茨城県 【トピック】2006/02/20 土浦市と新治郡新治村(にいはり)が合併 ------------ 旧土浦市のデータ ---------- 【いわれ】最も有力視されているのは,地形から考えられたもので,浦すなわち波静かな入り海に,桜川が運んだ土砂が堆積して出来たからと言うものである。ほかにも2つの説がある。 【シンボル】花(桜),木(ポプラ),鳥(ヨシキリ) 【日本一】全国花火競技大会(出場者数,質,内容の充実) レンコンの生産量(9700トン/年) 水質浄化設備を備えたオランダ型風車塔 【観光】 ヨットや帆引き船が浮かぶ霞ヶ浦と土浦港 霞ヶ浦の遊覧船(ホワイトアイリス号) 桜が咲き誇る新川(桜川堤塘など市内に点在する桜の名所) 緑に包まれた土浦城祉 亀城公園(亀城とは土浦城の別名。現在は本丸と二の丸のみを残すのみ) ビッグルーフミニSL遊園(鉄道公園) 市街地空間を抜ける土浦ニューウェーと高架橋沿いのモール街 般若寺の銅鐘(鎌倉の大仏の作者の手によって作られた) 霞ヶ浦総合公園(湖岸に隣接した多機能公園。風車塔(展望台),水郷ジャンボプール、アスレチック施設、お祭り広場、テニスコートもあり休日には訪れる人が多い) 霞ヶ浦(面積220u、周囲252km、最深約7m、平均水深約4mの日本第2の広さ,波静かな湖面と緑豊かな湖畔) 歴史的施設(歴史の面影が市内のそこかしこに残る) 上高津貝塚(国指定重要文化財) 土浦キララ祭り(中心商店街での七夕飾りと霞ヶ浦湖畔での行事を中心とした市民総参加の夏祭り。実施日7月下旬から8月上旬) 全国花火競技大会(日本3大花火大会の1つで全国から寄り集まった花火師たちの新作コレクションを競う。実施日10月第1土曜日) 土浦祇園祭(江戸時代から続く八坂神社の祭礼。三百貫みこしや当番町内の出庫、獅子が市内を練り歩く。実施日7月下旬) 土浦桜祭り(亀城公園を中心に各種行事。市内随所に植樹された満開の桜を楽しむ。実施日4月上旬) 霞ヶ浦マラソン(湖畔を走るフルマラソン。実施日1月中旬から下旬) どんど焼き(正月のしめ飾りや門松を集め、高く積み上げ燃やす。この煙にあたり焼いた餅を食べるとその年は無病。実施日1月14日または15日) 虫送り(村から害虫を追い出すために子どもたちが竹棒の先に俵ぼっちを付けてたんぼ道を歩き回る。実施日7月24日) じゃかもこじゃん(鷲の宮神社の境内で行われる祭りで、ここで売られるおでんを食べると一年中風邪を引かない。実施日2月15日) 的ぶち(弓神事の1つで神前でウツギの弓矢で的を射て豊作の豊凶を占う。実施日10月10日) 鹿島八坂神社(延喜元年(901)創建の古寺) 矢口家住宅(天保12年(1841)築の町屋建築) 旧茨城県立土浦中学校本館(明治37年(1904)築の木造洋風の校舎で三角形の屋根が特徴。国指定重要文化財) 中央1丁目の旧街道(土蔵作りの店舗や古い店舗が並ぶ) 真鍋町の旧街道(昔をしのぶ家並み) 真鍋の桜(樹齢約90年,5株) 亀城のシイ(樹齢約500年,幹囲7m,樹高16m) 富岡家住宅(元禄年間(1688〜1704)の庄屋建築) 等覚寺(関東地方最古の梵鐘は常陸三古鐘の1つで国指定重要文化財。寺は真言宗大谷派の古寺) 稲荷山のベニザクラ(2本の幹の地上1mぐらいのところから4本に分岐している) 下高津のコブシ(幹囲2.1m,樹高25m) 常福寺のイチョウ(樹齢400年前後) 乙戸沼公園 乙戸鹿島神社(大蛇を連想させる注連縄をもつ鳥居) 土浦市立博物館(土浦の歴史的資料を収集,保管,展示。外観は城を現代風にアレンジしたもの) 全国花火競技大会のスターマイン(連射連発)の音風景 湖畔のあし原に生息するヨシキリのさえじり 湖を行く帆引き船の水音 関流砲術・大筒の音風景(土浦に伝わる大口径火縄銃の音) 土浦小学校校歌(野口雨情作詞) 高田保句碑(ぶらりひょうたんの作者。亀岡公園内) むらさき発祥の地(醤油を指していう言葉で、土浦で造られたしょうゆの銘柄に紫峰(筑波山)と付けたところから言われるようになった) 若水をくむ風習(元旦、井戸にしめ縄を張り米ともちを供えて水を汲む) おひまちの風習(講の1種で太陽の祭り、むらの新年会的性質) かっぱの手(佐野子の満蔵寺にある「かっぱの手」はその箱を開くと大雨が降り続いて大洪水になると言われている。昔、いたずらなかっぱが悪さをして字八という村人に川に放り込まれた。それからかっぱは出なくなった) だらだら坊と桜川(大昔、天を突くような大男が住んでおり全国を駆けずり回り疲れると筑波山に腰を下ろして霞ヶ浦と北浦に両足を浸し、小便を太平洋に向けてした。その為、腰の重みで双峰の筑波山となり小便の跡が桜川になった) 【名産】レンコン 花き栽培(グラジオラスは銘柄産地指定) ワカサギ(民謡にも歌われるなど霞ヶ浦での漁は有名,土浦小唄) しょうゆ(紫峰。しょうゆを指して「むらさき」と言うが土浦で造られたしょうゆの銘柄から言われる) かすみ人形(霞ヶ浦のタニシを材料にした手作り人形) つくだ煮(霞ヶ浦名産のワカサギ,カワエビ,フナなど) 【方言】ごじゃっぺ(分からず屋、いい加減な奴) いじやける(じれったい、いらいらする) あおなじみ(青あざ) おだあげる(騒いで気勢を上げる) ちくらっぽ(うそつき、でたらめ) ---------------------- 【名称】土浦市立博物館 【住所】茨城県土浦市中央1−15−18 【電話】0298−24−2928 【交通】JR常磐線土浦駅から徒歩15分 【開館】9:00〜16:30 【概要】昭和50年(1975)に開館 土浦の原始・古代から通史的に展示 土浦の民俗資料紹介 ---------------------- 土浦温泉(つちうら) 【泉質】単純炭酸鉄泉 【泉温】20度 【効能】神経痛------------ 旧新治郡新治村(にいはり)のデータ ---------- 茨城県新治郡 【いわれ】合併には紆余曲折が伴うことが当然で,先に2村が合併し,その後1村を含めた3村合併が正式に決定し,「新しく治まる村」との意味で定められた。 【シンボル】花(菊),木(ケヤキ),鳥(ウグイス) 【日本一】唐傘万灯(直径,高さ5mの唐傘の形をした仕掛け花火) 【観光】 朝日峠展望公園からの夜景 桜川から見た筑波山 流鏑馬祭り(日枝神社に伝わるやぶさめで村の桜祭りと合わせて行われる。日本三大山王やぶさめ。実施日4月第1日曜日) 田宮ばやし 土俵祭り(八幡神社の奉納相撲。実施日9月第1日曜日) 村祭り(農林ふれあい祭、商工感謝市、健康祭り、芸術祭、菊花展など。実施日11月上旬) 子どもフェスティバル(村内の子どもたちが一堂に会していろんなイベントにチャレンジして楽しい1日を過ごす。実施日10月10日) からかさ万灯(唐傘。直径5m高さ5mの唐傘の形をした仕掛け花火。国選択無形民俗文化財。実施日8月15日) 竜ヶ峰の桜並木 桜祭り(竜ヶ峰を中心に4000本の桜が咲き誇り多彩な催し物が繰り広げられる。実施日4月上旬から中旬) 桜並木とヤマザクラ(1000本の桜並木と200種3000本のヤマザクラが咲き誇る) 向上庵のシダレザクラ 東城寺の鐘 清滝寺の鐘 藤原藤房卿遺跡 藤沢城跡 東城寺経塚群(日本三大経塚) 清滝寺(大同2年(807)開山の古刹。坂東26番札所 前野家住宅 ゆうもあ村(文化人や芸能人を会員とする「ゆうもあくらぶ」が音頭をとり,都会人のために憩いのふるさと作りを目指した自然休暇村である。 広さ10万u。年間60万人以上の観光客が訪れハイキング,アスレチックから忍者屋敷,かやぶき本陣,博物館迷路などを楽しむとができる) ゆうもあ博物館(民具をはじめ文化人,芸能人の絵画を展示。昭和41年(1966)に開館) 武者塚古墳覆屋(古墳の石室を保存するとともに一般公開するために建設された校倉作り風の覆屋) 小野小町の里(五輪塔の小町の墓をはじめゆかりの史跡が多数ある) 神宮寺のサルスベリ 池の台の町並み(藤沢城内の新宿と呼ばれていたところ) 法雲寺(文和3年(1354)創建の寺で、茅葺き屋根の山門) 高岡根の町並み(法雲寺の開山市の開かれたところ) 小町ふれあい広場(平安の歌人で絶世の美女とうたわれた小野小町伝説の残る村に,「小町の館」,小町庵,そば打ち体験工房,直径7mの水車小屋など小町に関する様々な施設がある) 【名産】梨(幸水,豊水を中心とした観光果樹が楽しめる) 手作りみそ 毛皮製品(原皮を加工し,コートや襟巻きなどを製造) コシヒカリ(筑波米として,すし米として利用) よもぎもち(春の味覚として) 梅,くりどら焼き 忍者料理(本村北部山麓一帯に隠れていた楠木流忍者の料理を再現した物) 【方言】あくどい(濃すぎる) いぎれる(むんむんと暑いこと) いしこい(良くない) ぐれる(迷う) しっかり(たくさん) ------------------- 【名称】ゆうもあ博物館 【住所】茨城県新治郡新治村東城寺503 【電話】0298ー62ー3711 【交通】 【開館】9:00〜17:30(冬季は16:30) 【概要】昭和41年(1966)に開館 |