群馬県 【トピック】2006/03/27 勢多郡東村(あずま)、新田郡笠懸町(かさかけ)、山田郡大間々町(おおまま)が合併して誕生 ----------- 旧勢多郡東村(あずま)のデータ --------------- 【いわれ】赤城山の東というところからか、 詳細は不明。 【シンボル】花(菊、シャクナゲ) 木(杉)、鳥(キジ) 【観光】 草木湖(草木ダム) 草木トンネル(わたらせ渓谷鉄道の5242mのトンネル) 第一渡良瀬川橋梁(昭和48年に開通した草木ダムに架かる鉄橋) 童謡ふるさと館(童謡の父として知られる石原和三郎氏にちなんで作られた400人収容できる多目的ホール。オルガン,オルゴールの展示、童話資料展示や影絵劇場などがある音楽の殿堂) 寝釈迦石像(袈裟丸山中腹の巨大な御影石に刻まれている。) 小中の大滝 賽の河原(袈裟丸山の中腹にある大小の石ばかりが転がっている様子がその所以) 草木湖まつり(実施日8月15日) 草木湖マラソン大会 石造五重塔 相輪塔(高さ18m、幅3mの自然石) 東村立富弘美術館(手足の自由を失った星野富弘氏の作品を展示、日本の近代美術品を展示。平成3年(1991)に開館) 星野富弘(地元出身の詩画家。昭和21年生まれ。群馬大学教育学部保健体育科を卒業して中学校の体育教師として赴任したが、クラブ活動の指導中に怪我をして手足の自由を失う。昭和56年「愛、深き渕より」を出版。この前後より口に筆をくわえて文学や花の水彩画を描き続け清純な童画風の詩画が全国各地で評判を博す) 標高差の激しい村(海抜285m〜1878m) 石原和三郎歌碑 相葉有流記念句碑 干し柿の吊り風景 【名産】焼石板 やまんちうどん 乾燥芋 干しがき 草木漬け --------------------- 【名称】童謡ふるさと館 【住所】群馬県勢多郡東村座間367ー1 【電話】0277ー97ー3008 【交通】わたらせ渓谷鉄道神戸駅から徒歩30分 【開館】9:00〜17:00 【概要】石原和三郎氏の自筆原稿の童謡関係資料 オルガン,オルゴールの展示 ---------------------- 【名称】富弘美術館 【住所】群馬県勢多郡東村草木86 【電話】0277ー95ー6333 【交通】わたらせ渓谷鉄道神戸駅からバス 【開館】9:00〜17:00 【概要】星野富弘の作品を中心に展示 平成3年(1991)に開館 日本の近代美術品を展示----------- 旧新田郡笠懸町(かさかけ)のデータ --------------- 群馬県新田郡 【いわれ】鎌倉時代に源頼朝が新田荘の新田義重を訪れ,この地で騎射を催した際,風に飛ぶかさを射ったにの感銘して「笠懸」の武技を興した伝承に由来する,笠懸野という古い地名から採られている。 【シンボル】花(ツツジ),木(アカマツ) 鳥(なし),シンボルの花(カタクリ) 【日本一】昭和24年の発掘で日本史に旧石器時代を立証した岩宿遺跡 町村単位でのパチンコの店舗数(町内に11店) 【観光】 岩宿遺跡周辺(緑と木立と鹿の川沼土手野桜並木) 桐生競艇モーターボートと阿佐美沼公園 岩宿遺跡地層観察ドーム・資料館(岩宿遺跡は昭和21年に我が国で最初に発見された旧石器時代の遺跡である。国指定史跡) 笠懸の武技(源頼朝が的にかさを掛け,走る馬上からかさを射させて武士に弓馬の鍛錬をさせた) 天神山古墳群 阿佐美縄文文化住居跡(昭和29年に約3500年前の縄文時代後期の住居跡が発見) 馬見岡凝灰岩露頭地 チハヤ養護園のカヤの木 火鉢博物館(各種火鉢、銅壺,煙草盆,炬燵,火消し壺などの展示) 笠懸野岩宿文化資料館(平成4年(1992)に開館。3万年の鼓動が聞こえ始める岩宿遺跡関連の資料(石器づくりの工程)) 秋葉神社祭(ひょっとこ、おかめなどの面と衣装を着けた横町太々神楽が呼び物の祭り。実施日4月第1土日曜日と10月第3土日曜日) 四天王祭(阿左美字下地区と久宮地区の祭り。疫病除けの四天王像を入れたみこしを担ぎ回る。実施日7月下旬) 薬師祭(西鹿田字中島地区の祭り。疫病除けを祈願するため薬師堂で奉納祭を行う。実施日11月12日) 田畑や屋敷周りに干し場を設け、大根干しが始まる風景(12月) 岡登用水緑地公園 鹿田山のお化け桜(鹿田山に夫のいない貧しい母子がいた。何かにつけて村人からいじめられ、大事なわずかな食糧のアズキを取られ、井戸に身を投げた。後にその井戸のそばの桜の木の下に夜ごと女のすすり泣きと「アズキ食うか、人食おうか」とお化けが出たという) 山際の名づけ地蔵(夢枕で地蔵が「みけんに傷を負っている、まつってくれれば子どもを丈夫に育てよう」と言った。翌朝、家の外にみけんの欠けた石地蔵があったので、お堂にまつった。以後子どもが産まれると命名札を地蔵に上げ丈夫に育つように祈ったという) 【名産】岩宿遺跡サブレー(石器を形取った洋菓子) 地酒(かさかけ野,あかがね街道,風街道など) ミニトマト(水耕栽培で群馬県ブランド産地として出荷) 干し大根(歴史と伝統ある冬の特産物。首都圏近郊の60%のシェア) ----------------------------------------------------------- 【名称】笠懸野岩宿文化資料館 【住所】群馬県新田郡笠懸町大字阿佐美1790ー1 【電話】0277ー76ー1701 【交通】JR両毛線岩宿駅から徒歩15分 【開館】9:00〜17:00 【概要】平成4年(1992)に開館 岩宿遺跡の資料(石器づくりの工程) 考古資料 民俗資料 古文書の展示 ------------------- 【名称】火鉢博物館 【住所】群馬県新田郡笠懸町大字鹿380 【電話】0277ー76ー3600 【交通】JR両毛線岩宿駅から徒歩15分 【開館】9:30〜17:00 【概要】各種火鉢 銅壺,煙草盆,炬燵,火消し壺などの展示----------- 旧山田郡大間々町(おおまま)のデータ --------------- 群馬県山田郡 【いわれ】大間々の「まま」とは切り立った傾斜地,がけのことである。渡良瀬川の河岸段丘に広がった町が,坂や切り通し,峠などで結ばれていることから。 【シンボル】花(サクラソウ),木(カシワ) 鳥(なし) 【日本一】貴船神社の元日の初もうで客(14万人,群馬県一) 【観光】 高津戸峡と高津戸橋(関東の耶馬渓と称され,四季折々の美しい渓谷) 要害山城跡山頂から見る大間々町全景(高津戸城の跡があり眺めが素晴らしい) 小平の里(地元の伝承に基づいて100年の眠りから覚めた小平鍾乳洞を中心とし,湿性植物園,野口水車保存館,陶芸館(狸穴),親水公園,キャンプ場など総合的に整備された町民の憩いの場) 貴船神社(開運福徳,交通安全の守護神として信仰) はねたき橋(高津戸渓谷にかかる歩行者専用の,長さ57.3m,幅2.2mの吊り橋) 岩穴観音(自然洞窟に観音の石仏を安置) コノドント館(大間々町歴史民俗館。コノドントとは1mm以下の生物の化石で自然展示や歴史,民俗展示を行っている。昭和63年(1988)に開館) 深沢の角地蔵(何かの理由で頭部が彫られず,4角形のままの地蔵。毎月24日が縁日) 小平の大杉(樹齢1000年の大杉) 小平の鍾乳洞(洞内の深さ93m,地元の伝説に基づいて探索したところ昭和58年に発見された) 大間々町の町並み(足尾銅山への宿場町の面影が残る) 深沢宿(上神海。旧あかがね街道の宿場町) 渓谷鉄道(JR足尾線を引き継いで平成元年3月に開通、沿線の自然に恵まれた渓谷美が素晴らしい。トロッコ列車も季節により運行) 関東菊花大会(ながめ公園に数々の菊の花が陳列。実施日10月下旬から11月下旬) 観光物産祭り(ながめ公園で。物産品の販売や展示。実施日11月第1土日曜日) 渡良瀬マラソン大会(実施日1月第1日曜日) 渡良瀬渓谷駅伝大会(実施日1月第2日曜日) 大間々祭り(いっってんべえーおぎょん大間々祭り。約370年の歴史を持つ大間々祇園を大間々祭りと改称。実施日8月1日から3日) 桐原郷蔵(飢饉に備えた貯蔵庫) 虚空蔵菩薩像(南北朝期) 穴原薬師堂(仁王、十六羅漢、その他の仏像) 庚申塔(古さで北関東で第2番目) 松尾芭蕉句碑(貞享3年) 渡良瀬川のあゆ釣り(7月から8月) 瀬戸ヶ原のりんご園(10月) 石尊権現祭り(神梅地区) 伊勢転がし(問答に勝って伊勢神宮の御神体を町内塩原地区に持ってくるという話) 道玄の娘(17の年に赤城山に登った娘が沼に入ったまま出てこない、実は大蛇の生まれ変わりだったという話) 鬼ばば伝説(小平の奥に山うばが隠れ住んでいて子どもを喰ったと言われる伝説で、大荷場(おおにんば)という地名が残る) かっぱの昇天(かっぱが龍のしっぽにかじりついて天を目指したが、あまりの高さに驚き口を離してしまって渕に落ちたという話) 【名産】生しいたけ 清酒 しょうゆ ミンクの毛皮 ナガニンジン うどん 【方言】こわい(疲れていること) かまぎっちょ(カマキリ) のこずり(のこぎり) とうみぎ(トウモロコシ) でい(奥座敷) ------------------ 【名称】大間々町歴史民俗館・コノドント館 【住所】群馬県山田郡大間々町大字大間々1030 【電話】0277ー73ー4123 【交通】わたらせ渓谷鉄道大間々駅から徒歩5分 【開館】9:00〜17:00 【概要】昭和63年(1988)に開館 微化石コノドント 銅山関係資料 大間々の自然と歴史を紹介 つるべ井戸 水車模型の展示 |