群馬県甘楽郡
【シンボル】花(アカヤシオ),木(杉) 鳥(ウグイス)
【日本一】きれいな水,澄んだ空気
     自然
     大日向火とぼし(燃えるワラ束を長さ3mの縄につけ,ぐるぐる振り回す。実施日:8月14,15日。この行事の起源は戦国時代に遡る。武田信玄の上州攻めの時に農民たちがたいまつを灯して多数の武田勢に見せかけたのを伝えると言われている。今も安養寺境内に立てる高灯ろうには荒縄で作った武田菱を付ける。この寺と向かいの火とぼし山と河原が舞台。 笛と太鼓がとどろく中,大松明を担いだ子どもたちが山に登り火を付けて下る。大日向橋の上で縄にくくりつけた直径数pのワラ束に点火し,振り回す。)
     といし採掘露天掘りの跡
   
【観光】
    黒滝山不動寺からの眺望(標高870m,老い杉の茂る険しい山中にある黄檗宗の名刹)
    不動尊春季例大祭
    灯籠流し
    火とぼし(大日向。麦わらの束に火を付け、橋の上で振り回す勇壮な火祭りで、夏の夜を彩る。戦国時代からのものと言われ一説には武田信玄勢が上州に攻め入った際に、圧政を強いていた領主に反抗して武田勢を助け、領主軍を破った。その時の喜びを火祭りの形で今に伝えたという。実施日8月14日から15日)
    立岩からの眺望
    南牧村自然公園キャンプ場からの眺望(妙義荒船佐久高原国定公園内。水洗トイレや寝具付きのキャンプ場)
    南牧川の清流のせせらぎ(大千原周辺)
    黒滝山のコノハズクの鳴き声
    黒滝山の大杉(根元周囲約11m樹高約40m)
    三段の滝(落差50mを三段に分けて流れ落ちる)
    線ケ滝の滝の音(落差40m、一筋の線のよう流れ落ちる)
    慈眼寺の鐘
    山の美術館(磐戸小学校塩沢分校跡地に建てられたもので村内を描いた川田一氏の作品を中心に展示)
    ふるさと公園
    山村風景(800〜1200mの山々に囲まれ耕地には1枚の田もない)
    御荷鉾スーパー林道
    ふるさと祭り(盆踊り大会。実施日8月14日)
    桧沢神社神楽
    底瀬獅子舞
    どんど焼き(1月14日)
    アカヤシオ開花(村内の山の岩場に自生。ヒトツバナともいう)
    星尾の鉱泉と木ノ葉石(石の上に落ちた木の葉が鉱泉の成分により石に形を移したもの)
    大上の大竹林(重税逃れに知恵を絞っていた農民達は代官所が蚕を飼う、こがこの枚数に課税してきたため、大上の大竹林の中に、こがこを隠したという)
    タヌキの書き付け(昔、坊さんに化けた狸がたく鉢をして歩いたところ、村人達から「本物の坊さんなら字を書いてみよ」と言われたが、その場で筆で紙にすらすら書いてみせた。その書き付けが今も残っている)
    蛇身仏(昔、ある大地主が諏訪神社が自分の家に背を向けていると怒って、社殿の向きを変えたところ、凶事が重なり一人娘の体内に蛇が入って、娘を殺してしまった。今、全身に蛇を巻き付けた石仏がある)
    六車の荷つけ石(甲斐の武田信玄が攻め入ったとき、兵糧を積んだ荷車が道端に突き当たって6つに割れてしまった。それからこの村を六車と呼ぶようになった)
   
【名産】またたび湯のもと(入浴剤)
    おきりこみ(うどんを幅広く切り,ダイコン,シイタケ,ニンジンなどと煮込む。どろっとした汁が特徴)
    おつみっこ(小麦粉を水で溶いた物の中に野菜類,芋類を刻んで混ぜ,スプーンですくって湯の中に入れて作る)
    ゆべし(小麦粉とクルミやユズの皮を刻んだ物を一緒にして溶き,黒砂糖などで味付けして竹皮にくるんで蒸す一種の郷土菓子)
【方言】いいあんべえ(いい調子)
    うるぬく(間引き)
    おつくべ(正座)
    せっこうがいい(よく働く)
    たまげる(驚く)
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【名称】南牧村山の美術館
【住所】群馬県甘楽郡南牧村大字大塩沢85
【電話】0274ー87ー3074
【交通】上信電鉄下仁田駅から雨沢行きバスで小沢橋下車,徒歩20分
【開館】10:00〜16:00
【概要】川田一氏の作品を中心に展示
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