群馬県
【トピック】2006/03/18 安中市と碓氷郡松井田町が合併

----------- 旧安中市のデータ ------------
【いわれ】古くは「東山道」の交通の要衝として「野後の郷」と呼ばれていたが、永禄2年、原市榎下城の城主安中正政がこの地に築城して「安中」と改めたことに始まる。
【シンボル】花(梅)、木(杉)、鳥(なし)
【日本一】養蚕日本一
【観光】
    磯部温泉(泉質は食塩アルカリ性炭酸泉。胃腸の霊泉として神経痛やリウマチに効能)
    磯部温泉祭り(花火大会、盆踊り、子ども神輿、灯ろう流しなど。実施日8月14日から16日)
    磯部公園(市民公園で詩人たちの詩碑や恐妻碑(恐妻とは愛妻のいわれなり)などがある)
    磯部やな(碓氷川に設けたやなでアユが捕獲される。6月末)
    磯部温室バラ園(約300種、3万本のバラが咲き誇る。電話027-385-3308)
    みどりの動物園(シンパク、ツゲ、ツツジなど緑の植裁で作った鶴、亀、パンダ、象などの動物たちが出迎えてくれる)
    日本最古の温泉記号(万治4年の絵図に記載)発祥の地(磯部温泉)
    秋間梅林(秋間川上流の山間50万uの広さのなかに35000本の紅白梅がある。)
    秋間梅林祭り(モデル撮影会、梅の種飛ばしなど。実施日2月下旬から3月中旬)
    白、桃色、紅色のようえんな梅の花模様に埋め尽くされる秋間梅林
    雄大な浅間山や上毛三山の風景
    海雲寺(招き猫の寺と言われる)
    長岩からの碓氷峠、妙義山、秩父の山々を望む山水画の世界
    杉並木(国指定天然記念物。江戸より30里目の杉並木で樹齢400年の巨杉が16本残存している)
    江戸より15番目の宿安中宿の町並み
    和合の鐘(竜昌寺に108の梵鐘が並んでおり「過去、現在、未来」と3回叩くと開運すると言われる)
    郷原(ごうばら)地区の中山道筋農家の町並み
    新島襄の旧宅(キリスト教精神を上州に開花させた旧宅を保存、展示。遺品なども紹介)
    安中菊花大会
    龍昌寺節分祭り(実施日2月3日)
    鷺宮咲前神社の大祭(実施日4月1日)
    自性寺焼・陶芸村(自性寺焼体験も出来る)
    中宿燈籠人形(小さなカンテラを人形の胴に入れて発光させる伝統工芸品。国指定重要無形文化財)
    安政の遠足(碓氷の熊野権現までの約7里(29.17km)を走るマラソンで、手作りの鎧や股旅姿で走ることで有名。実施日5月第2日曜日)
    妙義山紅葉祭
    赤穂義士祭り(片岡源五右衛門の忠僕だった秋間生まれの元助が弔いを終えてから岩戸山の崖下に47士の霊を慰めた。実施日3月25日)
    赤穂浪士四十七士石像(東上秋間の岩戸山の岩壁下窪みに47体の石像が並んで建立されている)
    海牛の肩甲骨化石(約900万年前)を発掘
    秋間民俗資料館(農業、乗り物、養蚕、日常生活、祭りなどに分類して展示)
    すみれの里考古資料館(発掘された縄文時代の土器や石斧など出土品約8000点を展示)
    安中中宿糸操灯籠人形(国指定無形民俗文化財)
    碓氷社(今も残る製糸工場の建物)
    松岸寺五輪塔
    日本マラソン発祥の地(安政2年(1885)安中城下から碓氷峠の熊野神社まで)
    私立図書館発祥の地(明治5年湯浅治郎が設立)
    チャンコロリン石(夜な夜な「チャンコロリン」といって町中を丸い石が転がり回る。町民は住職にくぎ打ちを頼んだ。その石というのが大泉寺に残っている)
    お八重ヶ淵(お八重は無実の罪で大きなかめの中で蛇責めにされた。無実ならばゴマの花を逆さに咲かせるといって死んだ。これは無実であったという。安中城中での悲話)
【名産】磯部せんべい(温泉を使って焼き上げた風味豊かなせんべい)
    秋間の漬け梅(ほかに梅酒用の白加賀種もある)
----------- 旧碓氷郡松井田町のデータ ------------
群馬県碓氷郡
【いわれ】老い松の傍らに井戸があり,ここからわき出る清水が耕田で注いでいたのが「松井田」の由来とされている(不動寺の古文書にある)
【シンボル】花(梅),木(松),鳥(オシドリ)
   
【日本一】小根山森林公園野鳥の森(鳥獣資料館のはく製の数)
     幹線鉄道としての急勾配(信越本線横川〜軽井沢間 66.7%パーミル)
     めがね橋(れんが造りアーチ式橋として日本最大)
     かまめしの生産量
     ベントナイトの生産量
【観光】
    長野県境からの碓氷峠の眺望
    裏妙義(妙義湖に映る裏妙義)
    妙義湖(ボート遊び,鯉釣り,ルアー釣りが楽しめる)
    妙義山(日本3大奇勝の1つ。中国の黄山に比肩しえる名勝。国指定名勝)
    丁須の頭(登山で名高い奇岩でラクダの首のような「丁」の字にも似ていることから命名))
    秘境霧積温泉(古びた水車の音が響く。霧積川の上流にある湯)
    勿石(はねいし)山からの坂本宿の全景
    めがね橋(日本で初めて導入されたアプト式時代の橋で碓氷峠に雄大な姿を残す)
    木馬瀬(ちませ)のフクジュソウ(黄金色の小さな丘には,秘められた伝説がある。2月)
    横川・五料の梅林(3月)
    史跡五料茶屋本陣「お西」(参勤交代などで通行する大名や公家などが休憩した江戸時代の茶屋本陣を復元した)
    横川の茶屋本陣(横川の名主の務めた武井家で県指定史跡)
    五料茶屋本陣「お東」(五料代々の名主を務めた旧家、中島家のもので参勤交代時に休息所として本陣には「お西」と「お東」があった茶屋本陣を復元)
    不動寺の仁王門
    不動寺石塔婆(3基)
    不動寺木彫不動明王
    松井田八幡宮本殿
    熊野神社の古鐘(群馬県と長野県の県境に鎮座。鎌倉時代の建立で「古鐘」は県指定重要文化財)
    名爆麻苧の滝(あさおのたき。落差40mのこの滝は麻の簾を垂らしたように流れ落ちる)
    仙ヶ滝(松井田城の城主の娘が身を投じた伝説がある)
    妙義山麓美術館
    丸山変電所(碓氷峠を電化する際に建設された変電所)
    碓氷関所跡(元和9年(1623)徳川幕府により設置。箱根関所と共に四大関所と言われる)
    碓氷峠鉄道施設(旧碓氷峠。国指定重要文化財)
    碓氷峠修路の碑(難所碓氷峠の交通史上貴重な碑)
    碓日嶺鉄道碑(鉄道建設記念碑)
    碓氷峠鉄道文化むら(横川駅に隣接したテーマパーク)
    碓氷湖周辺には遊歩道が整備され家族連れで自然と水辺が楽しめる
    小根山森林公園野鳥の森(国産樹木と43種類の外国産の樹木が植樹。森林浴を楽しむことが出来る)
    小根山森林公園野鳥の森鳥獣資料館(日本一の剥製の数を誇る)
    安政遠足マラソン(野武士、飛脚、忍者などの様々な趣向を凝らした姿で健脚を競う。実施日5月第2日曜日)
    マスのつかみ取り(実施日9月)
    碓氷関所祭り(実施日5月第2日曜日)
    松井田ふるさと祭り(実施日10月中旬)
    万葉歌碑(旧碓氷峠見晴台、碓氷峠バイパス頂上)
    松尾芭蕉句碑
    一つ家の碑(数字ばかり並べた珍しい歌碑。八万三千八三六九三三四四一八二四五十二四六百々四億四百(山道は寒く淋しし一つ家に夜毎に白く百夜おく霜)弁慶が詠んだとか江戸時代初期の歌舞伎役者市川団十郎が詠んだとも言われる)
    磯貝雲峰の碑(詩人)
    松井田七夕祭り(8月)
    道陸神の火事見舞い(入牧地区。ぼたもちを作って道祖神に供えたり、ぼたもちを道祖神の顔に塗りつけたりして家族の無病息災を祈る)
    夜泣き地蔵尊(五料の丸山坂を通りかかった馬子が、傾いた荷物を直そうと地蔵の頭を馬に付けて、武州深谷宿まで運んでしまったところ、地蔵の頭が「五料恋しや」と泣いたという。地蔵の頭は奇特な老人により送り返され供養されたという)
    百合若大臣射抜きの穴(百合若大臣は弓の名人であり、中木山の1峰を射抜き大きな穴をあけた。この穴は夜空の星のように見えることから星穴と呼ばれ、中木山は星穴岳と呼ばれるようになった)
    細野のヒガンザクラ
    中木のサザンカ
    五郎の大杉
    七色モミジ
【名産】こんにゃく
    梅
    かまめし(かまめし弁当の発祥の地)
    シイタケ
    マイタケ
    力もち(昔碓氷峠を通行する旅人が食べた)
    わさび漬け
    みそまんじゅう
    焼きもち