤキ) 鳥(なし) 【日本一】「ホオズキ市」のために出荷されるホオズキの量 鉄塔の数 【観光】 田園風景(ぼうぼうと広がる飯沼の稲田) 夕映えする鉄塔(夕空に浮かび上がる数々の鉄塔が幻想的) 「猿島茶」の茶畑(古くから特産物の茶) 五十塚の丘からの眺望(見渡す筑波の山並みと野菜畑) 街道筋の古い町並み(古くから宿場街として栄え,豪壮な構えを見せる造り酒屋やしょうゆ倉) ふるさとの森(森林散策路,沼,芝生広場などにより構成。自然を大切に残している) 五十塚古墳(かつてこの地に勢力をもった土豪の墓) 永光寺(大同2年(807)創建の寺で、3000株の牡丹園が4月下旬から花開く。) 三和祇園祭り(みこしと三和祇園囃子が繰り出す夏祭り。実施日7月上旬) ふるさとの森の鳥や虫の鳴き声 手作りの「手吹きガラス」の音風景 町民体育祭(地域のつながりや触れ合いを目的に。実施日10月10日) 子ども祭り(たこ作りやわら細工体験、模擬店など。実施日4月29日) 健康祭り(実施日12月上旬) 全国三和サミット(全国の三和の名を有する町村が集合して交流を図る。実施日7月上旬) 向龍寺(応安4年(1371)に建立された古刹。室町時代作の木造阿弥陀如来座像は町指定有形文化財) 天満社(弘安年間(1278〜1288)に創建された菅原道真を祀る古社) 仲山観世音 大和田鷲神社の磐戸神楽(裏節句に磐戸神楽を奉納,古代絵巻の世界が味わえる。実施日4月4日) イチイガシ(県内では筑波山にわずかに見られるだけというこの地方では珍しい貴重な植物である) 東漸寺のボダイジュ(この木は樹齢500〜600年と言われ,成長の遅いボダイジュとしては数少ない大木である) 【名産】ハクサイ 茶(猿島茶) 酒(昔かたぎの製法での地酒は口当たりがよい) しょうゆ(手作り) かんぴょう ガラス製品 |